さっぽろ市営バス情報館トップページ＞札幌市営バス路線データファイル＞(北73)新琴似２条線

この路線は、地下鉄南北線北24条駅前と新川営業所前までを結ぶ地下鉄駅短絡バスとして運行されました。
路線は、かつては農村だった新琴似２条付近の住宅地整備が進むにつれて路線を延長、発展していきました。
沿線を巡りますと、住宅地整備から30年が経過し、建て替えられた住戸も多くなってきました。しかし、
まだまだ、寒冷地標準仕様という名にふさわしい三角屋根でブロック造の住戸が少なからず見受けられます。

現在でも、市内有数の運行便数を誇っている同線ですが、その便数の多さは当時から多めで、北24条駅前と
新琴似を結ぶ便だけでなく、便数は多くはないものの片方向で新琴似から元町団地へ向かう便も設定されて
いたほどです。沿線の札幌北高校の下校時間にも対応したダイヤ設定であり、元町方面に住まいのある生徒
の帰宅には、乗り換えなしで移動できますので、重宝したことでしょう。

この路線の大きな転機は２度あり、一度目は、平成２年の新川ターミナル(旧「１番第５横線」）の開業、２度目
は平成10年の市営バス新川営業所（旧：北光営業所）の開所でした。新川ターミナル開業後は、全てが同ターミナ
ル発着となり、日中でも高密度な運行がされていましたが、新川営業所開所後は、新川営業所前と新川ターミナル
発着便の２系統となり、ラッシュ時間帯や日中は若干便数が減少したものの、早朝の北24条駅前行、夜間の新川営
業所前行は増便され、大変便利になりました。
★参考資料

(上)かつての終点「新琴似２条10」停留所付近は今も個性あふれる商店が軒を連ねます
(下)新川営業所前発のバスも新川ターミナルに乗り入れていました
(記載内容は平成18年７月現在、上画像は平成16年３月、下画像は平成15年11月撮影)

★参考リンク
各駅停車様の「各駅倉庫」所蔵の
該当路線時刻表画像ページへジャンプします。
昭和47年11月15日改正
昭和48年５月１日改正
昭和48年11月10日改正
昭和49年５月１日改正
昭和50年５月改正
昭和50年８月改正　　【平日】　【日・祝日】
昭和50年12月20日改正
昭和51年６月10日改正
昭和51年12月改正
昭和52年５月改正
昭和53年３月16日改正　【平日】　【日・祝日】

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