5世紀につくられたとされるこの関所は、「白河の関」、「念珠ヶ関」とともに奥州三古関のひとつと呼ばれています。勿来駅の南2キロメートルの丘陵上にあり、関跡には文学歴史館をはじめ、訪れた歌人や文人たちの碑、太平洋を望む展望台などがあり、この周辺は県立自然公園に指定されています。
「関の湯」という名称も、この「勿来の関」にちなんで名づけられました。