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両面切削でも削りきれない部分が残る場合は
分割を増やすか、
この多面切削になります。
多面切削用のデータです。
黄色部は製品
赤部は位置合わせ用の基準
グレー部は製品と基準をつなぐ柱
です。
多面切削の場合、
部品を一列に並べるようになります |
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手法としては両面切削と同じです。
「位置合わせ」と
「位置合わせにどの面を使用したか」と
「材料とデータの寸法差の補正」の
3点に注意すれば手間が増えるだけで
難易度が上がるわけではありません。 |
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2面切削まで終わった状態です。
側面部分で削りきれていないところをこれから削ります。
基準ブロック上面のラクガキは
どこで位置合わせしたのかを忘れないようにする為の
覚書きです。 |
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ただ、工程が増えた分だけ「位置ズレ」のリスクが増えるので、
リスク対応をしておきましょう。
で、
どうするかというと
このように側面切削用に
削りたく無い面をカバーした形状データを使います。
これで、もし「ズレ」が出たとしても
修正範囲を最小限に出来るので、
「最初からやり直し」だけは回避できます。 |
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これで完成! |