正確にカウンターをあてる!

君はカウンターをあてるが、アクセル開度はそのままにする。(開度30%)

「ギュッ、ギュッ、ギュウ」緩やかに、といっても一瞬にだが、リアのグリップが回復 する感覚が腰に伝わってくる。
同時にステアリングを瞬間ニュートラルに戻してから、再び進行方向へ!!
いつも感じる。カウンターはあてるよりも、戻す方が難しいと・・・
しかし、スピードを殺しきれていない。だめだ、「アンダーステアだ!!」
いつもならいったんアウトに出てから、アクセル操作で第二クリップに向けて、ノーズをインへと向かわせるのだが・・・
フロントがグリップしなければ、インに向けない。イヤ、このままではコースアウトだ!!

スタンドの観衆からは、どよめきが起こる。彼らにはまるで「オォー、セブンが飛びだすぞぉ!!」 と思わせる光景が飛び込んできたからだ。

セブンは、かなりのスピードでコースを縦断しながら、一直線にアウト側に向かって進んでいる。
残り約40メートル!!時間にすると3秒もない!!
コース内で停止するには、距離が足りない!!「なんとか、軌道修正しなければ!!」
「とにかく減速しなければ!!」と、君はアンダーに気がつくと冷静にニュートラルに戻し、 フルブレーキングに変更している。

この次の君の操作は、どちらだ?!


A. コースをいっぱいに使ってフルブレーキングする。 回避の右ステアはコースサイドギリギリまで我慢する。

B. 20メートルほどのフルブレーキングから、「運を天に任せて」 右にステアする。



危機回避シミュレーション

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