危機回避シミュレーション

このページで紹介するのは、日本が誇るハンドリングマシンであるセブンの 特性をもとにした、おそらく世界初のシミュレーションです。
クイックで旋回性能が優秀なセブンゆえに陥りがちなクラッシュからの回避や、もしもクラッシュしても更に傷口を広げない ポイント等、実際に起きたときの対応に少しでも参考になれば幸いです。

以下の描写は実際に起きれば、わずか数秒の出来事です。
その間の判断で、DEAD(多額な出費)になるか、 ALIVE(無事生き残る)になるか!
自分が現実にステアリングを握っているつもりで進めてみたらいかがでしょうか?
想像力をフルに働かせて、隠されたヒントを見つけながら、自分だったらどうするか?考えながら挑戦してみて下さい。



場所は筑波サーキット。天候は晴れ。コースコンディションは少し荒れている。
君は第2ヘアピンを立ち上がり、バックストレッチを全開で加速中。
2速から3速へシフトアップ、タコメーターの針は瞬時にレブの7600に、 電光石火で4速へ叩き込む。
君のセブンはフルエアロをまとって空力を味方に、エンジンはタービン交換、エアクリレスの金網仕様。
おかげで、かなりのパワーを搾り出している。
タイムを削る最後の難関、最終コーナーが迫る!
50m看板を横に見て、アウトから仮想の第一のクリップに向け、フルブレーキングでコーナーに突っ込む。
その時のスピード187キロ
急激な減速Gで、ベルトが肩に食い込む。
しかし君の本能が教えてくれた。ブレーキを遅らせすぎた!!君は突っ込みすぎてしまったのだ!!
未体験のコーナーリングスピードに冷や汗とともに、恐怖で一瞬身がすくむ。
第一の仮想クリップを少しはずし、再びアウト側へ向かう。
君は条件反射で、ブレーキングからアクセルパーシャルへ。
いつもならアクセルハーフだが、今回は開度30%に移行!!
同時に第二のクリップに向かうために、軽く右にステアする。
しかし、セブンの持ち味、高い旋回性能があだとなり、 高速コーナーリング中にリアが唐突に出る!!

この次の君の操作は、どちらだ?!



A. まず脱出方向に視線を向けながらカウンターをあてる。 同時にリアが流れるのを少しでも緩めるために、アクセルを気持ち戻す(開度25パーセント)

B. カウンターをあてるが、アクセル開度はそのまま。(開度30%)







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