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レストランで食べて幸せ〜な気分になった美味しい一皿、テキト〜に作った料理が「おおっ!」というほどすっごく美味しく出来てビックリしたり、自分好みの本に出会って嬉しくなったり、ふと立ち寄ったお店でステキな雑貨をお値打ち価格で見つけて得した気分になったり。。。
毎日の生活の中で、ココロ
がハッピーになる出来事に出会うと、ちょっと誰かに話したい気分になりませんか?
トピックスやレシピのコーナーでご紹介するほどでもない私の『プティ・ボヌール』を、気まぐれ更新しちゃいます。
なので、気が向いた時に遊びにきてくださいね(笑)




9月20日(火)  フィレンツェ最後のディナー
長かったフィレンツェ旅行も今日が最後の日。
今日中に買い物を済ませなくちゃと、まず向ったのはメルカート(中央市場)で、イタリア食材をゲットしに。
フィレンツェで暮らしている人達が日常買い物をする大きな市場らしく、外観は中国っぽいデザインですが、中はお肉屋から乾物屋までイタリアワールドです。
スタッフが皆、日本人の女性の食材屋さんを覗くと、ペコリーノチーズにパルミジャーノ、ピッチの乾麺、からすみのパウダー、乾燥ポルチーニにポレンタと、私の欲しかった物がい〜っぱい!日本語でお買い物出来るのは非常に楽チンだね。
中でも、塩・こしょうにガーリックパウダーと刻み唐辛子がミックスされたブルスケッタの素なるフレイバーソルトはスタッフの女性のオススメ品。茹でたパスタやじゃが芋、刻んだトマトにふりかけるだけで美味しい1品が出来るんだとか。話を聞いているだけで美味しそう、ということでこちらもいただくことに。チーズやバルサミコ酢など、かなりこだわって商品をそろえているので、気がつくと、これでもかというくらいの大荷物になっています。
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次に向ったのは、ポンテベッキオを渡った太田ちゃんオススメの雑貨屋さんに『メゾン・モナムール』、そして先日お料理教室のレッスンでお世話になったマダム・フィアメッタのご自宅へ。
前回のパリ旅行で食器に関しては非常に苦い経験があるため、レッスン中に見てとても気に入ったバラのお皿と、メゾン・モナムールのブラウンとゴールドのディッシュプレートの2セットで我慢我慢。バラのお皿はマダムのお友達がメーカーのオーナーさんらしく、すごく安いお値段で分けていただき、とっても幸せにゃ〜♪

しかし、今日も朝から歩きっぱなしで、案の定、昨日のシローロ海岸2往復でふくらはぎは超筋肉痛!マジで痛いっ痛すぎっ!!
にもかかわらず、「美術館とか全然見てないし、せめてドゥオモかジョットの鐘楼のどっちか登ろう!」と言ってしまった。。。
冷静と情熱の映画ではドゥオモに登っていたので、それじゃドゥオモにしようと行くと、ミラノのドゥオモみたいにエレベーターないのね。途中で足はツルは階段は狭くて暗いわで、何で登ろうなんて言っちゃったんだと後悔。。。これはお年寄りにはかなりキツイです。エレベーターつけてよって感じ。
だんだん息苦しくなってきて、もう限界かもという所でやっと頂上に到着すると、今度はあまりの高さにクラクラ〜。
「ここで今、地震起こったらどうしよ?」とアホなことばかり考え出したらもうダメで、早々に降りることに。いつから高所恐怖症になったんだ?

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夜は最後のディナーということでカリメッロの友達のパオロ氏がオーナーを勤める『リストランテ・オットリーノ』へ。
デジカメの充電が切れちゃって写真を取れなかったのが残念ですが、フィレンツェ旅行中で食べたお料理の中でここが一番美味しかったです!!
セコンド以外はワインもお任せで、お料理は2人前を4人で分けてくれるようお願いすることに。
まずは前菜「4種類のブルスケッタ」。
トマトに白いんげん、ポルチーニペーストとポレンタを焼いたものが出てきました。ポレンタって焼いて食べるともちもちで美味しいね♪日本に帰ったら作ろっと。
プリモは「ポルチーニのリゾットにパッパルデッレという手打ちパスタのラグー」。
このリゾットがひっくり返るほど美味!!どうしたらこんなに美味しいリゾットが作れるのかしら??
セコンドは「薄切り仔牛肉のグリル」を。
メニューには確かに日本語で「薄切り仔牛肉」って書いていたのに、出てきたのはブ厚いステーキだったので目が点に!全然、薄切りじゃないじゃんー!しかも、しっかり1人前分出てきてしまい、付け合せに花ズッキーニのフライと白インゲンを頼んでいたので、もうお腹がはちきれそうなくらいぐるじー。
お料理に合った美味しいワインも選んでいただき、かなりオススメできるリストランテです。フィレンツェ旅行を予定されている方は是非!

という感じで、美味しいイタリア料理を満喫してきたフィレンツェ旅行なのでした。
太田ちゃん、カリメッロ、ほんとにお世話になりました。
グラーツェ&チャオチャオ!!




9月19日(月)  アドリア海のビーチ・リゾート「シローロ」の旅  Vol.3
「ランチはビーチのレストランで食べよう!」という主人の提案に「あんな坂道をまた往復すんのはイヤやー!」と猛反対したけれど、帰りの列車は17時発で、お迎えのタクシーが来るのは16時30分。
確かに、街で時間潰すにも全部見ちゃったしなぁ〜と、結局うまく丸め込まれ、しぶしぶ坂道&山道を下ってビーチへ。
既に、足が痛くって、明日はかなりの筋肉痛が予測されます。。。

風は強いけれど、イイお天気で外メシにはイイ感じ。
ビーチのレストランもシーフードメニューが豊富。
昨日食べたかった魚介のフリットにボンゴレ・ビアンコのパスタ、ビールと白ワインをデキャンタでオーダーしました。
そのフリットとパスタの美味しいこと!
フリットはイカと小魚を揚げたものにレモンをかけて熱々をいただいたんだけれど、カリカリで中はしっとり。何よりも塩加減が絶妙!これは、ワインやビールのおつまみにピッタリ!!
パスタも昨日ランチしたリストランテよりオリーブオイルの量が控えめで、美味しいし、しかも安い〜!!
しんどい思いをして降りてきた甲斐があったよ♪

フリットがあまりにも美味しかったので、今度は小魚を抜いて、イカとタコとスカンピで作ってもらおうと主人がお店の人に「イカ、タコ、スカンピ」の絵を描いて「コレをフリットにして」と説明したところ、その絵がスタッフに大ウケしたらしく、「お前は絵描きか?」と言われ、厨房からはシェフまで出てきて大笑い!イカの単語が分からなかったので絵を描いたんだけど、どうやらタコが分かってもらえなかったみたい。主人が描いた絵はシェフが壁に飾っちゃったので、後でまた描いてもらったら、マツゲつきのタコでした。そりゃ分からんやろ。
結局、ポルポと言ったら「あぁ〜、タコね」と通じたんだけど、イカしかないので、全部イカで揚げてもらいました。
やっぱり美味しい♪

主人の絵もかなり笑かすものだったけれど、レストランのペーパーナプキンの魚とスカンピもなんともオマヌケな顔だったので思わず写真を撮っちゃいました。左がその絵です→

レストランの看板犬は砂浜でひっくり返ってジタバタ暴れていたかと思うと、舌をペッと出して昼寝したりと、ちょっとユニークなワンコです。猫ちゃんも一杯いて、海辺でゴロゴロ気持ちよさそうにしています。美味しいお魚を一杯もらえてきっと幸せに暮らしてるんでしょーねぇ。写真をとっても、皆、ちゃんとカメラ目線でジッとしてくれていて、撮られていることを分かってんのかなl?
ということで、シローロで出会った猫ちゃん達&舌ペワンコの写真集です。

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ボンゴレ・ビアンコとお代りした絶品シーフード・フリット


眠そうな魚とスカンピの絵。このホゲホゲさには笑った。

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シローロに到着して、一番最初に会った猫ちゃん。とっても愛想良しでスリスリしてきました
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猫ちゃんを飼っているお家では、脱走防止のアミが窓に取り付けられていました。
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日向ぼっこしていた優雅な黒猫ちゃんです


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海に行くまでの坂道で出逢ったアメショちゃん。

木炭?の上で寝ていたニャンコと黒目がちなおっとり系ニャンコ

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かなりのジイちゃん猫。よぼよぼです
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彼がレストランの看板犬、舌ペワンコ。

レストランの周りでゴロゴロしていたニャンコ達です

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9月19日(月)  アドリア海のビーチ・リゾート「シローロ」の旅  Vol.2
今日はピーカン晴れとまではいえないけれどお天気に♪
とりあえず、本館のリストランテで朝食をいただき、腹ごなしで街を散策することに。
フィレンツェはどちらかというと建物が重厚なイメージだけれど、シローロはとっても可愛らしい印象。
そして何より驚いたのは、猫が異様に多いこと!昨日出逢った猫は1匹だけだったけれど、今朝は朝から何匹も猫を目撃し、その度にカメラで取り捲りです。
ビットリオ・ベネト広場から見下ろすシローロの入り江はグリーン色で、海が荒れていなければもっと澄んでキレイだったんだろうなぁ。タバッキで売っているハガキの海とは別物でしたが、それでもやっぱり絶景です。

マドンナ・デル・ロザリオ教会のある通りが中心地のようで、どうやらお店があるのはこの周辺なので、グルッと一周りすることに。
どこのお家も門扉や窓枠がアールデコ調のアイアンで、とっても私好み♪ちょうど黒猫ちゃんが日向ぼっこしているお家は、住所表示のところに黒猫の陶器のプレートが貼ってあったり、門扉のノブが指輪をした女性の手だったりと、お家拝見するだけでもかなり面白いです。

次は海岸まで降りてみようと、テクテク歩いてビーチに。
が、しかし!
山に囲まれている地形のため、海までは坂道&山道を降りて行かなければいけないので、これがまた大変。歩くと全然海まで遠い遠い!やっとのことで海辺に到着。
まだ波は高いけれど、泳げないこともなさそう。現に、外人のギャル2人組が、パンティー1枚でキャーキャー言いながら泳いでました。

ちょこっと防波堤で休憩し、再び坂道&山道を登って、本に載っていた『チェラミカ・シローロ』という陶器屋さんでお土産を買うことに。
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はがきのシローロの海は、もっとキレイでした。
お店に入ると、星や魚の置物、灰皿に水差し、絵皿やワインコルクと陶器で出来た小物類が所狭しと一杯並んでいます。全てオーナー夫婦のハンドメイドなんだそう。とっても人のよさそうなマンマがイタリア語で一生懸命説明してくれ、ワインコルクにマッチ箱、一輪挿しと指貫に貝殻のカードホルダーを購入すると、沢山買ってくれたからということで残りの貝殻のカードホルダーをオマケしてくれました!お土産にしたいと告げると、一つずつ丁寧に包んでくれ、何て親切なマンマなんでしょ。マンマのご主人さまも戻ってきて、二人でラッピングしてくれているのを待っていると、昨日みかけたミニチュアピンシェルがお店に入って来ました。実は、ここの子だったらしい。マンマの後ろにはちゃんとワンちゃんようのベットが置いてあるし。名前は「ゴリラ」というらしく「何でこんな小さいのにゴリラなの?」と聞くと、ゴリラというチョコレートキャンディーがあるんだそう。そのキャンディーもくれて、ホントに親切で優しいオーナー夫妻でした。
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シローロの家、

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通りを歩いていて見つけたマリア像です。
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マドンナ・デル・ロザリオ教会と鐘楼。

黒猫ちゃんがいたお家の黒猫のプレート。これも『チェラミカ・シローロ』で売ってました。
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陶器屋さんの『チェラミカ・シローロ』と看板犬のゴジラ。飼い主のおっちゃまが抱っこしようとしたら、本気で怒ってました。
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9月18日(日)  アドリア海のビーチ・リゾート「シローロ」の旅  Vol.1
イタリア滞在中の予定では、ナポリに行ってシーフード料理とナポリのピザを食べ、青の洞窟に行こう!と思っていたんだけれど個人で行くにはナポリはやっぱり遠すぎ&治安が悪い、ということでアドリア海のシローロへ1泊旅行に出かけました。
シローロはアンコーナから車で20分ほど行ったところにあるビーチリゾート地。
あまり知られていないみたい(確かに、地球の歩き方には載っていなかった)で、フィレンツェからはボローニャ経由でアンコーナまで行くんだけれど、朝9時代発の列車に乗ればお昼過ぎにはシローロに着くということで、前日、はりきってサンタ・マリア・ノヴェッラ駅にチケットを買いに行った。
にも関わらず、朝から土砂降りの雨&超寒いっ!!
はっきり言って、海って気分じゃありません。。。
「晴れ男だから、もしかしたらあっちは晴れているかもよ♪」と、何が何でも行く気の主人に、しぶしぶ着いて出かけました。

フィレンツェからアンコーナまではユーロスターで約3時間ちょっと。
アドリア海はアドリアティックブルーと呼ばれるほど海の透明度が高く、とってもキレイなんだそう。
ボローニャからアンコーナまでの途中、列車は海岸線を走るんだけれど、
「コレって台風ちゃうん?!」
と思うくらい、海は超大荒れ!!
波はザッパンザッパンと列車の窓まで押し寄せてくるしで、全然、澄んだ青い海じゃないじゃんっ!!
でも、間じかで荒れ狂う海を見たのは初めてだったので、すっごい迫力でしたが。。。
ノロノロの徐行運転で何とかアンコーナに到着すると、さっきまでの荒れ狂う海岸線とはうってかわって晴れてます。アレレ??

タクシーでシローロまで向かい、今夜宿泊する『ロッコ・ロカンダ&リストランテ』にチェックイン。
7部屋しかない小さなホテルで、オーナーはセンスのよいお若いイタリア人ご夫婦です。オーナー夫人はシローロ出身らしく、彼女がリストランテのシェフを担当し、旦那さまがサービス係です。
私達が来る前日まではすっごいピーカン晴れだったそうで、7部屋の本館はずっと延泊続きするゲストで満室なので、9月にオープンした新館にお部屋が用意されていました。

とりあえず、お腹が減ったのでホテルの対面にある『リストランテ・デッラ・ローザ』でランチをすることに。さすがビーチリゾートのレストランだけあって、メニューはシーフード料理がずらり!!
前菜に「タコのサラダ」と「カンパチのカルパッチョ」をチョイス。
イタリアでは生で魚を食べる習慣がないそうなので、カルパッチョのお魚は軽くスモークされていました。上にはじゃが芋のスライスが乗っていてバルサミコ酢がかかっています。
プリモは「魚介のトマトソースのパスタ」に「海の幸のリゾット」。
イタリアのリゾットで使われるお米は日本米に比べるととっても大粒。魚介の旨味がお米にしっかり詰まっています、ヴォーノ!!
そして、セコンドは「手長エビのグリル」です。
素材の旨味を生かしたシンプルな味付けなので、大盛りリゾット食べた後でもペロリといただいてしまいました。
どのお料理もかなりのオリーブオイルの量なのが気になったけれど、フィレンツェでお肉料理ばかりだったので身体が魚料理を欲していたため、大盛りなのにアッという間に完食。
完全に胃が大きくなってるね。ヤバイね。。。
お店の方が薦めてくれた辛口の白ワインとピッタリで、他にもお隣の家族連れが食べていたフリットとか食べたかったんだけれどねぇ、諦めました。

「美味しいねぇ〜♪」と気をよくして食事をしていると雲行きがあやしくなり、またまた雨がザーッと振り出してきた、チェッ。
本当は、海側のテラス席でシローロの海を見渡しながらお食事出来れば最高だったんだけれどなぁ。

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タコのサラダとカンパチのカルパッチョ
シーフードのリゾットとパスタ、そして、その下が手長エビのグリル

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新館までは街から1kmほどあるので、オーナーが車で連れて行ってくれたんだけれど、到着早々、オートロックのホテルの門扉がなかなか開かない!
「開かなかったら、門扉を登って越えるから心配ないよ」と主人が言うと、オーナーがゲラゲラ大笑いで「それはイイ考えだ」っていうか、オープンしたてなんだからちゃんと直せよって感じ。
「今日はこっちのホテルには何人泊まってるの?」と聞くと「それは奥さんの仕事だから俺には分からない」だって。
ええっ?アナタ、オーナーなんじゃないの??
さすがアバウトなイタリア人。
門扉のオートロックは5回目くらいで開き、やっとお部屋に到着。

本館とは違い、こちらは北欧のようなシンプルでモダンなインテリア。プラスチックで出来たシャンデリアとかファブリックも北欧チックな感じです。アメニティーはエトロだったりと、やっぱりどこかお洒落。敷地内は葡萄やバラ、ローズマリーにラベンダーのハーブ類と草花のよい香りが漂い、こんな家に住みたい!病がまた始まってしまいそう。一通り敷地内をウロウロし、寒くなってきたので部屋に戻ると、ランチを食べ過ぎたからか、急激な睡魔が、ねむっ。。。ちょっと食休みに一眠りのつもりが、気が着いたら夜まで爆睡してしまった。
私が寝ている間、主人はホテルの周りをウロついてきたようで、近所のリストランテのバールでご近所のイタリア人おっちゃま達と一杯飲み、ペコリーノチーズと自家製赤ワインをペットボトルで買って持って帰ってきた。
そのワインの美味しいこと。
フィレンツェに到着した日から放送していたミス・イタリアのコンテストをテレビで観ながら、「明日は晴れますように」と赤ワインとチーズで乾杯したのでした。
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ロッコ・ロカンダ&リストランテの本館。外観もお洒落です。

エントランスを入ると、すぐに小さなフロントが。
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新館のある敷地内。来年の夏にはプールも完成予定なのだとか。

エントランスのプラスチック製のシャンデリア、こんなの欲しいー!
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シンプル&モダンな感じのお部屋でした。



9月17日(土)  ドライトマトのオリーブ漬け
今日は郊外にあるアウトレット『ザ・モール』へ。
アウトレットといってもユーロが高いので、日本で買うほうが安いかも。
気に入ったファーのコートがあったんだけど、値段を聞くと6000ユーロだって!ひぇ〜、無理です。
イタリアの子供服のショップで姪っ子のお土産を購入し、早々とカフェでワインを飲んで時間つぶしすることに。
主人がタバコを切らしたのでタバッキ(タバコ屋さん)を探したけれど近くにないので、運転手のシニョールがわざわざ来るまで連れて行ってくれました。とても親切なシニョールです。

タバッキに入ると、店主の太っちょマンマとご近所のおばちゃまがおしゃべり中で、そこへ私達が「ボンジョールノ」と入ると、日本人が珍しいのかピタッとおしゃべりが中止。
「英語が話せますか?」と聞くとNoとのこと。じゃぁフランス語は?と聞くとマンマがいきなり「マルコー!!アンタ、フランス語話せたわね?ちょっとこっちに来なさーいっ!」(という感じのセリフ)と大声で叫びました。すると奥から息子のマルコらしい青年が「ボンジュール」とニューっと出てきた。
イタリアで一番有名なタバコはどれ?と聞いたんだけれど、マルコは「?」という顔。
何、全然フランス語分からないんじゃん!!
「マルコ!しっかり!!」とでも言うように、太っちょマンマがマルコの背中をバーンッとたたいて気合を入れ、終いにはマンマと近所のおばちゃまもイタリア語で会話に入り混じり、やっとのことで『MS』(日本でいうセブンスターみたいな感じ)というイタリアでポピュラーなタバコを購入することができました。
最後には「良かった良かった」という感じで大笑い。
ここでもつくづく思ったんだけれど、この太っちょマンマや近所のおばちゃまの豪快&世話焼きは、まさに関西のオカンノリ!!んーっ、やっぱイタリア人って関西系だと実感。

夜は太田ちゃんのお宅に招待され、美味しいイタリアワインとお食事をご馳走に。
まずは、こないだパンツァーノ村のお肉屋さんで購入したハーブ入りのラードにトスカーナのパン、そして、サルシッチャという生ソーセージにストラッキーノというフレッシュチーズを混ぜたもの。これもパンに塗って食べるんだけど、豚のソーセージなのに生で大丈夫?
これは大丈夫なんだそうで、太田ちゃんもイタリアに来て初めて食べたらしい。ソーセージの脂っこさがチーズの酸味でやわらぎ、ワインにとっても合う合う!
もう一つは『ドライトマトのオイル漬け』。
500gのドライトマトに対し、にんにく大2片、ペペロンチーノ3本、オレガノとオリーブオイルは適当。

作り方は、まずドライトマトは一晩水につけておく。
水を切って、乾かす(一晩から二晩)。
にんにくのみじんぎり、オレガノ、粗く切ったペペロンチーノと一緒に瓶に入れ、オリーブオイルを注いで冷蔵庫で味をなじませるだけ。1週間ほど漬けると食べ頃で、長期保存が可能になるんだそう。すんごい簡単だけど、超ウマッ!!こちらもパンに乗せて食べても良し、パスタやピザのトッピングにしてもイイね。美味しいからバクバクいただいてしまった。
日本に帰ったら眠っているドライトマト全部漬けよっと。

プリモは太田ちゃんお手製のポモドーロのパスタ。絶妙のアルデンテでとっても美味!カリメッロが薦めてくれた、めちゃ辛い『LaSelva』という唐辛子のペーストを混ぜると、さらにパンチのある美味しさになったんだけれど、このペーストが超激辛!ほんのちょっと耳掻き程度なのに辛いの何のでビックリです!!
お昼にザモールでピザとサラダを食べたのでメインはパスし、ドルチェはりんごのタルトとフロマッジョ(チーズですね)を。

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太田ちゃんガ作ってくれた絶品ポモドーロ。後ろがドライトマトのオイル漬け、右横が唐辛子ペーストです。この辛さはハンパじゃないけど、結構病みつきになるね。

さすがにチーズの種類が豊富で、ワイナリーツアーで初めて食べて「これは美味い!」と思った羊のペコリーノチーズも登場。太田ちゃんが飼っているマルチーズのイーグルは、このペコリーノチーズ(あとパンとチキンにウサギ肉)が大好物らしく、横でずっとクンクン鼻を鳴らしてチョウダイチョウダイしていました。
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とっても人懐っこいイーグル、かなりのおじいちゃんワンコです。ペコリーノチーズには目がありません。
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チーズの次はドルチェのりんごのタルトを狙ってます。しかし、おじいちゃんなのによく食べること。
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大きい真っ赤なソファが印象的な太田ちゃん家のリビング。




9月16日(金)  キャンティー村のワイナリー巡り  Vol.3
もう帰るのかな?
と思っていたら、今度はパンツァーノ村で開催されているワインフェスタ『Vino al Vino』へ。
そう、このパンツァーノ村は私が欲しかった、ただ者ではない塩と紹介されていた「プロフーモ・デル・キャンティ」が売っているお肉屋さん『アンティカ・マチェレッリア・ディ・チェッキーニ』のある場所だったんです。
ここのオーナーはTVとかに出てかなり有名人らしく、お店に入ると「今日はダリオはいないよ」と言われ、別に、そのおっちゃまに会いに来たんじゃないよって。
この村にはこのお肉屋さんしかないらしいんだけど、大理石のテーブルに彫刻なんかも飾っていて、とても普通のお肉屋さんとは思えない。(本ではオペラが流れていると書いてました)
そのテーブルにはトスカーナの塩入り・塩なしパン、生ハムやサラミにミートローフ、ハーブ入りのラード(このラードが、すんごい美味!!)、果物なんかがお皿に山盛り状態で、しかもワイン飲み放題!今日はフェスタだから特別?それにしても大判振る舞いの太っ腹だこと。
ミートローフの横に透明の赤いジャムのような物が添えてあり、舐めてみると何、この不思議な味のジャムは?スィートチリソースみたいなお味。
実はこれ、フルーツをマスタードシロップに漬けて作る「モスタルダ」で、チーズや生ハム、サラミなんかと一緒に食べるイギリスのチャツネみたいな物なんだけど、果物の原型がなくジャム状態になっているのは太田ちゃんも初めて見たと言ってました。面白いから買おっかなぁと思ったんだけど、瓶入りだったので断念。
お目当てのお塩は可愛らしく瓶詰めされて棚に並んでおり、瓶入りと真空パックタイプを購入し、念願叶って超ご機嫌。
カリメッロはお店のおばちゃまに「本をみてわざわざ東京からここの塩を買いに来たんだから、まけてやってよ!」と交渉してくれてたんだけど「そう言って買いに来る日本人が多いのよ」だって。「代わりに好きなだけ飲んで食べてけばいいから」ということで、ちょうど小腹が空いたところだったのでお言葉に甘えていただきました。

小腹の虫が治まったところでワインフェスタへ。
村の広場で3日間開催されていて、最初に10ユーロを支払うと開催期間中は無料でワインが飲み放題なんだそう!なんとゆーイイフェスタなんでしょーかっ!!!
さっき購入したワイングラスカバーと同じように首からぶら下げるバックとワイングラスをもらい、出展しているワイナリーのブースで好みのワインをいただくんだけど、さっきのエノテカと違ってどのワイナリーも並々注いでくれる。ほとんどが日本には輸入されていないワインばかりとかで、もう、酒飲みにはたまりませんねぇ。スウェーデン人カップルに教えたら、きっと喜んだに違いない!
鼓笛隊とか小さな子供のポンポンガールも登場し、普段はきっと静かな村なんだろうけど、今日はとっても賑やか。

フランスの俳優ジャン・レノにソックリのシニョールがいるワイナリーで、彼が着ているいろんなワインの染み柄のTシャツを主人が気に入り、どこで買ったの?と聞くとフィレンツェのどこかのメルカートだという答え。ジャン・レノのことは知らなかったけれど、俳優に似ていると知って大喜びした彼は、もっと飲めと言わんばかりにドバーッとワインを注ぎ足し始め、終いには「俺の着ているシャツと交換しよう!」とノリ出した主人に、「そんなに気に入ったんなら洗濯しておいてやるから、また明日も来い!」だって。これには皆、大ウケで、このノリはまさに関西系。
イタリア人と関西人のノリや明るさが似ていると思うのは私だけ?

と、今日はいろいろ楽しい出来事があったワイン漬けの1日でした。
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パンツァーノ村から見下ろしたオリーブ畑や葡萄畑が広がる景色。
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皆、お水も飲まずにワインばっかガンガン飲んでます。
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コレが『プロフーモ・デル・キャンティ』。ガラス瓶入りでラベルもお洒落な感じ



9月16日(金)  キャンティー村のワイナリー巡り  Vol.2

まだまだ続くよワインの旅。
ということで「キャステッロ・ディ・ヴェラッザーノ」のワイナリーを後にし、次に向ったのはキャンティの中心地にあるエノテカへ。
街のロータリーに車を停め、お土産物屋さんがあったのでちょっとウロウロし、キャンティー・クラシコについている黒鶏のガッロネッロがお店のロゴになっている雑貨屋さんに入ると、そこで、ワイングラスを首からぶら下げれるようにした皮製のワイングラスカバーを発見。
これを首からかけてワイングラスを入れると、両手があくのでお料理も食べやすい!これは便利、面白い〜!!
お店のおばちゃまが「特別よ」とガッロネッロのシールを分けてくれました、グラーツェ!
くるっとロータリー周辺のお店を一周りしていると、偶然にも、ワイナリーツアーで一緒だった巨大赤ちゃんのスウェーデン人カップルにバッタリ再会。
もしや彼らもこれからエノテカへ??

カリメッロの案内で行ったエノテカは、倉庫みたいに巨大。
10ユーロでワインカードを購入し、好きなワインを試飲出来るというシステムです。
何百本というワインが所狭しと並んでいて、中央にはワイン試飲機なるものが何台も置いてあります。この機械は、ワインが酸化しないよう真空状態でワインを保存(六本木ヒルズのイタリアンにも導入されたそう)し、ここに先ほどのワインカードを差込み、好きなワインのボタンをポチッと押すとワインがグラスに注がれるという仕組み。
価格はそのワインによってまちまちで、1杯10ユーロのお高いワインを飲むのもよし、質より量で飲めるだけ飲むのもその人のお好み次第という訳です。
この機械、すんごくイイかも。

ここのエノテカではワインの他、トスカーナ料理の本やワインに関する本、バルサミコ酢や赤ワインクッキー(すごく硬いけど、チョコレートみたいな味で美味しい♪)なども置いてあって、しかもフィレンツェに比べてかなり安い。ビックリしたのが30年代もののバルサミコ酢が60ユーロ代で、フィレンツェ市内なら20年代ものでも100ユーロ以上してたのに!「ホンマに純30年代なんかなぁ?」と疑いつつも、友達に頼まれていた分と2本購入しました。

いい加減酔っ払ってきてテーブルでボーッとしていると、やっぱりスウェーデンカップルの姿が。
このご夫婦もかなりのお酒好きだね。
何枚もカード買ってるし。
旦那さまが最後に「2ユーロ分しか残ってないけど、もう帰るから」といってワインカードをくれました。
ありがとー、イイ人だね♪

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キャンティー村のエノテカの看板です。

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写真よりももっと広くてワインの他グラッパの種類も豊富。どれを飲もうか迷うね。



9月16日(金)  キャンティー村のワイナリー巡り  Vol.1

イタリア滞在中でのもう一つのお楽しみはワイナリーツアー♪
トスカーナ地方のワイン、美味しいものね。
当日は、太田ちゃんがわざわざ会社をお休みにし、彼氏のカリメッロが車で連れて行ってくれました。
グラーツェ!

お目当てのワイナリーは、フィレンツェ市内から車でシエナに向って走ること30〜40分、グレーヴェ・イン・キャンティ村からさらに高台に向って進んだ「キャステッロ・ディ・ヴェラッザーノ」です。
辺りは一面の葡萄畑が広がり、ちょうど私達が訪れた時期は収穫間じかだったので、どの畑にも葡萄がたわわに実っています。

私達は11時からスタートするランチ付きコースに参加。
日本人は私達だけで、周りはイギリス人やフランス人と外人ばっか。(彼らにすれば私達も外人なんですけどね。。。)

ガイドのおばちゃまは10年ほどイギリスで暮らしたことがあるそうでとても流暢な英語を話し、時々、「桜」や「猪」と日本語の単語もちらほら。その度、私達に「日本語でしょ?」と笑ってみせたり、ジョークを飛ばしたりと、とても楽しいガイドさんです。でも、私は英語はほとんど分からないので、周りの皆さんが笑うと一緒にとりあえず笑い、後から「何てゆーてはんの?」と主人に通訳してもらってました。こういう時に、「絶対、日本に帰ったら英語習おう!」と思うんだけど、でも、日本に帰ったら「海外は当分行かないから、ま、いっか」と行かないね(笑)

お城がワイナリーになっていて、レモンチェロを作るレモンの木や、生ハムやサラミを作る猪(デカイッ!ドベーっとした格好で寝てた)、ワインを熟成させる大樽とか、ワインを造る工程から歴史などの説明を交えて1時間ほどの見学が終わると、ワインの試飲を兼ねたランチタイムの始まり〜♪
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ワイナリーの前には庭があって、大きな噴水もあります。
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やっぱり、朝はガッツリ系だね。
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レモンの木です。

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ワイナリーから見えた、これまた立派なお城。

葡萄が実っている葡萄棚をくぐりレストランに。
同じテーブルについたのは、新婚さんの若いイギリス人カップルと赤ちゃん(この赤ちゃんがとっても人懐こくて可愛い♪でも、超巨大赤ちゃん)を連れたスウェーデン人カップル。そして、あまり社交的じゃないイタリア人のおじいちゃんと美人だけどちょっとクールなシニョーラ。
まずは『SerChiaro』という白ワインが登場。
品種はシャルドネ?よく分からないけれど、とにかくアロマがシャルドネっぽいけど軽くて飲みやすい。合わせるお料理は、アンティパストの生ハムやサラミの盛り合わせ。独特の獣臭さはあるものの、しっとりと柔らかなお味。特に生ハムがおいすぃ〜!覚えたばっかりの「ヴォニッシモ(超美味しい)!」とガイドのおばちゃまに言うと「猪、猪」と笑いながら壁に飾ってある猪の剥製を指差した。しかも、その剥製の猪も笑ってるし。
次は『CHIANTI CLASSICO 2001』の赤ワイン。
甘いベリーのような香りで軽め。サクサク飲めるね。
合わせて出てきたプリモは、ペンネのラグーです。このラグーも力強い肉の味わいが凝縮されています。
セコンドにはにんにくが入った豚肉のロースト(もしかするとこれも猪?)。
ワインは『VERRAZZANO ROSSO 2000』
3本の中ではこれが一番好きかも。
カパカパ飲んでいると「どのワインが好き?」(これくらいは分かった)とお隣のスウェーデン人の奥さまが。
「『VERRAZZANO ROSSO 2000』かなぁ」と言うと「ミートゥー」だって。

若いイギリス人の奥さまは妊娠4ヶ月なので旦那さまが代わりに飲んでいたけれど、スウェーデン人カップルは旦那さまも奥さまも結構飲めるタイプ。だんだん彼女が酔ってきて、旦那さまとのなれそめを話し出し、終いにはミネラルフォーターを注ごうとしたけどボトルの栓が開いてない?!まぁ、酔ったら私もよくやります。
彼女は3人の子持ち(年齢は私の主人と同じだけど、3人の子持ちには見えない!)で、どうやら再婚らしく、先週結婚したばかりと言ってたんだけど、じゃぁ、この巨大赤ちゃんのお父さんは?出来ちゃった結婚??

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今日テイスティングした3種類のワイン
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同席した方達の年齢が近かったということもあり、それぞれの国の住宅事情や仕事の話と盛り上がっていると、会話に参加していなかったイタリア人のおじいちゃんが、いきなりワインを勧めてくれました。実はこのワイン、このイタリア人カップルにだけサービスされた物で、他のテーブルの人達には出ていないもの。「えっ、イイの?」という顔をする私に黙ってドバドバ注ぎ出すおじいちゃん。試飲で出てきた3本のワインより、あきらかに味が違う!「えぇー、これが一番美味しい!!」と言ったら、また黙ってウンウンと頷きながらさらに注いでくれた。
イタリア人=陽気な人たちと思っていた私なので「イタリア人なのに無愛想だなぁ。きっと、ウルサイ外人達だと思ってるにちがいない」と、最初は思っていたんだけれど、何だ、すごくイイ人じゃないっ。
飲んでイイよという感じでイギリス人の旦那さまに手渡し、皆で美味い美味いと飲んでいると、ガイドのおばちゃまが「まぁ彼方たち、とってもラッキーね」だって。
続いてグラッパ、ドルチェには葡萄とローズマリーのフォカッチャが出て、最後はペコリーノチーズにパルミジャーノ、そして10年物のバルサミコ酢が登場。イタリア人のシニョーラが、パルミジャーノにバルサミコ酢をたらして食べてみと教えてくれたので試してみると、その何とも美味しいこと!!このシニョーラも、実はイイ人でした。

後ろのグラッパ好きのおっちゃま軍団は何杯もグラッパで乾杯していて、すでにグデングデンの新橋の居酒屋状態だったり、お誕生日の人がいるテーブルではハッピーバースデーの大合唱と、真昼真っからどのテーブルも飲みまくり。皆さん、車なんだけど大丈夫なんでしょうか?
気が付くと3時過ぎ。ツアーは3時間の予定だけど、あれだけ飲んだら3時間じゃ無理でしょう。
とにかく、ランチついてこれだけ飲めて36ユーロとは驚き!(ちなみにテイスティングのみは16ユーロです)
何ともお得で楽しく美味しいワイナリーツアーでした。
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笑うイノブタ
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棚からぶら下がってる葡萄。いろんな色がミックスされてキレイです。
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「トゥー ヘヴィー!」とママが言うように、ホントに重いっ!!5ヶ月だというのでさらにビックリ!デカッ!!かなりの巨大ベイビーです。




9月15日(木)  風船のパントマイム  
フランスには、路地裏に入ると小さな雑貨屋さんとかキッチングッズやテーブルウェアのお店があったりしたんだけれど、フィレンツェではそういったお店が少なくて、代わりに革製品のお店の多いこと多いこと。
キレイな色の皮手袋や皮のコートがお目当てだった主人は「僕の欲しい物ばかりっ!」とドンピシャだったらしく大喜びで、食器や雑貨がお目当てだった私はちょっとブータレ気味。
そういったお店はあるんだけれど、何か違うなぁという感じだし。。。
でも、5日目にしてやっと私好みの食器屋さんを発見しました♪♪
バンキ通りにあるソフィテルホテルからエルメスやトッズがある通りに向う途中で見つけた『メゾン・モナムール』。
ディスプレイもセンスよくって、見るもの全部欲しいって感じです。
皮のコースターや貝殻のキャンドル、グリーンのお花のオブジェなどなど、キャッシャーのカウンターにはどんどん商品が増えていき「また始まった」と主人は呆れていたけれど、やっとの買い物だもん!
店内のディスプレイを写真で撮らせて欲しいというと「お店の外からならイイ」とのこと。
ん〜、置いているものは小洒落ていたけれど、結構、強気のお店でした。
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シンプルだけど垢抜けたコーディネイト
お昼にビックリするくらい不味い中華を食べたので、夜はイタリアンにしようということで、『エンジェルズ』というお洒落系リストランテへ。
伝統的なトスカーナ料理のお店らしいけれど、どーんとした感じでの盛り付けではなく、創作料理のようにモダンで目にも美しい〜お料理ばかり。
アンティパストとドルチェはパスし、私はプリモに「手打ちタリアテッレ スカンピのソース」とセコンドは「まぐろのグリル」、主人は「手打ちピッチ シーフードのトマトクリームソース」にセコンドは「ラムチョップのグリル」をチョイス。
パスタがホントに美味しくて、ソースも魚介の旨味がギュッと凝縮されていて、手打ちパスタによく合います。が、これだけでお腹一杯になってしまいます。ぐるじぃ〜
やっぱり、どこも量が多過ぎ。。。
主人が頼んだピッチというおうどんのような極太麺は初めて食べたけれど、やっぱりイタリアはパスタの国。以前、ローマでパスタ博物館に行ったことがあるんだけれど、ほんとにいろんな種類のパスタがあって、何でもパスタのデザイナーの職業もあるそうです。面白いね。

感心したのは英語・イタリア語はもちろん、フランス語にスペイン語も話せるスタッフがいて、さすが観光地のリストランテだこと。サービスもとても良くって居心地イイです。

フィレンツェは比較的治安が良いので、夜遅くでもツーリストが街をウロウロしているんだけれど、私達もお腹一杯なので腹ごなしにウロウロすることに。
広場ではいたるところで大道芸人が芸をしていて、ちょうどパントマイムをしているおじさんがいたので見ていたらバッチリと目が合ってしまい、大観衆の前にひっぱり出されてしまった!
風船を使ったパントマイムで、私は軽々と風船を動かせるのに、おじさんはまったく風船を動かすことが出来なくて周りの人たちに「どうなってんだ!?」と泣きながらうったえるという内容だったんだけれど、あまりの人の多さに緊張しっぱなし。主人が撮った写真は、酔っ払ってブレまくって何写ってるんだか訳のわからない写真だったのでお見せ出来ないのが残念!!
でも、イイ旅の思い出になりました♪
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酔っ払って撮ったのでちょっと分かりにくいですがかなりお洒落なリストランテの「エンジェルズ」です。

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トスカーナ料理のリストランテだけど、シーフードメニューも結構あります。これはマグロのグリル。この半分くらいの量でイイよって感じ。



9月14日(水)  チブレオのトマトゼリー

昨日の料理教室で習ったお料理が美味しかったのでめっちゃ食べすぎてしまったから夜ゴハンを抜いたためか、今日は朝早くにお腹が空きすぎで目が覚めた。
お天気なので部屋の窓を全部開放して食事をしているとTVやレジデンスの外から聞こえるのはイタリア語ばかり(当たり前だけど)で、改めてイタリアにいることを実感します。
本日の朝ご飯メニューは、日本から持って来たお味噌汁の味噌とスーパーで買ったパンナ(生クリーム)を合わせて茹でたブロッコリーとパスタに絡め、カリカリベーコンにパルミジャーノをかけたルッコラのサラダにポークソテー。今から飲んじゃったら外出できなくなるからとミネラルウォーターで我慢し、朝食後はフィレンツェ市内まで出て、お買い物がてら街をブラブラ。

とにかくうちの主人はよく歩く人。途中、歩き疲れたのでジェラート屋さんでひと休みすることに。
前にローマで食べたジェラートはさっぱり味だったけれど、フィレンツェのはとっても濃厚なお味。よくばってミルクとキャラメル味の2種類を頼んだけれど半分でギブアップです。
よく歩けばその分お腹も空いてきて、ランチは『チブレオ』に行こうということで早速向うことに。
お友達が「絶対にチブレオ行ってきなよ〜」とオススメしていたので楽しみだわ〜♪
が、しかし!
地図やガイドブックをレジデンスに置いてきちゃって、太田ちゃんにチブレオの場所を電話で聞くと「地図持ってなかったら厳しいですねぇ」と一言。まったくツーリストのくせに地図無しなんて、おっしゃる通りです。
ポンテベッキオから歩いて15分くらいと聞いていたけれど迷いに迷って30分くらいかけてやっと『チブレオ』に
到着。
やっとゴハンにありつける〜
が、しかし!
既に2時30を過ぎていたのでランチタイムは終了だって!!ガーン。。。暑い中、せっかく歩いて来たのに〜!
『チブレオ・カフェ』でも食事は出来ると教えてくれたので気を取り直し、パスタでも食べようとオーダーしたら、パスタはもう終了しちゃったとのこと。えぇー、そんな〜?!今日はつくづくついてない。。。
でも、アンティパストに「トマトゼリー」があるのを発見!クレアの特集で見てすごく食べたかったからちょっと嬉しくなって、あとお店のシニョールのオススメで「チキンのパテ 自家製マヨネーズソース添え」をオーダー。
シャンパンと一緒にいただいたんだけれど、これがすんごく美味しくって、ブータレ気味だった私もたちまちご機嫌に。
トマトのゼリーは想像していたよりも辛くて、ガスパチョみたいなお味。口の中に入れるとスッと溶けていく感じなので、暑い日にはピッタリのアンティパストです。チキンのパテは淡白なお味だけれど、アクセントのピスタチオが見た目にもキレイ。自家製マヨネーズは酸味もおだやかでさっぱりしているので、沢山つけてもくどくならない!
コレはイイかも♪
ということで白ワインをデキャンタで頼み、イイ気分でチブレオを出たら、本場ナポリ味のピザ屋『イル・ピッザイオーロ』が目の前に。
実は、ここも本で見て行きたかったんだよねぇ。既に閉まってたけど。。。

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しかし、朝からよく食べるね。
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一番小さいカップでも、このボリューム!全部食べたらお腹壊すね。

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「悶絶もんの美味しさ!!」と友達が絶賛していたトマトゼリー。
確かに、コレは美味です!



9月13日(火)  フィアメッタのイタリア家庭料理教室
今日はフィレンツェ滞在中にどうしても行きたかったマンマの家庭料理教室に参加するので朝からワクワク!
サンマルコ広場から20分ほど歩くとアーティスト通りにあるフィアメッタ先生のご自宅に到着です。
高い天井、大きな窓ガラスの脇には暖炉があり、壁にはたくさんの絵がいたるところに飾ってあって、あまりにもステキなお部屋に「わぁ〜スゴイ!」と感激しまくり〜

マダムの一家はご主人や息子さん、はたまたお祖父さんの代から続く画家一家なんだそうで、まさにアーティスト家族の部屋という感じ。ソファーには大きな黒猫ちゃん!(名前忘れちゃったけど、男の子)がくつろいでいて、マダムも猫好きなんだそう。イイ人だわ。
マダムがかなりの親日家だと聞いていたので、お土産に緑茶と近所のお花屋さんで買ったひまわりのブーケをプレゼントしたらすごく喜んでくれました。
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とても親日家のマダム・フィアメッタ。
お味噌汁とワカメが大好きなんだそうです。

今日のメニューはアンティパストに「ブルスケッタ」、プリモは「リガトーニのラグー」、セコンドは「詰め物をしたチキンのロースト ポルチーニソース」、ドルチェが「りんごのケーキ」の4品。
マダムのお教室はイタリアの旬の食材を使った家庭料理で、アンティパストからドルチェまで「早くて、簡単で、おいしい」がコンセプトなんだそうです。
ん〜、とっても私好みだこと。
日本でブルスケッタといえば、ガーリックトーストにトマトのマリネを乗せたものだけれど、イタリアのブルスケッタは、パンにオリーブオイルをたらしただけの物から、レバーペーストを塗ったもの(クロスティーニ)や白インゲンやポルチーニのペーストを乗せたものまでとバリエーションが豊富。
マダムに教わったブルスケッタはトマトにピクルスや黒オリーブ、エシャロットなどいろいろミックスしたマダムオリジナルです。
ラグーはミートソースのことで、刻んだ野菜とミンチの水分がなくなるまでしっかり炒めてからトマトソースを加えて煮込みます。こうすることで、野菜や肉の旨味が凝縮したソースになるんだそう。
メインの鶏肉料理は鶏を丸ごと1羽使い(クリスマス料理にもピッタリ!)、中にレモン風味のハンバーグ種を詰め、ワインと一緒に鍋で蒸し焼きにし、ポルチーニのソースをかけます。
ここで登場したレモンの皮のすりおろし器が超便利で、絶対に見つけて買って帰らなくっちゃとチェック。
ドルチェのりんごのケーキは小さく切ったりんごにケーキ種(ボールに卵、砂糖、小麦粉、溶かしバターをどんどん入れて混ぜただけ)をかけてオーブンで焼くだけと、とってもお手軽!
マダムは「かなりカリカリ」とか「玉ねぎみじん切り」と片言の日本語が話せ、高校生の頃はフランスで暮らしたことがあるそうなのでフランス語も堪能なため、イタリア語、フランス語、英語、そして片言の日本語がミックスされた楽しいレッスンでした。
全てのお料理が出来上がり、早速お楽しみの試食タイムに。
キャンティの赤ワインと一緒にいただきま〜す。
どのお料理も塩、こしょうやスパイス以外はこれといった特別な調味料を使っていないのに、何でこんなに美味しいの?!
「ヴォーノヴォーノ!!」を連発していると、マダムが笑いながら「早くて、簡単で、おいしい」と一言。
その通りです♪
気が付くと時間はもう夕方の4時過ぎで、レッスンは10時30から始まったので超長居してしまった。
楽しいおしゃべりに美味しいお料理とワインで、すっかりくつろいだ1日でした。

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部屋の壁にはいろんな絵が飾っていて、全てご主人が描いたものだそう。
いかにもアーティストのお家という感じ。とっても雰囲気があります。




ちょっと見えにくいですが、窓の横には暖炉があります。
机の上にはデッサンとかが一杯。


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ブルスケッタとリガトーニのラグー
パスタの量を控えめでお願いしたのに、結局マダムの分も食べちゃった。

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詰め物がレモン風味なのでいくらでも食べれちゃう!
ポルチーニソースが風味豊かなチキンのお料理です。今年のクリスマスレッスンはこれをメインにしよっと。

ドルチェのりんごのケーキ。上にかけた粉砂糖を『ゆき』とネーミングしていました。バラのお皿も超可愛い♪
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マダムお手製のレモンチェロ
ラベルはご主人作です。さすがっ!
黒猫も一緒で可愛いね♪




9月12日(月)  フィレンツェ旅行記

日本からのフライトはミラノまで直行便とはいえ、フィレンツェへ乗り換えするまでのトランジットが2時間あって、しかも出発が1時間ほど遅れたりしたもんだから、フィレンツェに着いたのは夜の10時過ぎ頃。
着いてそうそう主人はビールが飲みたい!と、宿泊する『レジデンス・レオポルド』の周りをウロウロしたんだけれど、日曜日なのでどこも閉まっちゃってるし、16時間の移動にもう超クタクタだったので、日本から持って来たカップラーメンを食べて寝ることに。

朝、6時頃に目が覚め、まだ早いからと二度寝したら10時過ぎ。
レジデンスはキッチン付き(滞在中、外食続きにならないからイイですね)なので、ちょうどお腹も減ったし、近くの大型スーパーへ買出しに行くことにしました。
フィレンツェ市内にはメルカートという大きな中央市場があるんだけど、営業時間がお昼頃までらしく、その他はコンビニクラスの小さなスーパーしかないので不便だって太田ちゃんが言ってたんだけれど、私達が滞在中お世話になったレジデンスは、市内からバスで20分ほどのレオポルドという場所にあり、ちょっと市内から外れると大型スーパーがあるので住むにはとても便利そう。
巨大カートを押しながら中へ入るとありますあります、季節の野菜やフルーツ、チーズや生ハム、イタリアのお惣菜が!!
やっぱり外国のスーパーは面白いね。
季節的に生のポルチーニなんかあったりしたので「楽し〜な〜」とはしゃいでいたのもつかの間、私の目にアル物が飛び込んできたのでフリーズしてしまいました。
それは、真っ二つに切られた豚の顔のパック売り!!ぎょぇ〜!!しかも1つじゃなくって3つほど並んであって、歯まで残っていてグロすぎっ!怖すぎーっ!!!(グロすぎて写真撮れなかった)
フィレンツェは内陸なので豚や猪などの肉料理が多く、この顔面真っ二つの豚(猪?)もシンプルに塩、胡椒でグリルしていただくんだそう。お年寄りのシニョールが「これ美味いんじゃよ」(イタリア語だったので分からないけど多分そんなセリフ)と、固まっている私達にニコニコしながらご購入。フランスのスーパーでも因幡の白兎状態とかいろいろ見たけれど、こんなのは初めてだったので結構カルチャーショックです。

夕方にちょこっと観光し、夜は太田ちゃんと再会を祝したディナーを『トラットリア・ラ・グラデッラ』で。
(太田ちゃんは元会社の同僚。今はフィレンツェで事務所を構え『フィレンツェ・イン・タスカ』というフィレンツェガイドサイトを運営しています。たくましぃ〜!)
トラットリアの中庭で食事をしたんだけれど、2匹の美猫姉妹がテーブル周りをウロウロしていて、来て早々ピギーに会いたい病になっていた私には嬉しい限り。食事そっちのけで猫ちゃんとずっと遊んでいました。
今は昔みたいにアンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェまで食べなくても自分の食べれる料理だけオーダーしても大丈夫らしく、イタリア人でもそんなに食べなくなったんだって。
私は前菜に「トマトとモツァレラチーズのサラダ」、太田ちゃんは「パンチェッタのクリームパスタ オーズマリー風味」、主人は「猪のラグー」をオーダーし3人でシェアーしたけれど、やっぱり海外のレストランの食事の量は多いね。どうみても1人前は2〜3人分くらいでした。


夜ゴハン並みのメニューですが、朝・昼兼用の食事です。
一応、主食はパスタね。
プチトマトとモッツァレラチーズのパスタ
ポテトとパンチェッタのソテー
ルコラのサラダ
チキンにベーコンを巻いたものが売っていたので、生のポルチーニとローズマリーと一緒にオーブンでローストしたもの

スパークリングは甘口のスプマンテだったので失敗。。。

美猫姉妹のお姉ちゃんです。

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↑ドゥオモです。観光客でごった返してます。




9月10日(土)  乾燥さぬきうどん

イタリア旅行でお世話になる太田ちゃんへの手土産として、リクエストされた日本茶に「イタリア=パスタ=アルデンテ」と勝手な方式からさぬきうどんをセットすることにしました。

妹の旦那さんが香川出身で、とにかく、うどんには超うるさい!
そんなうどん命の彼も太鼓判を押すのが『三野製麺所』の「乾燥さぬきうどん」です。
妹の家で初めて食べて、ビックリするくらいのコシとツルツル感に驚いたんだけれど、茹で時間が25分!と聞いて「えぇ〜、25分も茹でんの〜?!」と、もっとビックリした!!
でも、それだけ長い時間かけて茹であがるのを待つ甲斐はありますっ!
しかも乾燥うどんなので、長期保存も可能。
フランスにいる頃は母に送ってもらっていて、とっても重宝しました。
これから寒くなるにつれお鍋が恋しくなってくるし、お鍋にはやっぱおうどんでしょ。
茹で時間さえ我慢すれば、おいすぃ〜さぬきうどんが食べられるんだもの。
でも、25分は長すぎ!という方には冷凍うどんがオススメ。
解凍時間は沸騰したお湯で1〜2分(早っ!)、すぐに食べることが出来ます。

太田ちゃんのイタリア人の彼氏も、このさぬきうどんなら「ヴォーノ!」って言ってくれるかな?




9月9日(金)  ハゼ柄?の器
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ハゼってこんな魚だったっけ??

ネイルサロンの『ラメリック』にはもうかなり長く通っているのに足のケアはずっと自己流で、私の足の爪はかなりの深爪状態だったらしい。爪は短い方が好きだから気にしてなかったんだけど「長友さんの足の爪は悪いお手本」とオーナーの後藤さんに大笑いされ、今年の4月からは手のケアにプラスし、月1ペースで足のケアもしてもらうように。
足の爪は月1のケアでもかなり変るということで、5ヶ月経った今は足先のお肉が爪にちゃんと着いてきて、ペディキュアを塗ってなくても全然平気になってきました。
やっぱりプロのケアってすごいね。

ラメリックの帰りはいつも自由が丘をウロウロして、雑貨や食器を見て周っているんだけれど、今日は『ペティコ−トレイン』という骨董屋さんで
古い器をGet!
しかもお値段が¥105だったのでビックリ!
以前も、鯉の金縁の絵皿が6枚セットで¥1000だったりと、ここのお店にはいつも驚かされっぱなし。おもしろいお店です。
ちなみに、この器の柄は「金魚ですか?」と聞いたらハゼなんだそうです。
残念ながらフタ付きはこの2組だけ。
6組あれば良かったんだけれどなぁ。。。




9月4日(日)  『シャポンファン』
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↑ 1Fではお茶もできます
「シャポン・ファン」
03−5489−0517 
月曜日 定休日
随分ご無沙汰していた代官山のフレンチ『シャポン・ファン』で、ワインスクールのお友達とお食事会を。
ワインを勉強しているということで1人1本ワインを持参し、話題はもちろんワインの話!
ではなくて、もう皆酔っ払っちゃって何話したかあんまり覚えてないんだけれど、とにかくよくしゃべってよく飲みました。
で、写真撮るの忘れちゃったけれど、お料理は相変わらずどれも美味しかったです♪
シャポンファンの森田さんは、いつ休んでるの?というくらい働き者で、レストランで料理教室も開催されているんだけれど、8月には特別レッスンということで氷の彫刻レッスンをされたんだそう。
お誘いのお知らせをいただきましたが、レッスンがあったので参加出来なかったんだけれど、氷でワシを作ってはりました!
すっごい楽しそう〜!




9月3日(土)  オリーブのクイックレシピ

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プロヴァンスで買ったオリーブ専用のお皿と、パリの蚤の市でみつけたピック。


買い置きしていた貝割れを使おうとパックのフタをはずそうとしたところ、こげ茶色の動く物体を発見!
てっきり、ゴキだと思った私は「ひゃーっ」と貝割れを放り投げてしまったんだけれど、よく見ればお尻にトゲのような物がついている。
あれ、もしかしてゴキじゃなくってコオロギ??
小さなコオロギがビックリして慌てふためいていました。
で、ベランダの鉢植えに逃がしてあげたら「コロコロ」鳴きだして、ん〜、虫の音ってとっても秋って感じ。


7月のレッスンで、チキンとオリーブを使った煮込みを作ったんだけれど、生徒さんから「余ったオリーブの使い道を教えてほしい」という質問がありました。
そこで、オリーブを使った超簡単おつまみのレシピを。
オリーブににんにくのみじん切り(もしくはおろしにんにく)とオリーブオイルをかけてよく混ぜるだけ。
すぐに食べてもイイけれど、冷蔵庫で少し冷やして味をなじませると、お酒がすすんで困っちゃうくらい美味に。黒こしょうや唐辛子を一緒に加えてもイイ感じです。
オリーブ余っちゃってる人は、是非お試しを。




9月1日(木)  イタリアの美味しい旅
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もう、見るものぜ〜んぶ買って帰りたくなっちゃうほど美味しそうです!!
今日から9月。
イタリア旅行用にと本屋さんで取り寄せをお願いしていた『イタリアのおいしい旅』(著者:池田律子、阪急コミュニケーションズ/フィガロブックス)が入荷したので引き取りに。
これは、フィガロジャポンで連載していた「イタリアにご馳走さま」をまとめたスローフードガイドブックです。

クリープサロンの中道さんに「イタリアに旅行した人は帰って来てから1週間後に太り出すから気をつけて」と恐ろしいことを言われちゃって、行く前から美味しいレストランやワインセラー巡り、マンマの料理教室と、洋服よりも「食」の事ばかりリサーチをお願いしている私は、確実に太るね。

『イタリアのおいしい旅』にはお馴染みの食材から初めて見る食材までいろいろ紹介されていて、コレもアレも見るもの全部欲しくなっちゃう。
特に「プロフーモ・デル・キャンティ」という香草塩はかなり興味深々。
フランスで塩の美味しさに目覚めて以来「美味しいお塩を使おう!」と塩にはこだわるようになったんだけれど、プロフーモ・デル・キャンティはただ者ではない塩と本でも紹介されていて、絶対ほしぃ〜!
幻の生ハムといわれる「クラテッロ」とか、真っ白なもち肌チーズ「ブッラータ」とか、もう何この本〜?!欲しい病に拍車がかかる〜!!
買って帰る食材リストはどんどん増えて、帰りの荷物は大変なことになりそうな予感。。。



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