日本からのフライトはミラノまで直行便とはいえ、フィレンツェへ乗り換えするまでのトランジットが2時間あって、しかも出発が1時間ほど遅れたりしたもんだから、フィレンツェに着いたのは夜の10時過ぎ頃。
着いてそうそう主人はビールが飲みたい!と、宿泊する『レジデンス・レオポルド』の周りをウロウロしたんだけれど、日曜日なのでどこも閉まっちゃってるし、16時間の移動にもう超クタクタだったので、日本から持って来たカップラーメンを食べて寝ることに。
朝、6時頃に目が覚め、まだ早いからと二度寝したら10時過ぎ。
レジデンスはキッチン付き(滞在中、外食続きにならないからイイですね)なので、ちょうどお腹も減ったし、近くの大型スーパーへ買出しに行くことにしました。
フィレンツェ市内にはメルカートという大きな中央市場があるんだけど、営業時間がお昼頃までらしく、その他はコンビニクラスの小さなスーパーしかないので不便だって太田ちゃんが言ってたんだけれど、私達が滞在中お世話になったレジデンスは、市内からバスで20分ほどのレオポルドという場所にあり、ちょっと市内から外れると大型スーパーがあるので住むにはとても便利そう。
巨大カートを押しながら中へ入るとありますあります、季節の野菜やフルーツ、チーズや生ハム、イタリアのお惣菜が!!
やっぱり外国のスーパーは面白いね。
季節的に生のポルチーニなんかあったりしたので「楽し〜な〜」とはしゃいでいたのもつかの間、私の目にアル物が飛び込んできたのでフリーズしてしまいました。
それは、真っ二つに切られた豚の顔のパック売り!!ぎょぇ〜!!しかも1つじゃなくって3つほど並んであって、歯まで残っていてグロすぎっ!怖すぎーっ!!!(グロすぎて写真撮れなかった)
フィレンツェは内陸なので豚や猪などの肉料理が多く、この顔面真っ二つの豚(猪?)もシンプルに塩、胡椒でグリルしていただくんだそう。お年寄りのシニョールが「これ美味いんじゃよ」(イタリア語だったので分からないけど多分そんなセリフ)と、固まっている私達にニコニコしながらご購入。フランスのスーパーでも因幡の白兎状態とかいろいろ見たけれど、こんなのは初めてだったので結構カルチャーショックです。
夕方にちょこっと観光し、夜は太田ちゃんと再会を祝したディナーを『トラットリア・ラ・グラデッラ』で。
(太田ちゃんは元会社の同僚。今はフィレンツェで事務所を構え『フィレンツェ・イン・タスカ』というフィレンツェガイドサイトを運営しています。たくましぃ〜!)
トラットリアの中庭で食事をしたんだけれど、2匹の美猫姉妹がテーブル周りをウロウロしていて、来て早々ピギーに会いたい病になっていた私には嬉しい限り。食事そっちのけで猫ちゃんとずっと遊んでいました。
今は昔みたいにアンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェまで食べなくても自分の食べれる料理だけオーダーしても大丈夫らしく、イタリア人でもそんなに食べなくなったんだって。
私は前菜に「トマトとモツァレラチーズのサラダ」、太田ちゃんは「パンチェッタのクリームパスタ オーズマリー風味」、主人は「猪のラグー」をオーダーし3人でシェアーしたけれど、やっぱり海外のレストランの食事の量は多いね。どうみても1人前は2〜3人分くらいでした。
|