スーパールート第3話 おまえの空手を見せてやれ

アクセル「しかし、いやに気合いの入った敵だったな」

京四郎「無理もないさ。バーム星人とは、戦争になったいきさつが
いきさつだからな」

アクセル「いきさつ…? なんかあったのか?」

ナナ「あきれた。あなたバーム星との交渉決裂を知らないのぉ?」

アクセル「…交渉…決裂…? う、うう…」

甲児「ん、どうした? もしかして、なにか思い出したのか?」

アクセル「…わからないんだな、これが」

京四郎「おいおい、忘れてるってどういうことだよ」

ミチル「彼は記憶喪失なのよ」

ナナ「ええっ!?」

アクセル「まあ、気にしないでくれよ。忘れてるっていっても、
名前は覚えてたし、服も一人で着れりゃ、トイレだっていける。
メカの操縦もな」

さやか「そこまで忘れられてもねえ」

(中略。二人だけの世界に入っている一矢とエリカを見て)

ボス「おい、なんかあの二人だけ別の世界にひたってねえか?」

甲児「ボスとは無縁の世界だからなあ」

ボス「なんだよ、俺だってそのうちになあ」

アクセル「ここは記憶喪失カップル誕生!という方が話的に…
痛えっ!」

甲児「お前も黙ってろよ」

アクセル「何も殴ることないだろ? 冗談だっての」



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