共通ルート第24話 夢色の追跡者

レモン「…というわけ。理解してくれたかしら?」

アクセル「ああ。アオイ・ワカバの息子を煽り、彼を乗機ごと
ギガノス機動要塞へ向かわせる…そのあとに
ロンド・ベル隊の旗艦を制圧だな?」

レモン「そういうこと。ブリッジを占拠して動きを封じて
くれればいいの。…あなたにとっては簡単よね?」

アクセル「その隙に内部に侵入して、艦内制圧か…
いつもの手口だな」

レモン「そう。こういう時のために(主人公機体名)には
自爆装置をつけてあるんだから」

アクセル「…そうだな。乗員には気の毒な話だが」

レモン「…ねえ、あなた…大丈夫なの?」

アクセル「…なぜだ?」

レモン「そんな口調だった? …私は前の方が好きよ」

アクセル「気のせいだろう。こんなもんだ、これが」

レモン「…まあいいわ。ようやく…ね」

アクセル「ああ。これで我々の…望んだ…
世界が来る…う…」

レモン「やっぱり…転移の影響で、どこかおかしく
なってるんじゃない?」

アクセル「任務は了解した…切るぞ」

レモン「ちょっと待っ」

アクセル「ふう…いよいよ…か…」
(なぜだ…レモンの言うとおり…転移の影響なのか。
ついにこの時が来たというのに…
高揚感がない…? 以前の俺に戻らなければ
ならない…向こうにいた頃の…俺に)


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