第6話 華麗なるル・カイン

リッシュ「なんとも大胆なことをする連中だぜ。なんでこうまで、できるのかね」
「ま、やれるだけやってみましょう」

セレイン「……奴か」

リッシュ「おっと、セレインもいるのか。なあセレインちゃん、ものは相談なんだが……」

セレイン「黙れ!」

リッシュ「お前、こっちにつかねえか?惚れた女とやりあうのは、どうも性にあわねえ」

セレイン「な……に?貴様、私をバカにしているのか」

リッシュ「そんなつもりはねえんだが……どうだ?長い目でみりゃあ、お前らに勝ち目はないぜ?」

セレイン「貴様にそんな事を言われる筋合いはない。帝国につくくらいなら、この場でル・カインと
差し違えて死ぬほうがましだ。二度と口にするな!」

リッシュ「ひゅーっ、いいねえ、さすが俺が見込んだ女だ。そういうだろうと思ってたぜ」

セレイン「貴様……やはりざれ言か!許さん!」


(セレインとリッシュ交戦時)

セレイン「お前は目障りだ、沈め!」

リッシュ「ま、この場合、しかたねえよなあ」


(感想)
だんだん、夫婦漫才を彷彿とさせる、掛け合いを繰り広げだした2人。
常に怒っているセレインと、常にへらへらしているリッシュ。
…どうやら、パターンが出来てきたようです。

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