(シナリオデモ)
忍「へっ、いよいよやるってわけだな。ここんとこ、奴らにゃ襲われてばっかでイライラしてたんだ。
今度は、こっちがやってやるぜ」
甲児「気合は十分だからな。見てろよ、異星人どもめ、徹底的にぶっ叩いてやる!」
リョウ「ああ、銀河帝国だろうが、なんだろうが、俺たちがいつまでもやられっぱなしじゃいないってことを、
みせてやろうぜ」
亮「フッ、ことわざに曰く、朝食のパンは、バターを塗った側を下にして落ちる」
忍「なんだと!?亮、てめえいったい何がいいたい!?」
甲児「おう、大体俺はマーガリン派なんでえ」
ギャリソン「ほほほっ、そういうことではございませんぞ、甲児さま。つまり、ついていない時は、
常に最悪の結果を想定しなければならない、ということですな」
亮「敵さんは、そろそろしびれを切らしているかもしれん。この戦いで全力を出し切っちまったら、
後が続かん、ということだ。俺たちの星のことだ、少しは先の事も考えるんだな」
リョウ「なるほどな。すぐにでも別の艦隊がくるかもしれないってことか」
大介「時期はともかく、来るだろうことは間違いない。前にも言ったように、かなりの規模のものだろう」
忍「チッ、だったらどうだってんだよ、ええ、亮、今いる奴らだって、楽に勝てるような連中じゃねえんだぞ!?」
沙羅「あんたのちっちゃい脳みそのすみっこにでも、忘れずに置いとけばいいってことさ。
誰もあんたに考えることなんて期待しちゃいないんだから、安心しなよ」
忍「んだと沙羅、てめえ……」
アラン「お前たち、いい加減にしないか!」
万丈「ま、要は心構えの問題ってことさ。もし奴らを叩けたとしても、決してこれで終わりってわけじゃない。
多分、より厳しい戦いが待っている」
甲児「そりゃわかったけどさ、結局、やることはやるんだろ?」
アラン「当然だ。今やらねば、それこそ大変な事になるかもしれん」
アムロ(……なあ、亮の言った言葉だが……そういう意味だったか?)
ブライト(いや……よくわからんが……)
大作(でも、あの、意味はともかく……あれって、ことわざじゃないと思います)
さやか(……やっぱり、そうよねえ)
アムロ(確かに……)
雅人「ま、救いといえば、つるむ相手が美人だってことかな。あれがジャミトフやバスクみたいのだったら、たまんないもんね」
さやか「まあ、あっきれた……」
甲児「おい、まさか、お前あーいうのが好みか?まあ、少しはわかる気もするけど……」
マリア「もう、甲児!」
サイ・サイシー「オイラ、あーいうのは苦手だなあ」
アルゴ「……俺は、そうでもない」
甲児「おっと」
サイ・サイシー「へえ、アルゴのおっさんが女の話するなんて珍しい」
ジョルジュ「人の好みは十人十色。ですが、今はそのような観点で話をするべき時ではありません」
さやか「そうよ、まったく」
ルー「ほ〜んと、しょうがない連中だわ」
マリア「最低ーっ!」
(感想) リッセレは出てこないのですが、印象深い場面だったので、取り上げてみました。 「64」では、獣戦機隊の亮が、かなりいい感じなんですよ。 わざとなのか、はたまた天然なのか。 間に挟まれたアムロや大作君の、心の声(?)が、またいいですね。 大作君、君だけだ、マトモなのは!(笑)その通り! ほっと一息、といった場面でした。 |