第34話 共同戦線(OZルート)

(シナリオデモ)

忍「へっ、いよいよやるってわけだな。ここんとこ、奴らにゃ襲われてばっかでイライラしてたんだ。
今度は、こっちがやってやるぜ」

甲児「気合は十分だからな。見てろよ、異星人どもめ、徹底的にぶっ叩いてやる!」

リョウ「ああ、銀河帝国だろうが、なんだろうが、俺たちがいつまでもやられっぱなしじゃいないってことを、
みせてやろうぜ」

亮「フッ、ことわざに曰く、朝食のパンは、バターを塗った側を下にして落ちる」

忍「なんだと!?亮、てめえいったい何がいいたい!?」

甲児「おう、大体俺はマーガリン派なんでえ」

ギャリソン「ほほほっ、そういうことではございませんぞ、甲児さま。つまり、ついていない時は、
常に最悪の結果を想定しなければならない、ということですな」

亮「敵さんは、そろそろしびれを切らしているかもしれん。この戦いで全力を出し切っちまったら、
後が続かん、ということだ。俺たちの星のことだ、少しは先の事も考えるんだな」

リョウ「なるほどな。すぐにでも別の艦隊がくるかもしれないってことか」

大介「時期はともかく、来るだろうことは間違いない。前にも言ったように、かなりの規模のものだろう」

忍「チッ、だったらどうだってんだよ、ええ、亮、今いる奴らだって、楽に勝てるような連中じゃねえんだぞ!?」

沙羅「あんたのちっちゃい脳みそのすみっこにでも、忘れずに置いとけばいいってことさ。
誰もあんたに考えることなんて期待しちゃいないんだから、安心しなよ」

忍「んだと沙羅、てめえ……」

アラン「お前たち、いい加減にしないか!」

万丈「ま、要は心構えの問題ってことさ。もし奴らを叩けたとしても、決してこれで終わりってわけじゃない。
多分、より厳しい戦いが待っている」

甲児「そりゃわかったけどさ、結局、やることはやるんだろ?」

アラン「当然だ。今やらねば、それこそ大変な事になるかもしれん」


アムロ(……なあ、亮の言った言葉だが……そういう意味だったか?)

ブライト(いや……よくわからんが……)

大作(でも、あの、意味はともかく……あれって、ことわざじゃないと思います)

さやか(……やっぱり、そうよねえ)

アムロ(確かに……)


雅人「ま、救いといえば、つるむ相手が美人だってことかな。あれがジャミトフやバスクみたいのだったら、たまんないもんね」

さやか「まあ、あっきれた……」

甲児「おい、まさか、お前あーいうのが好みか?まあ、少しはわかる気もするけど……」

マリア「もう、甲児!」

サイ・サイシー「オイラ、あーいうのは苦手だなあ」

アルゴ「……俺は、そうでもない」

甲児「おっと」

サイ・サイシー「へえ、アルゴのおっさんが女の話するなんて珍しい」

ジョルジュ「人の好みは十人十色。ですが、今はそのような観点で話をするべき時ではありません」

さやか「そうよ、まったく」

ルー「ほ〜んと、しょうがない連中だわ」

マリア「最低ーっ!」


(感想)
リッセレは出てこないのですが、印象深い場面だったので、取り上げてみました。
「64」では、獣戦機隊の亮が、かなりいい感じなんですよ。
わざとなのか、はたまた天然なのか。
間に挟まれたアムロや大作君の、心の声(?)が、またいいですね。
大作君、君だけだ、マトモなのは!(笑)その通り!
ほっと一息、といった場面でした。

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