(シナリオデモ)
さやか「どうしたの、何か珍しいものでもあった?」
セレイン「いや……景色を眺めていただけだ。1人か、甲児達はどうした?」
さやか「ボスやショウと一緒に、倉庫にあったバイクを借り出して、その辺で遊んでるわよ。
まったく、どういう神経してるのかしら」
セレイン「レクリエーションさ。戦うべき時に戦うのなら、問題はない」
さやか「言われてみればそうかもね。セレインはやらないの?そういうことは?」
セレイン「ああ。私はそういうのは好きじゃない」
さやか「セレインも、たまにはみんなに付き合わないとだめよ」
セレイン「努力はするよ」
セレイン(別の宇宙人か……まったく、こんなことになろうとはな。レラ、あの時には思いもしなかったよ。
どうやら、まだ戦いは終わりそうにない。先の事など、考えてもムダだったようだ。……良かったのか、
悪かったのか、わからないけどな)
リッシュ「……よっ」
セレイン「今度はお前か。何の用だ」
リッシュ「いやなに、ここんとこ、少しばかり様子が違ってたもんでな」
セレイン「お前に気にしてもらう必要はない」
リッシュ「かもしれねえが、そういうのはな、周りにも影響するもんだ」
セレイン「……気をつけるとしよう」
リッシュ「……それと、だ」
セレイン「まだ何かあるのか?」
リッシュ「たまには、一緒にメシでもどうだ?ん?」
セレイン「遠慮しておく」
リッシュ「相変わらず冷たいねえ。少しは考えるフリとか、しないもんかね」
セレイン「答えは決まっている。そんなことをする必要はない」
(感想) ここの目玉は、やはりさやかさんの心遣いでしょう。 「64」グラフィックのさやかさんは、他ゲームと比べて、かなり「おとなしいお嬢様」のようなんですよ。 だから尚更、さながら学級委員長のように見えてしまうんです。 そして、リッシュの忠告を素直に受け入れるセレイン! 食事くらい、つきあってやれ!という感じですね。 |