第24話 激闘!ラビアンローズ(独立軍ルート)

(シナリオデモ、マーチウインドが接触すると思われるラビアンローズを
破壊する任務を与えられるリッシュ)

リッシュ「特佐、帝国軍に対する最後の攻勢の最中に、そこまでやる必要性がわかりませんが?」

(バシッ)

リッシュ「ぐっ……」

バスク「知ったふうな口をきくな!貴様に何がわかるか!貴様は黙って、命令に従っておればよいのだ!」

ガイア「リッシュ特尉、期待してもよいのだろうな?”不死人”の名が、名誉なものとなればよいが」

リッシュ「……ガイア特尉は、何か含むところがあるようですな」

バスク「やめんか、バカ者が。私はアポロ作戦の指揮をとる。作戦終了時には、よい報告を
期待している。以上だ」

リッシュ(ちっ、気にいらねえ。まったく気にいらねえぜ。バスクめ……いったいどういうつもりだ。
くそっ、つまんねえことになりそうだぜ……)


(マップ開始、マーチウインド出現に浮き足立つ黒い三連星に対して)

リッシュ(バカが。そう都合よくいくかよ。ありゃ連中のトップエースどもだぜ。フッ、俺たちゃつくづく
縁があるって気がしてきたぜ?なあ、セレイン)

セレイン「……あいつか、しつこい奴だ。”アンデッドマン”とは、よくもいったものだな」


(セレインとリッシュ交戦時)

セレイン「こりずに、またやられに来たのか」

リッシュ「おいおい、そいつは結果論だ。俺は、お前に出会ったのは運命だったって、
マジで思ってんだぜ?」

(会話選択 その1)

セレイン「黙れ!貴様の戯れ言はもうたくさんだ!」

リッシュ「ちっ、あいかわらず冷てえなあ、セレイン、どうして俺の言うことわかってくれないのかね」

セレイン「馬鹿か貴様は。敵の言うことなど、なぜ聞かねばならん!敵ならば倒す、それだけだ!」

リッシュ「ま、そりゃそうだ。しかたがねえか」

(会話選択 その2)

セレイン「フン、貴様もあいかわらず、もの好きな奴だな。そんなふざけたことばかりしているから、
いつも負けて帰るハメになる」

リッシュ「あいにくと、運だけはよくてな。お前にやられたって、そう簡単にゃくたばらねえよ」

セレイン「そうか。ならば今回もためしてみたらどうだ?」

リッシュ「おっと、そうくるかよ。ま、しゃーねえわな」

(会話選択 その3)

セレイン「貴様が何をいおうと、敵である以上は戦う以外に道はなかろう」

リッシュ「だからよ、お前が本気でいってくれるんなら、俺はいつでもそっちにつくっていってるじゃねえか」

セレイン「だから、なぜ私がそんなことをいわねばならん!」

リッシュ「そりゃお前……俺がいってほしいからだ。何度も言うが、俺あマジだぜ!?」

セレイン「そうか……なら、お前が死んだら考えてやる」

リッシュ「おい、ちょっと待て!おい、セレイン!!」

(選択2か3の場合、後のシナリオで説得可能)


(エンドデモ)

リッシュ「バスク特佐、帝国軍を追撃しないと聞きましたが」

バスク「貴様が関与することではない。そもそも貴様らが失敗しなければ、こんなことにならずにすんだかも
しれんのだ。そんな言葉は、実績を見せた者が言うことだ」

リッシュ(けっ、ハナっからそのつもりもなかったってわけかよ、タヌキが。帝国軍を排除するだけが
OZの目的だったんじゃねえとは思ったがよ)

バスク「負傷したジェリド特尉は、地球で療養するそうだな。貴様もそうしてもかまわんぞ」

リッシュ「ご冗談をおっしゃる」

バスク「ならば、実績を示すのだな。でなければレディ=アンのところへでも行くがいい」


リッシュ「ちっ、あのレディ=アンもすっかり変わっちまったって話だしな。こりゃマジで嫌な展開に
なってきやがったぜ。さあて、どうするかな……」


(感想)
このシナリオでのリッシュは、さしずめリストラの危機にあっている、とでもいいましょうか。
「64」のバスクは、本当に憎らしいです。
そして、このあとのセレインの会話選択では、半ばあきれている方が、後で説得が出来るようです。
セレインも、「ためしてみたらどうだ?」とか、「お前が死んだら考えてやる」とか、
冗談とも本気ともとれない、楽しい(?)言葉の攻撃を仕掛けていきます。
…すっかり、リッシュのあしらい方を学習したというべきか…。
更に最後。バスクとの、キツネとタヌキの化かしあい(笑)。
こういったことが、リッシュをセレインの元に走らせるきっかけとなったのでしょうね。きっと。

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