(シナリオデモ、レラが艦から降りる場合)
アムロ「どうかしたのか、セレイン?」
セレイン「いえ、別に。そういえば、ここしばらくレラの姿を見かけないようですが」
アムロ「君は知らなかったのか?彼女なら数日前に出ていったよ」
セレイン「出ていった?」
アムロ「ああ、クスコの聖女と話をしていた後だったと思ったが……。彼女たちの考え方はずいぶん
ショックだったようだな」
セレイン「そうですか。ならばいいんです。どうせ、たいして役にたっていたわけでもない」
アムロ「ずいぶんきついんだな」
セレイン「無駄に死ぬことはないといいたかっただけです。では私は、部屋に戻りますので」
(レラが艦から降りない場合)
セレイン「どうした?早朝に発射基地へ向かうから、今のうちに休んでおかないときついぞ」
レラ「え?う、うん……そうだね」
セレイン「変な奴だな」
レラ「あ、あのさ……」
セレイン「なんだ?」
レラ「宇宙って……その、どんな感じなんだろ」
セレイン「そうか、宇宙に行ったことなかったんだな。宇宙に上がるのが恐いのか?」
レラ「そ、そんなんじゃないよ!たださ、敵の弾にあたって死ぬならともかく、スーツに穴とかあってさ、
空気がなくなって死んだりするのは……イヤじゃない。寝てる間に、艦の空気がなくなっちゃうとか……」
セレイン「今どきそんな事故で死ぬ奴など、めったにいない」
レラ「そ、それにさ、身体が浮いちゃうっていうし……」
セレイン「その無用な心配を、恐がっているというのだ」
レラ「そんなこといったって……知らないんだから、しょうがないじゃないか」
セレイン「どうせ行くのだ。気にしないことだな。大作ですらそんなことはいわんぞ」
レラ「……なんだよ、バカ!!」
(エンドデモ)
レラ「…………」
セレイン「大丈夫か?目は閉じない方がいい」
レラ「わ、わかってるよ」
セレイン「なら、いい」
(戦いは終わらない……私はいつまで戦いつづけられるのだろう……)
| (感想) 艦から降りることになったレラは、挨拶もせずに行ってしまいます。 淋しすぎる…。 そして、艦から降りないレラは、すっかり安心したのか、急にかわいいキャラになります。 セレインとも、まるで姉妹のように仲良くなって…。宇宙での空気の心配をするレラが、 とてもかわいいです♪ |