第22話 宇宙の呼ぶ声(独立軍ルート)

(シナリオデモ、レラが艦から降りる場合

アムロ「どうかしたのか、セレイン?」

セレイン「いえ、別に。そういえば、ここしばらくレラの姿を見かけないようですが」

アムロ「君は知らなかったのか?彼女なら数日前に出ていったよ」

セレイン「出ていった?」

アムロ「ああ、クスコの聖女と話をしていた後だったと思ったが……。彼女たちの考え方はずいぶん
ショックだったようだな」

セレイン「そうですか。ならばいいんです。どうせ、たいして役にたっていたわけでもない」

アムロ「ずいぶんきついんだな」

セレイン「無駄に死ぬことはないといいたかっただけです。では私は、部屋に戻りますので」


(レラが艦から降りない場合)

セレイン「どうした?早朝に発射基地へ向かうから、今のうちに休んでおかないときついぞ」

レラ「え?う、うん……そうだね」

セレイン「変な奴だな」

レラ「あ、あのさ……」

セレイン「なんだ?」

レラ「宇宙って……その、どんな感じなんだろ」

セレイン「そうか、宇宙に行ったことなかったんだな。宇宙に上がるのが恐いのか?」

レラ「そ、そんなんじゃないよ!たださ、敵の弾にあたって死ぬならともかく、スーツに穴とかあってさ、
空気がなくなって死んだりするのは……イヤじゃない。寝てる間に、艦の空気がなくなっちゃうとか……」

セレイン「今どきそんな事故で死ぬ奴など、めったにいない」

レラ「そ、それにさ、身体が浮いちゃうっていうし……」

セレイン「その無用な心配を、恐がっているというのだ」

レラ「そんなこといったって……知らないんだから、しょうがないじゃないか」

セレイン「どうせ行くのだ。気にしないことだな。大作ですらそんなことはいわんぞ」

レラ「……なんだよ、バカ!!」


(エンドデモ)

レラ「…………」

セレイン「大丈夫か?目は閉じない方がいい」

レラ「わ、わかってるよ」

セレイン「なら、いい」
(戦いは終わらない……私はいつまで戦いつづけられるのだろう……)


(感想)
艦から降りることになったレラは、挨拶もせずに行ってしまいます。
淋しすぎる…。
そして、艦から降りないレラは、すっかり安心したのか、急にかわいいキャラになります。
セレインとも、まるで姉妹のように仲良くなって…。宇宙での空気の心配をするレラが、
とてもかわいいです♪

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