狭山丘陵の花

早春

 

キンラン

キンラン (09/5/3 狭山丘陵)

野生の群生が減っていますが、ここでは40株が一斉に咲きました。

 

紅梅(02/1/26野山北公園)

紅梅(02/2/3野山北公園)

白梅(05/1/14北山公園)

シロバナスイセン

シロバナスイセン(23/1/15陣鐘)

野生化した帰化種で、新宿御苑のペーパーホワイトと同じ種です。小石川の白花水仙とはちがうようです。

ハンノキ

ハンノキ(24/2/11菩提樹池)

雄花(右)の元の所に3ミリくらいの雌花(写真上)が咲いて、秋に果実になります。左上の実は前年の実です。ヤシャブシとハンノキは染料に使うために水田や水路の横で栽培されていたため、よく水田跡に群落をつくります。6月、ミドリシジミが産卵する頃、一部落葉がはじまり、夏の若葉が芽吹きます。(榛の木)

バイカツツジ

バイカツツジ冬芽(24/2/19)

下にある2つは前年の実(蒴果・さくか)。

マンサク

マンサク(2010/2/21野山北公園)

ヒメオドリコソウ(02/2/26野山北公園)

ヨーロッパ原産「姫踊り子草」
葉をもむといやなにおいがする。
(外来種)

コナラどんぐり(02/2/26野山北公園)

2月でも雨が降れば発芽します。

ショカツサイ(02/2/26野山北公園)

日本名:オオアラセイトウ
別名:ハナダイコン、ムラサキハナナ
ハナダイコンと呼ばれていますが、桜の頃に咲くものとは違い、花も葉も縮れていて違う種類みたいに見えます。
(外来種)

コハコベ(02/2/26野山北公園)

帰化種で狭山丘陵でよく見られます。
ハコベとの交雑種もあり、区別しないで「ハコベ」と呼ばれている。

梅(02/3/9野山北公園)

スイセン(02/3/8野山北公園)

DSCF3214h.JPG

フキノトウ(07/3/10堀口)

ナズナ(02/3/10西久保湿地)

通称:ペンペングサ

ミミナグサ(02/3/10西久保)

タネツケバナ(02/3/10西久保)

カンスゲ(02/3/10西久保)

ネコヤナギ(02/3/10西久保)

ホトケノザ(02/3/10大谷戸)

春の七草のホトケノザとは違います。

シロバナタンポポ

シロバナタンポポ(03/3/15中峰)

花の茎は30㎝くらいで長く、カントウタンポポと一緒に群生することがありますが、別種のタンポポです。北関東のウスギタンポポより花の黄色い部分が少なく、花全部が真っ白のものもあり、盗掘されています。
(白花蒲公英)

スギ・雄花(05/3/12菩提樹池)

ウグイスカグラ(04/3/14金堀沢)

丘陵のいろいろな場所で群生していて、6月にはナツグミに似た甘い赤い実が鳥たちを集めます。

ウグイスノキ(鶯の木)

ヤマウグイスカグラ

ヤマウグイスカグラ(12/4/8狭山丘陵)

白にピンクの斑が混じるタイプです。葉の縁などに毛があることで、ウグイスカグラと区別します。

ウグイスカグラの実(05/6/5金堀沢)

ヤマルリソウ(02/3/16金堀沢)

タチツボスミレ(02/3/16金掘沢)

クサイチゴ

クサイチゴ(02/3/16金掘沢)

木なのにクサです。
ノイバラ、タラノキと同じで、トゲに注意が必要です。

ドクゼリ(02/3/16金堀沢)

前の秋に枯れたもの。毎年同じところで生えています。毒です。

(02/3/16金堀沢)

アオキつぼみ(02/3/16金堀沢)

カンヒザクラ(04/3/17北山公園)

2月から彼岸の頃まで見られます。
(寒緋桜)

ハクモクレン(04/3/17北山公園)

桜よりちょっと早く咲いて、桜が終わった後までいい香りの花が咲いています
(白木蓮)

ヒイラギナンテン

ヒイラギナンテン(09/3/28菩提樹池)

学名にJaponicaと付いていますが、古くに中国から渡来した外来種です。ヒイラギの白い花が秋に咲くのに対して、丘陵の各地で鮮やかな黄色い花を春先に咲かせます。
 (柊南天)

エイザンスミレ(07/3/29多摩湖)

大きな群生は減ってしまいましたが、まだ数ヶ所残っています。群生に人が入り込むと地面が踏み固まって数年で群生がなくなります。
(叡山菫)

ヒサカキ

ヒサカキ(12/3/27石畑)

写真左が雄花、右が雌花。3月になると森の開けた場所の株から咲き始めます。春の森の中に独特の強い臭いがただよいます。ねずみのおしっこのような臭いです。(姫榊)

 ふしぎの森の会

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シロヤブケマン

シロヤブケマン(08/4/6雑魚入)

写真手前はムラサキケマン。
(白藪華鬘・紫華鬘)

ミヤマカタバミ

カントウミヤマカタバミ(08/4/6石畑)

4cmくらいの白い花が面を作って咲きます。丘陵各地の群生は年々減ってきています。
(関東深山片喰)
(東京都絶滅危惧Ⅰ類・埼玉県絶滅危惧ⅠB類)

チゴユリ(02/4/8猿久保)

(稚児百合)

カントウタンポポ(02/4/8猿久保)

1月頃から咲いています。
(関東蒲公英)

カキドオシ(02/4/8猿久保)

垣通しのこと、別名「カントリソウ」
癇の虫をおさえる民間薬
(籬通、垣通し)

ジュウニヒトエ(02/4/8猿久保)

シソ科の多年草。よくにた濃い紫色の花は園芸用外来種のジュウニヒトエです。
(十二単衣 )

カラスノエンドウ(02/4/8野山北公園)

(烏野豌豆)
(別名:ヤハズエンドウ)

ハルジオン(02/4/8野山北公園)

大正期に移入した要注意外来生物。よく似たヒメジオン(6~10月)より早く咲き始めて早く終わる(4~8月)。ハルジオンの茎は中空。
(春紫苑)

ミツバツチグリ(02/4/8野山北公園)

ウマノアシガタ(02/4/8野山北公園)

別称:キンポウゲ

アオダモ(02/4/8三方入)

モクセイ科の落葉広葉樹
野球のバットの材料(青梻)

スミレ(03/4/9慶性門)

学名:マンジュリカ

マルバスミレ

マルバスミレ(10/4/11雑魚入)

カタクリ(03/4/9野山北公園)

キバナカタクリ

キバナカタクリ(23/4/2三ヶ島)

北米原産の園芸種。

ミツバツツジ(03/4/9慶性門)

おしべが8本で品種はわかりません。

シダレザクラ(04/4/10山際)

ソメイヨシノが終わる頃に満開になります。

ニリンソウ

ニリンソウ(04/4/10大沢)

桜が咲くとニリンソウの群生地でも花が開きだします。花びらに見えるのは白い萼(がく)片で、丘陵では5枚のものが多く、6枚のものが少しまざります。5月には枯れて、葉も茎も消えていきます。(二輪草)

ミドリニリンソウ

ミドリニリンソウ(13/4/16狭山丘陵)

ニリンソウの群落の中にたまに数株見つかる品種です。毎年同じ場所に咲きます。

イチリンソウ

イチリンソウ(11/4/16狭山丘陵)

ニリンソウと同じ場所で見つけますが、花と葉が大きく、葉柄があるので区別します。
(一輪草)

シュンラン

シュンラン(05/4/17瑞穂)

ラン科の多年草で園芸品種のものとは違って森の中ではあまりめだちません。日本古来の種類として人気があり、丘陵では盗掘で群生地は消えて、だんだん見つからなくなってきています。近づくといい香りがします。(春蘭)

ベニシダ

ベニシダ・新芽(04/4/18長者峰)

オシダ科のシダ植物の新芽が3時間くらいかけて開くところです。
(紅羊歯)

アケビ

アケビ(10/4/22菩提樹池)

蔓(つる)のように他の木に巻きつきますが、茎が太くなると木のようになります。大きな花が雌花で小さいのが雄花です。
(木通)

ヤマザクラ(03/4/19金堀沢)

公園のソメイヨシノの花が散り終わる頃に、咲き始めます。花より葉の方が先に出るものと、葉が少し遅れて出てくるものなど、色々な種類があります。(山桜)

ヤマブキ(03/4/19赤坂)

(山吹)

ヤエヤマブキ(03/4/19赤坂)

園芸種(八重山吹)

キツネアザミ

キツネアザミ(22/4/16中峰)

ノアザミ(多年草)とはちがう種で、トゲが無く、秋に発芽するとロゼットで冬越しをしてノアザミより先に咲き始めます(越年草、二年草)。

ツクシ(03/4/19赤坂)

スギナの前に生えてくる胞子茎で、胞子を飛ばしたら枯れてしまいます。
スギナは杉の発芽した苗に似ていて付いた名前で、夏には姿を消してしまいます。(土筆)

ゼンマイ(03/4/19赤坂)

鳥が羽ばたくように葉を広げます。

アオキ雄花(03/4/19金堀沢)

めだたない花ですが、梅雨前まで咲き続けます。雌雄異株。

トウダイグサ

トウダイグサ(13/4/20大鐘)
高さ20~30cmの二年草で、全体が毒を持ち、かぶれる。

ヤブニンジン

ヤブニンジン(09/4/25泉斉)

草丈30cmくらいのセリ科の多年草。桜が散る頃、湿地や薮などのじめじめした場所で3mmくらいの目立たない花を咲かせます。春先にセリやキツネノボタン(毒草)に似た葉が生えてきて、花が終わると枯れていきます。
(薮人参)

エビネ

エビネ(04/4/22狭山丘陵)

 30cmくらいの花茎の先に10個くらいの花が咲きます。写真の群生は盗掘で消えてしまいました。(海老根)

(東京都絶滅危惧Ⅱ類、埼玉県絶滅危惧ⅠB類)

フデリンドウ(04/4/27菩提樹池)

(筆竜胆)

ウワミズザクラ(05/4/27菩提樹池)

桜の仲間なので6月の終わり頃にはさくらんぼと同じような実がたくさんなって、鳥がたくさん集まってきます。
イヌザクラに似ますが、花穂の柄に葉がついているのがウワミズザクラです。
(上溝桜)

ウワミズザクラ

ウワミズザクラの実(7月菩提樹池)

赤く熟れた実は甘くておいしいです。

シロツメグサ(02/4/28菩提樹池)

(白詰草)

ハナダイコン(02/4/28菩提樹池)

日本名:オオアラセイトウ
別名:ショカツサイ、ムラサキハナナ
2月に咲き出すものと、まるで種類が違うみたいですが?不明です。

(花大根)

キツネノボタン(02/4/28菩提樹池)

(狐の牡丹)

レンゲソウ(02/4/28菩提樹池)

(蓮華草)

ハコベ(02/4/28菩提樹池)

(繁縷)

スイバ(02/4/28菩提樹池)

メス株
(酢葉)

シャガ(02/4/28狭山公園)

(著莪・射干)

オランダガラシ(02/4/28狭山公園)

別称:クレソン
(和蘭芥子)

ムラサキサギゴケ(02/4/28菩提樹池)

(紫鷺苔)

ヤマツツジ(02/4/28狭山公園)

(山躑躅)

ツツジ(02/4/28狭山公園)

ツボスミレ(02/4/28狭山公園)

別名*ニョイスミレ
(坪菫・如意菫)

キュウリグサ(02/4/28狭山公園)

オニタビラコ

オニタビラコ(02/4/28狭山公園)

草丈20~100㎝くらいまで育ち、1㎝くらいの花を順に咲かせて秋まで見ることができます。
秋に咲くヤクシソウに似ています。
(鬼田平子)

ケキツネノボタン(02/4/28菩提樹池)

キランソウ(02/4/28多摩湖堤)

シソ科の多年草、別名「ジゴクノカマノフタ」。

ハハコグサ(02/4/28菩提樹池)

ギンラン(04/5/1狭山丘陵)

ラン科の多年草。丘陵では盗掘によって群生がなくなり、激減した種。(銀蘭)

セリバヒエンソウ(03/5/1金堀沢)

毎年5月の連休の頃に咲きます。
中国渡来種(芹葉飛燕草)

オトコヨウゾメ(03/5/1大沢)

スイカズラ科ガマズミ属の低木。コバノガマズミと似ていますが、花弁の形やしべの長さがちがいます。秋には赤い実がなりますが、あまり甘くなくてまずいです。

ヒメコウゾ

ヒメコウゾ(13/5/2菩提樹池)
雌雄同株種で左が雌花、右が雄花。熟れた実は甘くておいしい。

タチイヌノフグリ

タチイヌノフグリ(21/5/4赤坂)
茎がまっすぐ20cmくらい立ち上がった先に3~4㎜の花がつきます。オオイヌノフグリの半分くらいの小さな花です。
(外来種)

キンラン(07/5/4狭山丘陵)

保護柵の中からも盗掘される状況で、狭山丘陵での群生地はついになくなりました。(環境省・絶滅危惧種Ⅱ類)

(金蘭)

シロバナキンラン

シロバナキンラン(10/5/6狭山丘陵)

毎年、同じ場所で咲く白い花のキンランです。他の地域のシロバナは盗掘で消えてしまい、丘陵では数ヶ所だけで見つかります。

タマノカンアオイ

タマノカンアオイ(11/5/4狭山丘陵)

2万年前から分布域が変わらないとされ、今の群生が消えると復活が困難な種です。カントウカンアオイとは混生しませんが、狭山丘陵では葉形が4種類あり、葉ではカントウカンアオイと区別するのが難しいです。左下は20年以上の斑入りの株ですが、斑の出ない葉が混じります。
(環境省・絶滅危惧Ⅱ類)

ヒメシャガ

ヒメシャガ(23/5/6狭山丘陵)

数が少ないので、秋に葉が枯れると、5月に花が咲くまで見つからないので、場所を覚えておかないと開花を見ることができません。草丈30cm、日影で背の低い植物に混じって1週間くらい咲きます。(姫著莪)

フジ

フジ(10/5/8堂入)
マメ科の左巻き蔓(つる)植物で、20年以上の株では茎が太さ20cm以上に育ち、高さ20mを超える木を覆ってしまうことがあります(写真左)。蔓(つる)がヒノキなどの幹に直接巻きついて枯らしたり、引き倒したりすることがあります。
外来種のハリエンジュとともに5月の丘陵の森を彩る花です。

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イモカタバミ(16/5/8赤坂)
雄しべの葯が黄色。ムラサキカタバミは白色です。春から秋まで咲いています。

南米原産の外来種

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ムラサキカタバミ(16/5/13赤坂)
雄しべの葯が白色。春から夏まで咲いています。

南米原産の環境省要注意外来種

ノゲイヌムギ

ヤクナガイヌムギ(21/5/6中峰)
イネ科の多年草で、イヌムギ、ノゲイヌムギとは異なり、黄色い葯が外に垂れ下がります。
(葯長犬麦・帰化種)

ニワゼキショウ(02/5/19北山公園)

(庭石菖)

アメリカフウロ(02/5/12野山北公園)

北アメリカ原産

 (02/5/12野山北公園)

キュウリグサ(02/5/12野山北公園)

ウシハコベ(02/5/12野山北公園)

キショウブ(02/5/12野山北公園)

(外来生物法の要注意外来生物)

カキツバタ(02/5/12野山北公園)

ゴマギ(02/5/12野山北公園)

フタリシズカ(02/5/12野山北公園)

ヘビイチゴ(02/3/10大谷戸)

ヘビイチゴ果実(02/5/12野山北公園)

毒はないけどおいしくありません。

サクラソウ(02/5/12野山北公園)

リュウノウギク?(01/5/12野山北公園)

ミヤマシラズゲ

ミヤマシラスゲ(10/5/15 金堀沢)
カサスゲと似ますが、葉裏がより白く、下にある雌小穂(ししょうすい)の熟れた果胞(かほう)のひとつひとつがたまねぎのようにふっくらした形なので区別します。カサスゲの果胞は丸みがなく、カラスのくちばしのようにとんがります。
狭山丘陵ではカサスゲの群落は限られた場所にだけ残ります。
 (深山白菅)

ヘラオオバコ

ヘラオオバコ(09/5/16比良の丘)

ヨーロッパ原産の帰化植物。全国に分布。
(外来生物法の要注意外来生物)

アカツメグサ(04/5/16岸たんぼ)

夏に生えるものとちがって5月の雨の後には70cmくらいに伸びた茎の先に花がつくものもあります。
(赤詰草・ムラサキツメグサと同じ)

コアジサイ(03/5/17赤坂谷津)

他のアジサイのような装飾花はなく、小さな両性花だけが集まっています。近くで見ると、うす紫色の独立した小さな花がきれいです。(小紫陽花)

装飾花=ガク片が変化して花びらのように見えている部分
両性花=雄しべと雌しべをもった花

ノイバラ

ノイバラ(08/5/17菩提樹田んぼ)
棘(とげ)を利用してキジやノウサギなどが隠れ家にしています。

ハリエンジュ

ハリエンジュ(12/5/20比良の丘)
公園や街路樹、治山用に植えられた北米原産の高木で、養蜂のために栽培されて日本中の野山で見かけます。外来生物法で要注意外来生物種に指定されているので、自然公園では駆除される一方、養蜂用に保護を求める声もあります。
(=ニセアカシア)有毒植物。

マルバウツギ

マルバウツギ(06/5/21池田)

落葉低木で、丸みのある葉と、10ミリほどの花の中心が黄色いことで見分けます。
(丸葉空木)

ホオ

ホオ(12/5/27上山口堂入)

直径18cmくらいの花が開花すると強い甘い匂いが森の中にただよいます。地上から見えない場所で咲いて、1日でしおれてしまうので開花を見るのがむずかしい巨大花です。花が開くとたくさんの虫が集まってきます。秋には赤くなった実に鳥が集まります。
(朴)

ヒレハリソウ

ヒレハリソウ(06/5/21岸田んぼ)

野生化した外来種。明治時代に薬用・食用に輸入されたが肝障害を起こす可能性が報告されている。
 (鰭玻璃草)

ナワシロイチゴ

ナワシロイチゴ(10/5/22菩提樹池)

水辺の日当たりの良い土手に繁殖するつる性低木で、雑草として刈り取られます。花弁はいつも閉じていて、開いたとたん枯れてしまいす。田植えの頃に赤い実がなりますが、おいしくありません。花弁が開かないので、アブやハチがやってきて花弁をかきわけています。
(苗代苺)

クサノオウ

クサノオウ(06/5/21丸山)

草丈30~60cmくらいの二年草(越年草)。雄しべがたくさんあり、中心には細長い緑色の雌しべがくねっています。この時期、花びらが4枚の黄色い花はクサノオウです。
漢方薬では皮膚に使われますが、全草に毒があるので茎葉を傷つけると出る乳汁にふれたり、内服は危険。
(瘡の王)

アメリカオニアザミ

アメリカオニアザミ(13/5/30陣鐘)

草丈60~150cmくらいの可変性二年草。毒はありませんが鋭いトゲが全草にあり、非常に危険です。日照のある場所では大群落をつくるので、気づかずにふれると怪我をすることがあります。根が残ると再生するので、根も掘り出して駆除をします。
(外来生物法:生態系被害防止外来種)

ユウゲショウ

ユウゲショウ(16/5/31後ヶ谷戸)

別称:アカバナユウゲショウ(外来種)

モミジ

イロハモミジ翼果(16/5/31赤坂)

イロハモミジの翼果は葉の上面側に出ます。

ユキノシタ

ユキノシタ(03/5/24金堀沢)

ギンリョウソウ

ギンリョウソウ(03/5/19金堀沢)

銀竜草、幽霊茸
5月から梅雨明け頃まで見られます。

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