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モー・トロパー2nd。2017年の年間ベスト。アカペラで始まるハーモニー/コーラスの#1。まさかの始まりに虚を突かれる。大味ながらB級感があるのがイイ。続けざまに#2。リヴァース・クオモ系のメロディ。ヨナ抜き音階のノスタルジックさが染みます。#3も初期のウィーザーやオズマを彷彿。とにかくアルバム構成の部品のようなショートショートなポップソングが並ぶ。で、お膳立てされての4分越え#4がまあ素晴らしい!#5,6の流れもサウンドは宅録ウィーザーって感じでその手のファンはタマラない。#6にいたっては42秒だ・・。そしてホーンセッションが感動的かつ刺激的な#7へと・・完璧。ベン・クウェラーのようなインディポップ#8、あからさまなビーチボーイズな瞬間が訪れる#9。#10も変らずのメロディライン/コード進行ですが、クランチな さじ加減が僕好みでお気に入り。本作の中では性急なTFC的ギターポップ#11も◎。ロネッツなスペクターサウンド#12を聴き影響の1つを知るのだった。#13,14の2曲はポップsideのスーパードラッグみたく、いずれもマイベスト。ラスト#15は90s-00s初期のアングラなUSパワーポップバンドを思い出す(B級だがエルムスやフリスビーなど)。以上15曲。この素晴らしきアルバムを多くの人に知ってもらいたいです。オススメ! |
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