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アンダーソン・カウンシル3rd。USバンドながらヴィンテージUKの香り漂う良質な曲が並ぶ。#1,10などブリットポップ期オアシスなギターサウンド。迫力あるビートで攻めまくるAもジャムに通じるモッド感。以前ジェリーフィッシュもカバーしてた彼等、ピアノがアクセントの#3はちょっとクラゲぽい?#C,D,Eとマイベストな3曲が続く。#4はスミザリーンズのギターポップに通じるし、パワーポップ全開の#5,6◎!。#8,K,L,15とサイケがかる曲も特徴で特にローゼズ/グリップ・ウィーズ系ロック#12はマジで名曲でヘビロテした。#13のギターロックもめっちゃカッコイイ。ミドル#7もサイケアレンジ(なんとプロデュースがグリップ・ウィーズのカートのようだ)。ジョージャクソンのような#9。コステロ〜スクイーズみたいな#11。アメリカンロックが程良く顔を出す#14,15はよりヘヴィな出来。まずは#6,12を聴いてね。  
『looking at the stars』 『the time has come to rock & roll』
anderson council wyldlife
   
『songs from the brill bedroom』 『changing times』
corin ashley marco joachim
NYCのオライオン・エクスペリエンス2nd。1stも、その後のEPも全て最高でしたが、この2ndでもパーティーバンドの高みへ達した内容で期待は裏切らなかった。ミュージカルを模したコンセプトアルバムで#1,6,9,12と語りの繋ぎあり。物語へ誘う#1〜#2,3,4は完全DJ繋ぎ。#2はアバをトレースしたエレクトリック全開なポップロック。アガるーd(∀)!#3はジュニア・シニア的なウルトラポップビートでTWICEのようなK-POPにも通じる。#4もダンスビートとキャッチ過ぎるメロディが融合。#5ではメロディアスなポップグループであることを再確認させるモータウン調のポップ#。後半は今までのバンドイメージに近くなる。#7は1stにあったオライオン'sポップチューンだし#8もプリテンダーズがキャッチなパワーポップを演ったかのようで大好きだ。ELO/アバ/シザーシスターズに通じるマイベスト#10は是非聴いて欲しい。そして続く#11もヘビロテ。エレクトリックさとギターロックの見事な調和。ラスト#13は独創的なメロディとスタンダードなメロディが入混じってポップハーモニー含めまさにオライオンといえる曲。ビルボードチャート、80sディスコ、メロハー好きにもオススメしたい名盤。  
『children of the stars』 『songs of freedom』
orion experience guts
   
『throw money』 『super de luxe』
glenn case attic lights
  長年良質なパワポを鳴らし続けるスリー・アワー・ツアー2010年作。ベテランらしい腰の据わったパワポが#@,2と続く。もう間違いないネ。ビートリッシュな#Bが完璧で初聴きでもガッツポーズしちゃう。#E,Hも同系で◎。#Dは『Revolver』辺りの、#Gは『Help』辺りのビートリッシュロックだ。どれも安易にビートルズじゃないところがさすがで使い手としてのビートルズとしてはかなりの手練れですな。#C,Fも風味程度のバッド・フィンガーが聴ける。ハードドライヴィングな#10なんかまだまだ若手には負けないってところでしょうか。オススメ。
『dissecticide』 『looking for tomorrow』
jackdaw4 three hour tour