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  カナダのパワーポップバンド、ロスウェルズ1st。#@でマシュースウィートのギターが鳴ったかと・・力強いポップロック#で幕開け。#AもTFCのような親しみやすいメロディなんだけどフィジカル強そうなバンドサウンド。出会いの曲のカモンソング#B、ロックな展開からのサビのフック。往年のパワーポップチューンを彷彿とさせる。オルタナカントリーちっくなミドル#4をはさみ初期〜中期のバーズを思わせるフォークロック#5。#6もバーズの影響下だが気だるさのあるvo.がメロディの起伏と共に歌うところはとてもグッとくる。#F,Gは90sパワーポップとしてオススメ!ギターワーク含めめっちゃ好きだ。ジョージハリスンなスライドギターから始まる#9。#Iはジェイフォークスや初期ウィルコに通じる雰囲気。中期ビートルズのギターポップみたいな#Jやデラミトリやベアネイキッド・レディース彷彿の#Kはお気に入り。#13も骨格のしっかりとしたポップロックだ。ラスト#Mはハニードックスのようなバラード。オススメ。
『mosque alaem clock』 『the roswells』
doll test roswells
  USパワポバンド、ダヴェンポーツ。ベタな感じでなく素材としてビートルズを取り入れてる音作り。#1が『Yellow Submarine』収録曲のようでイイ。この#1に限らずビートリッシュな“雰囲気”作りはホント上手でポップ#7,9,10,11のアレンジなどまさに。#2も90sUKロック寄りのメロディでとても好み。ポールマッカートニーの小品ポップ#を思わせる#3,6。ベルクラやマシュースウェート辺りのセンスに近いのが#5,8,10のパワポ#。#8なんか個人的には感涙の佳曲。ボートラの#12もホント良い曲だ。どこ探しても悪いところが見つかりませんね。
『candypants』 『hi-tech lowlife』
candypants davenports
   ブライアン・ウィルソンバンドの一員として、ほかクラウドイレブン、チェリーマーブル等のドラマーとして関わっていたネルソン・ブラッグ1st。#1のバーズ〜イーグルス直系の広がりのあるカリフォルニア・ポップに早速ツボを突かれてゲットした。初期ポウジーズのようなギターポップ#2,6。#2は爽やかなメロディとコーラスの鬼コンボだし、#6はREMやビーチボーイズの要素も追加される。#3はクリス・スターミーやCvSのメロディックな曲を思い出してしまった。#4においてのブライアン・ウィソン〜ワンダーミンツなその甘美なメロディにハッとしてしまう。そしてジョージハリソン「Dark Sweet Lady」のカヴァーを#5にもってくる。しかも名盤1stからとは!らしいね。原曲よりもアコースティックに演ってます。中期ビーチボーイズ#7なシンプルながら多重コーラスがすごい。アルバム後半はダークsideとのコンセプトだがそれを象徴するしっとり落ち着いた#8はフックはないけど美しい。#11も同様のSSW/フォーク。「7 Chinese Bros.」「Crazy」に通じる初期REMなギターポップ#9◎。北欧のギターポップバンドのようなリズミカルな#10。ラスト#12でもCSN&Y〜ソーンズな多重ハーモニーを聴かせてくれます。オススメ。
『polarities』 『day into night』
nines nelson bragg
    
『together we're heavy』 『in season』
polyphonic spree tangerines
イアン・オリヴェラ&ザ・スリープウォーカーズ。ギタポとアーシーなカントリーロックが融合した音。音が本格嗜好なのにvo.がギタポ声。心地良いギタポ##@からそのミスマッチ具合にヤラれます。軽快なカントリーポップ#A。この声でファンの幅は広がるな。#Bもストーンズばりのリズムにホンキートンクなピアノ、サビはナキが入って最高です。スチールギターが前面に出た#4からルーツ嗜好全開か?オアシスの曲をカントリー#に置き換えたような#5。ヒット曲にもなり得るスロー#Eの確かなメロディ。オールド97s的パワポ#F,G,Hと3連発はマジでカッコええな。ラスト#10はギターを爪弾きながらの#で締め。オススメ   
『the reckless kind』 『down with wilco』
Ian Olvera & the sleepwalkers minus 5