今年もありがとうございました。余裕をもって年内アップ。昨年に引き続き新型コロナウイルス・・昨年「ワクチンが身近になって通常運転に」と書いたんですがワクチンの力も完全に抑え込むまではいきませんね。亜種もたくさんでて今も予断を許しませんが、皆さんご自愛ください。新譜70枚/旧譜60枚。計130枚。新譜をあまり買っていなかった気がしますが旧譜をその分買ってしまった。ブックオフの29日300円引き!あの作戦にまんまとやられて後半めっちゃ購入が伸びました。そのおかげで出会いもあったわけですが。新譜も昨年同様に佳作に恵まれ非常に良かった!そしてやはり2年連続リリース組がちらほら。そしてバンドのフロントマンのソロ作も目立ちました。ファンとしては嬉しい限りです。年間ベストも混戦。16枚からTOP10への絞り込みと、TOP10確定の6枚からベストを選ぶのに時間がかかりました。Doublepluspopは当初旧盤に置いていたんですけど、やはりコレは新譜だなと。Timmy
Seanは昨年の段階で2021年のTOP10入りは確定しておりました。最後の最後はAndy BoppとHurryで行ったり来たり。最後は付き合いの長さみたいな音楽と関係ないところで決まったようなもの。まあ同率1位ですね。そこにWeezerも含めても良いです。ほか50位〜70位の作品でも本当に大好きなアルバムばかりなので、話す機会がればそちらも細かくオススメしたいところ。最後の5枚はEPでまとめましたが、これがまたすこぶる良いのでフルアルバムへの期待は高まりますね。旧盤の1位はMagic
Eight Ball。2014年に続いてです。ホント埋もれて欲しくないアーティストですね。手に入りにくい状況ですが、いろんな方法で是非聴いて欲しいです。Stars
On Marsは今年最初に買った1枚ですが、年間通して聴き続けました。名盤!アゲアゲ気分にご協力いただいたのはThe Happy FitsとRuby
Bones、Helen Loveあたりで。仕事中に車でよく聴いたのはWeezer、Caper Clowns、Timmy Seanですかね。いろんな場面でなっていたアルバムや曲はそれぞれなので
それはまた改めてつぶやきたいです。Velvet Revolver、Rookie、Once And Future Band、Muse、Bigelfなどちょっとパワーポップとは離れたアルバムも多く登場しました。今年の僕の嗜好なのであしからず。ライブについて、フジロックは払い戻して不参加。ネットで初めて視聴しました。今のところ来年以降の開催に影響がなかったようでホッとしてますが来日するアーティストはどうなるのか今後を見守りたいところ。実はライブは1度奥様の同行するかたちでOfficial髭男dismのツアーライブへ。しかも8,000人〜10,000人規模で最前列でした。楽しかった!サイトの更新は、一時アホみたいに感想をアップし続けたのでそれなりに更新されたのですが、ゲリラ的でピタッと止まってしまった。今後はもう少しコンスタントに、めっちゃ好きなアルバムぐらいはしっかりと感想をおさえておきたい。恒例になっているのが悲しいのですが、、訃報としてはBCRのレスリーが昨年のイアンに続き逝ってしまいました。そして大好きなジム・スタイマン。個人的にはグリッターバンドのジョン・ロッサルやZZ
Topダスティ・ヒルなども記憶に残っています。年齢を考えると順番なんでしょうけど・・残念。Milk 'N' Cookiesのイアン・ノースやThe
Monkeesのマイク・ネスミス、Pezbandのミック・レインなどなど。ご冥福をお祈りします。音の網的にはOrangerのマット・ハリス、Umajetsのロブ・アルドリッジ、そして44歳の若さでDelaysのフロントマン、グレッグ・ギルバートが亡くなりました。もったいない!今年ディレイズたくさん聴いて多くの発見をしましたよ。『ベルセルク』『ゴルゴ13』『ドラクエ』『ズッコケ三人組』『古畑任三郎』『北の国から』『バルセロナ五輪金メダル』・・作品や偉業は残り続けます。途中で終わってしまったものは誰かが引き継いでくれるか、そのまま歴史となるか・・。この年末の素晴らしい出来事の一つとしては『ザ・ビートルズ:Get
Back』。8時間以上の大作ですが3日間かけて鑑賞。本当に面白かった。まさにドキュメンタリー。そうだ『オアシス ネブワース1996』もスクリーンで観ました!今は亡き人。今年旅だった人へも思いを馳せながら、自分自身のドキュメンタリーを紡いでいきたいものです。そしてその彩りは音楽。番外編はこちら |
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◆今年発売のもの◆ | |
◆BEST | 『AB』 / Andy Bopp |
アルバム全体として今もなお90年代〜00年代初期に留まってくれているサウンド。まさに世代の僕としては感動的に嬉しい。稀代のポップクリエイターによる内容は衰え知らずの作品でした。「Camera」はアンディ・バップ節そのもの。DLのみ。 | |
◆次点 | 『Fake Ideas』 / Hurry |
毎作品、革新的なことは何一つなく 各アルバムが数珠つなぎで結ばれても違和感ないほど変わり映えしない。そこには真の”いい歌”が揃っているだけである。前作でも書いたが改めて、美メロの洪水/美メロの宝庫!この分野においてはTFCからのバトンはすでに渡っている。 | |
◆3位 | 『OK Human』 / Weezer |
今年アルバム通して1番聴いたアルバムはコレ。めっちゃ好き。コロナの影響で延期になったのもあって今年は2枚発売。巷の印象では『Van Weezer』のほうが人気ありそうですが、僕は断然『OK Human』派。1曲くらい交換しても良いけどね。リヴァースの声、唯一無二! | |
◆4位 | 『A Tale From The Other Side』 / Timmy Sean |
実は2020年から一部公開されていたのでヘビロテ継続での今年正式発売。「In California」〜「Fortune And Fame」〜「My Jaded Love」と興奮させられる。ほか「Back To You」「I've Returned」etc・・丸ごと聴いて欲しい。メロハー好きも是非! | |
◆5位 | 『Somewhere Flowers Grow』 / Electric Looking Glass |
レトロフィーリング溢れる秀逸なポップ盤。60s後半のサマー・オブ・ラブな雰囲気。サウンド的には中後期ビートルズはもちろんだが、もっとしっくりくるのはレフトバンク、ハニーバスあたりか。モンキーズも近しい。バンド名もジャケも狙ったとしか思えないが曲のクウォリティが付いてきてる。 | |
◆6位 | 『Earworms』 / Nick Frater |
3年連続のリリース。1曲目からハートを撃ち抜かれるヤバいやつ。ポップネスとダイナミズムが融合してる点は前作『Fast & Loose』の延長上にある作品ですが、前々作『Full Fathom Freight-Train』にあったナキメロが随所に復活し純度の高いパワーポップ盤となった。 | |
◆7位 | 『Too Loud ? Too Fast ? Too Much』 / Doublepluspop |
2020年には聴けたようだが、もっと言えば90s後半〜00s前半の音源の蔵出し?2014年年間ベストだったPhonographのパターンか。性急なパワーポップも良いですけどメロディアスな曲がなおさら良いです。「Couldn't I Just Tell You」のカヴァーまで流れてきたのだった! | |
◆8位 | 『Pluck』 / James Henry |
「Available For Selection」「I've Never Loved You More」をネット試聴したら地味目だがスクイーズぽいメロディ展開やハネかたがとても好みでゲット。アルバム全体一貫して落ちることなくこの調子なのでどの曲から聴きはじめてもOK!「So Many Times Before」◎ | |
◆9位 | 『Andrew Stonehome』 / Andrew Stonehome |
アルバム前のシングル「When You're Leaving」「Heartbreaker」が素晴らしきポップチューンで(残念ながら「I Am King」収録されず。この曲も良い)アルバムを楽しみにしていた。とにかく歌心あふれる優しい歌がたくさん。70sのポップなSSW的な雰囲気。是非一聴を。 | |
◆10位 | 『Suckertree』 / Underwater Sunshine |
ポウジーズフォロワーなサウンド。私たちにとって本家なき今非常に価値あるバンド。90sパワーポップ好きはヨダレもの。ミドルチューンにおいてもスーパードラッグなどを彷彿とさせる。イヤホンで聴くとなおよし。ラーズ×マトリックスなメタリックなジャケも印象的だね | |
◆特別枠◆ | 『Detours And Dead Ends Vol. 1』 / Caddy |
今年前半に出たキャディによるパワーポップカヴァー集。初めて聴くバンドや曲が盛りだくさんで勉強になる。そんなことで完成度の高いオリジナルアルバムのように聴けてしまう。既知の曲(3曲)ではゲイリー・チャールソン「Not The Way It Seems」があって嬉しかった。 |
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■11位〜15位 -順不同- | |
『Televangelist』 / Dolour |