My Best Of 2019

 令和最初のマイベスト。新譜70枚/旧譜50枚。フィジカル以外があるので微増。サブスクによって非常に手軽に試聴することが出来たのは素晴らしいことだった。しかも「あなたコレ好きでしょって」教えてくれるだけでなくプレイリストまで作ってくれて至れる尽くせり。それで知ったバンドも多い。それとは別のところで今だフィジカル購入しているっていう・・。でもiTunesのほうが性に合ってる。自分のプレイリスト作りのハンドリングは圧倒的だし。ココまでの音楽バカになってくるとサブスクだと収まんないな。今年も良い作品が・・すごい作品が多かった。上位10枚他の年なら1位でしょって、どこぞのお笑いショーレースのような物言いですが冗談でもなんでもなく今年のラインナップはスゴイと思いますね。9月ぐらいまではホント5位になってるアンドリュー・リーイーがこりゃ1位だなと思っていたんですけど後半でその上4枚キテしまいましたね。で、ジョーダン・ジョーンズ。真っ当なパワーポップアルバムが年間1位なのはここ数年なかったかも知れませんね。とにかくこの10枚は是非何かしらの方法で一聴していただきたいです。あ、特別枠のプラス1枚も恐ろしくスゴイのでお忘れなく。旧譜は発売年を記載するようにしたんだけど2017年組が席巻。どれもこれも2017年作。豊作だったんだなあ。自分2017年何してんだよって確認したらベストはMo Troper『Exposure Response』ってめっちゃ良いアルバムじゃないか!まあ・・よし。音源が昨年でフィジカルが今年のJeff Whalen(ジェフ・ホエーラン)。迷った挙句苦肉の策で旧譜ベストにしましたが新譜でもベストかな?どうだろう?とにかくホントどストライクです。皆さん是非。同じ状況としてはドニーヴィー『Beautiful Things』もそうですが昨年に人様の手を借りてアップする事が出来たのであぶなかった。ライブは自分の誕生日にお昼にマイク・ヴァイオラのアコースティックライブ。事前にリクエストした2曲。「Till You Die」「Sparkle!」も演ってくれた。さらに浦澤直樹さんも会場にいて感激して一緒に写真撮ってもらいました。その夜にプリミティヴスのベスト選曲のライブを観ました。最高な一日。フジロックではルミニアーズの圧倒的なライブにやられました。10月、11月は怒涛の来日ラッシュ。ヴェルクラ→ダンカン・リード→スーパーチャンク(本チャン行けなかったので意地でAFアコースティックライブへ)。カート・ベイカーやライトニングシーズ、そしてU2に行けなかったのは悔やまれます。悲報としてはなんといってもマフスのキム・シャタック姐さん。若くしての病死は本当にツラい。新譜は泣けてしまう・・。他にも同じ時期にホットロッズのvo.バリーマスターズも。それからリック・オケイセック!僕の好きな音楽に密接に関わっていたミュージシャンなのでとても悲しい・・。ザ・カーズはもちろん多くのプロデュース作品も。リックのプロデュース作品ってだけで購入したものでした。初期グルーヴィーズのロイ・ロニーなどなど・・そして先ほどラトルズのニール・イネスも亡くなってしまったとの情報も。毎年毎年。来年はあの人もなんてよからぬ想像もしてしまう。元気でいてくれ。僕も体調管理しっかりする。今年の後半は『Power To The Pop』のコンピレーションからBeatleDNAに微かなスポットライトがあたりパワーポップバンドにも焦点が。ありえない人達の日本企画のベスト盤が出るなど2020年も引続きお願いしたいところですね。来年は今まで以上にフィジカルにこだわらずアプローチしていきたいと思います。日本のバンドももっと掘り下げていきたい。ではではー
番外編はこちら
◆今年発売のもの◆
  ◆BEST  『Jordan Jones』 / Jordan Jones
「Rumors Girls」を初めて聴いた時に胸キュン(笑)した。「音の網」の嗜好を包括してくれるような音が鳴りまくりで降参。おじさんマジで参りました。ほとんどが2分台、全編で30分に満たない。理想的なポップアルバム。とにかくポップフリークは是が非でも聴いてください。
  ◆次点    『On Safari』 / Ulysses
「最近買った中では一番70sロックスタイルのバンド。僕の音楽嗜好のひとつだけど、それでもやっぱメロディックに決めてくれないとね」なんてこと言ってたんですよ買った当初は。実はそんな単純なバンドじゃなかったんですよ。それは15曲しっかり聞いて確かめてください。
  ◆3位  『Full Fathom Freight-Train』 / Nick Frater
発売前にネット試聴した2曲がすごくて、「ヤバいなー」とアルバム発売を心待ちに。で、その全貌はリードトラック2曲に負けず劣らずの楽曲がひしめいておりました。とんでもねー。おじさん参りました。あなた何者ですか?
  ◆4位  『#1』 / The Brothers Steve
運転中にシャッフルで流れた1曲目「Angeline」。シャッフルやめてそこから3曲目までアゲアゲを喰らってえらいこっちゃと。そして全10曲失速なしでした。その正体はJeff Whalenの今バンドってんだから僕はこの男にどれだけ振り回されるんだと。
  ◆5位    『Airwaves』 / Andrew Leahey & The Homestead
今年上半期に一番聴いたアルバムだ。こんな清々しい音楽はジンブロッサムズ以来だと思うくらい。実際はもうちょい円熟してるから先輩方にもオススメできる。皆さんも聴いたら分かることでしょう。、まあ聴いてみておくれ。
  ◆6位  『Scorpio Monologue』 / David Brookings And The Average Lookings
もはやトムペティ並みの貫禄か。すげーアルバムです。コレもアンドリュー・リーイー同様に上半期のヘビロテ盤。1曲目の「And It Feels Like...」でもってかれるの。そのあとは思うがままに料理されるだけだ。13曲終わったら抜け殻だ。
  ◆7位  『End Over End』 / The Bishop's Daredevil Stunt Club
夏にこのアルバムばかり聴いていた。H/Rテイストなずっしり重くタイトなリフがありながらメロディやフックは素晴らしく琴線に触れる。ザ・カーズやチープトリックといった先人たちが見え隠れして。ってことで「これ!僕の好きな音〜」
  ◆8位    『WHO』 / The Who
こんな真正面から勝負できるスゴイの出してくるなんて。殿堂枠なんかで濁さずにしっかりと上げさせてもらいました。「よ!ピート・タウンゼント!」と大向こうが入りそうなメロディ、アレンジがたくさん。特に7曲まで息を持つかせぬ展開だ。
  ◆9位    『Not Only Sunshine』 / Kai Danzberg
ビートルズ「Because」のような始まりの歌。そして極上の「My Beautiful Day」〜「Nothing In My Head」へと。くらげチルドレンとしての前作よりもfeat.アーティスト別で多彩なポップソングが聴ける。しかもカイ・ダンジベルク?が皆の色に染まるのだ。
  ◆10位    『Super(b) Exitos』 / Sofa City Sweetheart
間違いなく今年の美メロ大賞でしょう。1曲目の「The Same Old Song (You Were Always on My Mind)」で美メロのシャワー。「Stanley Waited」はマイベストな1曲。「Stop The Thinking」のホーン入りポップチューン。ラストの「So Long / Lucky 'Nuff」も甘美!
  ◆特別枠◆    『Obsolete』 / Eric Barao
6曲入りEP。今年も苦肉の特別枠です。ハッキリ言って僕の求めるポップミュージックが凝縮されてる。ハイ・クウォリティ過ぎておかしくなる。クイーンだしジェリーフィッシュだしウィングスだしレフトバンクだし・・・フルアルバム思いっきり期待している。ココの曲使わないで作って欲しい。
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■11位〜15位 -順不同-
『This Is The Sound』 / Ryan Hamilton & The Harlequin Ghosts
(軽快でキャチーなパワーポップの連発で心躍る。ジェフ・ホエーランのアルバムにトキめい人は是非とも聴いてみてね。)
『Home』 / Lannie Flowers
(僕のBEST常連さんの7年ぶり。いつものラニー・フラワーズで落ち着く。メロディアスでしっとりした佳曲が多めです。「Free To Dream」♪)
『Long Shot』 / Nick Eng
(「For Tonight」にシビレてすぐさまゲット!マイベストな1曲だ。思わず前作も一緒に購入したのだけど、そっちも負けずと良盤。参りました。)
『Sometimes I Just Don't Know』 / Bryan Estepa
(豊潤なメロディをたっぷりと含ませたパワーポップ。音の懐がひろいから包まれるようだ。声質のよさもきっと関係するんだろうな。)
『Some Kind Of Lucky』 / The Jellybricks
(とても信頼感のある大好きなパワーポップバンド。2000年頃の僕ならもっと熱狂的に迎えていたでしょう。なので"音の網"の音とはこういう・・。)
 
■16位〜20位 -順不同-
『Love & Other Hopeless Things』 / The Pearlfishers
(You Can Take Me There」「One For The Bairns」が素晴らしく何度も聴いた。すでにレジェンドだが若々しいVo.、そして楽曲の質に全くの衰えなし!)
『Hummingbird Heart』 / Scott Gagner
(2017年の前作も愛聴しました。「Bella」「Baby Gets What Baby Wants」の冒頭2曲がまさにポップフリーク殺し。上半期のヘビロテ盤。)
『Shine A Light』 / Bryan Adams
(前作同様に◎。今が絶頂期では?大衆向けにも作れる実力を自分の本当に好きな音に注ぎ込んでいる感じでとても魅力的だ。)
『Alone At St. Hugo』 / Matthew Milia
(オルカンバンド、フロンティア・ラッカスのフロンマンのソロ作。カントリーよりもポップ側に振れているので良い良い。TFCやレモンヘッズを意識したとのこと。成功です。)
『Via Satellite』 / The Rembrandts
(なんと18年ぶり。長年聴いてきた贔屓目なしで素晴らしいUSポップロック。ダニ&フィルの2声コーラスも相変わらず溌剌としてて最高ー。)
 
■21位〜25位 -順不同-
『Worlds Collide』 / The Anderson Council
(毎度のごとく中期ビートルズ+初期バーズを源流としたポップ/ロックチューン。サイケな曲も散りばめ、中盤にマテリアル・イシュー彷彿の#を連発させてる。)
『Pop Circles』 / Richard X. Heyman
(2019年作品を全シャッフル再生してた時に「でこれ誰?」って確認するとこのアルバムからの曲なのが多くて好きな曲がどんどんと増えていきました。)
『Car City』 / Car City
(あまり話題にはあがらなかったですがタイムレスメロディの宝庫。聴く人によっては曲のクウォリティが高すぎて逆にマンネリ化してしまうかも・・)
『Why Me? Why Not.』 / Liam Gallagher
(リアムの2nd。前作も良かったですが、さらに良いですねオアシス級シンガロングな「Now That I've Found You」最高だ!)
『Shipwrecked (Eggers Songbook Vol. 1)』 / The Nines
(日本編集のベスト盤が出て驚きでしたがバリバリ現役ナインズの新譜。スティーヴのソロぽい雰囲気。ゆえに80sのポールマッカートニーのキャンプ感あり。)
 
■26位〜30位 -順不同-
『From Out Of Nowhere』 / Jeff Lynne's ELO
(ポップ魔術師ジェフリンによるELO。ファン想いのメロディ満載で2015年の前作以来の傑作(笑)、すべからず良い。良いに決まっている。来日切望!)
『Velveteen Rabbit』 / Velveteen Rabbit
(2014年に年間マイベスト10に入れたジェニーズのメンバーのソロ作。ザ・フー感全開な「The Gunman」大好き!他にもボウイ的な「Star In The Making」など◎◎)
『Upside Down』 / The Rallies
(2000年頃に僕をワクワクさせたギターポップバンド達に共通するエヴァーグリーンさ。まずは「All Over Town」「If You Do」「Up To You」聴いて遠い目してください。)
『When Night Meets Day』 / Erk
(2005年の1stの時はBFの2番煎じ的なことを言ってしまいましたが。久しぶりに聴いた新譜はとってもポップですごく良い。リピート率高いのに飽きない。)
『Extra Credit』 / Brad Marino
(ザ・コネクションのポップンロール職人ブラッド・マリノ。悪いわけないね。カート・ベイカー共作「Wake Up Baby」やチャックベリー「Bye Bye Johnny」のカヴァーも秀逸。)
 
■31位〜35位 -順不同-
『Caught By Light』 / Armchair Oracles
(TFC/CRR 的で地味ながらほっこりする。名バイプレイヤーな感じで実は大切。「Don't Let It Break You」「Might Be Wrong」「Downsized Life」がとても好き。)
『In The Morse Code Of Brake Lights』 / The New Pornographers
(盲目的に買い続けている。前作はアッパーなNPG節全開でしたが、今作は少し陽性度抑え目でミディアムな楽曲が多めですか。いずれにしても毎回良いね。)
『World Of Sound』 / Slumberjet
(「World Of Sound」「Rou「Across The Divide」「Salad Days」など1stと変わらずな部分もありながら趣は少し違う。オアシス「Lyla」ぽい「Round X 2」にグッとくる。)
『Pulling Out All Stops』 / Geoff Palmer
(ザ・コネクションのポップンロール番長ジェフ・パーマー。悪いわけないね(パートU)。ブラッドはパブロック寄りだけどこちらはラモーンズ寄りですね。)
『Ask Again Later』 / The Dates
(「Any Other Nite」はSpotifyに登録した初日に真っ先にオススメしてくれた曲(笑)めっちゃイイ曲でありがたし!このジャケは意味が今も分からないが・・)
 
■36位〜40位 -順不同-
『Face The Sun』 / Willie Wisely
(「Sutures Loose」「Cut Your Groove」とまさにウィリーワイズー節が効いたポップナンバーでニンマリしてしまいました。レトロな重厚感ある「Face The Sun」も◎)
『A Dozen Or Seven Tapestries』 / The Lolas
(押しも引きも変わらずのりローラスで大満足の内容。特に「DJ Girl」「Lightning Mountain」「You'd Go Without Nothing」はヤバいですね。再び来日して欲しい。)
『From Home』 / The Rubinoos
(40年近いお化けパワーポップバンド。聴いて驚いて欲しいベテラン(初老)とは思えぬ若々しいポップチューンの数々に。歩みを止めない巨人。)
『Willy Nilly』 / The Popravinas
(初期ウィルコのようなリラックスしたロックンロール。曲によってはウィスキータウンやサンヴォルトも。「Talkin' Out Loud」「Sofia (Cmu)」なんかはポップで万人受けします。)
『Goodnight Noises Everywhere』 / The Lunar Laugh
(1stも2ndも極上の出来栄えでしたので期待大でゲット。「Welcome To The World」から安定感抜群の佳曲。「Old New Kid In Town」もめっちゃキャチー!!)
 
■41位〜45位 -順不同-
『Straighten Up』 / Johnathan Pushkar
(今年はあからさまな初期ビートルズものは買わなかった中で唯一といっていいのがコレ。やはり顔が緩む。FOW「Hackensack」カヴァーもハイライトですね。)
『Medium Wave』 / Amoeba Teen
(ビーチボーイズやビートルズなメロディやハーモニーを聴かせてくれたと思えば軽快なパワーポップやシンフォニックなカントリー#やルーツ系もと幅広い。)
『Better Late Than Never』 / Tim Jackson
(FOWファンには大いに受け入れられるだろう「Better Late Than Never」1曲で買いでしょう。声質もFOWのクリスに近いのでハッとする。)
『Good Luck, Kid』 / Joseph
(ディクシー・チックスとファースト・エイド・キットのようで心地よいガールズバンド。ディクシー・チックス『Taking The Long Way』並みの愛聴盤の予感。)
『The Era of Buckets』 / Goodman
(「Watch Your Mouth」が好きすぎてコレばかり聴いてましたが他の曲も聴くほどに癖になるポップな曲ばかりでした。「Don't」「She Finds Me Out」などなど。)
 
■46位〜50位 -順不同-
『Saratoga』 / The Successful Failures
(前々作『Captains of Industry, Captains of War』がめっちゃ好きで、それには及ばないかーって・・どんどん評価が上がっていきました。「Oh Diane」最高。)
『Beyond The Door』 / Redd Kross
(ヘンリーマンシーニやスパークスのカヴァーの出来の良さが目立つ感じだけど、やはりカッコイイ音。亡くなったマフスのキム嬢共作の「Jone Hoople」もイイ!(T_T))
『Thirty Nine』 / Shake Some Action!
(坦々タムタムとした曲調ながらふわっと効かしたメロディやフックにビビっとくる。「The Sooner The Better」ヘビロテした!)
『V』 / The Lumineers
(フジロックのベストアクトだったが、そこで聴いたこのアルバムの曲の質の高さに心待ちでした。でもこのバンドの本当の魅力はライブだなあ。また観たい。)
『Black Album』 / Weezer
(サウンドメイキングに賛否ありそうですが、バンド2週目にして今はまたこの方向性なんでしょう。僕は嫌いではないけど。曲はしっかりウィーザーで良いね。)
 
■51位〜55位 -順不同-
『Daydream Explosion』 / The Dollyrots
(歴が長くて過去作は国内盤もしっかりでてたようだけど僕はコレがが初聴き。きっと音楽性はあまり変わってないないのかな?掛け値なしで楽しい!)
『The Help Machine』 / Fastball
(若年寄がひっくり返っていつまでも変わらずあの頃まんま。とにかくイイ曲を鳴らし続けている偉大なバンド。「White Collar」は感動的。)
『Oh By The Way...It's』 / Natalie Sweet
(シャンハイズのナタリースウィートのソロ作といってもバンドは未聴。ニッキーコルベットやヤムヤムズ、ベイビーシェイクスと共通項の音が全編鳴りまくり〜)
『Screamer』 / Third Eye Blind
(久しぶりに3EBを新譜で買った。中古でそこそこ買い続けているけどコレはかなり当時に近い感じではないですか!。思い出フィルター付ではありですが良いです。)
『Growing Up Schlockstar』 / Joe Sullivan
(箱庭ポップスタイルのライナスのようだった2014年作は愛聴。力強さが増大。いろんな要素がありますが「Gifted And Talented」「Secret Weapon」はくらげDNA。)
 
■56位〜60位 -順不同-
『Cause A Sceneead Calm』 / The Boys With The Perpetual Nervousness
(昨年のドロップキックはとても良かった。その関連としてなので当然TFCが基本路線。「Close The Doors」「Start It Again」◎)
『Saratoga』 / Baby Shakes
(ビートを効かせたノリの良い60sロックンロールにパンクの要素も。アルバム全体に筋が通ていて流れるように聴けます。「Down」イチオシ。ライブも楽しかった。)
『Driftwood』 / The Misties
(元トランポリンズのフロントマンのソロ作。世代的には懐かしさでいっぱいです。変わらず透き通ったメロディでアダルト・コンテポラリーなヒットが出てもおかしくないね。)
『Love In The Time Of Shark Attacks』 / Attic Lights
(いつものゴージャスなTFCって感じは薄れてる。曲によりストーンズ、ザ・フー、ビーチボーイズぽい瞬間もあり。でも結局インディポップ然としてまとめられるのであった。)
『Everyhting In Between』 / David Woodard
(全6曲EP。「We're Not Coming Back」聴いた瞬間に確信。「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding」のカヴァーあり。フルアルバム期待。)
 
 ■61位〜70位 -順不同-
『Watching A Garden Die』 / Berwanger
(元ジ・アニヴァーサリーの人とのこと。「Bad Vibrations」はハンクラも効いてめっちゃキャッチーだし、「Turn Off Your Mind」も完全ビートルズからでおおって。)
『Up From Here』 / Extra Arms
(全8曲。バンド名のRyan Allenの冠はいつから無くなったのか?僕の持っている2011年作,2016年作に比べ格段にアグレッシヴ。でもメロディは活きてるので◎)
『Bird Of Luck』 / The Supernaturals
(まず新譜が出たことに驚き。キンクスな「Bird Of Luck」にトキメいてゲットしました。)
『Love Is A Landmine』 / I Know Leopard
(アバやELOが引合いに出されていました。アルバム通して聴くことはなかったですが冒頭2曲「Landmine」「Everything Goes With You」はめっちゃ良い。コレ必聴。)
『Those Years Songs』 / The Beatpunkers
(スペインのパワーポップバンド。ジャケぽいポップパンクな音よりはむしろ80sパワーポップスタイル。「Sometimes」「Hey Misses」「Missing You」は花丸です。)
 
『No Holiday』 / The Muffs
(キム姐さんが亡くなってしまったので最期のアルバムになってしまった。悲しい。デモ音源のような仕上がりだが余計振り絞った歌声をきくと泣けてしまう・・)
『Cobra Pumps』 / David Mead
(デヴィッドミードがひっそりと新譜を出してた。ソウルやファンクの要素多め.。ブルーノマーズとかR&B界隈の人達のほうがウケがいいでしょう。)
『Go Deep』 / Richard Turgeon
(昨年に引き続き。90sオルタナ感がが強かった前作ですが、今作は若干薄れてます。日本的メロディを持つ「If You Leave Me」「Next To Me」はウィーザー好きに。)
『Zerwee - EP』 / Billy Cobb
(全4曲。タイトルからも分かるようにウィーザーへのオマージュ。オズマの1stを初めて聴いた時の感覚に近い。"本家よりもウィーザー"の真打。)
『Never Let You Drift Away』 / Supercrush
(90sパワーポップリバイヴァルといったバンド。局地的に話題になった。ディストーションの効いたギターの音や草食系vo.がまさに!でイイネ。)
 
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◆今年発売以外のもの◆
  ◆BEST  『10 More Rock Super Hits』 / Jeff Whalen
昨年2018年にアップされてましたがフィジカルが発売されたのが今年なので2019年新譜扱いで良いのだけど、、この名盤を埋もれさせたくないので旧盤のベスト扱いとさせてもらいました。大好きだったTsarのフロントマン。グラムなパワーポップで大好きなやつです。必聴です!
  ◆次点  『Beyond The Silver Sea』 / Dr Cosmo's Tape Lab
BMXバンディッツ面々のプロジェクトでビートルズ遺伝子に紹介されてた。3枚一緒にゲットしたが代表して2nd(2015年)。ネオモッズを通しての60sへのアプローチ。ポップフリークなら感心するより先に。グッジョブ!とサムズアップでしょう。
  ◆3位  『Weeks』 / Timmy Sean
2017年作。80sのジャーニーやリック・スプリングスティーンなどの産業ロックやELOやボストン、クイーン、エルトンジョンといった様式美を携えた、これぞ産業パワーポップ!ポップ職人的だった1stと合わせてシャッフルで聴くとタマラナイです。
  ◆4位  『I'm For The Flowers』 / The Flywheels
2016年作。中期ビートルズの影響を受けた70s当時のバンドのようだ。女性vo.の曲はフラワームーヴメントな気配もある。ガレージロックな曲も織り交ぜながらマイナス5やグリップ・ウィーズにも通じる。適度なサイケポップで僕的にはツボである。
  ◆5位  『All The People Some Of The Time』 / JTG Explosion
2002年作。知る人ぞ知るスターコレクターズには3人のソングライターがいて甲乙つけがたい才能でしたが。コードはCord Stone(4曲入りEPしか出さなかったがとても良い!)として。そしてジョーはこのJTP Explosionを結成。時にビートルズ、時にジェリーフィッシュ♪
  ◆6位  『Cumulus』 / Mark & The Clouds
2017年作。60sロックを源流としながら懐古主義にならず90sUKメインストリーム、はたまたインディロックシーンまで網羅しそうな勢い。シド・バレットやジョージ・ハリスンも居ればオアシスも居る。アルバム後半は曲がメロディアスになるので聞き逃さないで。
  ◆7位  『Memory Lane Traffic Jam』 / Icecream Hands
1997年作。彼等の最高傑作と断言はできないけど、スリリングな1枚だと思う。1stにおけるソレもあるし粗削りだからこそのポップフィーリングも感じられて愛さずにはいられないしそれがこの順位に押し上げた。「Paper Bird」「Go When You Want To」は紛れもない傑作。
  ◆8位  『The Jetser』 / Yorick Van Norden
2018年作。後追いで購入。ジャングリーでビートリッシュでめっちゃ好きな音。最初はフォーキーでリチャード・ヘイマンに近いかなと思ったけど、そこは非英語圏オランダからのフォロワーってことでビートリーポップ度はより高い。
  ◆9位  『Light'em Up』 / The Fags
2006年作。ハードポップというかH/Rパワーポップとするか。チープトリック/デフレパード〜イナフズナフ/マーヴェラス3(ブッチウォーカー)といった先人たちのジレンマや憤りを感じてしまう。ポップなのに。その辺分かっている(つもり)の僕としては大好物であるが。
  ◆10位  『Real Pop』 / The Boolevards
2009年1stと2010年2nd、今年1stが『Real Pop (Remix)』(若干収録曲入替があっての20曲)として再発されて知ったのだけどルビナーズやプリーザーズと同時代バンドの再発かと思いました。いやー今までノーマークの人達でした。
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■11位〜20位 -順不同-
『Now It's All This!』 / The red Button
(もしも彼等の1st/2ndを持っていないのならとんでもなくお得盤。Disc1はその2in1。僕はDisc2のためだけに購入しているのだから、その意味わかりますよね?)
『Yes Man』 / Justin Levinson
(2017年作。ベンフォールズに匹敵するポップ職人を発見しました。BFよりも陽当り良好な趣。ピアノが主。ビートルズやゾンビーズの影響もあえりそうでイイねー)
『Towards The Sky』 / Wiretree
(お気に入りバンドの2017年作。イイ意味で変わんない景色。この音が好きだからファンな訳で、今回もありがとうございました。)
『Nick Eng』 / Nick Eng
(新譜が素晴らしかったので一緒に購入した2017年作。コレもめっちゃ良くて2枚で優勝\(^o^)/って訳いかなかったが、そんな気分。オススメ!)
『Don't Buy This Record』 / The Bishop's Daredevil Stunt Club
(TOP10入りしてる新譜とともに購入した2017年作。実はこっちのほうが良く聴いてるかも。ザ・カーズな雰囲気もアクセントにスキップなしで聴き続けられる。)
 
『The Stanleys』 / The Stanleys
(2017年作。購入当初は流し聞きしてたので気が付かなかった。じっくり聴くとめちゃくちゃカッコ良い・・中毒性も兼ね揃えてます。数年後はもっと好きな自信あり。)
『A New Set Of Down』 / The John Sally Ride
(2017年作。シンプルな構成ながら味のあるメロディと声でグイグイと興味を惹きつける。ブリットポップ的な側面もあるので好きな人は多いでしょう。何気に聴いた盤。)
『New Tattoo』 / The Blakes
(2003年作。6曲入EPといえ凝縮濃厚なので超強力。くらげ好きはなんとしてもゲットでしょう。どの曲も素晴らしいが、やはりまずは「New Tattoo」を。)
『Legs & Luggage』 / Vegas With Randolph
(2018年作。毎回僕らの琴線を握られているかのようなメロディ展開ですが、バンドアンサンブルが上がって今までで一番好きかも。パワーポップ好きは是非とも。)
『Turnstyle』 / The Daybirds
(1999年作。ずっと欲しかったけどそのうち忘れて・・。「USバンドの演るUKテイスト(ビートルズ)」。この法則はハマるとめっちゃスゴイことになるのですが。コレも。)
 
■21位〜30位 -順不同-
『Come Spy with Me』 / Palmyra Delran & The Doppel Gang
(2018年作。周りの年間BESTからの後追いゲット。素性不明ですが直球パワーポップで最高でした。「Happy Birthday Middle Child」ヘビロテした。)
『Fight The Good Fight』 / The Interrupters
(ダンスホールクラッシャーズを思わせる、スカパンク/パワーポップ。昨年の周りの年間BESTからの後追い。直球パワーポップ「Gave You Everything」もある。◎◎)
『From Blind To Blue』 / Crash Into June
(TFCフォロワーである彼等の1999年作。TFCトリビュート作から気になっていたがやっとゲット。シンプルながらメランコリックなメロディが際立つ。)
『We've Never Heard Of You Either』 / Evan And Jaron
(メジャーデビュー前の1998年作。持ってた2枚も好きでしたが実はコレが最高傑作かも。双子デュオ炸裂。飾り気がないのも美メロにはむしろ良い。)
『Groovy Movies』 / Groovy Movies
(2017年作。モンキーズとビートルズが融合したような「Don't Take Her Love Away」を聴いて購入。ほかもキンクス、ラトルズ、ザ・フーをトレースした曲が満載だ!)
 
『Sunshine』 / Carrots
(スペインの優秀なギターポップバンド2001年作。ビートルズの使い方がめっちゃ上手い。聴いたことない人は是非とも聴いてと言うレベル。ググって。)
『Nightclub Jitters』 / Evelyn Forever
(1997年の1st。ホントに大好きな音だ。私こんな音楽を紹介したくて音の網を始めたんですけど。今の若い人たちにも是非聴いてほしい。)
『Kings For A Night』 / Cirrone
(2017年作の5曲入EP。まだ1st (2011年マイベストの1枚)しか出してないが間違いなくビートルズ遺伝子を受継ぐの最右翼。早く2nd聴かせて欲しいです。)
『Carousel Kites』 / Paul Steel
(2018年作。ポール・スティールワールドな内容。ブライアン・ウィルソン、スティーリーダン、マイケルマクドナルド、ビージーズ。もちろんジェリーフィッシュも顔を出す。)
『Ten Bites』 / Goodfellows
(2018年作。スペインの良質バンド。アルバム前半、特に冒頭4曲が最強でルビナーズ、TFC、プレイメンツ、ジン・ブロザムズなど名前が思い浮かぶ。)
 
■31位〜40位 -順不同-
『The Magic Gang』 / The Magic Gang
(2018年作。ボートラ満載で19曲も入ってる。リフやリズムから曲作りしてるのかな?って素人考えも浮かんじゃう。だからメロディも少し独特。そんなバンド。)
『Everest』 / In Deed
(熟年女性voによるビートリッシュポップ「Don't Need, Don't Care」を聴いて購入。新譜かと思ったら2017年作・・と思ったら曲数増やしての再発盤だった。)
『Meanwhile Back In Medieval Britain?.?.?.』 / Groovy Uncle
(2018年作。ファンクなノリを携えたイカしたRnRだったりビートリッシュなポップチューンだったりキンクスやゾンビーズ的ブリティッシュテイストを打ち出したり・・)
『The Set-Up』 / The Boss Martians
(疾走感のあるギターロック/パワーポップを鳴らす、2003年作。ギターがメインの曲作り。コレは嫌いな人はいないしょう。思い出したように聴く盤になりそう。)
『The Years Have It』 / Gleeson
(2018年作。とにかく「Through The Motions」がビーティフィックス「After All」級の名曲。今年1番聴いたかも。新人でこれはスゴイと思ったらめっちゃベテランだった。)
 
『The Wild One』 / Sugarplum Fairy
(2008年作。国内盤が出ず輸入盤も高くて未購入だったが10年越しに。ナキメロもったパワーポップ演ってます。ホリーズ「Bus Stop」ってカヴァー選曲のセンスね。)
『Soon』 / Lollipop Factory
(くらげDNA界隈ではめっちゃ有名な1996年のポップバンド。やっとゲットできた。クラトゥにも通じるプログレ感に痺れる。「Sunday Drive」から超絶だ。)
『Broken Toy Shop』 / E
(イールズ前のEのソロ作。むかしむかし欲しかったやつ1993年。パワーポップ好きご用達の「The Only Thing I Care About」以外も佳曲多くて嬉しい驚き!)
『Rise & Shine』 / Scott Gagner
(新譜を気に入って聴き続けていた時に思い立って過去作もゲット。2014年作。優しい音色は確立してますね。とても良かった。ピュアポップ好きにおススメできる。)
『The Years Have It』 / Gavin Guss
(まず声が好きなギャビングース。声質的にはドニー・ヴィー系なのでジョンレノン風味となる。1stも良かったが、もっと垢抜けた感のあるこの2nd (2012年作) もイイね。)
 
   
■41位〜50位 -順不同-
『Prayer For The Weekend』 / The Ark
(ちょっとづつコンプリ目指して見つけたら買ってるお気に入りバンド。21世紀のエジソンライトハウスかと思うわせる名曲「The Worrying Kind」が収録されてる。)
『The Difficult Second Album』 / Duncan Reid And The Big Heads
(ザ・ボーイズ、ダンカン・リードのライブのためソロ作で持ってなかゲット。新人バンドでも噂になるくらいの出来。レジェンドは今でも最高。ライブも興奮した。)
『It's Cool To Hate The Singer』 / Saturday Morning Pictures
(くらげDNA。「I Don't Think So」のシングルのみ持っていたが、アルバムもとても良い。AOR気味のジェリーフィッシュってところか。「It's Cool To Hate The Singer」◎)
『Here Come The Tears』 / The Tears
(2005年作。バーナードバトラーが好きなので以前より気になっていたがタイミング合わずやっと。めっちゃ自分好みの音だったのでもっと早く聴きたかった!)
『The Chess Hotel』 / The Elms
(持ってないエルムスを買いそろえようと2006年作の3rd。思った以上にH/R色の強いアルバムであったが悪くない。「Black Peach」はヘビロテ。)
 
『The Highschool Reunion』 / Travoltas
(トラヴォルタスは地元で中古で見つけたら買うようにしている。2004年作。いつも以上にデジビード強めだが気にならない。骨子はメロディなのでやはり良いバンド。)
『Dynamite』 / Wes Hollywood
(2018年作。ニューウェーヴ的なパワーポップが好きなら買いです。スクイーズ、ザ・カーズ、コステロの名前に弱い人は一度聴いてみてください。)
『Without Feathers』 / The Stills
(カナダのポップロックバンドの2006年の2nd。1stは煌びやかな80s的なギターサウンドだったが、パワーポップ的なロックテイストが追加されてます。vo.変更。)
『War Of The Wakening Phantoms』 / The High Dials
(2010年のアルバムは愛聴しましたがコレは2005年作。まだポップ・ユーティリティ的でなくインディポップバンドとしての側面を掘下げてる感じ。さすがイイ曲多い。)
『Out Of Curiosity』 / The Andersons
(90sから活動しているパワーポップバンドの2015年作。以前は一癖ある感じでしたが意外にストレートなギターポップでした。ジャケはモーニンググローリーからか?)
 
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