令和最初のマイベスト。新譜70枚/旧譜50枚。フィジカル以外があるので微増。サブスクによって非常に手軽に試聴することが出来たのは素晴らしいことだった。しかも「あなたコレ好きでしょって」教えてくれるだけでなくプレイリストまで作ってくれて至れる尽くせり。それで知ったバンドも多い。それとは別のところで今だフィジカル購入しているっていう・・。でもiTunesのほうが性に合ってる。自分のプレイリスト作りのハンドリングは圧倒的だし。ココまでの音楽バカになってくるとサブスクだと収まんないな。今年も良い作品が・・すごい作品が多かった。上位10枚他の年なら1位でしょって、どこぞのお笑いショーレースのような物言いですが冗談でもなんでもなく今年のラインナップはスゴイと思いますね。9月ぐらいまではホント5位になってるアンドリュー・リーイーがこりゃ1位だなと思っていたんですけど後半でその上4枚キテしまいましたね。で、ジョーダン・ジョーンズ。真っ当なパワーポップアルバムが年間1位なのはここ数年なかったかも知れませんね。とにかくこの10枚は是非何かしらの方法で一聴していただきたいです。あ、特別枠のプラス1枚も恐ろしくスゴイのでお忘れなく。旧譜は発売年を記載するようにしたんだけど2017年組が席巻。どれもこれも2017年作。豊作だったんだなあ。自分2017年何してんだよって確認したらベストはMo
Troper『Exposure Response』ってめっちゃ良いアルバムじゃないか!まあ・・よし。音源が昨年でフィジカルが今年のJeff Whalen(ジェフ・ホエーラン)。迷った挙句苦肉の策で旧譜ベストにしましたが新譜でもベストかな?どうだろう?とにかくホントどストライクです。皆さん是非。同じ状況としてはドニーヴィー『Beautiful
Things』もそうですが昨年に人様の手を借りてアップする事が出来たのであぶなかった。ライブは自分の誕生日にお昼にマイク・ヴァイオラのアコースティックライブ。事前にリクエストした2曲。「Till
You Die」「Sparkle!」も演ってくれた。さらに浦澤直樹さんも会場にいて感激して一緒に写真撮ってもらいました。その夜にプリミティヴスのベスト選曲のライブを観ました。最高な一日。フジロックではルミニアーズの圧倒的なライブにやられました。10月、11月は怒涛の来日ラッシュ。ヴェルクラ→ダンカン・リード→スーパーチャンク(本チャン行けなかったので意地でAFアコースティックライブへ)。カート・ベイカーやライトニングシーズ、そしてU2に行けなかったのは悔やまれます。悲報としてはなんといってもマフスのキム・シャタック姐さん。若くしての病死は本当にツラい。新譜は泣けてしまう・・。他にも同じ時期にホットロッズのvo.バリーマスターズも。それからリック・オケイセック!僕の好きな音楽に密接に関わっていたミュージシャンなのでとても悲しい・・。ザ・カーズはもちろん多くのプロデュース作品も。リックのプロデュース作品ってだけで購入したものでした。初期グルーヴィーズのロイ・ロニーなどなど・・そして先ほどラトルズのニール・イネスも亡くなってしまったとの情報も。毎年毎年。来年はあの人もなんてよからぬ想像もしてしまう。元気でいてくれ。僕も体調管理しっかりする。今年の後半は『Power
To The Pop』のコンピレーションからBeatleDNAに微かなスポットライトがあたりパワーポップバンドにも焦点が。ありえない人達の日本企画のベスト盤が出るなど2020年も引続きお願いしたいところですね。来年は今まで以上にフィジカルにこだわらずアプローチしていきたいと思います。日本のバンドももっと掘り下げていきたい。ではではー 番外編はこちら |
---|
◆今年発売のもの◆ | |
◆BEST | 『Jordan Jones』 / Jordan Jones |
![]() |
「Rumors Girls」を初めて聴いた時に胸キュン(笑)した。「音の網」の嗜好を包括してくれるような音が鳴りまくりで降参。おじさんマジで参りました。ほとんどが2分台、全編で30分に満たない。理想的なポップアルバム。とにかくポップフリークは是が非でも聴いてください。 |
◆次点 | 『On Safari』 / Ulysses |
![]() |
「最近買った中では一番70sロックスタイルのバンド。僕の音楽嗜好のひとつだけど、それでもやっぱメロディックに決めてくれないとね」なんてこと言ってたんですよ買った当初は。実はそんな単純なバンドじゃなかったんですよ。それは15曲しっかり聞いて確かめてください。 |
◆3位 | 『Full Fathom Freight-Train』 / Nick Frater |
![]() |
発売前にネット試聴した2曲がすごくて、「ヤバいなー」とアルバム発売を心待ちに。で、その全貌はリードトラック2曲に負けず劣らずの楽曲がひしめいておりました。とんでもねー。おじさん参りました。あなた何者ですか? |
◆4位 | 『#1』 / The Brothers Steve |
![]() |
運転中にシャッフルで流れた1曲目「Angeline」。シャッフルやめてそこから3曲目までアゲアゲを喰らってえらいこっちゃと。そして全10曲失速なしでした。その正体はJeff Whalenの今バンドってんだから僕はこの男にどれだけ振り回されるんだと。 |
◆5位 | 『Airwaves』 / Andrew Leahey & The Homestead |
![]() |
今年上半期に一番聴いたアルバムだ。こんな清々しい音楽はジンブロッサムズ以来だと思うくらい。実際はもうちょい円熟してるから先輩方にもオススメできる。皆さんも聴いたら分かることでしょう。、まあ聴いてみておくれ。 |
◆6位 | 『Scorpio Monologue』 / David Brookings And The Average Lookings |
![]() |
もはやトムペティ並みの貫禄か。すげーアルバムです。コレもアンドリュー・リーイー同様に上半期のヘビロテ盤。1曲目の「And It Feels Like...」でもってかれるの。そのあとは思うがままに料理されるだけだ。13曲終わったら抜け殻だ。 |
◆7位 | 『End Over End』 / The Bishop's Daredevil Stunt Club |
![]() |
夏にこのアルバムばかり聴いていた。H/Rテイストなずっしり重くタイトなリフがありながらメロディやフックは素晴らしく琴線に触れる。ザ・カーズやチープトリックといった先人たちが見え隠れして。ってことで「これ!僕の好きな音〜」 |
◆8位 | 『WHO』 / The Who |
![]() |
こんな真正面から勝負できるスゴイの出してくるなんて。殿堂枠なんかで濁さずにしっかりと上げさせてもらいました。「よ!ピート・タウンゼント!」と大向こうが入りそうなメロディ、アレンジがたくさん。特に7曲まで息を持つかせぬ展開だ。 |
◆9位 | 『Not Only Sunshine』 / Kai Danzberg |
![]() |
ビートルズ「Because」のような始まりの歌。そして極上の「My Beautiful Day」〜「Nothing In My Head」へと。くらげチルドレンとしての前作よりもfeat.アーティスト別で多彩なポップソングが聴ける。しかもカイ・ダンジベルク?が皆の色に染まるのだ。 |
◆10位 | 『Super(b) Exitos』 / Sofa City Sweetheart |
![]() |
間違いなく今年の美メロ大賞でしょう。1曲目の「The Same Old Song (You Were Always on My Mind)」で美メロのシャワー。「Stanley Waited」はマイベストな1曲。「Stop The Thinking」のホーン入りポップチューン。ラストの「So Long / Lucky 'Nuff」も甘美! |
◆特別枠◆ | 『Obsolete』 / Eric Barao |
![]() |
6曲入りEP。今年も苦肉の特別枠です。ハッキリ言って僕の求めるポップミュージックが凝縮されてる。ハイ・クウォリティ過ぎておかしくなる。クイーンだしジェリーフィッシュだしウィングスだしレフトバンクだし・・・フルアルバム思いっきり期待している。ココの曲使わないで作って欲しい。 |
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ | |
■11位〜15位 -順不同- | |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
『This Is The Sound』 / Ryan Hamilton & The Harlequin Ghosts |