My Best Of 2018

 平成最後のマイベスト。取り掛かるまでは非常に憂鬱だったのだが始めてしまうとここ数年になくスムーズにページが作れた。新譜60枚/旧譜50枚。昨年90枚と大台を切ったのにまたもや100枚を超えてしまった。このストリーミングの時代になんという時代錯誤・・。iTunesでさえ一昔の感じですよね・・恐ろしい。新譜60枚の理由は簡単でとてもイイ作品が多かったからだ。でも1位〜3位はフィジカルではない(ドニーさん以外はその後CDゲット)。クリーマー、ドニー・ヴィーともにSSW系アルバムである。どちらも本当に素晴らしい作品で是非とも皆さんに聴いていただきたい。特にドニーさんはクラウドファンディングによるものだ。ファンの力に応えた内容が感動的です。2位のグリーンベリー・ウッズは旧盤でのステレオ・ツインズを聴いていた最中の情報だったので驚き。虫の知らせ的な?内容も懐かしさフィルターなしでも文句なしの出来でした。それから久しぶりに特別枠を設けました。EPなんだけどこのVスパークスはクイーンの盛り上がりの2018年にはうってつけの作品。旧盤においては自ら探していくつかゲットした。モデルロケッツやハーブ・アイマーマン、ジョージ・アッシャー、コパーポットetc。セコハンでの偶然の出会いを楽しんでいたところもあったけど、今や中古CD市場においてそんなことはどうでも良くなってきた。安く手に入るしね。いずれもとても良いアルバム。昨年は旧盤がイマイチだったので今年は反動で豊作となりました。そう、オススメされて購入したR.P.Oも驚いたー。ライブは残念ながらあまり行けなかった。この数年間レジェンダリーパワーポップバンドの来日が少なくなって非常に残念ですね。フジロックには3日行ったが何を観たのかすぐに思い出せない・・ボブディランは観ることができて良かったな。アッシュも良かった。単独ではチープトリック!とても良かった!ここ最近は短いスパンで来てくれているので今後も期待。ポールマッカートニーもまた来てくれたが断念。もう来ないかなあ??ジェフ・リンとか観たいんだけどな。あ、キンクスどうなった?期待してます!メイフラワーズ/シャローナの地元ライブもあったね(^^)!。TFCのジェリー脱退もビックリ。2月の公演行きたいのだけどあの曲もあの曲も聴けないのでしょうか・・。毎年の恒例となりつつある悲報としてはバズコックスのピートシェリーが逝ってしまいました。後追いでパンクを聴いた自分としてはパワーポップとパンクをリンクさせてくれた存在でした。今年の音楽といえばやはり『ボヘミアン・ラプソディ』公開からの怒涛のクイーン特需。まだまだ引続きクイーン寄りの音楽が頭を支配しています。そういえばレコードプレイヤーついに我が家へ(お義父さんより)。でも全く聴いてない。ちょっと壊れているのをもらったのでちゃんとしたの買おうかな。繰り返しの話ですが世の中的にレコードかストリーミング。ちょっとこのベスト企画も潮時が迫ってきているようです。TOPジャケも年明けのモノが居座ってしまった。まあ、自分で言うのもなんだけど長い間よく頑張ったんじゃないの?『音の網』。スゴイのー。そろっとね・・。2019年は僕も片足しか浸かっていないストリーミングを始めようかと思います。
番外編はこちら
◆今年発売のもの◆
  ◆BEST  
『Creamer』 / Creamer
ビートルズやバッドフィンガー、時折1st-2nd期トラヴィスを彷彿とさせるネッとりとした曲に、僕好みの声が乗っかる。フィジカル待っていたが・・仕方ないのでDLでゲット(その後普通にフィジカルあること判明・・)。古参ファンにも断然オススメ。素晴らし!
  ◆次点
『House』 / Greenberry Woods
年末に飛び込んできた彼等の新譜!1989年〜1995年の蔵出しコンピとの事で当時の匂いをプンプンとさせながらハイ・クウォリティな曲が連続で繰り出される。まさに「音の網」のためにあるアルバム。
  ◆3位
『Beautiful Things』 / Donnie Vie ※
クラウドファンディングにて。これが名盤『Just Enough!』に肉薄する内容。メロウなバラードからビートリッシュなパワーポップ、チープトリックなポップロックまで素晴らしい10曲。レノン×コステロのような極上の声がまた!
  ◆4位
『A Salty Taste To The Lake』 / Caper Clowns
デンマーク産。ヘビロテ盤。中期ビートルズを消化したポップチューン「The Way I Dream」は佳曲。その後もポップの王道。スクイーズを彷彿とさせる瞬間もあって次世代のキング・オブ・ポップ。
  ◆5位
『Trip Around the Sun』 / The Grip Weeds
前作は今までで1番ロックに振れててめっちゃイカしたアルバムだった。今回は通常営業なサイケポップに回帰。しかも彼等にしては12曲でコンパクトにまとめられた。フレンドリーさは1番かも!
  ◆6位
『Young & Dangerrous』 / The Struts
今年は『ボヘミアン・ラプソディ』からのクイーン三昧の年だった。現代のクイーンDNA代表と言えるのが彼等。抜群の1stから2ndを心待ちにしててやっと!「One Night Only」が入った国内盤をオススメ。
  ◆7位
『Cabin Life』 / Linus Of Hollywood
毎回素晴らしい。アコースティック・ライブでもパワーを発揮しそうな曲が満載だ。カントリー/フォーク、はたまたブルース調にも思える曲なんだけど、その全てをポップソングに変身させて感動させてくれる。
  ◆8位
『Beauty In The Backseat』 / Ken Sharp
ただのポップソングではなく、あくまで根底にはロックンロールマナーが潜んでいる。その代表はポール・マッカートニーであるので、今こそ2人がタッグを組んで欲しいと妄想をしてしまうのだった。
  ◆9位
『Every Little Thought』 / Hurry
前作をネット試聴して、これは美メロの宝庫ではないか!と。新譜を出していたので購入。コレまた美メロの洪水。TFCとインディポップが良い感じで混ざり合ってます。
  ◆10位
『Future Me Hates Me』 / The Beths
「Great No One」「Uptown Girl」はパンクロックファンを、「Future Me Hates Me」「You Wouldn't Like Me」はパワーポップファンを唸らせ。「Whatever」「Less Than Thou」でトドメをさす!
  ◆特別枠◆
『Moderne Life』 / V Sparks EP ※
6曲入りEP。以前オライオンやブライアン・スカリーのEPを苦肉の策として特別枠を設け10枚+1枚としてあげた年がありましたが、今回もそれを使わせてもらいます。2018年はクイーンの年ですからでね!
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■11位〜15位 -順不同-
『Ten Time Four』 / Caddy
(毎回僕の奥底の琴線に触れてくるメロディにヤラれているのだが、今回も白旗降参。これ以上なく僕好みだ。「Miracle Turn」は誰もがヘビロテでしょう。)
『Lucky Day』 / David Myhr
(若々しいポップさが売りの彼でしたが、この度メロディ際立つ美メロゴリ押しで攻めてきました。1stと一緒にシャッフルしたら最強じゃ〜)
『Wilkerson』 / Danny Wilkerson
(ブルウがプロデュース、ロジャーマニング参加って事で手に取った。この2人だとLEOを思い浮べるけどブルウのソロに近しい。それはもう最高って事。)
『Mixed Reality』 / Gin Blossoms
(8年ぶりの新作。スゲー良い!興奮して過去作も聴きまくりました。あいかわらず素晴らしい歌声。ライブ観たい!お願い!)
『12』 / Sloan
(タイトルを観て12枚目かと。。が、初っ端な鳴らされた音はデビュー作と錯覚するほどのパワーポップ♪そこから始まるめくるめくスローンワールドはいつまでもー。)
 
■16位〜20位 -順不同-
『Pomp, Twaddle & Bombast: Songs 13-24』 / Checkpoint Charley
(大陸的なポップロックでくらげやクイーンの影響もあってトーリーズやシュガーボムと同類項、時にミューズ。くらげ系「Adam and Eve」は今年のベストソングの1つだ。)
『Everet Almond』 / Everet Almond
(好みの「Local Magistrate」を試聴してビビビと、豊潤なマッカメロディ「I Love You」、コステロな「I Saw Her In The Morning」でポチっとしました。)
『Late Stage Capitalism』 / Jeremy Messersmith
(「Purple Hearts」聴いた瞬間に購入決定。昨年の僕のキーワードはドラマティックだったが、それを引きずったかのような作品。良質な曲しか作れない人。)
『Trouble Again』 / Rob Bonfiglio
(僕的には外れのない人の1人。パワーポップから良質SSW系まで現代のジェフ・リンと呼んでも良い。幅広くそしてハイ・クウォリティ。)
『Pop-Up Radio』 / Kai Danzberg
(今年最初に買った1枚。試聴して久しぶりにこれぞ!くらげチルドレンだと即買い。今年のキーワードで言えばクイーンDNAとも言えるのでまさに旬。聴くなら今か。)
 
■21位〜25位 -順不同-
『Bird Streets』 / Bird Streets
(とりあえず「Betting On The Sun」「Direction」「Thanks For Calling」を、時間があったら「Carry Me」「Heal」「Same Dream」を。ジェイソンフォークナー参加。)
『Fog Machine』 / Valley Lodge
(1st以降追っていなかったが基本変わらずの4th。振り幅は大きくあらゆる角度から、ポップさを紡いだ曲が聴ける。全14曲でマンネリなし。)
『Working the Long Game』 / Bill Lloyd
(2015年のEP『Yesterday』で予感があったけど、マシュースウィートなパワーポップが鳴りまくってる。レイドバックした曲もビートルズ色が強くポップ!)
『The Grand Leve』 / TGL
(ジェフリンのプロデュース??と勘ぐっちゃうくらいの影響。ジョンレノンも顔を出し2011年マイベストだったマルコ・ヨアキムが好きならオススメです。)
『Love Is for Losers』 / The Longshot ※
(パンクではなくロックに寄った時のビリージョーはホントに好きだ。そして最高のvo.だし。ラストのオジー「Goodbye To Romance」カヴァーまでかっ飛ばしている。)
 
■26位〜30位 -順不同-
『Let's Go Wild!』 / Kurt Baker Combo
(1曲目をカヴァー曲(「So Lonely」)で始める潔さ。アルバム全体としてはグラムロックが強め。「Let's Go Wild!」はグラマラスなインストだ。)
The Two Sided Face / The Supahip
(マイケルカーペンターは今もなお第一線。ルーツロックな趣だけど、パワーポップの実績が裏打ちのように活きてリスナーを納得させている。)
『Off To The Races』 / Jukebox The Ghost
(1st『Let Live & Let Ghosts』を改めてヘビロテしちゃって、そしたら新譜出してた。今まで以上にクイーンDNA全開でまさに今年の音だね。)
『Wish You Success』 / The Connection
(ロックンロール♪イエー!いまや曲聴いてもどのアルバム収録か全くわからない。演るほうも聴くほうもどうでも良いのだろう・笑)
『A Few Seconds Of Fame』 / Greg Pope
(多作家。今作でのマルチプレイヤーぶりはポールマッカートニーが浮かぶ。小品ポップや組曲的なモノ、転調の激しいものと王道踏まえ目まぐるしい。)
 
■31位〜35位 -順不同-
『Islands』 / Ash
(初期の戻ったかのような青いギターロックやパワーポップが聞こえてきて嬉しくなった。ウィーザー感強い!)
『Go to School』 / The Lemon Twigs
(クイーン、10cc、トッドラングレン、ビッグスター、ビーチボーイズ、ポールマッカトニーと1st以上に多くの先人を呑み込んだ2nd。)
『Proto Retro』 / Dot Dash
(冒頭「Unfair Weather」。クラシックナンバー「I Fought the Law」をモチーフにして進むビートが気持ちを高揚させるね!ヘビロテ〜。)
『Tell Me All About It』 / Oberon Rose
(中後期ビートルズなサイケポップに惹かれる。「Tell Me All About It」「Life in a Box」「A Place in the Sun」etc・・過去作も思わず購入してしまった。)
『Temporary High』 / Nick Piunti
(僕的には外れのない人の1人、パートU。いつもよりはタテノリ具合が抑えられてザ・バーズ風な大きく揺れるギターポップが多め。◎◎)
 
■36位〜40位 -順不同-
『Mono』 / Otto Niklasson Elmeras
(モロにゾンビーズな「Wrong Side Of The Road」が好きすぎる。「Lalala」「It's About Time」「My Weak Spot」などの60sレトロポップが抜群。)
『Out of My Head』 / Paul Collins
(「Go」聴いてくれよ〜もうトキめいちゃうよ〜。最高だよ〜ホントはベスト10入りだよ。いい加減若手に席譲ってくれよ(笑))
『Longwave』 / Dropkick
(前作で初めて聴いてそれもとても良かったのだけど、今作はそれを上回る出来栄え。おそらく最高傑作。今あなたが考えているよりずっと良いです。)
『Diamond Hands II』 / Diamond Hands
(2017年BESTに旧盤で登場させたが、早くも2nd。変わらずビートリッシュで期待を裏切らない。毎回こんな感じでアルバム出し続けて欲しい。)
『Issues』 / The Genuine Fakes
(スウェーデン産90s-00sにかけてのパワーポップを鳴らすバンド、ギター前面のポウジーズな印象が強かったが、今作ではもっとサイダーがはじけるようなポップさが増した。)
 
■41位〜45位 -順不同-
『No Sleep』 / Ex Norwegian
(毎回キンクスやデヴィッドボウイなどを絶妙に取入れたポップロックを聴かせてくれる大好きなバンド。今作はスペイシーなブリットポップって感じか?。)
『A View From Above』 / The Well Wishers
(安定感抜群のパワーポップバンドでしたが個人的に前作がもう一つだったが・・しっかり戻ってきてくれた。「April Is Only A Lie」はスピニング・ジェニーズ的。)
『Idle Chatter』 / Brian Jay Cline
(新作が出れば購入。惰性で買って惰性で聴く。毎度のようにトムペティやニックロウなロックチューンが、でもいつもよりアルバムに起伏がある気がするな。)
『Nerd From The Suburbs』 / Adrian Whitehead
(“ジョンレノン、そしてエルトンジョンの魂”と売り文句を考えてあげました。エリオット・スミスも彷彿。最初のとっかかりはイマイチかもしれませんが聴くほどにってやつ。)
『Winning Star Champion』 / Ruler
(「Winning Star Champion」がとっても気に入って他の曲そっちのけで購入。若干ワンパターンすぎる感じもあるけど好みな音なので嫌いになれない。)
 
■46位〜50位 -順不同-
『Full Circle Nightmare』 / Kyle Craft
(70sグラムロックの影響下にあってデヴィッド・ボウイやT-レックス、モット・ザ・フープルが断片的に聞こえてくる。玄人好みのロックアーティスト!)
『Francis Trouble』 / Albert Hammond Jr.
(フジロックの予習のために聴いたらコレがとても良い。モータウン調「DvsL」、ストロークスな「Far Away Truths」。「Set To Attack」は「Holiday」級の名曲でしょう。)
『Don't Be Mad at Me』 / The Davenports
(溌剌とフックを効いたパワーポップ「I Don't Know What to Do」〜ピアノポップ「Don't Be Mad at Me」の展開。「Leanne」も好き。ワム「Freedom」のカヴァーあり。)
『Four』 / Starbelly
(名をはせたパワーポップバンドの久々の4枚目?。クリス・ヒルスも居ます。インスト挟んでの8曲目からの後半が経験値のなせる職人技。)
『Get Passive』 / Fireproof Sam And The Network Stars
(ストーンズなリフで始まり、ビートルズな曲を続けざまに、モータウンさを出し他と思ったら元祖パワーポップな音・・20曲の中にきっとあなたのお気に入りが。)
 
■51位〜55位 -順不同-
『Tell No One』 / Bad Moves
(ゴーゴーズがニュー・プルノグラファーズを経由したかのようなパンクロック。「Cool Generator」「Spirit FM」「Family Secret」の3連発でもっていかれます。)
『Peaks and Valleys』 / Chris Richards And The Subtractions
(いつもよりもフックが控えめかなと思ったけど「The End of Me」以降はいつもペース。ビッグスター「Thirteen」もマッチしてる。「The Coast is Clear」がじんわりの佳曲。)
『Hollow Ground』 / Cut Worms
(カントリー/フォークなポップ盤。ザ・スタンズを思わせるような楽曲とvo.スタイル。基本明るめなのでポップさが増長されてとてもほんわかだ。)
『Little Dark Age』 / MGMT
(名盤『Oracular Spectacular』しか持ってなかったのでフジロック予習でゲット。21世紀型サイケデリック。「When You Die」ヘビロテした。めっちゃポップ。)
『Tomorrow's Daughter』 / Matthew Sweet
(2年連続。『Tomorrow Forever』から漏れてしまった曲達?「Lady Frankenstein」「Now Was The Future」「Ever After」「Out Of My Misery」◎◎)
 
■56位〜60位 -順不同-
『Kill The Lights』 / Tony Molina
(恐ろしく短い!ほぼ1分台。バーズに傾倒した時のTFCフォロワーなので良質ながら曲に新鮮さはない。でもこの短さでのTFCフォロワーってのは新しいかも。)
『Friends and The Fakers』 / LowRay
(1,2曲目がとても良くてゲット。その後が落ち着いた曲多め。ミネアポリス出身ってことでミドルチューンではソウルアサイラムぽい雰囲気あり。)
『Lost Angeles』 / Richard Turgeon
(まさに90sオルタナティヴロック彷彿。ギターのメロディックさに安易に初期TFCやウィーザー、ポウジーズとあげてしまう。B級感がまた我がサイトらしい・・)
『Starcrawler』 / Starcrawler
(ピストルズ、ボウイ、ストーンズ、パティ・スミス、ピクシーズ、ニルヴァーナ。すでに持っていたのにフジロックで観なかったのは誰だ・・)
『Christmas Party』 / The Monkees
(前作同様にアンディ・パートリッジ/リヴァースクオモ/アダム・シュレシンジャー参加。さらにはマイナス5の面々も。ビッグスターとウィザードのカヴァーもあり。)
 
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◆今年発売以外のもの◆
  ◆BEST
『Tell The Kids The Cops Are Here』 / The Model Rockets
実はずっと持っていなかった。彼等の最高傑作を能動的にゲット。90sパワーポップの教本のような内容なので音の網のビジターさんは是非とも聴いて欲しいです。
  ◆次点
『Young Is The New Old』 / Ramirez Exposure
今年最初に買ったアルバム。ざっくり言えばTFC系統だけどインディポップさもあって新譜で挙げたハリーのような感じだ。あとワイアツリーとか。聞けばわかるその良さ。「All's Well That Ends Well」ヘビロテ。
  ◆3位
『Melody Records』 / The Mylars
2017年マイベスト作成後に聴いたためランクインならず。間違いなくTOP10入りしてた。僕の好物のひとつアメリカンな突き抜けた爽やかなポップンロール。ザ・カーズ「Let's Go」のカヴァーも。
  ◆4位
『Time Will Tell on You』 / Ronnie D'Addario
息子たちの活躍の中で聴いた親父さんの3枚組ボックス。2015年、2017年の近年の作品もとても良い。今回ポールのライブは見送ったが、ロニー・ダダリオのライブこそ今観たい。
  ◆5位
『From Your Window』 / Herb Eimerman
これも実は持っていなかったので探して買いました。持っていた2枚もとても良いですがやはり最高傑作はコレですね。リッケンバッカーの音色が心地よい♪
  ◆6位
『Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoysr』
                     / My Chemical Romance
僕自身2枚目のマイケミ。『The Black Parade』とはまた違った意味で良い良い。ハンパでなくポップじゃん!「Vampire Money」はマイケミ版スウィート!!また他のアルバム聴くの楽しみだ。
  ◆7位
『Good News』 / The Stereo Twins
スプリッツビル後にブレッドとマットが結成。いい具合に枯れたポップロックを鳴らす。めっちゃイイ。グリーンベリー・ウッズの新譜も聞けたしまさにグッドニュース。
  ◆8位
『Never Leaving California』 / Greg Ieronimo
とにかくダイナミック。凝りまくったメロディにオミミが虜になります。大好きだったドッグス・ダイ・イン・ホット・カーズ(知る人ぞ知る)な声質でジェイソンフォークナーやベックを思わせる瞬間もあったりと捨て曲なし!
  ◆9位
『Crybaby』 / Danny De La Matyr
また良きSSWを見つけてしまった。マイク・ヴァイオラ、ジム・ボジア、コリン・アシュリー、ダンカン・メイトランド、そして今年マイベストにあげてるフィリップ・クリーマー等のポップマエストロとシャッフルして聴きたい。
  ◆10位
『Real Pop Organizers』 / R.P.O
高嶋兄と桜井鉄太郎氏によるユニット。1989年作。ブライアン・ウィルソン、アンディ・パートリッジの影響を感じる(良い意味で)変態的なポップアルバム。初期L-Rやスパイラルライフが好きなら是非!
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■11位〜20位 -順不同-
『So Much For Secrets』 / James Guffee
(トーリーズの人のソロ作。マイナスイオンな音。ランダム再生で「Sideways」が流れると、"あ、これいい曲。誰だっけ?"って。うーマジ名曲です。)
『Fire Garden』 / George Usher Group
(ジョージ・アッシャーの良さに気が付いたのはいつ頃だったか。そこからはどの曲も良く聞こえてくる。このアルバムも早くゲットすべきだった。文句なくイイ曲揃い。)
『Downtime』 / Millicent Friendly
(ハード・ドライヴィングな中に潜むメロディックな部分がとても良い。ズーターズのような「Bete Noire」「Happy Ever After」のミドルバラードが特に逸品。)
『Spirit Kid』 / Spirit Kid ※
(ホームメイド感のあるポップさが満開のアルバム。ポップさでいったら2014年にマイベストにあげた『Is Happening』以上。)
『You Dont Know Me』 / Tommy Zamp
(新譜と思いきや2017年作。レッド・ウォーリアーズ「バラとワイン」がカラオケの十八番の自分としてはグラマラスな「Pretty Girls」は聞き逃せませんでした(笑))
 
『The White Album』 / Donnie Vie
(新譜情報に合わせて、ジャケ/タイトルもズバリな2枚組を購入。まさに1人ホワイトアルバムでドニーのマルチな才能が良く分かります。ライブありカヴァーあり。)
『Camera Obscura』 / Paul Melancon
(ポップ職人気質のSSW。ビートルズやELOの影響大。それこそ「Jeff Lynne」なんてズバリな曲を演ってしまうもんだからね。)
『The Wonder Of It All』 / Blue Cartoon
(お気に入りのブルーカートューンの2002年作。清々しさの極みとも言えるコーラスとエヴァーグリーンなメロディ間違いなし!)
『Supernatural Equinox』 / Outrageous Cherry
(アウトレイジャス・チェリーが無性に聴きたくなって持っていなかった数枚をゲット。そしたらばコレめっちゃサイケポップの良盤でないかー)
『Songs From The Deep Sleep』 / Brandon Wilde
(どの曲もまずはジョンレノンを念頭にって感じだ。それが脳裏に焼き付くようなメロディを生み出しててタマリません。)
 
■21位〜30位 -順不同-
『Raw Countrysider』 / The Cheeks
(ドッジーにも通じる60sフィーリング溢れるパワーポップは健在、というかさらに自分たちの血肉になってる。「High Upon The Rooftop」はすでにクラシックの風格。)
『Nothing Lasts Forever』 / Copperpot
(その後2ndでキラーチューン「Go Girls」を生み出す前夜1st。でもアルバムとしてはこっちのほうが出来が良い。FOW周辺のバンドが好きならオススメ!)
『Good Night Glamour Good Morning Disaster』 / The Crash Moderns
(10枚に入れたマイラーズの元バンドって事でゲット。突き抜けやんちゃさはマイラーズだけど純粋にパワーポップとしてはこちらに軍配か。「This Time」を是非。)
『TCV』 / The Click Five
(2005年クリック・ファイヴ3rd。どんどんカッコ良くなってる。今や話題だった1stは遠い昔。いやステレオタイプな1stも良いのだけどね、→2nd→3rdの伸びが嬉しい。)
『Grenadine』 / The Brand
(2005年作だけど90sを引きずってる正統派パワーポップだ。今では懐かしさ覚える音。もしウィーザーやワナダイズなどが好きなら尚良しです。)
 
『Uptown Sinclair』 / Uptown Sinclair
(ウィータスがチープトリックを演ってるような・・掴みどころのないバンド。とにかくエヴァークリア彷彿な「Girlfriend」は必聴です。)
『Evan Hillhouse』 / Evan Hillhouse
(まずはニルソン〜アンディ・スターマーを彷彿とさせる声。くらげファンは「I Love It Like You」「Sleeping With a Friend」を是非一聴願います。)
『The La La Crutch』 / Sparkwood
(いつか買おうと思っていたスパークウッズ1st。まだまだあか抜けてないB級感が良い良い。でも「Trilogy I」ではマニアック部分でクイーンを持ち出してと・・。)
『Bombs Away』 / Duncan Reid And The Big Heads
(2017年ザ・ボーイズのダンカン・リード3rd。今まで同様にパンクロック/パワーポップの宝庫。1stの時は蔵出し?なんて疑ったけどそんなことなかったね。)
『The Best Ways To Disappea』 / Candy Hearts
(女性vo.の・インディ・パンク。プロデュースはNFGのフロントマンってんだから音はその通り。甘いメロディと疾走感を兼ね揃えて突っ走る。)
 
■31位〜40位 -順不同-
『Response』 / The Spitfires
(ザ・ジャム〜の流れをくむ正統派UKモッズバンドの2015年の1st。一緒にゲットした2ndのシャレオツ具合も含め。ポールウェラDNAだ。)
『Blue Suit & Tie』 / Rayon City Quartet
(元ブラッククロウズとは到底思えぬ黒さゼロで晴天が似合いそうなパワーポップ盤。「Cool Again」ヘビロテしました。)
『Greatest Songs of the Resonars』 / The Resonars
(ベスト盤。名曲「Definitely Crescent Ridge」のために存在している。ココでしか聴けない。ずっとネットで聴いてたから嬉しい。あー名曲!)
『What Rhymes With Girls And Cars』 / Tim Rogers & The Twin Set
(アコギ主体のソロ1st。ソングライティングの手クセは当然ユーアムアイなので悪いわけない・・っていうかティムのレコーディングワークの中でも上位に入る内容。)
『Would It Kill You?』 / Hellogoodbye
(恋はあせらずなモータウンな曲を探していたら「When We First Met」が引っ掛かった。1stしか所有してなかったけど、アルバム聴いたら成長著しい出来栄え!)
 
『The Unswept Today!』 / The Unswept
(1stはニックロウ、マーシャルクレンショウ、ラトルズ、モンキーズからラーズ、ジザメリまでとほぼカヴァー。この2ndはセバドーにTFCを演ってはいるもののほぼオリジナル。)
『Overage Underachievers』 / Smart Patrol
(ドイツ。確かな実力と経験で繰り出されるパワーポップ/パンクチューン。モッズもビートルズも呑み込んでヤムヤムズなんか好きならイケますー。)
『Grey Will Fade』 / Charlotte Hatherley
(アッシュのGt.シャーロットのソロ作。当然アッシュにも通じるエッジの効いたインディロック集。「Summer」「Bastardo」が目をひく。やっぱ彼女在籍時のアッシュが好き・・)
『Four O'Clock Balloon』 / Four O'Clock Balloon
(アルバム1曲目がなんとキンクス「I Need You」。キンクスのしかもシングルB面をチョイスするところが変態的・・いや素敵。「Stood In The Rain」はやはり◎。)
『Bon Iver』 / Bon Iver
(寝落ちした時夢の中で心地よい音楽がなっていた。でも本当はつっけぱなしテレビの早朝4時のBGM(「Holocene」「Calgary」のリピート)であった。)
 
   
■41位〜50位 -順不同-
『Hide,Run Away』 / B.C. Camplight
(2005年作。ブライアン・ウィルソン、トッド・ラングレンの影響下に、ワンダーミンツ派閥と言えば分かりやすい。まずは極上の「Couldn't You Tell」「Parapaleejo」を。)
『Charm Offensive』 / Steve Barton
(キンクスな「When You're Gone」、ビートルズな「Hold A Shadow Down」「Shy」、ラトルズな「Bertha Jane」は是非とも聴いてみてください。)
『The Unstudied Sea』 / Frank Bango
(基本路線変わらず愁いのある甘いメロディ。そしてコステロ似の声。前作同様に時折ライナスな曲を挟んでくる。盛上りのあるメロディは癒される。)
『Spills & Thrills』 / John Paul Keith & The One Four Fives
(今年だけで3枚購入。50sスタイルのロックンロールが中心でノリが命。そんな中、キラ星のごとく存在するパワーポップ「If I Were You」にトキメク。)
『Limitations Of Source Tape』 / Chris Church
(地味でまろやかなパワーポップを演っている。正直今は(いや、ずっと?)流行りではないけど、でもずっと流れていて欲しい音楽。「Something Completely」◎)
 
『The Morning Light』 / The Morning Light
(一聴して浮かんだのはロケットサマーやキュート・イズ・ワット・ウィ・エイム・フォー。ピアノもかなり使われてる。スローナンバーでは女性と間違えるほどの美声。)
『Night Work』 / Scissor Sisters
(ラジオで聞いた「Fire With Fire」。2ndが好きだったが、この3rdは今まで以上にタテノリでダンサブルだった。ビリージョエルちっくな「Whole New Way」好きだ。)
『This Affair Never Happened... and Here Are 11 Songs About It』 / The Bigger Lovers
(前作は良盤で良く聴きました。今作はパワーコードを効かせたりと、より若々しい感じがする。70sなメロディが聴けた前作のほうがより好きですがコレも悪くない。)
『Volume 3』 / She & Him
(1stがやはり名盤だと思いますが、フレンドリーさポップさでは2nd。この3rdはその中間(若干2nd寄り)ってところか。恒例カヴァーはブロンディの「Sunday Girl」だ。)
『Vessels』 / Rah Rah
(カナダの男女混合インディポップバンド。やはりお国柄かのNPGぽい空気感を感じる。「Be Your Man」の軽快ポップ◎◎)
 
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