My Best Of 2016

 2016年明け早々のデヴィッド・ボウイの死去。ホントにビックリして悲しかった。僕のミュージック・ライフに多大なる影響を与えてくれたアーティストでした。そして5人目のビートルズ、ジョージ・マーティンも逝ってしまいました。ボウイから連鎖するようにグレン・フライ、プリンス、レナード・コーエン、レオン・ラッセル、ジョージ・マイケルetc。ミュージシャンに限らずもビッグネームが次々と亡くなった年でした。残念ですがこれは誰も止めることはできないですね。忘れられなければまだ生きてるって意味で言えば音楽が残ってるミュージシャンは幸せなのかもしれません。R.I.P.
感謝の意を込めてジェフ・バックリーによるレナード・コーエンの名曲を捧げます。ありがとうございました。
Jeff Buckley - Hallelujah
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 今年もなんとかこなしました。新譜60枚、旧譜40枚の計100枚。今年は中古を(例年に比べれば・・)あまり買わなかった。逆に新譜は海外輸入の送料に応じて無理して枚数買ってしまった。同じような音を買ってしまって後悔したり・・でも時間おいて聴き返すとやっぱ良かったり(笑)。今年の僕のトレンドは“90sサウンド”と“分かりやすい”90sは過去モノを取出しては懐かしんでいたので、自ずとそんなアルバムが選ばれてる。『音の網』を始めた頃(00s前半)に良く聴いていた別段アーティスティックでもない単純なパワーポップもよく聴き返しました。だからベストはヘイ・ヘローで次点はケビン・ディヴァインって事になりました。他もそんな感じ。ライブは充実してました。フジロック!ついに3日目は初の家族5人での参加。娘興奮のベビメタ。良かった!来年も1日くらいは一緒に行けるかな?何と言っても怒涛の11月。念願だったソウルアサイラム、貫禄のチープトリック、若々しくパワフルなサニーデイサービス。パイロット、ニューイングランド、ハリケーン#1etc・・は残念ながら断念しましたが非常に満足。レコード環境はとういうと結局プレイヤーも買っていない。来年は必ずやと思ってますが。。ここ『音の網』については、結局更新らしい更新は出来なかった。TOPジャケでさえ1年前のモノが永遠と・・。『曲の網』にいたってはツイッターで曲紹介を垂れ流しているのでその存在意義すらない。完全に歩みを止めてしまっている中でマイベストは更新できて良かった。来年はもうちょい更新しようかなと。頑張らないと更新できないので頑張りましょう。
番外編はこちら
◆今年発売のもの◆
  ◆1位
『Hey! Hello! Too!』 / Hey! Hello!
 今年1番聴いたアルバム。底抜けにポップ!オライオン・エクスペリエンスのダンサブルさをちょっと落として代わりにハードポップさを強めた感じ。日本語で歌うジンジャー「Body Parts」のカヴァーも◎
  ◆2位
『Instigator』 / Kevin Devine
 90年代のポウジーズやスーパードラッグやウィーザー等の作品には匂いとして(時にあからさまに)のグランジが間違いなく存在してた。このアルバムも同様。だから僕の殿堂入りアルバム達と並べて聴きたい
  ◆3位
『Trust Your Instincts』 / Nick Piunti
 2年連続。多作だなあ。ナキメロ作りの天才。1人FOWとも言える「One Hit Wonder」めっちゃ聴いた。バンド面子にアンディ・リードとライアン・アレンが参加してるけどこの2人の良いとこ取りって感じね
  ◆4位
『Do Hollywood』 / The Lemon Twifs
 レフトバンク×10cc。万華鏡ポップ。2世ミュージシャンというには父親は埋もれた才能だったが息子たちがしっかりそれを受継いだ。10代とは・・
  ◆5位
※『Cody』 / Joyce Manor
 これも90sパワーポップを思い出させるアルバム。ディストーション全開のギターサウンドなんかモロに俺の青春(笑)。かなり押しが強めだから人によっては疲れるかもね。自分の今年のトレンドにハマった
  ◆6位
『Tuns』 / Tuns
 ジョンレノン風の絵が特徴のジャケ。で音は?「なにコレ!スローンみたいじゃん」って購入。そしたらその正体がスローンのクリス、スーパーフレンズのマット在籍の3ピースバンドだった。悪いわけないじゃーん
  ◆7位
『So The Wind Won't Blow It All Away』 / Erik Voeks
 パワーポップの教本的な23年前の『Sandbox』以来の新譜なんだけど翌年に出しているかのような素敵なギターポップサウンド♪。さすがに全編パワーポップってわけじゃないけどね(笑)
  ◆8位
※『Words Like Young』 / Timothy Nelson
 DLのみで結構料金高め設定でしたが、音聴いたら買わずにはいられなかった。まず思い浮かぶのはやっぱTFCですかね。非常に素直な落ち着いたメロディを鳴らしてます
  ◆9位
『Good Times!』 / The Monkees
 アルバム発売前に小出しにされる楽曲がどれもこれも素晴らしすぎて胸が躍った。近年、大御所の新譜に現代の才能が手を貸した良盤が多いけどその筆頭
  ◆10位
『Black Beauty』 / The Twilight Hours
 「Help Me Find The Way」「Maybe」「Troublemaker」の冒頭3曲と「Sioux City Swinger」「Anymore」締め2曲が素晴らしい。特に冒頭3曲はパーフェクト!3曲とも今年を代表するポップ#

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■11位~15位 -順不同-
『Blisters And Thorns』 / Andy Bopp
(ラブナット~ミラクル・ブラーと今まで数々楽しませてくれたアンディ・バップのソロ作が僕の琴線に触れないわけがない)
『Weezer [White Album]』 / Weezer
(僕の中で大復活した前作。今作もあっという間にアルバム通して聴いてしまう。「Jacked Up」が1番のヘビロテ曲)
『Alejandro's Visions』 / The Nines
(いつも何かしらのコンセプトを持ってアルバムが出来上ってくる。今回はビーチボーイズやジェフリーフォスケットである)
『Caught in the Darkness』 / Trolley
(60s愛。DC5なビートポップ、ザ・フーやS・フェイセズなパワーポップも。ハニーバスやゾンビーズなサイケポップ。誰にでもオススメ出来る)
『Painkillers』 / Brian Fallon
(パンクロックバンド、ガスライト・アンセムのフロントマンのソロ作。皆さんの想像通りの内容。マッツのポール兄貴直系。とても良い)
 
■16位~20位 -順不同-
『David Brookings And The Average Lookings』 / David Brookings And The Average Lookings
(いつもながらデビッドの青い声が聞えた瞬間。ほんわかする。今まではアーシーな部分も顔をのぞかせるけど今作はアルバム通して明るくポップな印象)
『Back In The Day』 / Radio Days
(スペインの今ビートルズなバンドの4枚目。相変わらずのビートリッシュ具合♪でも彼等の鳴らす音はカ強くて垢ぬけてるのがイイよね!)
『Conrad』 / The Legal Matters
(実力者の集い第2弾。カントリーさを抜いたソーンズ?1stもとても良かったけどさらに楽曲が良い。ハーモニー/コーラス絡めて、敵無し。)
『Pillar Of Light』 / Babaganouj
(1曲目聴いた瞬間「買っとこっ」って(笑)ワナダイズをもっとゴージャスにした感じのジャングリーでキラキラしたギターポップに顔が緩みっぱなし)
『Thunderbitch』 / Thunderbitch
(アラバマ・シェイクスも好きですが、僕の音楽嗜好的にはサンダービッチ側。コレでの来日も~)
 
■21位~25位 -順不同-
※『10 Songs』 / Sam Means
( ラマー・ホーリーのような音だったのでゲットしたのだけど曲によってはBF5やベン・クウェラーやナダサーフみたいな時も。とにかくまったりする時のBGMだ)
『Bermuda』 / Mrs. Magician
(独特のギターロック。曲展開がニューポルノグラファーズ的というか、時折ビーチボーイズな瞬間も。「No More Tears」「The Limbo (Party's Over)」とかね)
『Arvidson & Butterflies』 / Arvidson & Butterflies
(聴いた回数ではベスト10内。全編ビートリッシュで癒される。ゲイリーリッチと同じ志向なのにより空気感があるんだよな。不思議)
『Circles And Squares』 / Seth Swirsky
(毎回毎回ビートルズとビーチボーイズの完全なる融合を、それこそ“魅せて”くれてる。毎回最高)
『Everybody Wants』 / The Struts
(キッス/エアロ/クイーンのロック御三家を凝縮したようなバンド。フレディを彷彿するvo.に心躍る。夏にめっちゃ聞きました)
 
■26位~30位 -順不同-
『In Orbit』 / Kurt Baker Combo
(いつも通り!洪水のように曲が出来るんでしょうか?曲聴いて何に収録されているとは調べなければ分からないほど毎回やってる曲は同じなんだけどね(笑))
『Guiding Star』 / Greg Pope
(質を落とさず2年連続!前作から顕著なモダンロック具合が◎で「Four Leaf Clover」「Guiding Star」「If You Want Answers」何度も聴いたぜ)
『Ain't Nothing Left To Say』 / Michael Carpenter And The Cuban Heels
(2015年マイベストのマイケルカーペンター。最後のようなこと言ってたけど、バンド組んで続けざまに素晴らしポップアルバム提供してくれました)
『Everything Is Love』 / Cupid's Carnival
(フルアルバムを心待ちにしてたチェリーストーンが改名してアルバム出してくれた(2曲かぶり)。ビートル・ジョンな楽曲が詰まってる。「青い影」のカヴァーあり)
『Indigo Gray』 / S.L.D.
(90sロックとビートルズっていうとブリットポップを想像しちゃうんだけど、明らかにそれとは違う。90sロックとビートルズフォロワーって感じかな?B級感含めw)
 
■31位~35位 -順不同-
『Bang Zoom Crazy...Hello』 / Cheap Trick
(衰えない圧巻のライブ最高だった!21世紀に入っても続々と佳作を出し続けてるロックの巨人、凄いの一言!)
『Inflorescence』 / 8X8
(今回もサイケ&ドリーミー♪そこにタテノリやスウィングなリズムが加わって夢見心地)
『Here』 / Teenage Fanclub
(前作がちょっと残念だったのですが、今作は◎。やはり『Songs From Northern Britain』の流れだけど、若々しさのある曲もあったりとー)
『Stay Gold』 / Butch Walker
(トム・ロビンソン・バンドのようなタイトル#「Stay Gold」にコブシが固くなる。スプリングスティーンを彷彿とさせるロックチューンが最高)
『Light Upon The Lake』 / Whitney
(試聴機で「No Woman」「No Matter Where We Go」を聴いた。その結果です!以上)
 
■36位~40位 -順不同-
『Balance the Light』 / Dropkick
(ジョンレノン色がちょっと濃いTFC。あ、ダニエルワイリー在籍時のCRRてほうが分かりやすいかな?「Slow Down」最高だね)
『Phantoms Ringing 67-73 Master』 / Rocket Bureau
(アマチュア臭があって、メロディ聴くだけで音楽愛が感じられて、決してメジャーにはなれそうもない・・ある意味正統派パワーポップ。曲はとてもイイ)
『As You Were』 / Elijah Ford & The Bloom
(ザ・スタンズやレッドウォールズのようなバンド。声が渋カッコイイしメロディがずーっと残ります)
『Whimsicality』 / Ray Paul
(なんとレイ・ポールの新譜が!コレがしっかり素晴らしい内容。スポンジトーンズかと思った。マージービート好きは是非とも聴いてね)
『You Know Who You Are』 / Nada Surf
(いまやモダンロックの巨人。そうなると固定観念で食傷気味かな?と思いきやアルバム聴くとハイ・クウォリティでのバライティさに驚いてしまいます)
 
■41位~45位 -順不同-
『With A Carrot And A Stick』 / The Mergers
(前作のヘビロテ具合はハンパなかった。今も愛聴。今作は前のめりな曲が多めなのでビートルズ度が減りましたが、部材として時折顔をのぞかせます)
『Assorted Colours』 / The Anderson Council
(前作同様に派手さはないけど良質なパワーポップを鳴らす。基本路線を変えないので安心。「Magical」「Friday's Girl」「I Never Feel」の中盤最高)
『CRAZY, STUPID, LOVE』 / ナードマグネット
(「C.S.L.」を聴いた娘が「これ外国の人が日本語で歌ってるの?」と聞いてきた。たぶん彼等の思惑が成功しているってことだろうね)
『Fall Off The World』 / Propeller
(80sパワーポップな突き抜けのメロディが最高に気持ちがイイ。vo.が弱いのがキズだけどそれも味だと思えば良いか)
『Walls』 / Kings Of Leon
(個人的に売れてるバンドの中で抜群の安定感。良くも悪くもキングス・オブ・レオン。またフジロックで観たいなあ)
 
■46位~50位 -順不同-
『Death Of The Cool』 / Cotton Mather
(ザ・フー全開のリードシング「The Book Of Too Late Changes」が出て期待したらアルバムも出してくれた~「Never Be It」大好き)
『Shake It Maggie』 / Somerdale
(「Waiting For You」「Shake It Maggie」「Bigger Than The Universe」etc・・重苦しくならない程度のバッドフィンガーさ。やっぱ今時のバンド)
『Ashford Castle』 / The Nobility
(全10曲。曲順に流れを作りながら聞かせてくれるのはお見事。いつもよりもソウルフルな展開が多いけどメロディックで◎)
『Songs For The Farrelly Brothers』 / Cheap Star
(TFCフォロワー。聴くほどに染みる音楽。「The Other Side」名曲。ヘビロテした。ラストにレモンヘッズ「Into Your Arms」をしれっとカヴァーしててニンマリ♪)
『Look Park』 / Look Park
(フォーキーでメランコリックな作品。まさにFOWのクリス作を取出したような感じ。FOWの分裂は心配だけどこの魅力的な声を持ってるのはクリス)
 
■51位~55位 -順不同-
『Basement Punk』 / Ryan Allen And His Extra Arms
(パワーポップの純度でいったら前作に譲るけどロックンロール度合いでいったら今作だな。それらを織り交ぜたライブが観たい)
『Funny Money』 / Eytan Mirsky
(いつもよりポップンロール度は低いですが、何と言っても大好きな声なもんで、コレだけでok。「I Saw Something in You」はニックロウな佳曲だ)
『Solid States』 / The Posies
(前作は抜群のパワポ盤でしたが、今作はもっと広義なポップ盤でした。EDMなアレンジもあってパワポ耳で聞くとNGかも。「Unlikely Places」「Scattered」など前半◎)
『Poptimistic』 / Gary Ritchie
(いつもながら先人へのオマージュたっぷりのポップチューンが金太郎飴のごとし・・)
『The Great Maybe』 / Labrador
(90s初め~中頃のロックバンドを思わせる懐かしい音。誰かにコレが青春の音と言われても疑わない。「Jasmine」が購入の決め手。イイ~)
 
■56位~60位 -順不同-
『Patch The Sky』 / Bob Mould
(90sの音に飢えていた僕はひっさしぶりにボブモールドのアルバムをゲット。あれコレ持ってんじゃない?ってくらい変わらない音がなっていました。サンキュー!)
『Wild Stab』 / The I Don't Cares
(ポール兄貴とジュリアナ嬢のタッグ。ゲットしない訳にはいかないでしょ!)
『I Get Tired of Waiting Bum's Music』 / Bigmama Shockin'3
(時にオートマティックスを感じさせ、と思ったらジッタリンジンが顔を出してくる。 S・フェイセズやゾンビーズへのオマージュを感じたり。)
『Wyld Time』 / The Conquerors
(エクスプロディング・ハーツ~クライ系?と思いきや実は思いのほかピュアな60s系統のバンド。「Can't You See」が◎)
『Change Of Fortune』 / Soul Asylum
(念願のライブを観ることが出来ました!!「Doomsday」「Don't Bother Me」「Morgan's Dog」が3強ソング。ミドルバラード「Ladies Man」も◎)
  
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◆今年発売以外のもの◆ -順不同-

  ◆1位
『The Way We Never Were』 / The Beatifics
 1stよりも力強くマシュースウィート、TFC、ジゴロ・アンツと同じく“こころのやらかい場所”に触れるパワーポップを鳴らしていました。「After All」はオールタイムでも上位に入る名パワーポップです!
  ◆2位
『¡Uno!』 / Green Day
 3部作で作られた第1弾。コンセプト:「パワーポップ」なので音の網ど真ん中でした!ちなみに第2弾のコンセプト:「ガレージロック」、第3弾もとても良かった
  ◆3位
『Everything's Amazing & Nobody's Happy』 / Candy Hearts
 ネットを徘徊していたら聴く事が出来た。ジェーンvsワールドがマフスの曲を歌ったみたいな可愛らしさとパンクな感じが同居してる。ガールズバンドが好きなら買いです
  ◆4位
『Geronimo』 / First In Space
 ジン・ブロッサムズ/トード・ウェットスプロケットの名前でピクっとしたあなたにオススメのバンド。疑っているならまずは「It's All Gone To Hell」の清涼感に打ちのめされてください
  ◆5位
『Promises To Deliver』 / Nato Coles & The Blue Diamond Band
 抜けの良いロックンロールを聞かせてくれる。車内でヘビロテしたアルバム。新譜かと思っていたけど数年前の作品でライブで来日もしてたようだ。新譜扱いでもベスト10に入れたい
  ◆6位
『Porridge & Hotsauce』 / You Am I
 出ていたのを気が付かず昨年2015年のベスト選考から漏れてしまった。ユーアムアイ節のロックチューンが久しぶりにたくさん聴けるアルバムでいつも以上に最高です!
  ◆7位
『Nothing Happened, You Just Got A Little Bit Older』 / The Pendletones
 あえてパワーポップとは呼ばずに、力強さのあるギターポップと言ってしまいます。ビートルズのエッセンスを使うのが上手だねえ
  ◆8位
『One Brick Short』 / David Grahame
 隠居気味なのがもったいないほどのポップ・アーティストの2001年作。アコースティックを基調としたマッカ・メロディの宝庫です。
  ◆9位
『Kittow's Moor』 / Louis Eliot & The Embers
 元キンキーマシーン→リアルトのフロントマンのソロ2作目。1stもエリオット・スミス系で良かったですが、今作では軽快ポップが復活。彼のマイスペに良く聴きに行ってた「Head Held High」も収録してる!
  ◆10位
『Summer Holiday』 / Marty Graveyard
 まさにサマーアンセムな曲群。1曲が流れてきた瞬間にガッツポーズでしょ。ブレインプールとかビーグルが好きな人は是非とも聴いてほしいです
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■11位~20位 -順不同-
『Rose of the Laness』 / Cleaners From Venus
(マーティン・ニューウェル率いるバンド。60歳を超えながらも衰えしらずのポップ職人の技にリスペクト。「Rose of the Lanes」「Tatterdemalion」大好き)
『Lovers Leap of Faith』 / Son Of Skooshny
(スコーシニーのマークブレイヤーのサイドプロイェクト?キンクス/バーズ感は薄いけれどメロディは変わらず良質)
『Here's How It Works』 / The Mike Benign Compulsion
(昨年間違ってLPで買っちゃったので聴いてなかった。。ねっちりとまとわりつくような声質と歌いまわしが好き。またそれが心地よいメロディ乗っけてくるんだ)
『Here Again, and Losta』 /Joel Boyea
(溌剌とした高音vo.が印象的。サウンドもメロディックなカリフォルニア風味なのでとてもマッチする。)
『Moonwink』 / The Spinto Band
(スパークスやXTCの後継者になりえるバンド。1stも好きでしたが、2008年作のこの2ndはさらに進化をとげてました)
 
『Kill the Static』 / Latvian Radio
(コステロとベルクラがほどよく混ざり合ってて大好物な音が出来上ってます!)
※『Let's Not Be Friends!』 / The Girls!
(ガールズ・パンク/パワーポップの真骨頂。ニッキーやゴーゴーズからの影響を感じさせる。「Radio」イイ曲です)
『The American Adventure』 / The Electric Soft Parade
(1stめっちゃ好きなのにその後を追いかけてなかった。反省・・やっぱ僕好みです。13年前の作品ですか一回りして今こそ評価せるべきだ)
『Only Revolutions』 / Biffy Clyro
(2014年のフジロックで予習したのに見逃した。今年のフジロックではしっかり観ました。やっぱ「The Captain」「Bubbles」のアンセム感はさすが)
『The Pillbugs』 / The Pillbugs
(ピルバグスの2枚組1st。軽くじゃなく本気のビートルズ周辺へのオマージュがパズルのごとく32曲。中後期のビートルズ遺伝子)
 
■21位~30位 -順不同-
※『Unswept Today!』 / The Unswept
(今年の新譜じゃなくて1st/2ndの2in1を購入。1stはカヴァー中心(コレも◎)でしたが2ndはオリジナル曲中心。それでもセバドーやTFCのカヴァーあり)
『Wonderworld of Colourful』 / The Nines
(まだ純粋なパワーポップを演っていた頃。アーティステックな最近の作品も好きだけど、最初に彼らを好きになったのはこういう事だったなと思い出した)
『Moonlighting』 / The Honeymoon Stallions
(ゴールドバーグスとしての新作を心待ちにしながら全くその気配がない中にアンディ・ゴールドバーグスの新バンドとして。ま、とりあえずコレでいっか(笑))
『Star Wars』 / Wilco
(聴かずにほったらかしてた。フジロックが決まったので聴き返したら大御所感を消し去ったインディ・ポップ/ロック満載で◎でした。クリブス好きにも)
『Laugh』 / Adventure Babies
(かれこれ15年以上前から気になっていながら聴いてなった。くらげも例えに挙げられてたりと)
 
『Last Of Our Kind』 / The Darkness
(グラムよりもH/Rが強めな感じ。「Last Of Our Kind」「Sarah O'Sarah」「Hammer & Tongs」の産業ロック感が最高!あーライブ観たい!)
『Valentine』 / Valentine
(クイーン職人、ロビーヴァレンタイン。圧巻の「God」は『Queen II』好きには堪らないでしょう。くらげ好きが卒倒するのは「Never Be Lonely」。)
『The Black Parade』 / My Chemical Romance
(世間と周回遅れの私は今年マイケミを聴いた。1曲目完全ボウイでしょって「The End.」で惹きこまれる。クイーンの影響も大。来年は他のアルバムも聴く。)
『Goodies』 / The Cool Whips
(ビートリッシュポップとハネたティーンポップで構成されるポップアルバム。それ最高なやつ!)
『Medicine』 / Pop Levi
(デジタル時代のグラムロッカー!相変わらずカッコイイな、おい!)
 
■31位~40位 -順不同-
『B Side Oblivion』 / Three Hour Tour
(地味にコンプリ目指してるバンド。ビートルズを核に持った90sパワーポップ路線の音楽性を保ち続けているバンドなのでハズレはありえないな)
『Yours To Keep』 / Albert Hammond, Jr.
(ストロークスのギタリストによるソロ作。イイ!ストロークスさも時折あるけど、親父さんの影響下ともいえる歌モノです。)
『Love Is A Four Letter Word』 / Jason Mraz
(どこかのお店のBGMをシャザムったら「93 Million Miles」だった。そう言えば聴いてなかったなあと。変わりなく素晴らしかった。)
『854』 / Eyelids
(ビッグスターやTFCが謳い文句に掲げられたらそりゃほっとけない。最初は地味過ぎかなと思ったけど、ボディーブローのごとく。。あ、そういう音楽でしたね)
『Lost In The Supermarket』 / Evelyn Forever
(シンコーミュージックのパワーポップガイド本での90s編を象徴するような音。こんな音を探しまくっていたあの頃)
 
『Chorus! Chorus! Chorus!』 / Gregory Pepper And His Problems
(初期ウィーザー感バリバリ!で懐かしさがこみ上げてくる。10曲13分のアルバムなんて初めて(笑))
Come Out And Play』 / Protones
(スパニッシュ・パワーポップの代表格の2001年作。5thらしいけど古き良きパワーポップ!)
『Ready For The Real Life』 / Fool's Garden
(安定の出来。「Emily」「Lemon Tree」を彷彿とさせるフールズガーデン節も随所に。往年のファンであれば納得でしょう)
『Ignore The Ignorant』 / The Cribs
(1st、2nd大好きで、3rdがイメージと合わなくて遠ざかっちゃったんだけど、ジョニー・マー加入の今作は以前とはやはりちょっと違うけどポップロックとしては良盤)
『Yuck』 / Yuck
(初期TFCやヴァセリンズみたいってことでゲット。確かに直線的なノイズギターにメランコリックなメロディラインが炸裂してます。)
 
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