労災保険についての各種手続きと所定用紙一覧

通勤途中や業務中に労働者が災害に見舞われた場合には、事業主や被災者本人が、
所轄労働基準監督所や病院へ災害報告及び各給付の申請手続きをしなくてはなりません。

主な手続きは下記の通りです。
まず、業務中に労働者が災害に見舞われた時は、事業主が所轄労働基準監督署へ労働者死傷病報告（様式第23号）を提出し
報告しなければなりません。
次に治療の給付請求や費用請求は災害が通勤途中なのか業務中なのか又、治療の為に行った病院が労災指定病院になっているか、
なっていないかで手続きが違い、これらの状況によって、各給付の様式を病院や労働基準監督署に提出しなくてはなりません。
更に被災者がケガの為、仕事に就くことができず、その間賃金の支払いを受けていなければ休業補償給付の申請をしなくてはなりません。

１．業務中に災害が発生した時は、先ず監督所へ報告
　　提出する物　　労働者死傷病報告（様式第23号）→（通勤災害の時はこの報告はいりません）
　　ど　こ　へ　　所轄労働基準監督署

２．通勤災害の時（給付請求や費用請求）
　　◎治療の為、行った病院が労災指定病院の時
　　　提出する物　　療養給付たる療養の給付請求書（様式第16号の3）
　　　ど　こ　へ　　治療している病院
　　
　　◎治療の為、行った病院が労災指定病院になっていない時
　　　提出する物　　療養給付たる療養の費用請求書（様式第16号の5）
　　（療養給付たる療養の費用請求書に医師の証明が必要）
　　　ど　こ　へ　　所轄労働基準監督暑
　　
　　◎更にケガの為、仕事に就くとこができず、その間賃金の支払いを受けていない時
　　　提出する物　　休業給付支給請求書（様式第16号の6）
　　（休業給付支給請求書に医師の証明が必要）
　　　添付する物　　ケガした月の前3ヶ月分の賃金台帳と出勤簿
　　　ど　こ　へ　　所轄労働基準監督暑

３．業務災害の時（給付請求や費用請求）
　　◎治療の為、行った病院が労災指定病院の時
　　　提出する物　　療養補償給付たる療養の給付請求書（様式第5号）
　　　ど　こ　へ　　治療している病院

　　◎治療の為、行った病院が労災指定病院になっていない時
　　　提出する物　　療養補償給付たる療養の費用請求書（様式第7号）
　　（療養補償給付たる療養の費用請求書に医師の証明が必要）
　　　ど　こ　へ　　所轄労働基準監督暑

　　◎更にケガの為、仕事に就くとこができず、その間賃金の支払いを受けていない時
　　　提出する物　　休業補償給付支給請求書（様式第8号）
　　（休業補償給付支給請求書に医師の証明が必要）
　　　添付する物　　ケガした月の前3ヶ月分の賃金台帳と出勤簿
　　　ど　こ　へ　　所轄労働基準監督暑

古川労働基準監督署のホームページより抜粋

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