皆様からの投稿紹介コーナー


各種の投稿募集要項はこちらにあります。是非1度ご覧下さい。
NO1【病院の怪談】  NO2【病院職員の内緒話】  NO3【その他】  NO4【その他】  NO5【その他】  NO6【病院職員の内緒話】
NO7【病院職員の内緒話】  NO8【医療ミスについて】  NO9【医療ミスについて】  NO10【医療ミスについて】
NO11【医療ミスについて】  NO12【医療ミスについて】  NO13【その他・不可解な人事異動】  NO14【その他・老人医療費について】
NO15【その他・医学部の現状】 NO16【その他・ある薬剤師の意見】  NO17【その他・ある医師の意見】  NO18【その他】  NO19【その他】
NO20【その他・医師同士の批判】  NO21【その他・ある医師の意見】  NO22【その他・悪徳病院!?】
NO23【その他・医局と民間病院の関係】  NO24【その他・危ないドクター】 NO25【危ないドクター2】 NO26【老人医療について】
NO27【開業医と勤務医の違い!?】 NO28【コンビニ病院1】 NO29【その他】 NO30【その他・クレーマー】 
NO31【私が出会った素晴らしいドクターやナース】 NO32【病院職員の内緒話・ドクター編】 NO33【その他・薬価差益について】 
NO34【ある医師の意見】 NO35【医師会について】 NO36【院内感染の明示について・医師の立場から】 NO37【その他・クレーマー2】
NO38【セカンドオピニオンとドクターShoppingの違い・1】 NO39【セカンドオピニオンとドクターShoppingの違い・2】 NO40【医療ミスについて】
NO41【医療ミスについて】 NO42【医療訴訟にならない為に】 NO43  NO44 NO45 NO46 NO47 NO48 NO49 NO50 NO51 
NO52 NO53  NO54  NO55  NO56  NO57  NO58  NO59  NO60 NO61 NO62 NO63  NO64  NO65  NO66 
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NO82  NO83  NO84  NO85【ある医師の意見】  NO86【生活保護者の偽装離婚】 NO87【ある医師の意見】 NO88【ある医師の意見】
NO89【私の体験・ドクターXの場合】  NO90【ある医師の意見】 NO91【ある医師の意見・専門医制度について】 
NO92【ある医師の意見・自己責任とは】 NO93【医療費抑制について】 NO94【ある医師の愚痴】 NO95【医療裁判について・1つの盲点】
NO96【大学病院の医局】 NO97【大学病院の教授】 NO98【アカウンタビリティーとは】  NO99【大学病院のシステム】

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投稿NO1【病院の怪談】
そう、あれは、まだ、私が新人ナースで循環器内科病棟に勤務してた頃の話でした。
とてつもなく、わがままな40代の男性患者さんが心カテ(血管造影の中でも特殊なもので、
心臓を栄養している冠状動脈という血管を撮影する検査のこと)のために入院してきました。
うちの病院では心カテ入院は大部屋(4人)です。
もちろん、その人も例外ではありません。
でも彼は、どうしても個室を用意しろと言い張るのです。
しかし、個室は重傷患者さんが、いっぱいで入れなかったんです。
入院日の次の日が心カテでした。
彼が入院した、その日の夕方、一人の地黒の小さい、おばあさんが昇天しました。
エンゼル・ケアも送り出しも終えて個室が一つ空きました、、、。
ちなみに彼は頑固に見えて実は小心者である事と、
彼が、その個室で、おばあさんが亡くなった事は全然知らないって事、
付け加えておきますね。
夕食が終わり、病棟内を彼は散歩したそうです。
そして、一つの個室が空いている事に気づきました。
彼は、今からその個室に自分の部屋を移せと言うのです。
婦長は個室が空いていないと言っていたけど、
現に空いてるじゃないか!
病院の都合で俺を4人部屋なんかに入れやがって!
金なら払う!(個室は1日2千円かかるんですよ)
今すぐ部屋を移せ!と、そりゃぁ、もう凄まじい剣幕で、しつこいったら、ありゃしない。
あまり、うるさくて、しつこいので夜勤のナースも根負けしたらしく、
しぶしぶ、部屋を移す事に、、、トホホ、、、。
そして消灯時間も過ぎ、珍しく落ち着いた夜勤になろうとしてた頃、
夜中の0時頃の事でした、、、。
ぎゃあああああ〜〜!!と大きな悲鳴が、、、そう、彼です、、、。
何事か?とナース達が駆けつけます。
どうされました?
今、今、誰かが俺の足を触ったぞおっ!本当なんだっ!!と言うのです。
ナース達は呆れて、ここは個室です。誰もいませんよ。と微笑みつつ退室しました。
きっと、明日の心カテが気になって、不安なんだね。
ゆっくり眠れるように眠剤でも使おうかしらね?なーんて話し合ってました。
すると、1時間もしないうちに再び彼の部屋から、
うわあああああ〜〜〜!助けてくれ〜〜!!と悲鳴が、、、。
またまた、ナース達が駆けつけます。
こりゃあ、やっぱり眠剤が必要ネ、なーんて思いながら、、、。
どうされましたぁ?と、にこやかに訪室します。
すると汗びっしょりの彼は、今、今、、、足元に知らないおばあさんがあああっ!
と恐怖のあまり半泣きの彼は言いました。
そして、彼は更に続けます。
たっ、、たっ、、立ってたんだあああ!小さい、ちょっと色黒のおおおお!!
目がギョロっとしたああああ!!
本当だあああっ!本当に俺は見たんだあああああ!!!
ナース達は、さすがに顔を見合わせました、、、。
もしかして、その、おばあさんって、、、?
そして彼は元の部屋に今すぐ戻してくれえええっ!
ここの個室は幽霊が出るから空いてたんだろおおおっ!
こんな部屋に俺を入れやがってえええ!ばかやろおー!!!
オイオイ、あなたが、ここの個室に移せって言ったくせに、
まったく困った患者さんだよー。本当に、、、。
でも、ナース達も、ちょっぴり怖くなったので彼を元の部屋に戻しました、、、。
そして彼はようやく朝まで眠りました。

彼が見たと言う、あの小さい、色黒の、目がギョロっとした、おばあさんは、
一体、誰だったんでしょう?
それは、やっぱり、今も謎のままです・・・・・

では、背筋が、ちょっぴり寒くなったところで今回は、この辺で、、、

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投稿NO.2【病院職員の内緒話】
大学、公立、私立大き目、私立個人、開業医と来て思う事ことなんですが…。

同じ看護婦なのに仕事の範囲が違い過ぎますね。
あなたが一生そこの病院でしか働かないのなら、そこのやり方を順守するのが良いでしょうけど…。
僕の医院では看護婦が静脈注射もします。
公立の看護組合が強い所で過ごし、筋注も出来ないまま退職して、
結婚後・出産後に何処かに復帰したくても何処でも使い物にならなくなっちゃいます。
普通の病院・医院では注射はさせられますから「出来ない・しない」では勤め先がなくなります。
自分の為には色々覚えた方が良いでしょうね。
「看護婦は注射はてはいけない」と言ってるのは一部の病院です。
違法なら何故誰も逮捕されたり訴訟が起きたりしないのか、と思うでしょう?
知識だけで技術の無い看護婦が増えたら「詳しい看護助手のおばちゃん」が増える事になります。

僕には公立大病院看護婦のトップが何を意図して若い看護婦をそういった狭い方へ教育して、
自らの活路を狭めているのか理解できません。
医療費を上げて、看護婦増と看護基準を上げる、
そして真のプロフェッショナルナ〜スを増やすべきだと思います。

うちの婦長なんか、僕が尊敬してやまない位のプロフェッショナルナ〜スですよ。
看護婦は医者からの指示で動くけど、医者の下に位置した職種ではないから。
僕の育った大学病院は分院だったせいか、各職種(放射線技師・検査技師・事務クラ〜ク迄も)の人達が
それぞれのプロフェッショナルでと〜〜〜〜っても良かったことを書いておきます。
僕が静注を教わったのは看護婦さんだったもの。

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投稿NO.3【その他】
マスコミは基本的に営利企業。大手スポンサーを叩くことはしないし、
誤報を流して他人の人権や生活を踏みにじっても殆ど責任はとらないし、
正義からは程遠いと思います。
医者を叩くのは、それが購買部数や視聴率などの数字を稼げるからなのではないですか?
最近は、言いがかりとすら思えるものや、あまりの(マスコミの)不勉強さに呆れ果てるようなものまで
出てくるようになってきましたしね。

裕福で社会的地位が高い連中(実際には多くの医者はそうじゃないんだけど)を叩くのは
多分一番手っ取り早く数字を稼げるものの1つでしょう。一般的に“上流階級”と思われていない看護婦を叩くよりは、
(実際には全然違うんだけど)“上流階級”で「裏で汚いことしてるんだろう」と思われてるような医者を叩く方が
数字稼ぎになることは想像に難くないと思います。
マスコミは時にはわざわざ“1度持ち上げといて”から、徹底的に地の底まで落とすようなことも意図的にやるし、
記者会見でも自分達のシナリオにあわないことを言ったりすると編集してしまうという裏テクもあります。
あまり、信用できる連中ではないと個人的には思うんだけど…。

ま、それは別として、組織で働く人間がその業務中にミスをした場合、
その個人よりも組織の責任が問われるのはごく普通のこと、別に医療関係に限ったことではないと思いませんか?
皆さんの信頼するマスコミも記者1人1人の責任が問われることは殆どないと思うけど・・・。
「組織ぐるみで過失を隠そうとしているのではないか」と言う人もいるでしょう。
それについては個々の事例について違うと思います。つまり、本当に隠そうとした場合もあるだろうし、
“実際に過失が無くて”過失を否定している例もあるだろうから、一概に論じることは出来ないでしょうね。

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投稿NO.4【その他】
全ての国民に安い費用で医療を受けさせる為に始まった(んですよね!?)という保険診療はすでに役目を終えたのだと思います。
よりよいサービスを求めるならもっと費用を払うべきです。
そうすれば医師や看護婦ももっと増やせるし1人1人の負荷が減ってよりよい仕事ができるしいわゆる”医療過誤”も減少すると思います。
医療費を誰がどのようにしてどれだけ払うかというシステムを考えていく必要があるのでは。

投稿NO.5【その他】
連日のように医師、看護婦達の素人でも解るようなミスによる、悲しく驚くべき犯罪が新聞ニュースで報道されている。
その原因として、ミスをした個人に対する責任が問われない、すなわち危機感がないから安易にこういうミスを犯すのではないだろうか?
運転手が、業務上過失致死を起こせば本人の名前はマスコミに公表され刑罰も待つ死活問題である。
それなのに、医師看護婦の場合名前の公表はおろか、医師免許の剥奪や刑罰が科せられないことが常識である。
医療の先進国アメリカではミスを犯した医師の名前の公表はもちろん刑罰もきちんと科せられる。
このような「責任」を問われる社会に成らない限り医師達の安直なミスはあとをたたないのはないか。
医師余りの昨今、そろそろ駄目医者はふるいにかけてもいいのではないか。

投稿NO.6【病院職員の内緒話】
同じ日にどうしても二人の患者を手術しなければならないことがよくあります。
重症度も同じ、手術の難易度も同じな場合、私達が頂く料金、つまり技術料は国民皆保険制度のわが国では誰が行おうと同じですから、
好感の持てる患者はベテランの私が担当し、嫌な患者は未熟な医師にさせます。
ただし、未熟とはいえ医師免許を持ち立派に研修医も終えていますが。
これって、何か法律的、倫理的に問題がありますか?
だって、どんな医師が、何処で手術をしようと料金が同じなのですから、それくらいの選択はいいじゃありませんか。

ちなみに、先進国の医師に賄賂が無いのは、その分の料金が高額な技術料に含まれているからです。
一流の美容院できれいにしてもらったからといって、高額な料金にさらに賄賂を加える客はいないでしょう。それと同じ事です。
おっと、誤解してもらっては困ります。だからと言って、手術前に腕の良い医者に賄賂を渡せと言っているのではありません。あしからず。

蛇足ながら、アメリカの友人が先日、冠動脈手術(心臓の血管のことです)を受けました。請求書は1200万だったそうです。
驚いていると、彼曰く、700万の料金の別の病院で手術をすると、手術中死亡率が3倍に跳ね上がるんだよ、と言って笑っていました。

日本の医療はすばらしいですよねぇ。ほとんどタダ同然の料金ですからね。ただし、だれに執刀してもらうか、選択の自由はありませんが。

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投稿NO.7【病院職員の内緒話】
以前、乳頭部原発の乳癌末期の患者がいました。初診時にはすでに骨転移しており、手の打ち様が無い状態でした。
聞けば、過去10年間、原因不明の全身倦怠、腰痛、下肢痛などで近医にかかるたびに、羞恥心から診察時にブラジャーを取ることを拒否し続けていたとのことでした。
結局手遅れになり、苦しみながら死んで行きました。自業自得と言えば済むことでしょうか?はて、皆さんは医師を何と思っているのでしょうか?
我々は患者が死んだ時に、まだ体温さめめやらぬ時に病理解剖を行なったり立ち会ったりします。
生々しく取り出した内臓をなめるように観察したりもします。
ですから、どんな軽症な患者を診察するときも、死亡したときや解剖の光景が原風景のように頭によぎります。
とても、性的妄想など起こすことはありません。
実際、私自身、女子高校や女子大学の検診に行くことがありますが、病気を見逃さないことと、早く終わる事に一生懸命で何百個のおっぱいを見てもなんとも感じません。
それが医師というものです。
素人の感覚で理解しょうとするからおかしなことになるのです。自意識過剰な患者は困りものです。
ちなみに、私には妻と子供もおり、ホモではありません。

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投稿NO.8【医療ミスについて】
医療ミスは交通事故のような物でいくら注意していてもある程度の確率で起こります。
ガーゼにしろ、誤投薬にしろ医療関係者にとっては、残念ながらそれほど珍しいミスではありませんし、解決法も分かっているのです。
飲酒運転が出来ない車が技術的に可能であるのに簡単に実用化されないのと同じように、実行に移すにはいくつかの障害があります。
ガーゼ忘れを防ぐにはほとんど全ての手術でレントゲンを撮るのが良いですが、放射線技師の人件費の問題、患者被爆の問題、
レントゲンに写らない綿球等を写るように改良するメーカー側の問題というように。

誤投薬を防ぐにはバーコードで患者データベースを通じて処方投与すればある程度の改善にはなります。
データベースには病名、アレルギーなどの患者情報を入力しておき、適応外の薬や劇薬などは特殊な操作をしないと処方できない、
薬剤の調製は複数の薬剤師で行いシリンジ1本までバーコードを貼付、患者に付けたバーコードと一致しないと投与できないようにするとかです。
このためにはコンピューターシステムの設備管理費、データベースに入力する医師等の時間的余裕、薬剤師などかなりのコストがかかります。
多くの病院が赤字の中、今以上のコストや人件費をかけるのは難しいからこそ、医療従事者の悩みがあるのです。

給与を下げろと言うでしょう。医師の給与は肉体労働者としては高給ですが、決して高くありません。
この冬のボーナスも100万以下がほとんどでしょう。
大学病院だと、たいてい半分以上の医師は日雇いですのでボーナスはゼロ。かたやマスコミや証券会社はその数倍。
どちらが仕事に見合っているでしょうか。また、少数の医師の給与だけを下げても効果は少ないので、
病院人件費の大方を占める看護婦等のコメディカルの給与を下げる必要がありますが、数や質の低下を招く危険があります。

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投稿NO.9【医療ミスについて】
実際に知人の医師から話を聞きました。医療ミスは、残念ながら全国の医学系大学のすべてにほぼ同じような比率で起きているようです。
それなのに、特定の大学だけにニュースが集中するのはなぜか?
医者は単純なお坊ちゃんが多いですから、内紛がすぐに表に出て共倒れになるケースが多いようです。
厚生省、文部省その他役人さん達はほくそえんでいるんじゃないでしょうか。その点、東大は学問レベルはさておき、
さすがに官僚養成学校だけあって内部告発の隠蔽に関しては体制がしっかりと固まっているとか。

投稿NO.10【医療ミスについて】
1番の原因は1人の患者さんに要求される仕事量の増加と思います。
医療過誤、医療ミスが安易に叫ばれてますが、これら判定基準は「その時点での医学的常識レベル」で計られます(単純な取り違いミスを除く)。
従って常識レベルが日々上昇し続けると、今まで特殊だった検査・治療が「必須」になってきます。

例を上げるとCT、MRI。今や当り前の検査ですが1つ上の世代では存在しませんでした。
この検査のお陰で助かる人が格段と増えたでしょう......でもその手間ひまだけでなく、助かった事で追従する治療・検査も増えてるはずです。
乱暴な言い方をすれば、20年前は当然の如く天国に行ってた人が、今はあたり前に助かる(助けないと訴えられる)時代なのです。
海外のように医療費が高ければ患者さんも安易に精密検査を期待しません(できない)。
でも安価な日本の医療では「しないと損」とばかりに要求してきます。
患者さんは『診察』を「診断の手段」とはなかなか評価してくれません.....検査しないと不安なのです。
特殊検査・治療費に保険料が取られますので技術料は一向に上がりません。
ですから設備費と違い、人件費にはお金をかけれない......だから忙しくなる一方なのです。
どなたか医者は余っているっておっしゃっていましたよね。現状を知らないというか、勘違いもはなはだしいですね。
医者ひとりあたりの詳しい収入データは持ちませんが個人病院の当直料は20年前と変わりません。

海外では信じられない精密検査が日本では当然の如く日々繰り返されてます。
患者の皆さんはこの事を一体どのように考えているのでしょうか。教えて下さい。

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投稿NO.11【医療ミスについて】
医療機関を選ぶべきです。
風邪や血圧のみで市民病院など基幹病院にかかる人が多いので、大きな病院などが混んでしまいミスが出てしまうケースもあります。
(大きい病院が一番いいと思っている人が多すぎると思います。)
風邪、血圧、その他比較的に安定した病状であれば街のかかりつけ医を持ち、症状により段階的に基幹病院→高度機能病院という
流れを作るべきだと思います。

投稿NO.12【医療ミスについて】
医療過誤を、絶対に許せないなら人は、もう、病院に行かないことだと思いません?
人間のやる行為だから、ミスは100%防げないでしょう。飛行機に乗る人も、事故が起こる確率0とは思っていませんよね!?
事故がいやだったら、新幹線か、船、車を使うのではないでしょうか。

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投稿NO.13【その他・不可解な人事異動】
今日は私がプシコ(精神科)病棟に異動となった、いきさつについて書いてみようと思います。
本当に私にとって辛い出来事だったので上手く文章にならないかもしれません。
先日も夜勤の時同僚にこの話をしたら、うっかり涙が零れたほどです。

私が勤務する市立病院は1病棟という大きくて立派な入院病棟があります。
1病棟には2階が産科、小児科、3階が外科、脳外科、4階が循環器内科、5階が消化器内科が入ってます。
私は1−4,5階に7年勤務してました。
その裏に中庭があり、中庭を挟んで裏側に、ちょっと古い、小さい2病棟があります。
2病棟は2階建てで、整形外科、泌尿器科、眼科、耳鼻科、皮膚科の病棟です。
そして今、私がいる所は更にその斜め裏側にある古ぼけた3病棟…つまり精神科です。
院内ではジャングルとか秘境とか言われちゃってたりするんです。

ヤツ(院長)が県立病院からうちの病院長に赴任したのは平成10年4月です。
市長がアホでなぁ〜んも考えずハンコをポンって押しちゃったから院長になってしまいました。
県病院の人々はやっかい払いが出来て大喜びしてたそうです。
私1−4階に勤務してた時、すごーく忙しかったけど(うちは救急外来はあるけど救命救急病棟がないので)
とっても楽しく働いていました。
でも、リーダー業務に入った頃(平成8年頃)元来のの〜てんきさが災いしたのか、リーダー業務を上手くこなせず、
先輩ナースに、こっぴどく叱られました。
しかし、たった3日ほどリーダーをやっただけで私はリーダーから降ろされました。
なぜなら私の妊娠が判明したため、婦長が考慮してくれたのです。
内心、ホッとしました(いけませんネ・・・)
だけど、この出来事は、はるちの中で私にはリーダーが出来ないという、
コンプレックスとなってしまいました。
育休明けで退職者の替わりに平成10年7月から1−5階に異動になった私は病棟婦長にこの事を話しました。
すると婦長は私にリーダーをつけるのを半年以上待ってくれて、更に私がリーダーになってる日には
ベテランナースなどをサポート役に、つけてくれたのです。
おかげで私はリーダーも出来るようになり(サポートがなくても)バリバリ働けるようになりました。
忙しくても、やっぱり大好きなナースの仕事、私は楽しく仕事してました。
ただ一つを除いて、、、

それが何か?と言うと毎朝8時に始まる申し送りにヤツが来るんです。副院長(前看護部長)を従えて。
そして、毎朝「おはようございます。あっ今日のリーダーさんはぁ?」と言うのです。
でもって、必ず「はい、**です。お願いします。」と手を挙げて言わなくてはいけないんです。
もちろん、院長命令なんです。
しかも、院長が廻って来るまでナース達は全員並んで、待ってなきゃぁいけないんです。
院長がナース・ステーションに来たら全員で大きな声で、おはようございます!って、
挨拶しなきゃいけないんです。当然、これも院長命令なんです。
おかしいと思いませんか?どうして、こんな院長命令が?って。
それはヤツが、うちの病院に赴任して来た頃、みんな挨拶しなかったんですよね。
なぜでしょう?理由は簡単、院長として認められてないからです。
だって院長っていう肩書きだけ、あっても院長なら院長としての努力って必要ですよね。
院長先生様様って、崇め奉って欲しいのなら、それなりのモラルを持ち、それなりに、
病院のスタッフに認められるよう頑張るべきでは、ないでしょうか?
そこが欠けているのです。
だから院長は病棟婦長を全員集めて、バカみたいな院長命令を出したんです。
病棟婦長達は躍起になりました。自分の管理職生命が係ってますから、、、。
平成11年の4月には5階の病棟婦長は前述の方ではなく別の出世狙いの人に替わってました。
その人は執拗に私に、院長に挨拶をするよう説教をたれてました。
私は要領が悪く、やっぱり自分の中で認められないヤツに対して愛想を振りまく事は出来ませんでした。
だから、今日のリーダーさんはぁ?と訊かれても下を向いて手を挙げるのが精一杯でした。
そして、平成12年の2月9日、病棟婦長は私に他のナース達がいる詰め所で「リーダーを降りてもらう」と
言い放ったのです。しかも理由は院長命令なのに(はるちには別ルートで情報が入ってたので)
彼女は私のリーダー業務に問題があるかのように言うのです。
当然、私は納得できず、私がリーダーの日に患者さんやスタッフのたった一人からでも、困ると苦情でも、
ありましたか?あるなら教えて下さい、私は悪い部分を少しでも無くすよう努力しますから、、、
と答えました。しかし彼女は、いやぁ、そういうわけじゃないけどぉ、、、朝の挨拶ぐらい、しないとぉ、、、、
みんなの、やる気がさがるしぃー、それに、あなたにはやる気が感じられないからぁ、、別に、
院長先生に言われたわけじゃないのよ、、、などと、のらりくらりと言うのです。
普段、大人しい、はるちもブチ切れて黙っていられませんでした。
あなたは私の何を知っていますか?私が、どんなに看護の仕事が大好きで、どんなに、この病院が好きなのか、
どれだけ自分の中で意欲的に楽しく働いているのか、少しでも解ってますか?解ろうとしていますか?
あなたは管理職でスタッフを含め病棟を管理するのが仕事でしょう?ちゃんと私を観てるんですか?!と、、、
そんな私に彼女は、あなたが何を言っても、もう決まった事だから。でも、あなたがリーダーを、
降ろされた事で、なにくそっと思って頑張るなら、また戻すけどぉ、、、と言うのです。
私はリーダーをしないなら、その方が精神的に楽です。もう2度とリーダーなんて、したくありません!!
と、きっぱり言い放ちました。
そして、その夜、いつも楽しそうに仕事の話をする私は号泣しながら旦那様にこの事を話し、
相談した結果、辞める決意をしました。
翌日、病棟婦長に「今まで7年頑張ってきてこんな扱いをされるなんて納得出来ないので辞めます!」
と言いました。すると彼女は、もう新採用の人数も決まってて、辞めてもらうわけにはいかないと言いました。
1つの病棟内でたくさんの退職者が出るのは管理職の能力不足だと院長に言われるからです。
私は結局、祖母に相談し、辞めない事にしました。
私はあの日から看護に対して夢も希望も、やりがいも、全て無くしてしまいました。
忙しくても、あんなに楽しかった仕事が、今は、とてつもない苦痛になりました。
いつも旦那様に、にこにこ100点満点の笑顔で「いってきまーす」と仕事に出かけていたのに、
今は「行きたくないよー」とダダをこねつつ、出かける毎日が続きました。

そんな2月の半ばに1人の1年目のナースが無断欠勤しました。彼女は3月に結婚退職が決まっていました。
そして無断欠勤の理由を5階のナース達にいじめられたかのように言ったのです。
病棟婦長は彼女をまるで真綿にくるむように大切に扱いました。スタッフにあの子が勤務に出てきても無視しないで、
ちゃんと挨拶して仲間に入れてあげてねなどと言っていました。寝耳に水とは、この事ですね。
だって、だぁーれも、そんな事してませんもの。
更に病棟婦長は彼女を総婦長室に出勤させ毎日のように、どうしたの?と優しく話を訊いてあげてました。
そして、結婚して退職するはずの彼女は辞めないと言い出し、
でも2度と病院で働くのはイヤだと言うのです。つまり、市の職員でいたかったんですよね。
彼女は平成12年4月1日付で市役所内の保健センターに異動となりました。とても異例なことです。
おかしくないですか?どうして、こんな事が?
答えは簡単。彼女は院長の、お気に入りナースだったから。
だから病棟婦長も優しく、院長の口添えで異例な異動も出来たのです。
3月の始め頃、そんな病棟婦長に先輩ナースが、今、〇〇さん(私のこと)は自信をなくしてて、
仕事こそ休まないけど、とても大変なのに、**さんには、言われるまま話を訊いてあげて
〇〇さんはほったらかしでイイんですか?
って、言ってくれたそうです。これを別の先輩ナースから聞いた時、私は大泣きしてしまいました。
そして、ほったらかしの私は4月1日付でジャングルの奥地にある秘境、プシコ病棟に飛ばされたのです。

この私の異動なんて、ほんの一部です。プシコ病棟には、私の他にも院長に、タテついて飛ばされたナース達がいます。
ヤツは看護婦の人事に口を出し、気に入らないナースを異動させるだけでなく、業務にも口を出し、リーダーを
させるな!勤務表の1番下に名前を入れろ!と院長命令を出されたナースも、います。
更に自分より人望の厚い看護部長を副院長にして(副院長は他に2人いるんです。内科と外科の医部長が)
やり手の看護部長の動きを封じ込め、それに反発したり、自分に媚び、諂わない医師を次々と別の病院に飛ばし、
替わりに引っ張ってきた医師は院長に媚び、諂わざるを得ない研修医や若い医師、、、。
そう、技術的にも人間的にも、まだ未熟な、、、。

この院長のために、病院中のスタッフは意欲を無くし、医師の技術的なレベルも低下していきました。
病院の中で最も、たくさんいる看護スタッフ、
私達が意欲を無くすって事は結果的にこの病院の医療サービスの質を下げる事だと思いませんか?
その証拠に今、うちの病院では患者さんが離れていってます・・・

こんな事に私が気づいても自分1人では何も出来ない。問題の解決は出来ないんです。
どーしたらいいのかも、さっぱり解らないのです。
誰でもいいから誰か助けて!と、叫びたくなる事すら、あります。

看護に対してアホ院長という、でっかいカベと底なしの絶望感と無力感を抱いている私は今、
学生指導をやっていますが、学生さんの看護に対する、ひたむきさが何だか、眩しく、うらやましい、今日、この頃なんです。

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投稿NO.14【その他・老人医療費について】
老人医療に関する法律の改正案が可決され、今月以降は老人患者も医療費の1割を負担することになりました。
実際にお年寄りを診ている立場の者として、考えを書きたいと思います。
私が思うところ、老人が必要以上に病院に通うのは『老い』や『死』に対する漠然とした不安からではないかと思います。
これは、患者の財産の多寡とはあまり関係がないように思います。
当直勤務をしていると、動悸や頭痛、めまいなどを訴えて救急外来を受診する老人が数多くいます。
その多くかひとり暮らしか老夫婦のみの世帯です。深夜、暗やみに包まれた自宅でひとりぽつんといると、
前述したような不安がとめどなく膨張してくるんでしょうね。傍らに息子なり娘がいて、一言声をかけてやるだけで、
そうした不安はなくなるんだけど、核家族化が進んだ今は、そうもいきません。

本当はこうした不安は宗教や地域社会が解決すべきなんだろうけど、日本には本当の意味での信仰なんかないし、
地域全体で老人の心の問題を解決しようという流れもほとんどありません。
その一方で、医療費の患者負担はないも同然だから、結局、医療がこうした問題までもを抱え込まされているんだと思います。
(あたかも子供のシツケや生活習慣の指導までもを学校の教師に押し付けているように)

では、我々医療者側に、こうした老人の不安を解消する方法はあるのでしょうか。
結局、どーせ意味がないと思いつつも、検査をし、薬を処方するしか方法はありません。
まったくムダな検査・ムダな薬なんだけど、3分間診療が日常化している今の日本の医療体制では、そうせざるを得ないわけです。
最近では、訴訟の問題もあります。老人なんだから、各種疾患のリスクは高いのは当然です。
けれども、今の社会は、老人に対しても若年者と同じレベルの健康管理を要求しています。
万が一にも疾患の見落としがあれば、億の単位の賠償を背負うことになりかねません。
結局、医療者としては、少しでも疾患の可能性があれば、繰り返し検査をし、薬を処方しておくのが無難なんですよね。
医療費を支払う側は『ムダな医療費を省き、健診を充実させて、医療費を減らす』なんて言ってるけどたぶんダメでしょう。
だって、人間いつかは病気になって死ぬわけで、その時、必ず医療のお世話になるんだから。
かくて、制度がいかにあろうとも、老人医療費は膨張し続けることになります。

税金や保険料をがっぽり取られる働き盛りから見れば、ほとんど自己負担もなく病院に通いまくる老人はケシカラン、
とうつるでしょうね。
     ⇒ナースのおばちゃんのコメント
      まったく先生のおっしゃる通りだと思います。私個人の意見としては「今の日本を支えてきた」なんていう思い上がりとも
      受け取れる発言をする人がたくさんいます。そのくせ、未来への不安は堂々と訴え、自分たちの要求をどこまでも通す・・・。
      ナースとして、だけでなく患者としてもたくさんそんな方々にお目にかかりました。
      平均寿命が延び続けている限り、また医療が進歩し続ける限り、老人は増えていくのでしょうけど
      高騰し続ける一方だった老人医療費の自己負担が増えるのも時代にあっているのだと思いました。
                                                                       このページのトップへ戻る

投稿NO.15【その他・医学部の現状】
僕は医学部の2年生なんですが、医学部の状態について投稿したいと思います。
入学前(僕の場合には浪人時代にあたります)には、医学部に入ろうとする多くの人達が熱心に勉強していました。
とくに僕は医学部コースの予備校へ通っていたこともあり、周囲の人たちはとてもよく勉強していたと思います。
しかしその勉強も医学部に入るためにやっているだけで、入学してしまえば、ほとんどの人は勉強をテスト前だけしています(僕もそうなんですが)
学校側は(とくにエライ先生方は)、“なんで勉強しなくなるのか?私達の時代は・・・”とよく話しをされます。
実際に僕の学校では今年の国家試験の合格率が80%(前年までは常に?90%を超えていた)に下がり、
学校の進級試験は今年から厳しくなるらしいです。

1年生の初めの授業は、全員参加であったのに、徐々に授業に出る生徒は減ってきて、2年の現在では主席率半分ぐらいもしばしば。
まあ出席を採る授業は出席率が90%ぐらいあるのですが・・・。
こんなことでは医療ミスが起こるのもあたりまえだー!っとエライ先生は怒っています。
でもでも、学生側の意見も聞いて欲しいです。入学前はほとんどの生徒がやる気マンマンで入学してきたはず。
でもイザ入学して授業を聞いていると、

・教えている先生達の教え方の下手さ(予備校での上手な授業になれてしまった自分達もいけないのだが)
・生徒がまったく理解していないのに(完全に理解不能なんです。本当に)ボソボソと授業を進めてしまう先生
 ほどんど自己満足にしかみえません。
・完全に生徒を見下しているような感じ(私は研究でいそがしいんだよ!みたいな感じ)

そのた色んなことから先生方に対する反発心が生まれてきます。
それにテストは完全に過去問の答えをひたすら暗記すれば、まったく理解できなくても通ってしまいます。
また、勉強は教科書さえあれば自分である程度理解できるものだと思うのですが、学校側はどうしても出席させたいらしく
教科書を使うのを嫌がる傾向があるような気がします。実際に僕の学校では教科書の指定されている科目はほとんどなく、
その先生の専門の分野から試験問題が作られるわけで、1,2年のうちで作ったほうがいいであろう基礎固めがまったく行われていない気がします。
また1つの教科には何人もの先生がいて、同じ難しい内容の説明がなんども重複して、
重要な基礎の部分はまったくといっていいほど行われていない気がします。
実習でもそうです。1学年に120人くらいの生徒がいるのですが、実習の内容があまりにもわかりにくく
実習で何かを得ようとしている人はいないのではないか・・・とさえ思えます。ただ実習の課題を終わらせることだけを目標としてしまっています。
それは先生の得意分野にあまりにも偏った実習が行われているからではないのでしょうか?

最後に・・・。
最近「ちょっとおかしいぞ」と思った先生の発言です。試験が重なり片方の教科を後日にしてくれないかと頼んだら、
「君達が勉強する気がないのだから、私は君達に協力する気はない!」だそうです。協力する気がないって。あなたはそれでも先生ですか??

                                                                    このページのトップへ戻る

投稿NO.16【その他・ある薬剤師の意見】
現在の医療環境に国民が満足できなくなってきている、医療保険は破綻寸前、という状況を鑑みると、
国民の総意は「より良い医療を受けるためには、もっとお金を注ぎ込んでもよいのではないか」という方向へ向かうと推測されます。

どんな制度をとるにしても、保険料や税の負担は、現在より高額なものとなるでしょう。
また、それに合わせて、医療の質の格差も論じられることになると思います。
質の高い医療には高い報酬が支払われることが常識となる日は遠くないと思われます。
ここで「患者の質の格差」も論じられるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
そもそも、保険というのはリスクを分散するための方法です。
生命保険では非喫煙者の保険料を安く設定しているように、日頃から摂生することもなく、当然の結果として病気となった患者には、
健康に気を配って生活した患者(=国民)よりも高額の保険料を課すべきではないでしょうか。

税は所得の再分配、すなわち所得を移転する方法です。
自ら病状を悪化させるような生活をしている成人病等の患者のためにその費用を出すことは、
国民のモラルの低下へとつながる
のではないでしょうか。
不幸にして病気というリスクを背負い込んだ患者と背負い込むべきにして背負い込んだ患者は等しくないと思います。

最後にもう一言。
最近読んだ本によると「日本が医療に投じるお金は先進国の中で最低レベルにあり、
その内訳をみると、医療従事者への配分が少なく、製薬企業への配分が多い傾向に有る」という一文がありました。
全くその通りだという感想をもつ医療従事者は私だけではないと思います。
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投稿NO.17【その他・ある医師の意見】
確かに患者や家族等に対して失礼な医師もいると思います。
私自身,緊急を要するときはもちろん、複数の仕事を同時にこなさなければならない時には無愛想になることがあります。
優先順位(我々はプライオリティといいますが)があるため,仕方がないものだと思っています。

また,臨床,研究,教育と精通しなければならない職業であり、また専門化しているために膨大な知識をもつ反面、
膨大な無知でもあります。その時は専門医に医師自身が相談しますが、最近は医師に対する風当たりが強いですが
同業者としましてはマスコミの一方的な報道があり、残念な報道もいくつかあります。
特にキャスターが自分の感想を述べる民放(思考代行業)には怒りさえ感じます。
批判することにより、自分の考えを肯定するような報道はナンセンスです。
医療事故での報道は公正で中立的な立場で報道するので納得できますが、
私はお医者様とは思っていませんが少なくとも、一般の方よりも労働し、勉強して進歩的であると自負しています。

また患者から医療の中傷が多いですが、医師(医療側)からもいいたいことはあります。
医療費を支払わない人や看護婦にいやがらせをする患者(医療側の中でセクハラもあるようで強くはいえませんが)・・・。
とにかく、一方的に述べるのではなく、相手の立場を考えて発言してもらえたらと思います。

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投稿NO.18【その他】
私は元来とても健康だったので、病院には勤めていても受診した事は、ありませんでした。
だから「もしかして、おめでた?」と思った時、ギネ(産婦人科のこと)受診はドキドキして不安でした。
だって、絶対に内診がありますもの・・・。恥ずかしがりや(?)私は女医のいるクリニックを選んで受診しました。
自宅から車で30〜40分はかかります。そうまでしても、どーしても女医が良かったんです。
だって初めての内診なんです。私の中で女医という条件は譲れないものでした。
そのクリニックより近くではギネの女医は探しても見つからなかったのです。
私の勤務先の総合病院のギネに女医が1人いたのですが、自分の病院にかかるのは嫌だったんです。

ところがそのクリニックの女医はとても恐ろしい人でした。
まず、検診がとても事務的で、ぶっきらぼう。更に内診が手荒い。だから聞きたい事も聞けないんです。
それでも女医だからと思って通ってましたが、妊娠6ヶ月の終わり頃、つわりも治まり、体重が著明に増加傾向に転じてきました。
そんな私に彼女は「うちの病院が、やってるマタニティ・ビクス(妊婦さんのエアロビクスのようのもの)に、
毎週火曜日に出なさい」と言うのです。私は運動は苦手なので「仕事が不規則なので無理です」と断りました。
すると彼女は「あなたの勤務先の病院はどこ?病棟婦長は何て名前?私が毎週火曜日に休みか夜勤明けになるように
勤務を組みなさいって電話してあげるわっ!」と言うのです。
えっ?ちょっとぉ、そんな事しないでよーと思いつつ、
「今、うちの循環器内科病棟には私を含めて4人の妊婦がいますので、それ以外のスタッフは、
一生懸命私達のフォローをしてくれています。そんな中で自分1人、わがままを言うつもりはありません。
だからマタニティ・ビクスには出ません」と言い切りました。
それでも彼女は「あんたねぇ、人がイイって言うことはやんなさいよっ!」と怒るんです。でも、ひたすら怒られつつも何とか断りました。
それでも、やっぱり女医だから・・・と思い通い続けました。私は内心かなりムカついてましたが・・・。
そして妊娠7ヶ月の終わり頃、エコーで私のお腹を診ていた彼女は「あらっ?困ったわねぇ、
逆子になってる。はいそっちのベットで横になって!靴下ぬいで!」と言い出したのです。
まだ7ヶ月だし逆子でも、まぁ大丈夫ね・・・と思っていた私は何が始まるんだろう?と、なーんも考えず別のベットに寝て靴下を脱ぎました。
すると目隠しの様にタオルが目と額の辺りに置かれました。タオルを置かれる間際、チラッと彼女の手に私が見た事もない長い針が見えました。
何?それは? 私の脳裏をとてつもない不安がよぎりました。
次の瞬間!痛いような痛くないような変な感覚が足に・・・。
えっ?! 今、刺した?!うそっ?!何で?私はビックリして声も出ませんでした。
一体、何が、どーなってるの!?
パニック状態の私の耳に聞き慣れた「ピッ、ピッ」という音が・・・。
これは?もしかしてタイマーの音?
怖々、そーっとタオルをどけてみると、そこに彼女は既に無く若いナースが、「熱かったら言って下さいね」とタイマーを置いて去ろうとしています。
何と!私の両足の内カ部と小指の外側にツボに刺すような針が全部で4本も刺さってて、
あろう事か両足背部にお灸まで乗っかってるじゃあないですか!
驚いた私は去って行きかけているナースに「ちょっ、ちょっと待って!これは何?どーいう事?」と
尋ねました。すると、そのナースは振り返り怪訝な表情で「あんた何、言ってんの?」とでも
言いたげに「は?逆子の治療ですよ。」と言い捨て去っていきました。
もう、どーいう原理で逆子に有効なのか?何で当人に説明の一つも無いのか?
尋ねる雰囲気も無く私は意気消沈して家に帰りました。本当にショックでした。

この事を友人のナースに話した所、友人は大激怒し「今は患者が医者を選ぶ時代なんだよ!
そんな病院に罹ってちゃダメッ!私に、まかせて!」と別のギネの医院を紹介してくれました。
しかしそこは男性医師だったのでイヤだなぁーと言う私に友人は「あんたさぁ男の患者さんに
バルンを入れる時、何考えてんの?」と質問してきたのです。「えっ?別に何にも。だって仕事だもん。」と私は答えました。
すると友人は「そうでしょ?ギネの男性医師も同じだってば。仕事だから目にするだけなんだよ」
私は目が覚めた様に思いました。
なぁーんだ、そうかぁ、そうだったのかぁー。そして友人の勧めるギネを受診しました。もちろん内診もありました。
でも大丈夫でした。それどころかあの女医より内診が痛くないんです。内診前には必ず一声かけてくれます。だから心の準備も出来ます。
それにその男性医師はちょっとムーミン・パパに似ていましたがとても優しい話し方をしてくれます。
彼の人柄からでしょうか?
ナース達も明るく朗らかで「いつでも心配な事はお尋ね下さいネ」と、
とてもにこやかに話しかけてくれて院内はいつも陽だまりのように暖かい雰囲気でした。
おかげで私はその病院で無事に安心して出産する事が出来ました。2人目もそこで産もうと思っています。

もし、あの女医のクリニックで産んでいたら、きっとこんなに素晴らしい出産には、ならなかったことでしょう。
この事で病院選びって大切なんだと身を持って実感してしまいました。

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投稿NO.19【双方のモラルとは】
最近の医療ミス、医療関係者の失態の影にはモラルの欠落しかないと思っている。
特に最近になって、尊厳死・脳死判定・生体肝移植といろいろなことがあり、
またインフォームドコンセントのからみもあり倫理・モラルに関する考え方が重視される。

ところが、ある人は患者側にミスが多いと指摘する。患者として医療施設の選択権があり安易に選びすぎている、というものである。
これでけならば患者側の医療に対する無知を指摘するもののように感じ取れるがそうではないらしい。
医療施設の最高位で研究施設とも言える大学病院を絶対のものと信じ疑うことなく診察を受けている、というものである。
確かに設備の充実と優秀な医者の存在はあるが研修医が多いことも忘れてはいけない。
それに経験の浅い医者が研修のために学んでいることも覚えていたほうがいい。
そして、看護婦のことも忘れてはいけない。厚生省は看護婦の有効需要を満たしたとしているが、経験豊富な優秀な看護婦が不足している
ことも現実にある。これは意思にも当てはまるだろう。しかしだからといって、医療不信になってもらっては困る。
よっていかにいい医療施設を見つけるか、そこが重要である、といっている。
しかし、やはり最後には医療関係者の倫理観・モラルをしっかりもって業務を行うことに尽きると思うのだが。

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投稿NO.20【その他・医師同士の批判】
日本の医者どうしが批判しあわないというのは事実だと思います。
ただ、医学は科学ですから、批判にはそれなりの科学的根拠が必要です。ラーメンの味みたいに、
主観だけで論じることはできないんですよね。

例えば手術成績の優劣ならば、たった1例の成功や失敗からすべてを推し量るのは科学的ではありません。
少なくとも数十の症例に関してその成否について統計学的に有意の差があるか否かを検討しないといけないんですが、
ディスカッションの元になるデータというのが公開されてないんですよね。
と言うか、病院にそういう統計が存在しないから、公開しようにも出来ないというのが真相でしょう。
後述の如く、米国では病院の成績をしっかりPRする必要があるので、この種の統計を取るために多数の職員が配置されています。
ところが日本では、データを公表する制度も必要性もなかったから、医療はやりっぱなし・・・。
あとでそれを評価するシステムがないんですよね。

もう1つ、相互批判をしない理由は「そんなことをしても、医者や病院ははちっともトクしないから」です。
『ウチの病院は、ヨソとは違う、こんなスゴイことをやってるんだ!!』ってアピールしても、
それが医療審議会で認められない限り診療報酬が増える訳じゃない。
『スゴイこと』をやるのにカネと手間だけかかって、儲けは増えないんだから、誰もそんなアホなことはしません。

米国で医者の相互批判が盛んなのは、医者が診察代を自由に決められるからです。
各医療機関は、他との違いをアピールして、診療費は多少高くても、それに見合うだけのメリットがあることを
患者に知らしめないといけないからです。日本でも保険制度のシバリを外せば議論は一気に沸騰すると思います。
患者の皆さんは、それを参考に、いい医者を自由に選べるようになるでしょう。
ただし、都会に住む、年収数千万円以上のお金持ち患者に限った話ですけどね。

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投稿NO.21【その他・ある医師の意見】
この世のたいがいの人は、結局『名誉とゼニ』のために働いてるんですよね。
小さい頃からカリカリ勉強して、難関の医学部を出て、その上名誉もカネも不要、
患者は全員自分の親だと思って診療にあたるような人が、毎年8,000人(1年間に養成される医師の概数)もいるはずないと思いますけど・・・。

しばしば理想として語られる米国の医療。
しかし米国の医師は、考えようによっては日本の医師より遥かに『名誉とゼニ』にどん欲ですよ。
いい医療をした医者には『名誉とゼニ』が確実に約束されます。だから透明なルールのもとで、皆、必死こいて努力してるんじゃないでしょうか。

日本じゃ、努力ししようがそうでなかろうが、診療報酬はみな同じです。
だから真の意味で競争する必要なんかありませんものね。
競争がないから透明なルールも不要。極端な話が手抜きをした奴ほど儲かる仕組みになっています。
にもかかわらず、それなりの医療水準が保たれているのはきっと日本の医師がみな『名誉とゼニ』に淡泊だからでしょうね。


あ、米国流の競争原理・・・。これは患者さんにもあてはまります。
世間に認められる一流の仕事をして、たっぷりカネを稼ぎ、多額の診察料をを持参しないと、一流の医者は診てくれませんから、念のため。

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投稿NO.22【その他・悪徳病院!?】
患者さんを食い物にしている悪徳病院のことが取り上げてみたいと思います。
私も研修医時代に先輩の先生から当直に言ってくれといわれ、大阪地方にある某病院に当直に行ったことがあります。
そこは、精神科の病院でしたがとても人間の入院するに値しないところでした。
回診があるのですが、看護婦は夜はおらず、やり手ばあさんみたいな割烹着をきた人が
詰め所に中から鍵をかけて詰めていました(当然無資格者)。
入院患者はほとんどアルコール中毒の人で組関係の人も多く実際、危険なのだそうです。
もちろん、看護士の人が夜勤をしている病棟も1つだけありました。
また、事務当直として看護士の人が私のいた1階の当直室の近所に待機していたのですが、
白衣を着ていないと『お前、なに抜け出してんねん』と中にほりこまれそうで身の危険を感じました。
食事は事務当直の人が『ここの検食(患者の食事を医者が食べてみて内容をチェックすることが本来であるが
実際には当直医の食事となっている)は食べんほうがええと思います。ほかの先生にも出前とってもらっています』と言ってました。
食してみたところ、確かに最低レベルですがこれ位のところはどこにでも有るという印象でした。
各病棟には一応緑の公衆電話が置いてありましたが電話をかけている人はみかけませんでした。
この病院の1階には診察室、事務室、医局(医者のいるところ)、当直室などがありましたが、
事務室のとなりに隣接している医局の壁には大阪府警をはじめ、奈良県警など各県警本部からの感謝状がかざってありました。
なぜかははじめは判りませんでしたが深夜になり理解できました。それは、大暴れして警察に通報されて連れてこられた、
酔っ払い、ヒステリー患者そして、本当の精神病の人などが次から次と運ばれてきたからです。
もちろん救急車ではなくパトカーでですよ。警察が持て余した犯罪者ではない人をここへ連れてきたという印象でした。
警察は本当にここがどんなところか知っているのだろうかと思いました。
その中で、非常に印象的であったお話を当時の日記から抜粋しますと『患者はだいたい40歳前後の女性(年齢を忘れただけ)、
主訴は錯乱、夫が浮気しておりその話し合いのために近くのファミリーレストランで話し合いをしている途中、
錯乱状態になり暴れているところを警察に通報され連れてこられた。その席には夫とその母親が同席していたという。
病院にも夫とその母親がついてきた。その母親は看護婦で有ると名乗った。
話を聞いていると患者とは充分に会話可能であり理性的に応対可能であった。
夫は自分の不倫のことがばれたときから急におかしくなったといっていた。
その母親は自分の息子が浮気をしたために嫁が錯乱状態になっていることを充分に理解している様子であった。
私は、母親が看護婦ということでこの病院がどんなにひどい病院かまた、精神病院に入院させるということが
日本ではどんな意味をもつか理解していると思ったので入院はさせないつもりで1時間近く話につきあった。
すると皆が落ち着いてきたのでとりあえず、帰宅させることとした。姑もそれで納得したのだった。
しかし、数時間後再び暴れたとかで勝手に事務の人が入院させていた。私はそれを翌日事務当直から聞かされた。
先生を起こすと悪いと思ったからと言っていたが私を起こしたくなかったのだろうと感じた。
おそらく、あの患者は精神病患者に仕立て上げられているに違いない。
私は言い様のない気持ちになったが、早くここから帰ろう、もう二度と来るものかと思うだけだった』社会の裏側とは
このようなところかと深く納得してその病院を後にしようとしました。

しかし、びっくりするようなことが次に起こりました。
それは、今回の当直代を医師免許証を貸さないと払えないというのです。
しかも、医師免のコピーではだめで、あくまで原本と言い募るのです。
医師免許証というのは医師が命の次に大事なものでよっぽど信頼できる相手にしか貸すことは出来ません。
確かに当直医であっても保健所にこのような医師が当直医としてきたと届ける必要があるというのは事実ですが、
普通の病院ではほぼ定期的にアルバイトに行っている医者のみ届け出をするようになっており
1、2回行っただけでは医師免を持ってこいとは言いません。しかし、こんな信用の出来ない病院に医師免を渡すわけにも行かず、
多くの医者がそのときの当直代をあきらめざるを得ないのではないかと思いました。
そんな病院に原本を渡すと帰してもらえるかわかりませんし、悪用される恐れがあるからです。
しかし、私は当直代が必要だったのでなにかいい手はないかと考えた末、『原本照合』でいくことにしました。
それは、病院所在地の保健所で、原本とコピーを照合してもらい原本に間違いがないとコピーに判を押してもらうことをいいます。
ただし、ほかの保健所で原本照合しても正式には通用せずあくまでその病院を管轄する保健所の印鑑が必要なのです。
私は他の保健f鰍ナ照合した医師免のコピーのコピーを作り、それをその病院の事務へ持っていきました。
案の定事務のおっさんは、原本、原本の一点張りでしたが、原本照合しているから原本と変わらないよ、ということばに乗って、
奥から当直代を持ってきました。
その30分の間、待合では『なんで家族が入院患者に面会できへんねん。こんな病院すぐに退院させて連れて帰る』と
怒鳴っているおっさんがいたりしました。私はその後2度とその病院には行っていませんが、原本照合もだめになったと聞きました。
皆さんの見たり聞いたり、体験したりした悪徳病院についてお聞かせ下さい。

                                                                 このページのトップへ戻る

投稿NO.23【その他・医局と民間病院の関係】
これはつい数年前に報道された某医大におけるM名誉教授の贈収賄事件について一般の人の理解を深めるために書いたものです。
1人の医学士が国家試験に受かり医籍に登録されて初めて医師となり、独り立ちできるようになるまでだいたい5年かかります。
この間、まず研修医として2年間どこかの病院で働きます。普通の医師の場合、大学の医局に属しますので、
大学の附属病院で最初の1年は研修医をするのが一般的です。
そして次の2年目はその医局の関連の研修指定病院に移り働くことが多くなります。
3年目からはあるものは大学に帰り、あるものはその病院にスタッフとして残り、あるものは別の病院に派遣されます。
ただし、その病院で定年を迎えることは少なく2,3年程度で大学に戻るのが一般的です。それは、一般病院で医療の現場に触れ、
臨床例をこなし経験を深めた医師が大学に戻り、新たな技術や治療法の習得し、後進の指導をすることにより、
医師として職業人としてより向上が期待できるからです。このようなことを繰り返しだいたい40歳ぐらいまで
いろんな病院を移り歩いていくのが一般的で、その後医長とか○×科部長など指導的な立場の職で赴任し
そのままそこにいついていくことになります。

ここまで書いていて気付いたのですが、我々の世界では、『入局年次』というものがとても大事であります。
文例を上げますと『彼は平成〇年度の入局だ』とか『去年の入局者にはろくなやつはいない』であり、
このような言葉が出てくるのは我々が大学医局に『就職』している認識でいるからです。
この大学医局というものは不思議な存在です。
建前は医学部○×学教室となっていますが、その構成員は全員そこに就職している訳ではなく、
関連病院に派遣されている者も含んだりする場合もあります。また、大学院生と言う学生がいたりします。
大学院生と言っても医師であるものが多く、彼らはなかばdutyで大学の附属病院の診療を行っています(学生ですから当然無給です)。
ですから、一般社会では考えられないことですが、大学病院では無給でかつ学生である医師が
正規職員である看護婦さんや技師さんに指示をだし、彼ら彼女らもなんの違和感もなくその指示を受けて医療が行われているのです。
ただし、私はこれを非難しているわけではありません。大学病院での診療はその大学院生の研究テーマと関連している場合が少なくないからです。
話が大きく脇にそれましたが、ですから、医局に『就職』している我々医師が市中にある一般病院に勤務する場合
決してその病院に『就職した』とは言わず、『派遣された』『赴任した』という言い回しになることもご理解いただけることと思います。
このことが我々の世界での『常識』となっているわけであります。

従って赴任先の病院とのトラブルをよく起こす医師も存在します。
特にそのような医師は患者さんともトラブルを起こすケースが多いと思われます。
ただし、そのような医師は少数であり医局にとってもいわゆる『困ったちゃん』であることが多いです。
医療環境が病院にとって厳しくなっている昨今ではすぐにそのような医師は医局に『返品』されてきます。
今回のケースは救急部という医者の数がそんなに多くないため、その病院の院長も多くの金品を遣ったのだろうと思いますが、
これが、一般的な内科医などの場合、はいて捨てるほどいますのでこんな下手に出る態度はとらなかっただろうと推測します。
最近では、医局には毎年なにがしかの数の新しい医師が誕生するわけですから
彼らの食いぶちを確保しなければならない医局の足元を見て『いい医者を派遣せよ』『患者を大学から回せ』などという病院もあるのです。
これの裏返しで、一般病院が医師を採用するとき、医局派遣でしたらとんでもない医者が派遣されてきた場合
医局に突っ返すことができますが、医学雑誌などで募集して採用した場合、その医者がとんでもなかったとしても過失がないかぎり
首にはなかなかできないものです。
また、医者が病気であるいは学会参加などで休んでも医局から『派遣』してもらった場合ならばかわりの人を派遣してもらえることになります。

医局へ民間病院から何らかの金が送られているということについての説明
先程も言いましたが、医局というのは不可思議な存在です。
公式には○×学教室ということで大学当局から支給されるお金は講座研究費であり、研究のためのものにしか使えません。
ところが実際には、研究以外に雑用が多くそれを賄うために秘書を複数雇用せざるを得ません。
これらの費用は一部大学が負担してくれる場合もありますがすべてを負担してくれません。この時点で人件費が発生します。
また、研究費と言っても講座研究費のみですべての研究ができるほど潤沢ではありません。
人気のある医局ならば100人以上いて、医局員から医局費を徴収してやりくりできると思いますが
一般的な医局は20から30人前後で医局費のみではやっていけないのは明白です。

大学病院に勤める医者は雇用形態は『教員』であり医者ではなく学校の先生です。
その他は毎日働いているにもかかわらず20日分しか給料のでない日雇い扱いの『研修医』、いろいろ病院によっても呼び名が変わりますが
同じく日雇いの『研究医』『医員』など非常に不安定な扱いを受けています。出せる額は知れています。
そこで、企業などいろんなところより寄付金をいただいたりということが必然的に行われます。
昔はこのあたりの会計が不明朗で、数年前にある地方の各大学医学部医局に税務署の査察が行われています。
それ以降、明朗会計にすべく各大学でいろんな方策が行われています。
ところが大学が噛んでくると研究費としてしか認めないとか人件費は2ヶ月分しか認めないとか制約が多く、
そこに、学会、研究会など主催したりして赤字が出るとその分を医局が負担せざるを得ず、
各医局でいろんな工夫が行われることになります。その中で比較的お金が自由になる関連の民間病院のオーナーから
医局にシュッと寄付をしてもらうということがおきてくるわけです。
ただ、その病院に派遣されている医師の給料がその分減っているのかもしれませんが。
ここら辺は教授のみがタッチしている場合と、そうでない場合がありますがいずれにせよ上層部しか知り得ないことです。

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投稿NO.24【その他・危ないドクター】
現在、高度医療をやればやるほど赤字になっている。
特に大学病院などは毎年、億単位の赤字を出している。つまりは、今は病院は儲からない時代なのである。
その様子を余所に、黒字経営をしている病院は、何らかの事をしていると見た方が良いのかもしれない。
よくある病院の話。保険点数をごまかしている病院は多いはずなのだが、どの病院もなかなか尻尾は出さないようだ。
都内のとある病院では、ホームレスの患者を入院していることにして、昼間は治療はするのだが、
夜は自宅?に返しているらしい。これ以上書くとわかる人にはわかるので・・・

看護婦の数をごまかしている病院も多い。看護婦の数をごまかして、より高い基準看護料をもらっているのだ。
その上、経験の浅い若い看護婦を使うと言うことは、人件費がかなり安くなると言う事だが、その分医療ミスが多くなっているようだ。
特に大病院ではこの傾向が強くなっている。だが、看護婦は余ってきていると言われているのはなぜだろう。
一方では看護婦が集められず、無免許の者に、医療行為をさせている病院もあるのだが・・・。
医療ミスはかなり多いらしいが、あまり表にでていない。
なぜなら病院ぐるみで、もみ消しているからだ。数年前、経管栄養を点滴してしまうといったニュースが良く聞かれたが、
名前のでない病院はかなりあった。患者の家族に素直に謝った病院もあれば、別な病名で無くなったと説明された家族もあった。
点滴の間違いも良くある話だ。患者の名前を間違い、違う内容の点滴や注射をしてしまう。
消毒薬の注射。あるいは内服薬の間違いなど、身体に異変のでない物から死に至る物まであった。
患者を間違うのはあまりなかったが・・・続くときは続くんだな。

高齢化社会について。
高齢者、自宅での介護はとても大変だ。金さえ出せば死ぬまで預かってくれる病院もある。
しかもその病院は死亡率がかなり高いのだ。困っている人は一度、バイヤーに相談してみるといいだろう。
無茶苦茶な医療を行っている所も多い。これは医者自体の知識不足からくるものだが、レントゲンの肺動脈を肺ガンと思い入院させたり、
心筋梗塞と脳梗塞しかしらなかったり、とんでもない医者が数多くいる。もっと詳しく書きたいのだが、時間が無いので、また後で。

病院の裏側の話の続き・・・ 年々、病院の経営は難しくなり、赤字ではない病院は裏で何かをやっていると言われている。
確かに、高度な医療を行えば行うほど、赤字分が増えてしまうと言う悪循環が起きている。
その中でも、どんどん黒字経営をし、病院の拡大の他、他業種に手を出すなどの病院が存在する。
今存在している病院は、あくまでも企業なのかも知れない。

最近、医療事故が騒がれている。これは人員不足・質の低下によるものが大きいのでは無いかと思われる。
大きな病院では、人件費削減のため、経験豊かな看護婦を減らし、若い看護婦を多く雇っている。
これは、新卒の看護婦は給料が安くて済むからである。患者や職員が、若い看護婦を望む場合もあるが・・・。
その結果、経験不足の看護婦が多いため、あってはならないようなミスがあるのだ。
ちょっと古い話では、「点滴の代わりに経管栄養を流してしまった。」と言うのが良く報道されたが、
これは看護学生や看護助手にやらせている病院に多く見られた。
確かに、「夜勤明けでボーとしていた・・・」「疲れが溜まっていて・・・」などの理由が挙げられるが、
もしかすると看護助手などにやらせていたが、病院の体裁上、そのような理由にしたところもあるのでは無いだろうか。
私の知っているものは、学生にやらせていたため、起きたものである。
取りあえず、家族と話がついたため、大きく取り上げられなかったが、実際はかなりの数が有ったらしい。
「間違って消毒薬を注射してしまった」なんてことも有ったが、これも確認のミス。
「疲れが・・・」等の理由を付けているところが多かったが、経験の浅い看護婦が、訳も分からずにやってしまったものが
多かったような気がする。あとは年寄り看護婦がやったものかな。

病院経営で大切なもののひとつに、保険の請求がある。保険請求を誤魔化す病院も数多くある。
本当の気持ち程度、誤魔化している所から、多額の誤魔化しをしているところまであるが、
これはほとんどの病院で行われているのではないだろうか。また、患者に対しての看護婦の数で補助金が出るのだが、
これも看護婦の数を誤魔化して、請求している病院もある。
実際は働いていない人にバイト代を出してその病院に働いている事にしている所もある。
さらには患者の数をごまかしているところもある。酷いところは、路上生活者を昼間治療して夜は自分の住みかに返しているのに、
入院している事にしているところがある。これはもっと詳しい内容を書きたいのだが・・・。

医療廃棄物を自分のところで焼却しているところもある。
ダイオキシンの事もわかっているはずなのに、医療廃棄物は高いからと言って焼却処分しているところも有ることには私も少々驚いた。
しかし、業者と組んで医療廃棄物を安く処理している所もある。医療廃棄物だが普通の事業所ゴミとしてだしているなどだ。
私は山に違法投棄された大量の針や血液などの証拠写真を見たことがある。

無茶苦茶な診断をしている病院も多く見られる。医者が何人もいるところはまだ良いが、そうでないところなら・・・
患者の不安をあおるだけあおって、入院させ不必要な検査をし、多額の医療費をとっているところもある。
外来で患者にいきなり「ガンだ」なんて言う医者には注意しましょう。

医者の中には、免許を取った後、十分な研修を受けずに開業し大きな顔をしている者もいる。
医者に必要な知識も浅く口八丁で経営している。医療従事者なら普段の診断で見破られるのだが、
患者は不安感をあおられたり優しく接しられて騙されるのだ。入院中の患者に対して暴行を行っている病院もある。

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投稿NO.25【危ないドクター2】
医者余りの時代と言われているが、実際はどうなのであろうか。医療という傘をかぶり暗躍する医者が多く存在する。
そのような医者を野放しにしておいて良いのだろうか。元体育教師で有りながら、現在医者をしている。
粗暴な性格から、生徒と問題を起こしていたらしい。しかし、そのような理由にも関わらず現在医師活動を続けている。
その性格の粗暴さから、十分な研修を受けることなく某大学附属医大を辞め、病院を転々としている。
どの職場においてもその性格の粗暴さから、回りの職員との協調性がとれず、またセクハラ紛いなことも多数行い、問題となった。
経験がなく、とんでもない医療ミスを行っているのだが、本人は全く認めようとせず、他人のせいにして、自分を守ろうとしている。
回りからの助言にも耳を貸さず、逆に怒鳴り出すので、全く技術面の進歩が見られない。
精神面でも検査がスムーズにいかないと、患者を殴るなどの行為がみられる。このような医者を野放しにして良いのであろうか。
現在、伊豆の某病院に勤務しているが、同様の行為を行っていると思われる。
くれぐれも伊豆の病院を受診するときは注意をした方が良いだろう。

                                                                     このページのトップへ戻る

投稿NO.26【老人医療について】
高齢者=弱者は本当か?

一般的には『高齢者=弱者』という図式になっているが、果たして本当にそうなのだろうか?

医療費の自己負担額が増えたと言って文句を言ってる老人の何と多いことか!
アンタ達の医療費(日課のように通院する奴もいるだろ!薬を山のように出さないとヤブ医者だと
決めつける奴がいるだろ!)国の財政を圧迫してるんだというのがわからんのか!?
今まで日本を支えてきた・・・なんていう思い上がりはやめてもらいたいね。
先の見えている人に無駄な医療費を使うよりも、未来のある子ども達の医療費を出すというのならわかる気もするけど、
この先とても生産性のある生活が出来そうにない人達になんで我々の税金が多額に使われなくてはならないのか!

あまりにも平均寿命が延び過ぎたから日本の人工密度は常に飽和状態だし、現に生産性のある
生活(働いて給料をもらうだけじゃないぞ)をしている者達が自分の老後でなく、どうして他人である
年寄りの面倒をみなくてきいけないのだろうか?医療費の自己負担が増えるのは当然だ。
働いている人間が自分達の将来(年金や社会保障)も危ういのに、他人の医療費まで肩代わりを
する必要性はどこにもないんじゃないの?

今は社会全体が「年寄りはいたわらないといけない」という仕組みと風潮になっているから仕方がない
けど、図々しい老人って結構いるよね!?
 1,自分達(老人)は何もしなくても社会が面倒みるのが当然と思ってるやつ
 2,自分達(老人)はいたわられるのが当然だと思ってて、いかにもという雰囲気で他人の助けを
   待ってるやつ
 3,本当は自分で出来るのに周囲が手を出すのを「今か、今か」と待ってるようなやつ
   (これは味をしめられたら周りが大変だと思うけど)

もう平均寿命が延び続けるのもいい加減にしてもらいたいね。どんどん反論の意見を待ってます。

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投稿NO.27【開業医と勤務医の違い!?】
医者の世界のうちわもめみたいなことは書きたくないんだけど、いわゆる開業医が旨い汁を吸って
勤務医がババを引いてる面はあると思います。
一般の人が『お医者さんはいいですね』という時に指すのは、リッチな開業医のイメージ。
逆に、やれ誤診だ、医療ミスだと叩かれるのは、病院の医師、つまりは勤務医です。
現実問題として勤務医の給与は世の中の人が思っている程高くありません。

現在医療の中核は病院におけるチーム医療です。
患者さんの関心やニーズも、最新の医療機器と高い技術を持つ病院医療にあることは言うまでもありません。
例えば(ちょっと変な例ですが)現在、大半の人は病院で死ぬ・・・、つまり患者に臨終を告げる医師の大半は
勤務医であるのだけれど、病院医療に配分される医療費は極めて少ない。

何故こんな状況になってるのかと言うと、1つは世間の人が医師の集団だと考えている日本医師会が
実は開業医(というか医療機関経営者)の集まりにしか過ぎないということがあります。
日本医師会の要求が、開業医に有利なものとなっていることは言うまでもありません。
2番目は、やれCTだ、MRIだと最新鋭の医療機器を使って検査をしまくる病院より、
聴診器一本でそこそこの医療をしてくれる診療所に患者が流れたほうが、結果的に医療費が安くつくということがあります。
私自身は勤務医で大学の同級生でもぼちぼち開業した仲間がいます。ただ最近は開業するにも相当の資金が必要なこと、
医師ひとりの医療機関である診療所が24時間対応を求める患者のニーズに応えられるものなのかという疑念があって
今もサラリーマン医者のままです。

なお、一般の方は、医療機関のことを"病院"と総称してますが、法律上は病院と診療所は明確に区別されています。
病院は20以上の入院ベッドを持った医療機関のことで、24時間医師を勤務させねばならない等の規制があります。
当然、医師ひとりで病院を運営するのは不可能であり、経営者から給料を貰って働く勤務医がそこでの医療を担うことになります。
診療所は、ベッドがないか、あっても19以下の医療機関です。○○クリニック、××医院というような、いわゆる開業医がこれに該当します。
多くの場合そこで働く医師が、経営者であり施設の所有者であることが多いです。
保険診療の上でも両者は明確に区別されてて、たとえば同じ外来診察でも料金が異なります(診療所のほうが高い)

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投稿NO.28【コンビニ病院1】
あの〜皆さん、特に夜間、休日の対応でご不満な皆さんへ。我々の意見も聞いてください。
よく、命を預かる仕事ということで一番槍玉に合うのが私たち医師です。じゃご存知でしょうか、
我々は次の日も朝から仕事です。特に大学勤務の若手はもちろん無給です。
休みは月に1日取れればよいのではないでしょうか。もちろん当直に行った限りは、死にそうな人は全力を持ってそれに向かいます。
ただ、そのエネルギーを緊急性の全くないような患者さん(例えば数日が悪いが昼間だと混むから)が深夜、早朝に続くとやってられません。
私たちも人間です。ゆとりが欲しいです。
具体的には月2日ぐらいでも全く仕事とフリーになる日があれば最高です。
例えば、飛行機のパイロットなどは私たちよりはましな休暇を人の命を預かるためとして与えられていると思います。

とりあえず、私は救急患者さんが怖いです。
いつ訴えられるかもしれませんから。医者というといい家に住み、いい車を乗り回して、
いい生活をしていると思われるかたが多いと思いますが、当直をしている若い医者はたいていそんなことはありません。
何せ人が普通に働いている時間は、大学勤務で無料奉仕、人が働いていない時間で生活費を稼いでいるのですから。
ところで私がいいたいのは、こういう生活を送っているものがかなり多いということです。
当直で夜中ねれなくても明日手術があれば何時間でも飲まず食わずの生活です。
頼みますから「昼間は混むから」とか「自分の都合で」といった理由で救急外来をゴンビニ代わりに利用するのはやめてください。

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投稿NO.29【その他】
「ごね得」って有りますよね。
外来で待つことが出来ずに声を張り上げる人・・・。「院長の縁故だ」「議員の知り合いが居る」とか
「マスコミに通じている」と言ってみたり、「最近の医療は…」「患者を待たせてもなんとも思わない医者ばかりだ」
「この病院には『本当の』医者なんて1人も居ないのだ」と大声でアジってみたり。大抵こう言う患者さんは「ごね得」になりませんか?

病でつらいときに、人は高圧的になれるかどうか疑問も有りますが、
やはり「急を要する」というメッセージを出しておられるのですから、その方から先に見てしまいますが。
混んでいる病院では入院している患者さんでも同じことがあるでしょう。
ごねる患者さんほど良いベッドを得やすいですね。

不思議と、ごねる方々は他から見れば明らかに優遇されていながらも、なお不満しかないんですよね。
「欲求にはどこかに天井が有る」「天井が無ければ心を病んで居られるのだから、やはり医療者として暖かく接する必要がある」
そう考えて昔は診ていましたが、ごねる人にかまけてごねない急を要する患者さんを待たせたり、転送したりするのも大変胸の傷むものでした。

ごねて得が出来るからまたごねるのだとも言えます。そこで最近は仕事量を減らして充電中でもあり、
かなり余裕が出てきたのか、ごねる患者をたしなめたり、症状に応じて診察を遅らせたりする余裕をもっています。
お陰様で私の評判はだいぶ下がりまして、時に「少しは客商売というものを学ぶように」とか「患者の気持ちを考えろ」とか言われるようになりました。
困ったことに(有りがたいことに)これらがもう冗談にしか聞こえません。
冷静に見ると私の周りではごねる方は声は大きいけれども数は少ないようです。

他人の毀誉褒貶など気にするものではないと言うのが一般論でしょうが、気にしない医師ほど「尊大だ」とか言われているような気がします。
悪く言う方は少なくても、声が大きいものですから回りを巻き込んでしまう。それが、悔しいと感じるあたり、まだまだ修行が足りません。

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投稿NO.30【その他・クレーマー】
物事や事実を客観的に見つめることができず、ただただ感情的に走るだけ・・・。
周囲から哀憫の視線で見られている事には、自身では気づいていないのでしょうね。
それは知性教養の低さか、はたまた精神的未熟に起因するのか・・・。
クレーマーと言うが、実際にはそう頻繁にはお目にかかることは無いと感じています。

大多数の人は医療を受けるにおいて極力、医療者に協力し良い医療を受けるにはそれが重要であり、
必須であることを心得ています。
医療側にとっても、自分にとっても、他の患者にとっても、それが最良であることを常識として把握していますしね。
ほんの一握りのクレーマーの人たちが枠から外れているのだと思います。

クレーマーを心理面を通して考察すると、精神的な欠陥、つまり常識の欠如、忍耐力の無さ、冷静さの喪失、思いやりの欠如などが
背景にあるのが読み取れます。何度か意見交換のやり取りを繰り返すと自分の誤りに気づく人も少しはいますが、
ほとんどの人が、ただすねて、むくれて、逃げてしまうケースがほとんどです。

病院に限らず、レストラン、デパート、銀行、郵便局、どこにでも必ずいます。
医療関係者の方々も、ある程度は承知の上で対処したほうがいいと思います。
こういう人たちは、自分が誤っていることが自分で全くわかっていないのです。

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投稿NO.31【私が出会った素晴らしいドクターやナース】
批判的な投稿が多いようですが、私はすばらしいドクターやナースにめぐり合えたと思っています。27才・男性。

まずはドクター。
私は、ある難病をわずらっています。今年2月には手術を受けました。19のときに発覚、その時行った中規模の病院では
検査ばかりで辛く、医者にも大きな不信感を抱くようになってしまったため病院へは行かなくなってしまいました。
しかし症状が強くなってどうにもならなくなり、親が行って愛想のいいお医者さんだと言っていた近くの小さな病院に受診したのです。

即県内の大きな病院を紹介され、入院を薦められました。しかし強制はされませんでした。
患者主体であることに心を動かされ、入院したのですが、その後も週2回という間隔で病室に様子見にきてくれました。
(この病院はこういう個人病院との連携を謳っているのだが、週2回もくる先生はいないようだ)。
体の状態は最悪だったため、入院はとてもつらいものでしたが、以前の病院のような冷たさは感じませんでした。

実際は色々あったのですが、長期にわたる入院中週2度も顔を出してくれて親身に話を聞いてくれる態度は
医者の鏡といえるようなものでした。患者としては、不安や不満を聞いてくれるだけでも安心するものです。
現在はここへ通院していますが、毎回その時間を惜しまない説明ぶりには驚きます。
話好きのおばちゃんなんかだと延々しゃべっていそうですが・・・(笑) 最近は評判が広まったのか(新しい病院なので)
患者さんが増えて待ち時間が長いこともありますが、変わらぬ方針で続けていってもらいたいものです。

次にナース。
前述の大きな病院で手術を受けたときですが、廊下なんかで会っても手を振って笑顔で話し掛けてきてくれる看護婦さんがいました。
手術ということもあって暗くなりがちな気持ちを和ませてくれる、なんとも有難い存在でした。
大した話はしていませんが、明るい人で、とても元気をもらった気がします。
退院前には淡い恋心にもなっていましたが、結局お礼も言えず終いでした。なにやら私と同じ病気でそこの看護婦さんと結婚した人も
いるらしいですが、やはり負い目を感じてしまいます。
これからは前向きに生きていこうという気持にさせてくれたような気がします。

以上です。
なお、手術後の容体は非常に安定しており、外見病気とは思えないくらいです。社会参加への道を模索中です(仕事等)。
医者、看護婦はとても過酷な職業でしょう。いつもニコニコしてなどいられないことと思います。
外科医などは寿命も短いとさえ聞いたことがあります。患者側も医者を理解しようと努力し、陰口を叩くなら(ここにはないようですが)
直接言うべきでしょう。それで納得できる答えが返ってこないなら、医者を変えればよいこと。医者の側も、せいせいするかも・・・(笑)。
私も、19の時点で医者を変えていればと後悔しています。いまさらどうにもなりませんが。

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投稿NO.32【病院職員の内緒話・ドクター編】
大学病院で当直をしていたところ、1年前にうちの病院で網膜剥離の手術をうけたお子さんの母親から
「子供が眼が痛いと訴えているので、手術を担当した教授と電話で話したい。教授の自宅の電話番号を教えて」
と夜中の2時に電話がありました。うちは都内の大学病院ですが、その方は栃木県にお住まいの方です。

まず第一に症状を詳しく尋ねましたが、ただ痛がっているとの事。
網膜剥離の術後1年たって、手術による痛みがでることはまず無いことや、万一網膜剥離が再発したとしても、
痛みをともなうことはなく緊急性はないと説明。また、痛みがひどいなら傷や炎症をおこしている可能性があるので、
教授と話すよりもすぐ近くの救急病院でみてもらうよう勧めたところ、
「手術をしたんだから、アフターケアも教授がするべきよ!電話番号を教えなさい!」とご立腹。

「ではこちらで教授に連絡をとって、かけなおしましょう」と申し上げると、
「うちは生活保護をうけてるんだから、自宅に電話なんてないのよ。今だって公衆電話からなんだから。」との事。
聞けば歩いて5分のところに某医科大学があるよう。
そちらを受診するよう勧め、再度教授の電話番号は教えられないと申し上げると、怒って「あんたの名前をおっしゃい!」
「うちの子になにかあったら、たたじゃすまないわよ!」と電話は切れました。

翌朝その親子が来ていたので、看護婦さんに昨夜の電話のことを話したところ、入院中も他のお子さんの母親とケンカしたり、
生活保護をうけていないのに「国からもらってちょうだい」と言い張って、1年前の手術費も入院費も踏み倒しているとか。

教授の診察の結果、ただのアレルギー性結膜炎でした。今回もお会計へは行かれずに帰られたとの事です。

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投稿NO.33【その他・薬価差益について】
マスコミは一時期よりは「薬価差益」だの「検査差益」だのとは騒がなくなりましたが、まだそれに 拘っていて、
医療の現場にある根本問題に気付いていないようです。

これは常識なのですが、もはや「薬価差益」は存在しません。市中の医療機関は医院病院を問 わず、可能な所
片端から院外処方箋発行に切り替えています。 これは医師の「経営感覚」が為せる業で「薬価差益が存在しない」が故に
「薬在庫を抱えると期限切れで損をする」状態になっ た事の明白な証拠です。つまり患者さん側の利便性を考慮していられない程
「経営」に問題 が発生している事を意味します。

また薬の安売り屋でも値引きは税別20%が最高 (税精算後は16%、期限切れ処分後は11%程度)、
通常は15%(税精算後は11%、期限切れ処分後は6%程度)、通常の問屋では10%弱(税精算後は6%、
期限切れ処分後は1%程度)しか薬価差益はありません。総収入が年8000万、薬剤費30%の一般的な内科診療所で
考えてみれば、薬剤費は2400万となって、その1%は年24万円にしかなりません。
これがマスコミが諸悪の根元だと言い立てる「薬価差益」の実態です。

少し前、某大学医学部の愚かな医療政策研究者が、昔は風邪等 は問診だけで済ませていた(検査等をせずに)から
医療費が安かった等と「問診だけ」を肯定するかのような見解を読売新聞に載せていました。
こんな手抜きを肯定するのは医師として許される事ではありませんが、現実にこの手抜きは定着しています。 
もっとひどいものでは、診察を受けさせず患者の言うがままに「薬だけ」を出し続けるというものもあります。
これは医師法違反の無診診療に当たります。 手抜きの理由は、多数の患者を「こなさなければならない」というものですが
ここが間違いの元なのです。考えて見て下さい。医師の数が増えた今日、自分の能力を超えた数の患者さんを抱え込んで
「こなす」のは患者さんに対して無責任ではありませんか?
「こなす」やりかたでは当然診断力が低下します。これを補うためには、検査を多用せねばなりません。
また診断があやふやだと、治療の焦点を絞れませんから、余分な病気の可能性を否定しきれず治療の標的が広がってしまい、
余分な薬を処方したりすることになります。
悪いことに「こなす」やりかたは、少なくとも1/3の患者の側から見れば便利に感じられます。
診察の時「打聴診無し」には服を脱ぐ手間が有りません。受付に「薬だけ」の箱があって、そこに診察券を入れて置けば、
後は自分の都合の良い時間に薬を取りに来るだけで良いという「簡便さ」があります。
患者はこれがサービスだと勘違いしていますし、これらを医師が拒否すると、拒否された患者の大半は確実に来なくなります。
大多数の医師にとっては、受診者減が怖いのです。

来なくなる事が「怖い」という言葉には2つの意味があります。
1つは「薬だけ」であってもとりあえず医療機関に来ているのであるから、何か病状に変化があれば
それを告げるチャンスが有ると考えられる、だから全く治療を受けないよりは患者にとって「怖い」事態にはなりにくいはずだと
いう希望的観測です。現実には、これは「この患者を診る医師は自分1人しかいない」という、一種の医師のおごりです。
こうした患者にとっては、医療機関は「コンビニ」でしかありません。1つの「コンビニ(医療機関)」で
「サービスが悪い(我が侭が否定された)」なら、簡単に他の「コンビニ(医療機関)」に行くだけのことで、
「他のコンビニ(他の医療機関)」で「買物(受診)」するだけの事ですから「買物(受診)」が長く途切れる事は有り得ません。
もう1つは「経営」上の問題で「怖い」という訳です。患者数が減れば当然収入が減ります。
こんな訳で、手抜きが固定化してしまっているのが現実なのです。これがマスコミが言うところの「薬漬け」「検査漬け」なるものの
本当の原因です。本質的には 「差益」の問題ではないのです。
ですから、いくら「薬価差益」や「検査差益」が無くなったとしても「こなす」医療を禁止しない限り、あやふやな診断に由来する
あやふやな治療の結果である無駄な薬や無駄な検査は決して減少しません。
 
「薬だけ」をやめて、問診視診触診打聴診(実は嗅診というのもあります)をきちんとやるとすれば、
一般内科領域では患者さん1人当り10分はかかります。ですから1時間6人です。外来担当医師の実働が一日7時間だとすると
1日42人が限界でしょう。この42人という数字は日本の内科系診療所の平均受診者数も「薬だけ」を含めて
大体40人(実は欧米の2倍)といわれていますから、手抜き診療を禁止した本当の意味での受診者増も、医療の質を落とさず、
医師不足にもならず、なんとか吸収出来る数字なのです。
勿論、医師にとっては「労働強化」になりますがこの程度の「労働」は、私は医師として当り前だと思っています。
むしろ診察で手抜きをしない事が検査や治療の絞り込みにつながり、結果として患者さん1人当りの医療費が低下します。
私が実験的に開業した診療所では手抜きを一切しません。患者の注射ねだりや点滴ねだり等も一切聞き入れていません。
その結果、老人外来患者1人当りの医療費では県平均の1割強安くなっています。
この県自体は、日本の中で1人当りの医療費が高い方ではありません。そこでも下がる余地があるのですから、手抜きを禁止すれば
日本全体で2割は下がるのではないかとにらんでいます。勿論、この推論は入院についてはあてはまりにくいかも知れませんが、
同質の問題、例えば「顔回診」(入院患者さんに顔だけみせて診察無しに病室を出る)等の「手抜き」が病状変化の発見を遅らせるのは
よくある事です。発見の遅れが余分な医療費の増加につながるのは、当然の帰結です。
繰り返します。差益があるから「薬漬け」にし「検査漬け」にするのではありません。
昔、医師 不足の時代なら必要悪であった「手抜き」が、医師が過剰になりかかっている現在も続いている事、
それに慣れてしまった患者が、それを「サービス」と勘違いして要求し続けていること、そのために不確かな診断の補完として
余分な検査や余分な薬を出さねばならぬことが、医療費に無駄を発生させているのです。
医療費全体の25%程度でしかない薬剤費を目の敵にして、仮にそれを1割減らしたにしろ、医療費全体では
たったの2.5%しか減らないのです。これに対して「手抜き」の禁止は少なくとも10%の医療費を減らせます。
これを実行するには、まず患者側の「お客様」意識の打破が必要です。
既に医師の大半は「薬だけ」を続ける事に医療上の不安を感じており、不安が現実となって「無診診療」を争点に訴訟が起こされれば
必敗であることに気付いていますから、患者が要求しさえしなければ「薬だけ」の受付箱を撤廃します。
マスコミ諸君、医療機関に来たら「手抜き」でない診療を受けるのは「権利」であると同時に、保険料という公金を使う患者の
「義務」でもあるというキャンペーンでもやってくれませんかね。
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NO.34【ある医師の意見】
今日でも医師は聖職者でしょうか? 聖職者であるべきでしょうか?
私は医師も医療サービスを提供することで報酬を得る労働者だと思っています。
医師であることを天職と思い、自己を犠牲にして患者のために尽すという精神は大切ですし、
多くの医師は黙ってそれを実践しているんですよ。
でも、それだけで患者さんに満足していただけるようなレベルの治療は医療過誤とは無縁の、のどかな世界のお話でしょう。


NO.35【医師会について】
いくつかの種類があるのはご存じですね。
正会員に相当するのがA1会員。かなりの入会金や会費が要りますが役員理事の選挙権や被選挙権があります。
費用の中には医師会、医師会館、医師会病院、付属看護学校などの設立費や運営費が入ってますので
ある程度の額が必要なのは当然です。勤務医ならA2かBですが、前者だと医師賠償保険が付きます。
学会の保険もありますが、運営が中央のため地方勤務で訴訟があった場合には医師会の保険の方が
親身に世話をして貰えるとのことでA2会員になっている勤務医も多いはずです。私が大学病院勤務の時もA2でした。
費用はそれほど変わりません。
公立の院長で活動的な人は確かに少ないです。赤字でも困らないし、実際の権限を握ってるのは官僚であることが多いですから。
日赤や済生会クラスではバリバリの人が多いです。

時代は勤務医が開業医や医師会の事を考えずに済む時代では無くなってます。紹介率、入外比率が問われる今、
積極的に開業医と連携を進めるところが急性期病院として生き残れるでしょう。
勤務医が医師会からのウェルカムに答えるのか、第2の医師会を作るのか、それとも今まで通り何もせずに
仲間内で愚痴を垂らし続けるのかと言うことです。
一方、医師会の方も勤務医の参加無くしては、開業医の参加さえおぼつかなくなると思います。

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NO.36【院内感染の明示について・医師の立場から】
Japan Medicine00.7.10号より引用・要約させていただきました。

院内感染発生時、患者・家族に「院内感染を明示」は29%
−宮城大学看護学部・土屋香代子氏ら−
病院の院内感染対策のあり方に、国民の大きな不安が投げかけられている。そんななかで、院内感染が発生した場合、
患者・家族に対して「院内感染を明示している」のは29.4%と3割弱にとどまっていることが宮城大学看護学部の土屋氏らの
全国調査でわかった。
院内感染対策については、4月の診療報酬改訂でも「医療機関なら、やっていてあたり前」という考えから、
やっていなければ減算算定が初めて導入された。「やっていてあたり前」とされる院内感染対策だが、大阪府の病院のセラチア菌の
院内感染など、後を絶たず問題は深刻だ。土屋氏らは、全国の総合病院494施設を対象に、院内感染発生時の医療者の対応と、
患者や家族の反応についてアンケート調査を実施。
その結果、院内感染発生時に患者・家族に病状を説明している病院は93.3%だった。その説明内容は
「院内感染を明示する」は29.4%、「病原菌を明示する」は67.8%、「治療経過・予後説明をする」は74.5%(複数回答)だった。
患者・家族に対して9割を越える病院がなんらかの説明を行っているが、病院として院内感染に対する責任を明確にしているのは
3割弱で、病院の患者への情報開示が依然として進んでいない実態が浮き彫りになった。
ほかの患者への感染予防対策から個室管理になったときの経済的負担について、「個室料」と「感染に伴う諸費用」の
両方を負担する病院は27.4%、ケースバイケースは22.9%、「個室料」だけの負担は21.7%、
「感染に伴う諸費用」だけの負担は13.8%、「両方とも負担しない」とした病院は8.7%だった。
とくに個室管理に変更したときに個室料や諸費用について患者負担を求めた場合には患者・家族の納得が得られにくく、
患者側が「院内感染は病院の落ち度」と考えていることがわかった。患者・家族の反応については、理解できる言葉で
病状の危険度や治療方針が説明され、医療者と意見交換がされた場合には納得していたと報告された。

僕の意見
「院内感染を明示している」病院が3割弱というのは納得がいく。まぁそんなもんでしょ。
それよりも、感染にかかっているにもかかわらず、なんの説明もしない病院が1割もあることにビックリ!
だって患者さん熱でるでしょ、咳してるでしょ、痰でるは、食欲なくなるは、点滴はじまるは、にも関わらず
なんの説明もしないというのは、明らかに常識を逸脱している。明確にごまかしているとしか思えませんね。
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NO.37【その他・クレーマー2】
職場では、協調性が無いといって相手にされず、出世もできず、知人からは、自己チューと呼ばれて嫌われ者、
病院受診したら、クレーマーと言われ、じゅうぶんに治療してもらえず、早死にか。
こういうのも、人生っていうんでしょうか。 働いているところに自称「訴訟マニア」という人がいます。
外泊希望の理由が「弁護士のところに行くから(医療訴訟するのに)」だって。
歩けない、ご飯も食べれないって言ってるのに、煙草プカプカ、朝から金の計算。食べてないのに全然へばってこない。
外泊許可をすんなり出さなかったんだけど、そのことで頭いっぱいだったのか歩いてステーションに来て外泊をせまって来た。
「歩けるようになって良かったですね」と言ったら目が泳いでた。でも外泊は車椅子がいるってごねていた。
その日の記録はきっちり書きました。相手してる弁護士ってどんな人なんだろうと思いました。
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NO.38【セカンドオピニオンとドクターShoppingの違い・1】
セカンドオピニオンとは....。
主治医(医師または術者)の診断・治療方針を聞いた上で、他の医師または術者に意見を求め、自身の治療への参考とするもの。
選択肢が出てきた場合は、決めるのはご自身の判断ですが主治医にフィードバッグしてみるのも一つの方法です。
(快く聞いてくれる先生は少ないかもしれませんが...)。もちろん状態によっては選択肢が無い場合もあります。
理想的にはセカンドオピニオンを求める際に、主治医から治療経過、臨床データ、エックス線写真等を借り受けていくのが良いでしょう。
無駄が省けますし、何より同じ土俵で診断を受けられます。また、セカンドオピニオンを求める医師または術者には
「セカンドオピニオン」である旨、明言しておいたほうが的確なアドバイスが得られるかもしれません。
ただ漫然と他の医師を受診すると、かえって迷ってしまう結果が得られてしまうことが少なくありません。
日本では、まだセカンドオピニオンが根付いていないので嫌な顔をされることが多々ありますが、理想的にはこういうことです。

ドクターショッピングとは....。
医師または術者がちょっとでも自分の意に沿わないと、かってに通院をやめ、他の医師または術者を受診すること。
患者側が詳しい説明を求めずコミュニケーション不足が原因となることが多いが、医師または術者に説明不足がある場合もある。
たいていの場合、同じことを繰り返すので無駄な「時間」、「お金」を費やし、無駄に「被爆」する。
結果的にいつまでたっても「治療」を開始できず、遠回りになるもの。


結果的に「良い」治療が受けられればそれでいいのですが、上の二つは似てはいますが、内容は大きく異なります。
基本的には主治医(最初の医師または術者)と「ちゃんと話ができているのか」ということだと思います。
各種疾患の原因は多岐にわたっており、原因によっては治療方針が180度変わってしまうことがありますので、
「診断」には時間がかかります。また、治療に入っても即効的に効果が表れづらいので(保存的では特に)、
時間の経過とともに不信感が出てくるのもよく分かります。そういう時こそ「ちゃんと話をしましょう」。
また「患者側も理解する努力」をしましょう。結構解決しちゃうこともあるかもしれません。すべては、これをやってからだと思います。
乱文にて...。ご参考までに...。
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NO.39【セカンドオピニオンとドクターShoppingの違い・2】
ドクター・ショッピングと言っても、これは医者が買い物に行くわけではありません。
一言で言うと『患者が、自分の気に入ったことを言ってくれる医者を求めて多くの医療機関を渡り歩く事』をいいます。
通常この言葉は、あまり良い意味で使われず、これまで述べてきた『インフォームド・コンセント』や『セカンド・オピニオン』とは
まったく別のものなのですが、時にこれらが混同されている場合があるのでここで取り上げました。
ドクターショッピングをする患者というのは、主に肝炎やリウマチ、喘息、更年期障害のような慢性の治りにくい病気の方が多いようです。
このような病気では、症状が辛いのにいわゆる特効薬というものがありません。
医師の側は、薬の効果や副作用をみながら、粘り強く治療をしていきますが、なかなかすっきりとよくならないし
『すぐに治りますよ』などと患者の喜ぶようなことは、あまり言いません。
しびれを切らして患者は主治医に無断で(つまり紹介状も持たずに)他の医者へ転医することになりますが、
劇的に効くような治療はありませんから、やはりそこでも同じことになり結果的にいくつもの医療機関をハシゴすることになります。
多くの場合、このドクターショッピングは患者さんの利益になりません。
もともと治療に時間のかかる慢性の病気であるのに転医の度に同じ検査を受け新たに治療をやり直すことを繰り返すわけですから、
かえって治療に時間がかかり病気も進行してしまうことになりがちなのです。

では、そんな不幸なことになるのは、いったいなぜなのでしょうか。
その原因の多くは、患者と医師のコミニュケーションの失敗にあると思われます。医師が病気や治療の説明を十分にしない、
あるいは患者がそれを理解しようとしない。逆に、患者が自分の疑問や悩み、迷いなどを素直に言わなかったり、
医師がそれに取り合わないなどのことが、医師に対する不信感となり、転医に結び付くのではないでしょうか。
したがって、このようなコミニュケーションの障害を取り除くこと、つまり『インフォームドコンセント』や『セカンドオピニオン』を活用して、
患者と医師が病状やお互いの考えを十分に理解し、信頼関係を深めて行くことが、
ドクターショッピングというような愚かな行動を防ぐことになると考えられます。
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NO.40【医療ミスについて】
健康な人間は自分が、あるいは家族が瀕死の病にかかった時のことなどほとんど心配していない。
そしていざとなったときに初めて身の回りの救急体制、医療体制の問題に気づく。その時にはすでに手遅れだ。
今の日本で危機感のない医療従事者なんて稀だろう。
危機的状況の警鐘は鳴らされているのに健康な人間の耳にはなかなか届かない。
健康なときこそ、自分が病気になったときのことを考えておくべき。周りに信頼でき受診できる医療機関は果たしてどれほど残っているか。

若年人口の急激な減少から考えれば、今後、医療従事者の質の低下は避けられない。医療が職としての魅力を失えばなおさらのこと。
医療技術は絶えず進み、そのためのコスト、技術、知識の必要量はどんどん高まるのに金も人も減るなら結果は自ずと見えている。
医療費の負担の増大が嫌ならばその結果も甘んじて受け入れるべきだ。タダで得られるものは無い。

医療ミスの原因を主として医療従事者の意識の問題だけに求めるのは、
精神力で兵器の質量を補えると考えたこの国の昔の組織と大同小異だ。

人手の足りない病院が旧日本軍的な員数主義(とにかく兵隊や兵器の帳簿上の数さえあっていればいいという考え)的な
状況に陥っているのは歴史の皮肉としかいいようがないが。
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NO.41【医療ミスについて】
アメリカの病院では、医療行為の結果などで問題がおこった場合、まず病院内での報告ののち、
院内での検討会がひらかれます。ピアレビューってやつです。ここまでは、日本と同じですね。
さて、この検討会の審議結果は、絶対に非公開です。すくなくともおおくの州がそうです。
法律で完全にプロテクトされているからこそ、自由なピアレビューが可能なわけです。
でなかったら、わざわざ自分達の不利になるようなことを検討するはずないですよ。訴訟社会ならではの、
アメリカ医療のしられざる一面です。

よく、公立病院が、ミスを厚生省にとどけてないとか、公表してないのはけしからん、みたいな論調で
マスコミが煽りますが、アホですね。もうちょっと、アメリカの訴訟社会がもたらす、アメリカ医療の負の部分にも
スポットをあててほしいものですが、こういう地味な記事は、取材に金かかるわりに売れないんでしょう。
それより、派手に事故を煽るほうが金になるのか?

国民が、バカな日本のマスコミにのせられない事を望みます。
実際、アメリカみたいになったら、社会主義国の(!)日本人は耐えられないと思います。
そもそも個人契約にこだわるんなら、医師法から、”応招義務”も削除せざるをえなくなります。リスクのある救急医療からは、
私立病院は完全撤退でしょうね。私立病院は、訴訟のリスクのすくない金持ちを相手(保険のあるひと)だけは診ますが、
貧乏人は公立のERの待ち合いでひたすら待たされます。

過誤についても、もしも、日本の多くの患者さんが、アメリカ型の訴訟社会の到来を本当に望んでいらっしゃるのなら
現行の法律制度では、日本の病院は、訴訟社会の常識として、”ばれないなら、ミスは隠しとおす”ってのが、常識でしょう。
(日本人には、そいううエグイのだめなんだよなあ。 つい、人がいいもんだから、義務もない記者会見とかで謝っちゃう)

訴訟などのリスクマネージメントにかかる費用はすべて病院の費用ですから、最終的には患者さんへ治療費としてうわのせして
はねあがっていきます。クリントンが国民皆保険の導入に失敗したのは、
アメリカの金持ちには「貧乏な患者といっしょにすんな!」ってのがあるわけ。

国民が平和ボケしてるっていわれますが、日本人って、契約ボケ、平等ボケして医療者に安易に”責任”とらそうとしてません?
アメリカで一度でいいから、夜中に蕁麻疹で診てもらってください。ほんとに、同様の治療に5万円だせますか?
私? よかった金持ち用の保険で!!「アメリカ在住」
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NO.42【医療訴訟にならない為に】
昨今の医療訴訟の急増で、医療機関(医師)側も様々な"自己防衛"策をとってます。ここでちょこっとその紹介。

まず、第一は、病状はとにかく重篤かつ深刻であると説明すること。医師が『大した病気じゃない』って言ったのに急変すれば、
当然患者は怒ります。けれど『奇跡でも起きない限り助かりません』と宣言して回復すれば、
患者は医師に感謝することはあっても医師を恨むことはありません。
さすがに単なる風邪の患者に『助かりません』とは言えないけれど、少なくとも入院を要するような患者には相当キツイ説明をします。
軽い病気だと思って病院に行ったら、即入院。しかも、『死ぬかも知れない』なんて宣言された患者は、
胃に穴があくほどの不安に苛まれるでしょうが、医療訴訟だけは何としても避けねばなりません。

次は、とにかく検査を勧めること。内科医が訴えられる場合、もっとも多いのが『病気の初期症状を見逃したから、手遅れに
なった』というパターン。裁判で『患者の容体、診察所見からみて予見不可能だった』と主張しても、
何の証拠もないから水掛け論になっちゃう。そこで、少々ムダと思えても、とにかく検査を受けることを勧めます。
もっとも、患者が断れば無理な説得はしません。カルテに一行『検査を勧めるも、拒否』と書くだけです。
万一、あとで重篤な病気だと判明しても、とにかく患者自身がNoと言ったんだから非常に有利。
『ほらね、だから検査を受けるように言ったのに、あなたが断るもんだから...』なんて、自分の診断能力のなさを棚上げにして、
皮肉のひとつも言えます。もちろん、検査を受けたら受けたで、病院が儲かることは言うまでもありません。
患者は検査の連続でヘトヘトになるでしょうが、敗訴するよりはマシです。

どっかおかしいと感じるのは私だけでしょうか。医療訴訟にかかわるいろんな矛盾については機会を改めて書きたいと思います。
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NO.43【クレーム処理
今日、うちの病院に、半年前から全くの論外のことを賠償せいとしつこく迫るクレーマーがまた来ていたらしい。
60近くのおばあちゃんなんだが、結果的に、自分の思う通りいかなかったのを医療側にヤツ当たりしているのだ。
一応、病院が契約しているところの調査報告結果を郵送し、過誤はなかったと通知したのだが、
また病院に来てどうのこうの言ってるらしい。
裁判になっても負けるのをむこうも知ってか、病院にしつこくかけあってくるのだろう。まさに、たかりそのもの。
結局、要求事項を文書に書かせ、あとは契約先の弁護士事務所にお任せにしたらしい。
弁護士に依頼する際に、事務長いわく「こういうのは社会の害悪だから、こてんぱんに叩きのめしてやってください」だって。

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NO.44【ある看護婦の経験】
看護室で記録も書けない状態で4時間くらい暴れまくった患者がいました。
大きな声出せばみんながびびるとかん違いしているようで、話の内容は幼稚だったなぁ。
しまいには看護婦は化粧なんか必要ないだの、色の黒い看護婦が居るのだの(地黒なの!)だんだん何を言いたいのかが
分からない状態になって、みんなで「患者の奥さんの方がう〜んと化粧濃くて年ごまかしてるのにねぇ」と
笑いをこらえていました。
今までモニター壊されようが、ベッド柵壊されようが、殴られて眼鏡がふっとんだとか、つばを顔面に吐きかれようが、
セクハラおやじが居ようが、一切弁償してもらったり謝ってもらったりしたことは一度足りともありません。


NO.45【順番待ち】
休日診療で子どもが発熱したと言ってお昼時間に来られた方。
発熱っていっても中学生で37.5℃で、他は特に何も症状がなかったので、順番待ちをして頂くのが普通だと思います。
しかし、その父親が「ゴルフの時間に間に合わない!」と騒ぎ出し、受付で大声で騒ぐは、待合室の椅子を蹴り倒すは、
挙げ句の果てには、救急に「ここの病院は診療しないぞ!どうなってるんだ?」と待合室から電話した。
救急から折り返し電話が入り、その旨説明すると大爆笑。
「春先はこういうおかしな人が多いですからね〜。放っておきましょう。」で終わり。
お昼時間なら空いていると考えて、ギリギリに来られたのでしょうが、むしろ混んでいるということを知らない方が多いですね。
恥ずかしいのはその奥さんと当事者の子ども。


NO46【警察官】
大学病院を24時間営業だと思っている患者さん、多くありませんか?
外来時間は待たされるので、わざと当直の時間帯にくる患者さんの多いこと。
それでも夜中の12時までに来てくれれば嫌な顔せず診てるけど、先日は明け方の4時に起こされました。
聞けばなんと警察官!ただの花粉症なのに、待つのが嫌で出勤前に来たとか笑って言ってたわ。(怒)
朝の4時だと、すでに外来にはおじいちゃんおばあちゃんが、順番とる為に並んでいるのよ〜。
その人達を見ても、なんとも思わないのかしらねぇ〜。
知らない方が多いようだけど、医者は当直の次の日、お休みじゃないのよ〜。
5千円ぽっちの当直手当で36時間勤務なんだから、急病でない限り休ませてほしいわっ!

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NO47【クレーム処理?】
外来がけっこう混んでるある都内の病院で、その日は外来担当だった。
外来が始まって1時間もしたころに、待ちきれずにクレームをつけてる患者がいると 医事課から連絡があった。
しかし、そんなこといっても他にも待ってる患者は沢山いるわけだし、ズルしてそいつだけ順番とばすわけにもいかん。
順番どおりに待ってもらった。すると、診察室にはいるなり怒りをぶちまけだしたわけ。
「こんなに待たせるせるなんて患者をどう考えてるのか!いったいどういう病院なんだ!」
「おれは報道の記者でいろいろ取材もいったが、こんな病院ははじめてだ!」
「こういう病院があることは許せない」などと電波びんびん出まくってた。
その病院は一応予約制だったが、新患・急患もすべて診るという方針のところで、そいつは紹介状なしの新患だったわけ。
だから予約患者の合間で受け付け順に診ることになってる旨、また完全予約制なら混雑は解消できるが、
その代わりに 今回のあなたのような新患が来たその日に診察を受けれなくなってしまうから
すべての患者を受け付けてる旨を説明しても、まったく理解せず。 あれ以来、印象悪い。
おれは正義の使者だ!みたいな歪んだ選民意識が強くて、言ってることは自分本位で不快極まりないやつだった。

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NO48【母親の立場】
息子が難病で病院に通いだしてから最初は無菌病棟にいた時のこと。入院したばかりのころ頭かゆがるから
頭だけでも洗えないだろうかといったら「どうせ抜けるけど」のひとこと。
こちらがすさまじい顔でにらんだらコロと態度が変わってシャーワーをどうぞ。だけどおかあさんは入れません、だって!
2歳児が点滴つけたまま自分でどうやって洗うんだ?
小児病棟にうつってからも明らかに看護婦さん面倒くさいでしょといいたいことあったし、
2週連続で点滴ミスを同じ看護婦にされたときはやめちまえ!て思ったよー。
でも一応お世話になっているからってこらえたけど眼科のふざけた医師に怒り爆発大騒ぎしてやった。
患部みるまえから治療の必要なしーとか言い始めて・・・。
確かに以前にかかったけど病状が変わってきたからみてほしかったのに
しかも廊下で診療して捨てゼリフが「みろっていうならみますよ」おまえなんか医者やめてしまえー。
腹がたって主治医から婦長
にいたるまで文句いいまくってやったけどけっか眼科の部長がいきちがいがあったようで申し訳ないですと、
主治医にいっただけふざけ過ぎだろ?てよけい腹がたちましたわ。
でも、なんか不満があっても不信があっても日本人はそれを医者にいわない。
いまのとんでもない医療従事者がはびこったのは半分は自分たちの責任だとおもう。
自分の命は自分で守る位のこころがけでないと医療ミスに殺されてしまう。
医者は死んだら冷たいという言葉を聞いたことありますけど、
生きてる間に冷たい医者は患者が死んだらよけいに冷たいですよー。

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NO49【ああ勘違い】
患者やその家族がよく錯覚しているのが
不治の病と定義されている病気(例外もありますが例えば癌やエイズなど)以外で死んだ場合は
なぜか治療者側の治療ミスを疑ったり判断の誤りを指摘したりする傾向があるようです。
確かに大切な家族を失った悲しみはわかりますが治療者も一生懸命に治療をしているわけで、
なにも手を抜いているわけではないのです。人間の体っていうのは不思議なものでいくら医学が
進んでも未開明なことってあると思いますし実際そうです。
病院に行けばどんな病気でも治ってあたりまえって考えは間違っていると思います。
まして本人や家族以外が実際に患者の精神的な面も含めての病状や治療内容をよく知らずに
うわべだけで物事の是非を問うのはどうでしょうか?
横浜市立大学の患者取り違え事件以来こういった医療に対する誤った認識を持って非難をする方々が
増えてきましたが人間って言うのは万能な生き物ではないわけで、
治療者も患者も様々な運命を背おって生きているのです。
幸せな人もいれば不幸な人もいるし今不幸でも将来幸せになる人もいるしその逆もあります。
医療ミスかどうかを判断したいのであればそれはそれで一生懸命すればいいとは思いますが、
それを結論づけるにはあまりにも難しい問題だと思います。
例え同じ病気だとしてもその病気に対する治療方法は一人一人違うのですから
あの人は助かったのになぜこの人は助からないのかっていう低レベルの議論はなしにしましょう。
同じようにあの病院に行ったら助かっていたかもしれないっていう議論も
ゴルフ場でのタラレバとあんまり変わらんレベルの話しではないでしょうか?
医学が進歩して平均寿命が延びてくるにしたがって、死に対する考え方がすごく否定的になって
しまい何もかもいっしょくたに考えてしまいがちですが、どういう治療をしようが人によって
治るものは治るし治らないものは治らないと割り切って考えないとこっちもやってられません。

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NO50【大学病院1】
大学病院の看護婦の悪口を言い出したら止まらないだろうね。私立と国立でも違う気がするが、
特に国立は最悪だろうね。あれは他では働けないしおれが仮に経営者としても絶対雇わないね。
これは多くの医学部大学教授にもいえるけど、看護婦さんは何を「研究」しているんですか?
それによってなにか看護学?の発展?看護の向上?がなしえたなんて聞いたこともみたこともないですよ。
所詮は現場を知らないこちこち看護学者が、机上の空論を一生懸命仮想世界の中でその権利を正しいと
妄想的に信じ込んで全国にばらまきチラしているのでしょう。
看護婦さんの中にも医者の世界で何が研究されているか、DNAやらなにやら聞いたことはあるでしょう?
でもあなた達の「研究?」なんて、何しているのか聞いたこともないですよ。
研修の場だから研修医に点滴のセットやら薬を取りに行かせたりするだって?
研修医って給料ほとんどもらってないぜ、この矛盾については「システムがそうなっているから」というのかな?
その給料をもらってない研修医の支えているのはバイト先の良心的ボランティア院長だし。
この変な輪をどこかで断ち切らなければね。
それで看護婦さんも適当な時期に辞めていただくために、夜勤はとことん忙しいのだし、厚生省のマインドコントロールですな。
大学病院もどんどんつぶしていただいて、本来の臨床教育、実習を行えば、
一生使いっ走り状態から医者も脱却できるんじゃないですか?
確かに我慢強すぎるんですよ、浪花節的な、任侠的な変な縛りにとらわれて、あと薬屋にマインドコントロールされて、
まあ権力にしがみつきたくなる気持ちも分かるけど、いやわからねぇ、医者には独立開業権があるのだし、
明日からいつでも社長だよ、この強みをしっかり発揮しようじゃないの。


NO51【大学病院2】
今まで国立、私立の大学病院、巨大な公立病院、地方の病院と系統の違う病院をたくさん見てきて感じたことです。
多くの勤務医も感じていることだと思います。

学歴の高い看護婦さん、結構なことだと思います。看護研究、看護カルテ、申し送りもどんどんやっていいでしょう
(傍から見てるとかなり無駄が多いとは思いますが)しかし学問や形式的な業務にこだわるあまり、
看護婦本来の患者に献身的に尽くす気持を忘れている人があまりに多いと感じます。
何か方法論が間違っているのではないでしょうか。
患者さんは、どんな状況にも変化します。その変化に対応することが大切だし難しいのです。
しかし大学病院や公立病院は看護婦以外も形式的業務にこだわります。
その患者の多様性と病院全体の形式を重視するやり方の狭間で働かなければならないのが、
勤務医特に研修医の苦悩、苦労なのです。まさに孤軍奮闘といったところです。

確かに多いですね大学病院には、研修医をいじめている看護婦さん。しかし本当にそれでいいのでしょうか?
そういう看護婦さんがいるから、女性は社会性がないと言われてしまうのです。(そうでない人もたくさんいるのに)
研修医と言えども医者であり患者の命や健康に責任を持って対峙しているのです。
自分の命を預けた医者が看護婦にいじめられたり、
卑屈になってたりするのを見て患者さんはどんな不安な気持になるのか考えてないのでしょうか?
医者として未熟とか、性格が悪いとかいう問題とは次元が違います。看護士にはそういう人を見かけないのはやはり…。

地方の病院についての認識も僕の印象とはだいぶ違います。
象徴的なことを1つ。地方の病院では患者のために涙を流す姿が日常珍しくありません。
都会の大病院では1度も見たことはありません。医者に対する思いやりも同様です。


NO52【大学病院3・ナースの立場から】
働かないと噂の、大卒の大学病院勤務ナースです。私はかつて100床くらいの規模の個人病院で働いていました。
確かに給料は大学の方が1.5倍ほど多いです。
しかし時間外勤務は2倍多い、重傷者が多い、休暇が少ない、でへとへとです。
うちは外科系で54床ほとんどが満床なのに、深夜はナース2人です。朝から4人同時のOPE出しなんてざらです。
最初、大学にきたときは確かに驚きました。時間外のガーゼ交換はナースはつかない、検尿、検便はドクターが行う、
留置針はドクターがいれる、時間外の点滴はドクターが薬局にとりに行く・・・などなど、
一体大学のナースは何してるんだーって感じるほど。上司に「なぜドクターがそこまでやるの?看護婦でもできることがある」
て話したら、大学でしか留置針を入れる練習ができず、あらゆる事をしておかなければ外病院で使いものにならないから
と言う理由でした。
しかし、まあその理由の是非はともかく、重傷者が多く、急患も多いセクションなので事実、もう手一杯です。
ナースコールや電話線を切りたい衝動にかられます。
そんな中で、時間外に点滴のオーダーが出、薬局にお薬を取りに行かなければならない時は
「OK。もしナースコールで○○さんがおしっこって行ってきたら代わりによろしくね!」と言うと
仕方なく疲れた体を引きずって行ってくれます。

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NO53
私は内科医ですので、内科医としての問題点を下に列挙します。

・当直業務の次の日に通常業務(duty)をしなければならない勤務医が多い。
・医師ひとりあたりの患者数(外来も入院も)が多い。
・医師1人に割り当てられる患者数が多いため、患者1人に対する医療の質に問題がある。(1人あたりに費やす時間が短い)
・コメディカルスタッフは1日8時間労働ペースで動いているため、超過勤務時間帯での医師の労働に
合わせられないということから、医師との間に摩擦を起こす。

これらの問題を解決するためには、結局医師(内科医)1人あたりの患者の数を減らさない限りどうにもなりません。
実状に見合わない医療サービスの質を要求する患者をいじめてみたり、
時間外指示に文句を言う勇気のあるNurseと格闘したところで根本的な解決にはならないようです。
問題は医療行政にあるとは思います。働きかけるべき相手は厚生労働省となるのでしょう。
国民の医療負担を軽減させる皆保険制度を欧米諸国と比べて最低レベルの医療費で実現させようとし、
かつ国民は欧米と同程度の医療の質を望んでいる。
この矛盾のしわ寄せがメディカルスタッフの労働時間にかかってくることは容易に想像できます。
方法としてはやはり「強力な勤務医の労働組合的なものを早急につくること」となるのでしょうか。
どうしてそのようなものが日本にないのでしょうかね?
個人でぶつぶつ文句を言っていても、周りのスタッフを不快にさせるだけだし、
ひょっとすると仕事に対する情熱がすくない医師だなどと陰口をたたかれるかもしれません。

最低限のdutyをこなすだけでも1日12時間働かなくてはいけない状況は問題視されるべきではないでしょうか?
問題視されるべきではないと考えるならその理由はなんでしょう?他にもっと過酷な医師がいるからでしょうか?
その理屈でいくと、私より1時間だけ労働時間がすくない1日11時間労働医師は、私という存在があるために
その労働時間が長いと訴える権利を失うことになり、これを全ての医師にあてはめていくと、
過労であるからなんとかしなければならないと言うことができるのは
日本でもっとも労働時間が長いただ1人の医師にのみ可能なこととなるでしょう。

私は週休2日ありますが、一応休日は重症患者を回診していますので平均で2〜3時間は病院にいます。
状況によっては平日並に働くこともときどきあります。超過勤務手当はつき、1時間約4000円、月に30時間までです。
医師の評価基準をつくること、主治医制をやめること、収入の年棒制など、興味深いことだと思いました。
ところで労働基準法についてですが、医師は労働基準法に当てはまらないと聞いたことがありますが、
これに妥当性はあるのでしょうか。勤務医は病院に雇われて、dutyを科せられているわけですから、
過剰労働禁止を要求する権利はあると思うのですが。

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NO54
日本が世界に誇れることは皆保険です。だれでも最高の医療が受けられることです。
要は、医療費が安すぎるのです。もし、米国のように肺炎で入院して400万ー500万円も請求されたらどうします。
みんな、病気にならないように自分で健康管理しますよ。病院だって20人も外来でみれば十分なのです。
もちろん保険があれば、負担は軽いのですが誰もが加入できません。
米国は決して平等でなく、最高の医療を受けるにはそれだけの条件がいる非常に合理的な考えから成り立っています。
しかし、他の皆保険に近い国、英国、豪州にしても、公立病院では、癌の手術が数ヶ月待ちとなり、
お金を払って私立病院で手術を受けることもすくなくありません。
私は、いろいろなことを考えれば、医療費を10倍にすれば解決すると思います。
欧米並の医療費にすることで、問題は解決すると思います。もちろん、老人も、我々の時代から負担ありです。
よって今から、自分のための保険をかけるのです。医療職は聖職で、奉仕に近かった・・・。
そして、社会主義は全員が最大限努力して平等に幸福を分かち合う理念だと思っていました。
しかし、今のロシアが崩壊したように、一部の階層が私服を肥やすだけで、
貧しさだけを平等に分ける結果になっています。それは、今の勤務医と同じで、やればやるほど貧乏になるシステムです。
もし、今の社会主義を維持するならば、医療費を上げないとだめでしょうね。


NO55
医師免許は国家資格で、これがなければ医療を行なってはいけないものです。
学位(博士号)は、それに対し大学が独自に与えるものなので、本当は単に医学博士と称するべきではなく、
医学博士(◯◯大学授与)と言うべきものなのです(実際にそう書く人はいませんが)。
というわけで学位授与のシステムは各大学が独自に定めることなので、全国的に統一されたものはありません
(とは言え、大体似たり寄ったりですが)。
私の出た大学の場合は、大学院なら最低で4年(通称、過程博士)、大学院を出ないなら(通称、論文博士)最低で7年でした。
この年数に達した者が論文をまとめて、4、5人の教授が選考にあたり、合格とみなされたら、
学位記(通称、博士号)が授与されます。医学部を出ても医師免許を持っていない人 、
あるいは医学部出身者でない人にも、医学博士の学位は与えられます。
昔から言われることですが、医学博士とかけて、足裏の飯粒。
取らないと気になるけど、取っても食えない、という笑い話があります。
ただ、最近は学位を与える条件が厳しくなっていると聞きますので、今こんなことを言うと叱られます。
学位の有無で給料に差がついたりはしません。開業するにも関係ありません。
大学教授に応募するにも、学位がないと門前払いということはないと思います(応募したことがないので詳細不明)。
実際は医学博士でない医学部の教授はゼロでしょうけど。

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NO56
私はとある田舎の公立病院で働く一般内科の医師だが、どうにも必要な労働時間が長すぎて困る。
最低限必要なことでもとどこおりなくこなそうと思えば1日12時間は働かなくてはいけない。
具体的には私の場合は、週休2日で週3回の外来。週1回の午前の検査が義務となっている。
午後には内視鏡治療やIntervention治療などが不定期に入っており、入院患者は常時10〜15人程度。
さらに保険関係の書類書き、治療や検査のための文献読みなど。当直は月2〜3回入っており、
次の日も通常通り勤務する。これらのほかに、さらに症例発表やCrinical Trial、Laboでの研究などを
平行していこうと思えば余暇などほとんどなくなってしまう。

自分に与えられた時間を無理して使えばできないことはないが、とても余裕のある文化的な生活とは言えなくなる。
1〜2年は走れるかもしれないが何十年もこんなペースで働くのはやはり無理があると言わざるをえない。
個人個人によって状況は多少違う(科によっても違う)かもしれないが、
私のように思っているドクターは勤務医のなかでもかなりの部分を占めるとおもう。
勤務医の過労状況は改善されるべきである。しかし状況はほぼ放置されていると言ってよく、
社会的にも関心は薄く、問題提起さえされていないのではないか。

日本の医療費は、高くなってきているということのみ強調されているようだが
実は先進諸国のなかではそのGDP比は最低レベルであり、アメリカの約1/2であると聞く。
アメリカ留学した先生方は口をそろえて「アメリカでは、医師は仕事の量は日本の1/2で、給料は2倍だ」と言う。
日本は医療費の安価なことを、医師の過剰労働によって補っているのではないのか?
医師ひとりあたりの仕事量が過剰すぎるのでは?

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NO57
世の中が医療ミスを激しく指摘するのはわかるけれども、それは医者だけの責任だと決めつけるのはどうだろうか。
患者側の健康管理に対する意識もかなり関係してくると思うのだが。
もちろん明らかに医者がわに非があるものも見受けられる。同じ医者として、他院から患者がまわりまわってきた時など、
「こんな処方してるのか?」と思えるような薬の出し方をしている医者だってかなりいる。
ただ薬を出されたがわも漫然とそれを服用しつづけたり、勝手にやめてしまったりするのは問題だと思う。
患者がわも医療というものにたいして常に勉強あるいは情報収集、あるいは、知識を得て欲しいものだと思う。


NO58
以前、私が勤務していた病院でのことです。
ある日の午前6時頃「外科病棟のナースステーション内」で事件(?)が起こりました。
末期癌で麻薬等を使用して痛みのコントロールをしていた人のうち、
I氏はソセゴン(劇薬)を、U氏は塩酸モルヒネを医師の指示に基づいて使用していました。
この2人は24時間持続してこれらの薬剤(注射薬)を点滴の中に混入するという方法を
とっていました。

午前6時近くになってほぼ同時に点滴を交換する為、2人の深夜勤務の看護婦は2人で指示を
確認した上でそのうちの1人が薬液を注入するべく、薬液を注射器に吸引する迄は良かったのですが、
恐らく事故はこの後に起こったのでしょう。
“U氏のものとして吸引した塩酸モルヒネ50mg=5ml”のうち10mg=1mlが、
I氏の名前を書いた点滴ボトルに混入されてしまいました。
2人の看護婦はすぐに気付き、注射器に40mg=4ml残っていることを確認後、
更に10mg=1mlを確認・追加吸引し50mg=5mlになったことを再々確認した後で
U氏の点滴ボトルの中に混入しました。
I氏のものに関しては、同様の方法でまったく新しい物を作って投薬しましたし、
U氏にも指示通りのものが投薬されているので『誤薬』ではありません。

尚、この時点で“I氏の名前が書かれており(本来はU氏用として使われる予定だった)
塩酸モルヒネ10mgが混入されている点滴ボトルがある事”を忘れないで頂きたいと思います。
そしてI氏もU氏も主治医は同じUW医師でした。

時間が時間だったこともあり、深夜勤務の看護婦は2人とも通常業務をこなしていきました。
そして定刻より少し早めに出勤したZ婦長氏に上記の事故を報告しました。
Z婦長氏は何を思ったのか、近くにいたUW医師に対して「これをI氏に使ってもらえないだろうか」と
依頼していたというのです!!!
この時のZ婦長氏が言っている“これ”とは「I氏の名前が書かれており、本来はU氏用として
使われる予定だった塩酸モルヒネ10mg=1mlが混入されている点滴ボトル」のことです。

主治医のUW医師は各々の患者さんに対して適切と思われる処方で、U氏には塩酸モルヒネを、
I氏はモルヒネが使えないのでソセゴンという劇薬を使うことにしていたのですが、
Z婦長はそれを知っていたのにそんなことを言うのです。
このZ婦長は保身の為だけに生きているような人間だったのですが・・・。
恐らく自分の部下である当事者の看護婦が既に書いていた事故報告書に自分もサインして
看護部だけでなく、病院全体の問題として話し合われることが嫌だったのでしょう。
いや、でも麻薬を破棄する時は決して個人の一存などではなく、それ相応の書類と届け出が
各都道府県に必要なのも知っているはずなのです。

2人の患者さんの主治医であったUW医師はもちろん、このZ婦長の申し出を断ったそうですが、
その時はさすがに「俺、一瞬何を言われているのか分からなかった」と言っていました。
その後に処理に関しては法律にのっとって、主治医、病棟管理者である婦長、看護部長、病院長、
そして薬剤部長の印鑑をついて処理がなされたことは言うまでもありません。

しかし、いくら保身とはいえ、こういう発言をする人間がいるというのですから驚きました。
良い勉強になったとは思いますが、自らの価値観を変えてまでこんなのの下で働くことはないと
考えましたので、数人のスタッフと共に集団退職しました。

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NO59
ただいま国家試験に向けて勉強中の6年生です。ぼくはまだ医師になったわけでありませんが、
先輩方のお話を聞いてると、やるせない思いで一杯です。
「医は仁術にあって算術にあらず」といいますが、そんなことが現実的に有り得るでしょうか?
医業は「職業」であり、「聖職」ではありませんん。「労働」に見合った「報酬」を受けるのは当然の「権利」です。
しかし下の方々も書いてるように、時間外手当なんてあってないも同然、睡眠時間が全然足りてない上に、
牛馬のごとく働かされれば、医療ミスは起こります。
私立大学の研修医なんかはほとんど無給でその苦境に耐えてます。
「バイトがあるからいいじゃねーか」という意見もありそうですが、
本来研修医が当直などのバイトをするのが望ましい医療のカタチなんでしょうか?
本業で疲れた身体を癒す唯一の夜という時間帯に救急当直なんかしていたら、
助かる患者も助かるはずがないと思うのですが。

特に外科系に行った先輩の中には「おれ50時間くらいまともに寝てないよ〜」とか「1週間家に帰ってない」
なんていう話をよく聞きます。一般の方はどこまでこの現状を理解しているのでしょう?
もちろん医療ミスは起こってはならないことですが、これには個人の不注意とかいう次元を超えたシステムや
行政の問題があるのではないでしょうか?

看護婦さんもたしかに過酷ですが、少なくとも3交代制などにより休息は取れてます。
以前食道ガンのオペに立ち会った時、先生は26時間の手術をこなしましたが、
その間機械出しの看護婦さんは4回も交代しました。実習が終わって翌日手術場に行くと、
まだメスを握ってる先生の姿を見て涙が出そうになりました。しかもオペ後に先生は「外来診なきゃ。。。」と
つぶやき外来に去って行きました。これって健全な医療のあり方でしょうか?

医師がどれだけ過酷な状況での労働を強いられてるか世間の人はもっと知るべきだと思います。
医療ミスがあればすぐにその場にいた医師、看護婦を責めればそれで済むという問題ではないと思います。
ぼくの家族でさえ医師は当直空けも休みはなく、通常通りの業務をこなしているということを知りませんでした。
そういう意味ではマスコミも含めて、世間一般の人に対してもうそろそろ医師側が立ちあがり、
啓蒙活動をしてもいいのではないでしょうか。
先日、知り合いの先輩がひとり、過労のため亡くなりました。
当直明けに少し時間ができたので、近くのカフェに仲間と入り、うたた寝したまま帰らぬ人となりました。享年27歳です。
こんなことがいつまでも続いていいはずがありません。韓国ではとうとう医師がストを起こしたそうですね。
そこまでやるのは日本人の心理・心情を考えると難しいでしょうが、日本医師会をはじめ、
我々はもう一度医師のあり方について考える時点に立っているのではないでしょうか。

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NO60
今の医療に「患者さん」「医療関係者」共に満足してない。
「医療関係者」は『もう限界にきてるから何とかせにゃ』と提議、しかし贅沢三昧のイメージが残るのか
まだ努力が足りないと思う「患者さん」。互いに良い医療を希望してるのに平行線のまま。
要求されるサービスの原価が100円として、120円前後で自由競争できれば問題ない。
でもお役所の御達しで90円と価格統制され、事実上原価割れ。
「廃業する」か「どこかを手薄にするか」の選択。殆どの病医院は後者を選択し、綱渡り状態。
患者さんはそんな病院はなくして欲しいと願う(危なくて怖い)。
国もなかなか減らない(廃業しない)病院に「苛立ち」が募り、どんどん価格を下げていく。
そしてボロを出す病医院が続出、叩かれ消えていく。

次第に「非独立採算の病院」、又は「体力ある病院」だけが生き残っていく。
順番待ち時間がより一層長くなり診療濃度が低下、質が低下、そして受診抑制もかかる。
見事、医療費削減成功......でも医療ミス・医療過誤は減る気配なし(薄利多売に拍車がかかる)。
危険な病院は無くしたはずなのに一向に満足感が得られない。さて、これからどうしよう.......
これがシナリオでしょう........今のところ2/3ぐらいまで順調に経過してる?
このシナリオに無理があると思われる方、訂正をお願いします(間違ってることを期待します)。

追伸:
その「古き良き時代」に生きた、何の対策もしなかった病院(医師)は最後まで残るはずです。
借金・リースは完済、貯蓄もそれなりにあるでしょうから。
あ〜こんな事ばかり書くから医者と思われないのかも?......もっとアカデミックな事で悩みたいですね。
基礎に行く先生の気持ちも解るなぁ。

NO61
誤診と思われることや、検査の合併症からくると思われる後遺症、または結果的に死亡させてしまったこと・・・等々、
思い返せばこれまでに幾つも体験してきました。異様に理不尽な攻撃は別として、
そのたびに、責める患者や家族には抵抗せず、素直に自分の未熟さを認めてきました。
裁判沙汰を匂わす患者には「どうぞ訴えて下さい。私は100%自分の非を認めます。保険に入っておりますので
少しなりとも経済的な援助になれば私も本望です」と言ってきました。でも不思議なことにこれまで1度も訴えられたり、
慰謝料を払う目にあったことがありません。

一方、医療事故でなく、また技術的未熟でもなく、医療行為に伴なう合併症で、これは仕方がない、
医師も実によくやったと思えることで同僚医師が訴えられているのを見るにつけ、
患者が良く使う「医師の誠意」とはいったい何なんだと思うことがよくあります。離婚や交通事故での「誠意」とは
結局、お金と言う事になりますが、医療では(医療行為の適や不適の議論は別にして)とにかく医師に土下座しろということなのでしょうか?
皆さんはどう思われるでしょうか。是非お聞かせ願いたいと思います。

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NO62
40代・内科医
「医療不信」という言葉が聞かれて久しい。臨床医として20年余り、うち3分の1を米国で外科医として従事した経験から、
その原因の多くはわが国の医療システムに起因すると考える。
問題の第1は医療保険制度。この制度で、一定レベルの医療の供給を達成してきたが、本質は「学校給食」的で、
個々の患者の個性や多様性への対応には限界がある。また、医師と医療施設の診療報酬が分離されていないため、
医師が病院経営者を兼ねるなど、制度的に過剰診療のチェックが困難である。

第2に医療への国家予算の分配の問題がある。わが国の対GDP(国内総生産)医療費は1997年で7.45%と、
米国の13.6%、欧州諸国の約10%に比べて依然少ない。限られた医療予算では、
医療の質や医療従事者の人件費は制約を受けざるを得ない。

第3に少ない医療予算の配分に無駄がある。1000人当たりの病床数は13.2床と、米国の3倍、
患者の平均在院日数は4倍に上る。医療現場での過剰・不要な診療のチェックシステムの未確立、
入院日数のべ払いの入院保険による患者の早期退院への抵抗感などが原因だ。
高齢者の医療費負担の極端な軽減策も無駄な受診を助長している。

第4に医療従事者の教育体制。医学生教育は知識偏重で実習の割合が依然少なく、卒後教育も全く標準化されていない。
学閥の問題も依然残る。わが国の医療においては医療従事者がこうした構造的不備をプロ意識と犠牲的精神で補っている。

公共投資が対GDPの8%と医療費をしのぎ、米国の約4倍にも上るわが国で、医療への不満を医療従事者の怠慢や
おごりなどと片付けてしまうのは誤りだ。
厚生省は在院日数と病床数の削減、在宅医療の充実、病院の機能差別化など医療費の無駄の削減に着手しているが、
現状のままでの各医療施設への過度な合理化の強要は人件費削減など、医療の質を悪化させかねない。
内需・雇用拡大の意味でも国家予算の医療への配分増と、それに伴う構造的問題の早急な是正が望まれる。

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NO63
30代・勤務医
かかりつけ医、言い換えれば一般開業医のような低価格医療は自己負担を減ら し
より大きな疾患になりづらくなるよう、高血圧や高脂血症、軽傷糖尿病など のケアをするほか、
むしろこのような第一線の予防医療や軽傷一般疾患は安価に供給してより重症で高コストな疾患の発生を予防する。

高度な技術が必要でより発生頻度の低い疾患は自己負担を増やす。大学病院や 地方の中核病院はそれを担い、
臨床研究により特化してゆき日本の医学レベルを高める役割を持つ。
負担力のない患者さんには十分な人権を守る第三者的監視機構による監視保護のもとに
先進的医療の検討に協力することを条件に研究費により自己負担分を軽減、または免除する。
また、アカデミック医療に対する寄付行為を免税にし、より広範な人々が研究費による医療にあずかれるよう に誘導する。
多額の寄付をした企業に総理大臣表彰をしたり企業トップに勲章を与える、より高位の勲位で授勲する、
上位寄付者は寄付額と法人名や個人名を官報で公表したたえるなどすればさらによい。
だいたい今の方式だと大学病院や地方の中核病院のようなアカデミックな医療 の担い手まで
金儲けに邁進しなければならない。一部の私学を見よ、あんなに儲ける必要があるのか?



NO64
30代医師
ついでにエグゼクティブ版というのを作ってそれには実費医療+サービス料10%つける。
医師「患者様、いかがなされたでしょうか。」
患者「おなかが痛くて。」
医師「それは大変ですね。こちらのソファーでお休みになって下さい。直ちに消化器内科の専門医をお呼びいたします。」
専門医「患者様、こちらのベッドに横になってベルトをはずしていただけますでしょうか。」
・・・・診察中・・・・
専門医「ただ今、診察させていただいたところ腸炎の疑いがございます。お値段はこちらの表の通りでございます。
私の見解ですと、検査Aセットかそれにさらに詳しいお検査をご希望でしたら腹部レントゲンと採血セット51番を
おつけいたしますがいかが致しましょう。お値段は税込みで○×円となりますが」


NO65
20代・看護婦
やや小さい病院に勤務している看護婦です。近頃、病院の医療事故がニュースで出てますが、
あれに近いのは正直言って以前からあります。また、事故にならないまでも、ヒヤッとした経験は日常的に起こってます。
私たちの「不注意」が絶対ないとは言いません。本当に目の回るような忙しさの中で、
一瞬集中力が切れることもあるのです。人の命を扱っている仕事ですからミスは許されないとは思っていますが、
病院全体としての根本的な解決策は進んでいるとは思えません。
他の病院にお勤めの方も、たぶん同じ悩みを持っていると思います。ぜひお話しをきかせてください。

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NO66
20代・看護婦
3交代でさえ、過酷な勤務と言われる看護婦の仕事です。
24時間、交代なしで働かないといけない日がある(看護婦不足で交代できない)そんな病院もあります。
24時間、ですよ?ホントなんです。はっきり言って、重大な医療ミスが起こるまでは その勤務の異常さが、
病院経営者には、わからないのでしょう。


NO67
30才・会社員
医療費が高いひとつの理由は薬の値段が高いからではないかと、長い間感じてきました。
実際に何度か通院して薬の指示を受ける毎に、保険から払う額に私の負担分を合計してみて、
単なる化学的な合生物が、1種類2週間分で何千円もするのか?不思議でした。
高いかどうかを調べる方法はあると思います。特殊ではない、他の先進国でも使っている、
一般的な薬の値段を比較すれば、ある程度はっきりするのではないのでせうか?
私の知っている限り、マスコミがこういうことを調べたことはないようです。どうしてやらないのでせうか?
結果が想像できるので遠慮しているのかと勘ぐりたくなります。


NO68
30代・主婦
このくすりを飲むと胃の具合がわるいんです。
医者 私の息子はこれがよく効くといってたからもう少し続けてみたらどうですか。
(おまえの息子と私と無関係だろう。)
早く医薬分業してよな。そんな名前のクスリは古いよ。
どこにも売ってないよ。こっちのほうがいいよ。

患者   そんなこといっても 向こうの大病院でだしてくれていたよ。私にはこれがよく効くんです。出してください。
医者   今ごろ こんなクスリを出すところはあるはずないよ。
患者   つい最近 もらったばかりだよ。

会わないクスリを飲むのはいやだね。医者って何を考えているのかな。バカみたい。

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NO69
40代・会社員より
健康保険の赤字が予想され破綻が危惧されているとの事で、医療費・医療内容を自主的に厳しく管理し
自己防衛しようという主旨でしょうか。それ以前に健康管理そのものをもっと訴えて欲しい物です。
端的には、喫煙による健康被害は周知の物であるにもかかわらず自分に負担が及ぶと考える人が居るのか、
何も対策が進みません。
未成年の喫煙。女性の喫煙。高齢者の喫煙。それぞれ社会的に何も有益性が無く、被害が拡大しています。
アメリカで、保険料が喫煙者は非喫煙者の40%増しだそうです。
日本では自ら健康被害を望んで喫煙した方が相当の負担もせずに、
健康に気遣う多くの非喫煙の方々の保険金を横領している事になります。

勿論交通事故も運転する人/しない人という差別はありますが社会的に必要性が認められている物です。
自らの任意保険も充実しています。しかし、喫煙被害については全く野放しです。
企業は、即時、会社内の禁煙を強化し、自販機の設置を止めるべきです。
通勤路での喫煙マナーの向上も会社の責任で厳重に注意を呼びかけるべきですね。
健康保険を管理・管轄する組織はJTに、健康被害損害賠償訴訟を起こすべきです。
また、加入者全員を個人毎に喫煙/非喫煙を検査し保険料の差別化をして、喫煙を止めさせる動機付けをすべきです。

尚、喫煙の健康被害については書き並べるまでもなく発ガン性、循環器系の病気、歯肉炎、
依存症による精神障害、暴力性の増加、DV・虐待性向強化、受動喫煙による家族の喘息、乳幼児突然死、
出生児低体重、自然流産のリスク増大、妊娠障害、胎児の精神的障害、知的障害、催奇性障害、
これらのリスクを著しく増大し、間接的被害を増大しております。
そしてこれらは、リスクを増大する要因でなく喫煙が原因です。このような喫煙に寛容であった社会の結果モラル崩壊が至る所で蔓延しています。


NO70
年齢 : 30 代 性別 : 男 職業 : 会社員
病院の医者は、接待づけである。接待の合間にかかってきた病院からのコールで酔っぱらって診療する場合もある。
医療ミスはあって当然だ。いかなる病院も製薬会社の接待など禁止すべき。


NO71
年齢 : 40 代 性別 : 男 職業 : 会社員
ある病院にいったら
「○才以上の方は、5回以上通院された場合は治療費は無料となります」とあった。

お年よりはもちろん大事にしなければならない。だが、みんながみんな同じであってはいけない。
無料というのは絶対におかしい、ある程度の補助はすべきだが、無料はおかしい。
中年である私はこの不況下、本当に苦しい思いをしている。十数年いた会社は倒産、
その後は年齢のせいでなかなか就職できず、できたとしても劣悪な条件での労働、リストラも3回やられた。
死にたくなったことも何度かある。この状況で、健保料だけはなぜかドンドン上がっていく。
こんなの絶対におかしい。

低い収入から介護保険を含めて毎月2万もとられるのはほんとにつらい。それ以外にも税金、社会保険づけ。
しかも、派遣社員であるため(年齢制限のため、正社員になるのはきわめて困難)クレジットカードも作れず
中古マンション購入の為にローンを組むことも出来ない。だが税金、社会保険料だけは平等に取られる。
生まれつき障害をもっている人に対しては無条件に援助すべきである、だが、高齢者は一方的な弱者では無いのである。
食堂でお年寄りが高価な料理を注文して少しだけ食べて殆ど残すのを何度も見た。
長年生きてきてるのであるから、蓄財するための十分な時間を機会がある訳だから、
医療費が無料というのは絶対におかしい。
自己責任において負担してもらわないとあいつらのお陰で食えなくなる人間もいるんだ。

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NO72
20代・主婦
私の3歳になる娘のことです
生まれて7ヶ月目の夜 突然普段とは違う泣き方で 数十秒に一度大泣きし吐いたりもしていました。
救急に電話して当番医に連絡しても「明日きてください」という対応・・・。
慌てて大きい病院に車で連れて行ったら、小児科ではなさそうな若い先生が「単なる夜泣きじゃないですか?」
病院の待合室でも吐いてるのに それはないだろ!! 私の方がキレそうで・・・。
結局かかりつけの医者に電話しても「明日連れてきてください」と言うそっけない電話でした。
翌日一番でかかり付けの医者に連れて行ったら、聴診器もあてず「ウイルス性の胃腸えん」といわれ薬を出されました。
その日も夜中泣き翌日も医者に連れて行きましたが、薬を変えられただけで・・・もう娘はグッタリ泣く元気もなく、
その時医者を変えていれば・・・って言うのが後悔されます。
娘はその日の夕方、血便で医者に担ぎ込まれそのまま国立の病院に直行。
腸重せきで即手術早期発見出来れば浣腸等の簡単な措置で治ったそうです。10日間入院して退院。
今は元気過ぎるほどですが、お腹の傷を見ると娘に申し訳ないと思います。
最近よく医療ミスの記事を目にします。家の娘も同じじゃないの? と最近思います。
誤診?されている間の医療費や薬代は・・・と思うと今更ながら頭に来ます。


NO73
40代・サラリーマン
医療機関に勤める人達、なかでも医者の倫理観(製薬会社との癒着)はあきれかえる。
良く接待してくれたり、自分によくしてくれるメーカーの薬を使うのだ。


NO74
40代・男
医院や病院は料金表を出せ。どこの病院も医院も料金表を張っているのを見た事がありません。
これでは隙あればボッてやろうという、すし屋かバーみたいなもんではありませんか。
明朗会計にしてほしいです。全く、20年30年遅れの商売感覚でやってますね。
医院の明細の料金は公定価格であって全国共通なんですね。
よく見えるところに、その料金表を掲げ、その明細の載った領収書を発行すればよいのです。
最初は専門用語でわかりにくくても、知ろうとする人は出てくるし、そうやってるうちに、
我々患者のほうもだんだん知識がついてきます。今、やったのは何かという事がわかるようになるし、
また、その料金もわかります。間違っていれば指摘もできるようになるし、
こんなことは当然やるべきことじゃないでしょうか。世間では常識です。

さらに、我々が2割3割支払った後、医院や病院は残りの7割8割をレセプトという請求書で、
保険事務所に請求することになるわけですが、この請求書と患者がもらった明細書がピッタリあっていれば良いのです。
ですから、この写しを個別に送ってくれば、その請求が正しいかおかしいかわかります。
また、保険事務所は高額の支払いのときや何か問題があるときには問い合わせができるようになります。
今はようやく、レセプトを希望すれば、また、医者が許可すれば見る事ができるようになりました。
領収に明細はないし料金も張っていません。何がどうなってるのかわからないまま、
言われるままに金を支払っているのが現状です。レセプトのチェックもないに等しいし・・・。
何千枚円何百万円の支払いも、医院の言うがままに支払っているのです。
患者も問い合わせもしないし、実際には何をやったのかも調べはしません。こんなことで良いのでしょうか。

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NO75
30代・公務員
今月のはじめまで、椎間板ヘルニアの抜締手術のために入院していました。
4年前の椎間板切除の時は、医師の一生懸命な説明もあり、また、看護婦さんたちの誠心誠意的な介抱もありました。
しかし見た感じでは、要員配置が問題あるような気がします。
患者数に対して、医師や看護婦たちの要員が少ないような気がしました。
患者たちも、看護婦さんの実際の仕事を理解していないようで、
私自身、看護婦の凄惨な実体を同室の患者に話しました。医師は、前日に夜中まで手術執刀をやり、
次の日の朝からは診察するというハードさ。これでは、誠心誠意やるにも限界があるような気がします。
また、患者の看護婦さんに対するストーカー事件もあり、神経質になっているのも感じました。
誰が悪いというのでなく、根本的なシステム改善をしないと、『しない・させない』では進歩がないと思います。

あと、幼少の頃の『何になりたい?』と言う心を大事にする教育制度が極端な進学主義により、
滑り止め的に看護学校を受験して看護婦になったが、やはり意図とは大きく違い辞めてしまった。と言う話も聞きます。
医療現場だけを責めるのではなく、根本的なシステム構築をすべきだと思います。


NO76
30代・男性
最近の医療ミスのニュースを見ながら、私なりに感じるのは、組織構造が原因のように思えてなりません。
専門化した今の医療を昔のままの官僚型の組織では、もう限界なのではないでしょうか。
顧客を出発点とした組織改革が必要な気がします。看護婦、看護士に責任と権限をもっと与えて、
医者中心の医療からの脱却を期待します.


NO77
30代・会社員
現在、約30兆円の医療費の抑制について色々な事が言われていますが、
現実的には国民の意識や社会構造が変わらないと無理だと思います。

第1に医療費の数割が、高額医療や、終末期医療費だと言われています。
日本ではスパゲッティ症候群(終末期に救命装置の多くの管が体についている状態)と言われる状況や終末期など
食事が取れなくなった人にも管を通して栄養を送ります。
しかし、ヨーロッパなどでは基本的に口から食事が取れなくなった場合は死を迎えるという国民的概念や合意あります。
日本でもホスピス以外で本人・家族に承諾を得て上記の考え(口から摂取できない患者には
必要以上に延命措置を行わない)を実践している病院もあるのですが、マスコミから散々叩かれて(治療放棄だと)いました。
ホスピスの概念もありますがまだ、一般的ではありません。このあたりの日本人の意識が変わらないと難しいですね。

第2に、ドイツの健保組合にあたるところに視察に行った人が、担当官より「どうして日本人は風邪ぐらいで医者にかかるのか、
1週間も会社を休んで寝て、栄養をとれば治るじゃないか、そんなことだから医療費が上がるのだ」と言われて
何も言えなかったそうです。病気の時には、ゆっくり会社を休める社会的認識がないと、どだい無理な話です。

第3に社会的入院の問題ですが、今まで医療が福祉の部分を担っていた部分があります。
医師としては、社会的入院だとわかっていても、退院させても行き場がない場合や劣悪な条件が予想される場合は
人道的にも退院させることは出来ません。
介護保険があるじゃないかと言う人もいますが「要介護」に認定されなければ施設に入れませんし、
また空のある施設が近くにあるとは限りません。その上、半年毎に認定を見直しますので「要介護」の判定が取り消されれば、
施設退去となり、行き場を失います。このような人の受け皿が出来ない限り、社会的入院はなくなりません。
医療費抑制については、単に小手先の制度を変えるだけでは無理な話です。
国民意識、や社会構造等の変革や新たな施設作りが必要だと思います。

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NO78
40代・編集者
我が国の医療が急速に変わってきていることをご存知ですか。これまで医療もサービス産業と言われてきましたが、
医療提供者も患者側も、その真意を間違って捉えていたのです。たとえば、患者さんに親切にする、よく説明をする、
明るい・綺麗な施設、患者さんに敬語を使うなどなどでした。これらの言葉の最後に「していなかった」をつけてみよう。
「患者さんに親切にしていなかった」「とく説明をしていなかった」「明るくキレイな施設ではなかった」
「敬語を使っていなかった」となります。いかに患者さんにとって劣悪な環境だったかということになります。
このようにいうと、我が国の病院をボロカスに言っているようですが、日本人はどうも何事も技術を最優先して
今日までやって来たような気がします。これは他の業界にもいえませんか。

ところが医療業界では遅ればせながら「情報開示」が一気に進もうとしています。カルテ、レセプト、看護記録など
すべてを開示する傾向にあります。患者にとって最高のサービスとは自分に関する情報をすべて共有できる医療こそが、
最高の患者サービスです。「治療技術はどうなんだ」という意見があるでしょうが、これだけの情報を開示してもらったら、
あとは患者自身が任せるかどうかは判断しなければいけないでしょう。これが選択というものです。
何から何まで自分の責任を相手におっかぶせるのでは、これはもう患者の不勉強としか言い様がない。甘えです。
これが嫌なら情報を開示する意味がなくなってしまいます。
要求は当然の権利というが、相手がその要求に応えたときにはこちらも責任を実行しなければなりません。
医療とはテレビやカメラを購入するのではなく、人生や命を懸けて選択する行為だからです。


NO79
40代・編集者
このところ、医療事故がやたらと起こっております。
厚生労働省が昨年1年間で報道された医療事故・ミス45件の概要を発表しました。
それをみると、ほとんどが確認を怠った点滴や輸血ミスとなっています。いま医療機関ではミスは当然のこと、
ニアミスを院長をトップとするリスクマネージメント委員会に報告するシステムを構築しています。
つまり、あってはならない事故やミスはミスをした、しかけたということを自認することが重要で、
そこから反省とトレーニングがスタートするのです。
これまでは訴訟や評判から患者減を恐れる余り隠してきたという事実があります。しかしもうそのような時代ではなく、
情報開示も着々と進み本当に事故やミスをなくすという方向に向かってきました。
患者の厳しい目と判断と医療機関を選択することによって、生き残りをかけようとする医療機関はキチッとしていくでしょう。
訴訟で慰謝料を払ったというのは責任を法的にとったというに過ぎず、本当の社会的ペナルティーとは、
改善のみられない病院へは患者が行かないようにすることです。私達がそんな厳しい目でチェックをすることこそが、
よい医療機関を地域で作るということなのです。

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NO80
30代・雑誌社勤務
介護保険が開始されちょうど3ヵ月経ちました。サービスの悪さ、予想した内容とのギャップに対する怒り、
金銭に関わるトラブル等々が聞こえてきますね。ある利用者は、時間が来たらさっさと変えるヘルパーさんに
優しさを感じないとボヤク。しかし、福祉で賄われてきたこれまでのサービスは百円玉数枚で充分に、
しかも時間に追われることなくサービスを受けられた在宅介護とは基本的に違います。
こんなサービスなら介護保険料は払いたくないという気持ちもわかりますが、
国全体ですべての対象となる高齢者を介護しようとすれば、最低レベルの均一化ということになろうかと思います。
だって考えてみて下さい。利用者に満足いただける十分な内容にしようとすれば、
ヘルパーさんに十分な対価を支払わなければなりません。それは保険料のアップにつながります。
それでは介護保険を利用しないひとが黙っていないでしょう。当然1割負担の額も上がります。
介護サービス業者最大手のコムスンが地方の営業所をしめて都市部にのみ絞り込んだのは、
営業するために経費も出ない状況だからです。
50億円も宣伝費に使うというのも事業の内容から言えば間違った戦略ですが、
とにかくビジネスにならないという結論を出したわけです。

私達はこれまで国に対する依存度が高すぎたのです。
しかもどんなお金でそれらが賄ってこられたかということを認識しないままやって来ました。
赤字国債をどんどん発行することによって福祉が賄われてきたのです。21世紀は介護だけでなく、
医療から福祉分野にはもっと一般企業が参入し利益を確保しながら展開するシステムが導入されます。
国民はもっとそのあたりを捉えて、どのようなシステムを構築するか、そのシステムをどう維持するかということを
しっかり考えなければなりません。その時点で主権在民、民主主義というものが根づいてくるのではないでしょうか。

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NO81
30代男性・会社員
[恐怖の医療ミス(未遂)]
宮城県北部の○沼病院でのこと。注射をしてもらいに処置室へ行きました。「ここに置いてあった注射
佐藤さんので良かったかしら?」と他の看護婦さんへ聞いたところ「さ
あ?」との返答。しかし、注射のピストンを押しだした。液を注入している途中で股別の
看護婦さんが入ってきてまた同じ質問ここに置いてあった注射佐藤さんので良かったかし
ら?」しているではありませんか。もうここで死ぬのか、と目の前真っ暗になりました。
結果的に何ともありませんでしたが、薬剤調製する人と投薬する人が違っているのに、全
く連絡取り合ってない重大なミスです。牛乳を点滴した看護婦さんが話題になったことが
ありますが、私には起こりえる事と信じることが出来たのもまた恐ろしい現実ですね。


NO82
40代・医師
医者なんて信用なら無いものなんです。と、言うか、人間の能力には限界が有って、
人間に人間の生き死にを決める能力なんて、本当は有りはしないのです。医療を受けても、死ぬ人は死ぬし、
死なない人は死なない。ただそれだけのことです。
だから、せめて、自分で自分の人生を選択すると言う責任を持ってください。
それは、自分に対する義務であるし同時に権利なのです。簡単に、医者に自分の病気を任せてはいけません。
納得できるまで、説明を求めて、そして、最後には自分で決定してください。そうしなければ、必ず後悔することになります。
どんな選択肢を選んだとしても、その選択肢が正しかったかどうかは、結果が出て見なければ分からないのです。

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NO83
私はある公立病院に2年前まで、看護研究に看護に燃えて勤めていました。しかし病気になってしまい、
自分なりに自己管理をしたりしましたが、慢性化してしまい残念ですが、時々休むことがありました。
当然クレームがあり、自分なりに悩んだ末に夜勤に穴をあけない為にステロイドを使うことにしましたが、
副作用で骨折と言う事態になり、精神症状がでるくらい使っても、コントロールは出来ず止む無く主治医と相
談して休職をしました。
ある日、看護総婦長から突然呼び出しがあり、”あなたは治す気がない、ここの患者と一緒で税金で暮らしていて、
仕事もしないで、私はなんでも出来るんだから、あなたが辞表を書かないのなら、懲戒免職にします。
そうすればあなたは何処の病院でも雇わないけど、どうする?”と言われて泣く泣く辞表を書きました。
組合にも言ったけどダメでした。
今は、薬は飲んでるけど、もっと患者さん思いのいい病院で、同僚や上司の理解のもと、パートだけど働けていますし、
自分でも努力を続けていますし、周囲は気づかって下さいますが、甘えないで自分なりに患者経験を生かして努力して
看護させていただいています。嫌な思い出だけど、自分なりにバネにさせていただいてます。
私の病院の患者さんは皆さん頑張っていらっしゃいますよ。前の病院の患者さんから、今も手紙が来ますけど、
皆さん頑張っていらっしゃる方が多いのに、病院のトップの方が患者さんのことを、そんな受け止め方しか出来ないのは
ショックです。

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NO84
看護婦にもいろいろいるんです。私も看護婦してましたが止めました。
だって看護婦どうしのいじめ、先輩看護婦のいびり、非常識な新人達にはさまれると嫌になってきました。
看護婦達の世界だけでもまともに相手にしていると気が狂いそうになりましたから。
人間ですから自分の感情を押さえ切れなくなって無意味にイライラしたり・・・、患者さんにも不愉快な思いなどで
迷惑がかかりそうに思えて。一部の看護婦はいじめられて泣いていてそれで患者さんになぐさめてもらっているのも
見た事がありました。私は外科の看護婦してましたが正直、苦しかったですね。(看護したいって思っても
人間関係はぐちゃぐちゃでしたから・・)ありますね。医者をめぐってどうの、こうのって。そんなのどうでもいい事なのに。
まじめな看護婦さんたちには本当に迷惑な話ですから。患者さんにしたら病院(医者)をたよりですよね。
そこへきて一部の非常識な看護婦に当たったら・・って思うと(自分が患者の立場だったら)やっぱり嫌ですよ。

私、最初は「病気で苦しんでいる人達のお世話がしたい」って思い、念願叶って看護婦になりました。
やりがいはある仕事だと思います。でも現実は理想とは違いました。

患者さんの希望の大半は『病院はたくさんだ。自宅へ戻りたい』って方は多いですね。お気持ちはわかります。
病院側も年末、年始、お盆等のお休みごとを重視した帰宅(外泊)など基本的にあり得ないですよね。
確かにある程度回復し体調ももどってきて食事も問題なければ・・・の状態ならきっと大丈夫でしょう。
以前勤めていた病院では、かなり重傷な癌患者でさえ「他の病院へうつってくれ」と医者に言われ、
無理矢理転院って事も多数ありました。もちろん転院先は先生方がさがすという条件で。
患者が医者に対して病状なり今後の事などの『説明』はきちんと確認されたほうがいいです。
納得できなければ納得がいくまで聞いていいはずだと思うし、患者側も家族もそういう努力
をおこたっているのに「医者が説明しない」と言っている人も実は多いんです。

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NO85【ある医師の意見】
現在のマスコミの報道は、医療ミスがいかにも医者側にあるかのようなヒスリーディングなものです。
ただ、患者側だけに責任をゆだねて学習のなさを批判していては、いつまでも問題は解決しないと思います。
また「プロとしては、あらゆる患者に対応できるような能力を求められ、
そういったサービスを提供するのは他の社会ではあたりまえ」などの議論もよくみられますが、
医療側だけに責任をゆだねる方法でも、医療ミスの減少に寄与しないと思われます。

もっとも問題にすべきなのはシステムの問題であり、そのシステムを育てるための病院側の余裕、
資金、そういった研究、などに対する補助を与えない、政策側の問題だと思われます。
現在の厚生労働省の方針は、自らは、積極的にシステムの改善をうながしはせず、
世論を動かすことによって、病院や医療関係者にシステムの改善をさせようとしているのだろうと考えられます。
確かに世論を有効に利用するといったやり方には、いい面も多くありますが問題もあります。

アメリカなどに比べて、政府から医療ミスに投資されるお金がはるかに少ない状態で、
現場で実際に働く忙しい医師に、医療ミスをなくすための対策をとるための余裕などあるはずも
ありません。アメリカのロケット打ち上げ成功と日本のロケット打ち上げの失敗の多さを考えてみてください。

現在の状態を道路と交通事故に例えるなら、国が、ろくに事故対策を考慮されていない道路をつくっておきながら、
事故が起こったら、すべて事故を起こした個人or事業者の責任で、国はいっさい責任をとらされず、国の方針としては、
「今後、事故を起こしたくなかったら、自分達で、道路システムを改善しなさい」なのです。
現在、交通事故でさえ、個人が責任をすべておっている(しかも行政責任まである)こと、
交通事故が減っていないこと、を考えれば、言うまでもなく、今後医療ミスが減ることはないと考えられます。

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NO86【生活保護のある一例】
生活保護を有利にするために偽装離婚している患者と時々であいます。
その悪知恵の深さには感心させられます。そして、とにかく何をしてもタダなのですから、
資本主義の国としてはあり得ないことなのですが、診療・治療に関しては経済的抑制が一切
かからないため、何でもやってくれと言う患者が多い傾向にあるようです。
患者のがわも、これで病院も儲かるのだから良いではないかという論理のようです。

まじめに保険料と医療費を払っている患者と生保患者が、100%同等の医療を受けられるというのは、
ユートピアの世界の出来事のようで、社会的資本に限界のある現実社会では、正しいようで
実は何かおかしいのではと思う事もあります。
でも、我々にはなすすべも無く行政改革に期待するほかありませんね。

看護婦は時々「おまえ等、まじめに働けよ!」と患者に聞こえないように笑顔を作りながら怒り、
カルテを放り投げております。医療者にあるまじき行為といわれようが、
働く意欲の見えない患者もどきの人に対しては一般人の気持ちは概ねこんなところでしょう。

実は、私の妹も数年前、本物の離婚をしまして、幼い子供も抱えており、生活費を稼げるようになるまでの
1年数ヶ月の間生活保護でした。母子医療と生保の医療扶助には本当に助けられたと感謝しておりました。
でも、自活の道も開けたため、生保を返上に役所に申請に行ったとき、せっかく取得したのだから、
役所の手続きもめんどうだしそのまま生保でいてくれないかと役人に言われて、妹はとても怒っておりました。
誰も痛みを感じずに済むなどといい気になっていると、結局、皆にツケが廻ってくることぐらい
小学生でも分かるはずなんだけどなあ。

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NO87【ある医師の意見】
これはまさに現在のマスコミの論調そのものですね。
全ての医療ミスを医師の人間性の問題に帰結させる・・・。
確かに人間性に問題のある医師はいるでしょう。しかし、実際の医療過誤を巡る問題は
そんなに単純な話ではないでしょう?
医療現場の過剰労働や、不可解な診療報酬体系などの考慮なしに(あえて無視してるのかも
しれないが)医療関係者の人間性の問題として糾弾、これは大衆受けするでしょうね。
しかし、それでは問題は永遠に解決しないでしょう。

例の北陵クリニックが再開して、あれだけの報道をされて、
なお外来に通う患者がいるのはなぜでしょうか?
あそこの医師を信頼している患者がいるからですよ。
マスコミはあの女医さんを悪者にしたいでしょうね。話が単純ですからね。
外来患者が総引き上げすれば、報道的にはおいしかったのでしょう。
でもそうはならなかったようです。
悪い医者―悪い病院―医療過誤という単純な図式でなくなっているのが、現在の医療なのです。
あなたは、医師に社会勉強をしろという前に、ご自分で医療問題の勉強をなさったらいかが?

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NO88【ある医師の意見】
老人医療費を安く上げるには、我が病院に入院してるような高齢・重症患者を切る(=医療費を出さず見殺しにする)以外に
方法はないですね。私自身、この種の患者の治療に明け暮れながら「ここまでやって生かす意味があるのか」と
自問するときがあります。将来人工呼吸器を付けそうな患者、命は助かっても植物状態になりそうな患者には、
それとなく、ご家族に徹底的に治療するか、そこそこで諦めるかお尋ねします。
たいていのご家族は、その時点では『なるべく苦しまないようにして下さい。』とおっしゃいます。
そして、本当に最期の時もそのまま静かに看取ってくれればいいんですが現実はそうじゃないです。
多くの人は、人が死ぬ場面なんて、ドラマでしか見たことがなく、ドラマの中の死は我々から見れば
まったく現実離れした美しすぎるもの。実際に目の前で肉親が生死の境を彷徨う状態になると、
感情的になった家族は「先生っ、何とかして下さいっ。1%の確率でも助けて下さい」と叫ぶわけです。
そして、挿管・レスピレータ着装、CVカテ留置、IVH...。あとはお決まりのコースです。

医療費が著しく高い米国では、こんなことはまずしない(できない)でしょうね。国家によって、医療費がコントロールされる
欧州でも同じでしょう。先日沈没した練習船の捜索継続のやり取り(米:可能性はゼロに近いので中止する、
日:可能性がゼロでない以上、捜索を続けるべき)を見てると、日本では今後もこの種の患者に
多額のコストをかけた医療が行われると思います。
冷静に考えれば、米国流のやり方が合理的なのは明らかですが、理屈ではなく感情の問題だから説得は非常に困難です。
医療費削減を迫られた為政者は、自ら悪者にはなりたくないから、おそらくはマルメという形で、
現場医師に汚れ役を押し付けるような気がします。
『徹底的に治療するかどうかはお医者様の裁量ですからご自由に。でもお金は出しません』ってね。

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NO89【私の体験・ドクターXの場合】
医療過誤にかかわる論文の掲載を巡って、学会編集部(各大学教授の集まり)から肝心の医療過誤部分を改竄して、
隠蔽するように脅迫を受けた事がありました。
投稿するには所属大学の講座主任の許可が必要で、論文はまず所属教授が見ることになります。
そこで許可が出ると編集委員会に送られます。通常、ここでは規定違反の用語など事務的な訂正しかありません。
すぐに活字を組んだゲラ刷りが出来て、今度は投稿者が校正をして発行になります。
私のはこのゲラ刷りを1年間にわたり5回やりました。
院内で外来外科処置をした患者さんはアレルギ−の既往があり、抗生剤についても発疹の既往がありました。
ところが担当医は何を思ったのか既往と類似系統の抗生剤を処方しました。多分、似たようなものだと知らなかったのでしょう。
あるいは大した発疹でもなかったので甘くみたのかもしれません。
鎮痛剤も共に出ているので、患者さんは両方の薬剤を自分の判断で内服し、5分後に院内でアナフィラキシーを
起こしたのです。数時間意識不明、血圧測定不能、痙攣などが続きましたが最終的には後遺症もなく一命を取り留めました。
この蘇生処置には私も加わっております。私は事実のままを書いただけで、この時点で医療事故を告発するとかいう気持ちは
まったくありませんでした。それ故、編集委員に難癖をつけられるのは晴天の霹靂でした。
担当医が既往歴に着目して、あらかじめショックテストをしていたような記述、それもいきなり通常の試薬を用いるのではなく
希釈系列をつくって1000倍希釈から同系列の注射薬をつかって試験をやったとか、それでは異常がなかったけど、
重症ショックは薬剤投与後1時間以内におこることが多いので、患者さんに院内で服用して2時間くらい様子をみようと
していたとかその他全然話しが違うことを書き加えるように数度にわたり強要し、何度目かにあまりにひどい改竄なので、
断ると学位を取り上げてやるとか脅しをかけてきました。あげくの果てに今までのゲラ刷り費用まで請求してきました。
結局、この論文は私を支持してくれた他の教授らの世話で、別の雑誌に掲載されました。
私はこの時点で将来、訴訟を起こすことを考え、この論文が引用して貰えるのを待っていました。
引用もされない論文では、内容が稚拙だからといわれたらお終いですから。
私が公にこの件を書き始めたのは引用していただいた論文が幾つか集まったからです。
勿論、私の論文なんてたいしたものではありません。そのことは良く分かっていますが、
問題は私の論文そのものよりもこのような行為そのものにあります。

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NO90【ある医師の意見】
「医療費を無駄遣いして医者だけが儲けている」
これは一昔前の朝日新聞、現在の毎日新聞を中心とした馬鹿マスコミの宣伝ですね。
現実の構造を何も理解していない連中の言い方です。医者としては、競争原理歓迎でしょう。
その方が、一定の能力に達している医者の収入は増える可能性が高いですから。
その代わりと言ってはなんですが、現在の薄利多売、誰でも、風邪でも医者にかかれる時代は終わりになるでしょう。
いずれにせよ、アメリカ型医療、日本型医療のどちらを選ぶかは国民が決めることになるでしょう。

医療を公的サービスか何かと勘違いしている患者が多いのも確かです。
患者の権利が高まることは良いことです。しかし「最高の医療をやれ。ちょっとでも抜けが
あったら訴えてやるぞ。でも金は払わないよ」といった感じの手合いが増えています。
要求と文句は人一倍、しかし種々の制度(具体的に書くと叩かれそうなので漠然と)を活用する
ことによって自己負担は月数千円程度ということです。

普通の人がこういうのを「良し」とするかどうかですね。自分たちが彼らに使われた費用を負担していることになるわけですから。
つまり、限られた医療費を分ける方法を考えなければなりません。
そうすると、医者の側というよりも、国民一般の方から一律の医療を否定する意見が出てくるかもしれません。
一定の負担でその率を上げていけば、貧乏人からは「自己負担が増えてかなわん」
金持ちからは「自己負担が増えた割にはサービスが上がらない」という不満が出てきます。
そこで混合診療を普遍化すれば貧乏人は「保険の範囲でやってくれ。そのかわりレベルはそこそこで我慢する」・・・、
中流以上の人は「自己負担が増えても、最先端の医療を含めてやって欲しい」ということで妥協することになります。
医療にも「金」がモノを言うことになって解決というわけです。この状態はまさにアメリカ型医療です。
アメリカの医療は何でも良いと報道されていますが、
収入によってかかる病院が違う、というのが理想かどうかは国民の価値観によるでしょうね。

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NO91【ある医師の意見・専門医制度について】
生涯教育と言えば聞こえがいいですが、専門医・認定医が実際の臨床能力を反映しているとはとても言えません。
専門医・認定医制度の意味は、学会の金集め以外の何ものでもないでしょう。
取得しておかなければ後で困ると脅されて仕方なく取るという程度のものです。
煩雑な書類書きは、忙しいのに迷惑であるとさえいえます。むしろ、資格取得後の更新で教育講演への参加義務などの
方が役に立つでしょう。かくいう私も仕方なく資格は取りました(笑)。
医師が生涯学習をきちんと行うには、こんな専門医・認定医制度より、例えば医師国家資格の更新制度の方が
有効ではないでしょうか。試験と教育講演出席、あるいはレポートの提出など、勉強していることが
具体的に示される単位が必要とされるような。 読者の皆さんはいかがでしょうか。

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NO92【ある医師の意見・自己責任とは】
この世に絶対なんて有り得ないと、全ての人が認識すべきです。
絶対安全な医療行為、絶対安心できる医師。あるいは絶対感謝される医師の立場もでしょうか?
無論リスクを背負わないOPなんて勿論です。世論を含めて育てていくしかないのではないでしょうか?
OP適応なら、しない場合のリスク、施行した場合のリスク全てを開示した上で選択は患者本人や家族に委ねていいはずですし、
そういった地盤を育てていくしか道はないと思います。

前時代的な「お医者様に全てお任せします」の患者側依存姿勢が、「依存」であった分だけ
都合の悪い結果になった時に責任も全て医師をはじめとする医療側に押しつけられるのではないでしょうか?
また医療サイドでも「すべて任せておけばいいんだ」みたいな奢りも今まではあったはずです。
これからの時代は全てのサービス(医療も含めて)を個人が個人の責任において選ぶ時代でいいと思います。
その分リスクを負ってもそれも個人の責任範囲が広がることになりますが。
選択肢がなく、お上お任せ、はもうおしまい。経済市場では始まってますよね?


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NO93【医療費抑制について】
医療費抑制、医者の収入を減らすことを国民が選ぶのならそうなるでしょうね。
ただし、その結果医療へのアクセスが確実に制限されます。そうなると、必ず起きる現象は医療に自費の部分が増えることです。
歯科がすでにそうなっているように、保険の範囲で医療をするかどうか選ぶことになります。
金がある人は健康保険外の保険をかけるなどして高度医療と快適な医療を享受することになりますが、
貧乏人は「それなりの」医療で我慢するのは当然です。アメリカ型資本主義医療経済ですね。
あくまで選択の問題です。
医者も、今以上に能力の差が大きくなるでしょう。その結果アメリカのように一流病院・一流の医者にかかる国民がいる一方、
保険会社から見はなされた階層はなりたての医者、一流病院でのトレーニングを受けていない医者などにかかることになります。
あくまで選択の問題です。

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NO94【ある医師の愚痴】
人間の体を機械と同じように勘違いしている人が増えているような気がします。
医者は全てを理解し、予測できるはずである、と。設計図でさえまだ分かっていないのに
(ゲノムの羅列がようやく最近報告されただけ)完全な予測なんかできるわけがないです。
それなら、医者自身や医者の家族は皆が天寿をまっとうできるとでも言うのでしょうか。
童話に、家来に向かって「息子を生き返らせろ、さもなくばお前を殺すぞ」と無理難題を
ふっかける王様の話がよくありますがそんな感じがします。
出来ることはリスク回避につきます。日本人はリスクということと過誤を全く同一視していますから、
インフォームドコンセントなんて言っても理解できない人が多すぎるのです。空しいことです。

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NO95【医療裁判について・1つの盲点】
最近のニュースで医療訴訟における勝訴件数が増えていると報道されていた。
患者が泣き寝入りする事が徐々に減り,納得できなければ訴訟にするのは悪くないと思う。
しかし、訴訟が増えるとどういう問題が出てくるか?
例えば、アメリカの外科医は癌で手術により助かる見込みがあっても、手術死亡のリスクが高ければ訴訟を恐れて
危険な手術は避ける傾向にある。いくら手術前に死亡率が10%あるとインフォームドコンセントをとって
患者や家族が納得したとしても、実際死亡すると訴訟沙汰になるからである。
今後は日本でも、危険な治療を受けることによって助かるかもしれない患者に対し、
それを説明し勧める医者は減るに違いない。

「厳しいOPだが、ひとつ朝から夜まで食事もとらずにやって何とか助けてあげよう」というような医局での会話はなくなっていく。
「患者のためになんとか」という医者として最も大切な気持ちが「独りよがり」とされる時代のようだ。
だけど医者も「自分が1番大切」なのである。

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NO96【大学病院の医局】
役職は4種類ありました。
1.教授。彼が入院患者さんに接するのは週1回のいわゆる「教授回診」の時です。
  この時は教授の(それまでの経験、知識からの)豊富なご意見を各主治医が伺います。
  それから、週1回「教授外来」もあります。その際には始めに別の先生(研修医、場合に
  よっては医学生のこともあります)があらかじめお話を伺ったり、診察させて頂いて自分の
  意見をまとめた形で、あらためて教授に診察していただきます。そして「こういう方針で」
  となった時に、それが専門の「スタッフ」の先生が次回からの実質的な主治医になります。
  このあたりは大学病院の「教育的な」要素が強いかと思います。

2.スタッフ。助教授以下、講師、助手。
  いわゆる「文部教官」といわれる人たちです。彼らは主として「外来主治医」となり
  一方で医学部生の教育(講義等)にもあたります。

3.医員。彼らは基本的に「非常勤」扱いです(給料、保険等の待遇において)。
  ただし、外来主治医にもなります。しかし、「講義」のノルマはありません。

4.研修医。彼らが基本的に入院の主治医になります。検査の予定を立てたり、検査の予約を
  とったり、治療を実践します。ただし、彼らの行動には必ず「外来主治医」のチェックが入り
  「外来主治医」の許可、監視(緊急時は他の医員や教官がそれに代わることもあります)の
  もとに行われます。(このあたりは大学病院の「医師への教育」の側面をあらわしています)。
  このあたりで患者さん方は非常に混乱されるようですね。
  ただ、うちの場合に限って言わせていただければ、入院中も「入院主治医」と「外来主治医」は
  2人3脚で患者さんと接していますので、退院されてからも患者さんが戸惑われることは
  少ないようです。ただ、入院を何回もされる場合には「入院主治医がころころ変わる」ことは
  ありますし、移動で外来主治医がかわることもありますので、この点は不安に思われる方も
  おられるようですが。

それから、「スタッフ」はまだしも、「医員」の先生方はボーナスもないし「退職金(の積み立て)」もないんですよ。
だから「アルバイト」的な仕事もしなければ生活が成り立たないのです。
病院の給料だけでは日給(9:00〜17:00換算で)1.6万円(週5日勤務)+当直料
(17:00〜9:00までの拘束で1.6万円)で、当然「時間外」なんてつきません。
国家公務員とはいえ非常勤はこんなものです。
でもその中で(1円にもならなくても)必死で患者さんに満足してもらえるよう頑張っていた
つもりですが。そりゃあ、そちらの生活もあるとは思いますが、
家族へのお話を「21:00以降にしてくれ」って言われた時はちょっとねえ。
お互い、思いやりとか常識の範囲ってあるでしょう?
その分の延長はこちらとしては請求してない(できない)訳だし。「指導医が片手間」っていうのは、
そうみえるところもあるかもしれませんが「やらなきゃいけないこと」山積みのなかで、
それでも患者さんのことを第1にやってると思いますけど。

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NO97【大学病院の教授って?】
大学教授というのは自由に研究をしたいからなりたいんじゃないですか。
研究テーマも決められるし、その為のお金を取ってくることも出来るし。
意外と自分自身の個人的収入にこだわらない人多いですよ。ある意味、出家者みたいですね。
関連病院からのお金を取るところも多いようですが、普通委任経理金としていったん大学の経理に
入れてそこから研究費として取り直すことになります(その際、大学が確か2〜3割取る)。
こういうお金が有り難いのは、書籍費やソフトのバージョンアップ代として使えることです(科研費では使えない)。

それから、大学教授って研究以外にはさほどの権力はないように思いますよ。
今みたいに医学部の定員が削減される時代になるとますますでしょう。教授といえどもあまりな
ことを言うと、教室員に他科へ逃げられたり他大学へ逃げられたりしますからね。
関連病院からの医者の派遣要請に答えるための人員確保に必死な人も多いです(一体どこに医者が余ってるのだろう)。

因みに教授選においてもうちの大学ではほぼ完全な業績主義です。出身大学も色々です。
一見公平なのですが、問題もあるようです。たとえば、臨床技術は客観的な評価基準がないので、
業績というとどうしても研究論文中心になります。nature、science、cellにどれだけ論文があろうが、
臨床医としての腕は未知数なんて人が教授選に勝ったりするのです。
あるいは旧帝大が出身大学にこだわらず優秀な人を教官として引き抜き始めた今、
ますます研究費がこれらの大学に集中してきています(科研費の審査は論文等の研究業績で決まる)。
その結果、それら以外の大学での研究の芽を摘むことになっていはしないか、ということです。

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NO98【アカウンタビリティーとは】
成熟社会(本当の先進国)では、常にアカンタビリティー(説明責任)がついて廻ると思うのです。
その対極がデスクロージャー(情報の公開)やインホームドコンセント(わかり易く相手が
理解するまで説明する)だと思うのです。
いろいろな問題が内部告発で明るみになることは、内部に正義感(社会的に許されないと思う心)を持つ人が、
デスクローズを避けようとする組織の壁を、打ち破る勇気をもち始めたことだと思うのです。
インターネットに於けるHPや掲示板などは、そういった人たちの後押しになっていると思うのです。
例えば、水俣病公害の初期の時代に、今のようにインターネットがあればもっと被害を小さく出来たでしょう。
しかし、アカウンタビリティーを要求する代わりに、利用者は自己責任がつきます。
あ、こんな事は当然ですよね。

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NO99【大学病院のシステム】
大学病院のシステムは最近急激に変わっています。それに匹敵する大病院もそうでしょう。
医薬分業の本格化もこの1.2年でしょうね(その前から萌芽はみられましたが)。
血液や手術材料の研究目的の使用も患者さんの同意書が必要になりました。
昔は適当に流用していたらしいのですが、今は説明と同意が必要ということです。
ですから、検査で血液が必要というなら文字通りそうだと思います。

大名行列とは何のことでしょうか。回診なら臨床実習の学生(4、5人)というより研修医などの医者集団でしょう。
よりよい技術の習得を目指した医者達かと思われます(つまり学生である可能性は少なく資格を持った医師、看護婦の
可能性が高いですね)。これについては経験がありませんのでこれ以上は何も言えません。

「入院した後に、それらしき話をされた人は知っています(事前と言えません)」他院から転院されてきた患者さんなら
どうしてもその大学病院に来なければならなかった人で、そういう人に対しての対応はまちまちであるかもしれません。
前の病院で転院前に説明を受けるべきだと思いますが(移送途上でストレチャーに乗った状態で説明されても拒否権がない)、
これについては曖昧なところがあるかもしれません。もしそうなら改善されるべきでしょう。
緊急入院についても同様ですね。患者さんには拒否する権利があるのですから。転院でなく、通常の入院手続きなら
入院受付できちんとした説明がある筈です。教育病院が嫌なら☆赤、普通の国公立病院への紹介状を書いて貰えば
済むことですが、家の近くがよいのでそこにしてくれ、という要望はしょっちゅうだし、それに理由無く
反論する医師はいないでしょう。

臨床実習の主体となるのは初診の患者さんの予診取りです。
これも丁寧な説明のもとに行われます。ここで、タダにはして欲しいが、学生相手は嫌、という患者が発生するのです。
これは、大学病院だからタダというのではなく、臨床実習に協力した患者さんに対してご迷惑をお掛けしたお詫び及び
感謝の気持ちから教育研究費で医療費が支払われるというシステムなのです。
大学病院でも通常の診療は市中病院と同じく殆どが保険医療です。
スーパーのチラシ商品とは全然性質が違いますね。アルバイトをしていないのにバイト料をくれ、というのに等しいです。


医薬分離についても、お薬手帳のこともありなるべく院外処方を勧めるようですが、やはり安い院内処方の方を選択する
患者さんがいらっしゃいます。これは複数の医療機関に掛かられる患者さんが多いこと(つまり複数の医師から薬が処方される
ということ)、最近は薬の副作用についても徹底した説明が要求されることからお薬手帳というのが推奨されています。
あの、説明と一緒に薬の写真のついたやつです。
ついでに薬の専門家である薬剤師に服薬指導をして貰おうということで、これらのシステムもこの数年の内に
一般化してきました。これは薬の副作用による医療事故を避けるためと相互作用についても注意を払うためです。

それから、大学病院における「ここは教育研究の使命を持った病院です」というような趣旨の掲示は昔からあったらしいのですが、
昔から見やすかったかどうかは知りません。私が実習を受けたほんの数年前には巨大かつうるさいぐらいの枚数になっていました。
気づかないことはないと思います。よその病院は知りません、行ったことがないので。

また特化した医療を行う事を希望するならば、地域の公立医療センターの様に、地域の病院の紹介時のみ受付ける医療にすれば、
すぐにでも解決できると思います。地域の公立医療センターでも紹介状がないからといって患者の診療拒否は出来ない筈です。
もし本当にそんなことをしたら手が後ろに回ります。
医師法で診療拒否は禁止されていると思います(法律が変わっていなければ)。
診療に従事する医師は診療を拒否できないのです(たとえ患者がお金を持っていなくても)。

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