直線上に配置

Cuzco 2007 part-2

Chinchero

タクシーに乗ってオリャンタイタンボへ。
例によって、つたないスペイン語で話をしながら、ドライバーの運転で田舎道を向かうと、途中にチンチェーロ遺跡という見所がある、というので立ち寄ることに。

坂を上がったところには、お馴染みの石組みに白漆喰の壁。これもコリカンチャと同じく、インカの石組みの上に建てられたスペイン式教会です。
Chinchero
教会の裏手に回ると、なかなか規模の大きなチンチェーロ遺跡が広がっていました。谷底まで続く段々畑の下の方では、まだ発掘が続けられているようです。

偶然立ち寄ったわりには見ごたえがある遺跡で何か得した気分でした。
Coca Leaf Tea
目的のオリャンタイタンボに着き昼飯。
ここで運転手とお別れなので、チップ込みで90ソル+二人の食事代30ソルと説明して、まとめて120ソルを渡しました。
しかし店を出ると、店員が「支払っていない」と走り出てくる。既にタクシーに乗って帰ろうとしている運転手を捕まえて、「とぼけるなよ!」と一喝(笑)
Ollantaytambo

丘の間に階段状に作られている要塞、オリャンタイタンボ遺跡

かなりの急勾配で下から頂上の様子は見えません。

腹ごしらえも済ませたし、さあ登りますよ!
Ollantaytambo

しかし、意気込んで登り始めたものの中々歩みは進まず。空気が薄いせいでしょうか、すぐに息が切れます。
一緒に登って来た人たちも所々で休んでいます。

1536年、この要塞に攻め込んだスペイン軍は、立てこもったインカ軍に大敗を喫したそうです。
気持ちが実によく分かる(笑)
Ollantaytambo
そしてオリャンタイタンボの城砦の上に待ち受けるは、謎めいた6枚の巨石板と、原住民の子達。
どちらも手強いね。
写真を撮った後、「チップが足りない」と「ノーキディノーキディ(No Kidding!=冗談じゃない)」と喚き回るのが、少し腹立たしい。
Vistadome by Perurail
少し時間をかけ過ぎたので、急いで遺跡から下りてきて、オートリキシャーで駅まで。
ビスタドームに乗り込み、マチュピチュの麓の村アグアスカリエンテスへ出発しました。
Aquas Calientes
ウルバンバ川の作るダイナミックな峡谷を見つつ、1時間あまりでアグアスカリエンテスに到着しました。
早速宿探しですが、線路沿いで安めのホテルに空室が見つかりました。
Pretty, Cute and Delicious
明日のマチュピチュの入場券も購入し、安心して夕食をとることにしました。
ここまで来たら、名物のKuy(モルモット)の丸焼きを食べねば!と意気込んでレストランへ。
出てきたのは、姿焼きそのもの。ホホが焼けて口が耳まで裂けた悪魔のような顔をしています。
味はまあ悪くないんだが、呪われそうだ。
Manco Capac
食後に土産物屋を冷やかしながらしばらくぶらつき、宿に戻りました。明日に備え今日は早めに就寝。

ウトウトし始めた夜10時頃、最終電車が到着する大きな音で目が覚めました。時計を見て昼夜を勘違い。寝過ごしたかと思い、眠気が一気に吹き飛びました。

次のページ

前のページ

Peru2007トップ

Global Map

トップ アイコン

直線上に配置