Signore `Tomba' ボローニャまでユーロスターで2時間あまり。車内でフィレンツェ行きの女性お二人と相席に。同じコンパートメントには日本人が他にもちらほら。日本から予約するとこんな感じになるのかな? フィレンツェに行く途中この街に寄ったのは、友人のVanesに会うため。彼はイギリスで同じ英語学校に通った仲で、顔がスキーチャンプのTombaにそっくり。イタリア人の例にもれず陽気な男で、在学中は良く互いにジョークを言いあって楽しみました。 駅まで迎えに来てくれた後、早速街の案内。まずはサンルーカ聖堂からボローニャの風景を見せてもらいました。 |
Portico ボローニャは、ポルティコ(柱廊)の街。 町はブロックごとにこのポルティコが連なっていて、雨の日の買い物でも、傘がいらなくて便利?と考えてしまいます。 お昼に彼の家を訪問。彼は、奥さんのDonattera、息子のMattiaと3人暮らし。お世話になるお礼に日本からのお土産(作務衣・浮世絵スカーフなど)を渡しました。 ・・・が、何とロボペットの電池が切れていて動かないというハプニングが。Mattia君パニック&泣きまくり。とりあえず同型の電池を見つけて落着。 お昼ご飯は、奥さん手作りの「本場のボロネーゼ」をいただきました。感激。 |
Portico 古いポルティコはこんな感じ。 午後は、Vanesに旧ボローニャ大学やサンペトロニオ聖堂を案内してもらいました。 もちろん市場も。私は旅行先で必ず市場に行くことにしています。売っている物、値段、客・・・外向きでない「その土地」が感じられるからです。 |
Citta della Torretta この街では、中世の頃貴族達が競って高い塔を建てたそうな。 これは、アシネッリの塔からの風景。年末ということで多くの若者が挑戦していましたが、高さ96mのこの塔に上るのは正直疲れました。 |
Via Emilia 有名なエミリア街道。この道のこっちとあっちには中田のPalma、フェラーリのModenaがあります。 街全体が赤茶色の屋根で統一されていて、ゴチャゴチャした感じの中に、何がしか風格を与えています。 こう言うのは、何となくうらやましいですね。 |
Palazzo Comunale 夕刻、Vanesと一時別れ、大晦日で賑わっている街の中心部を散策。日本人がほとんどいないので少々満足。市庁舎が遅くまで開いており、入ってみると、ロビーの床がガラス張りに。覗くと床下は発掘中の地下遺跡。 さすがイタリア侮れん。 |
Vanes's House 夜になり、彼の家に戻る。 これは、滞在中貸してくれたVanesの仕事場兼子供部屋の屋根裏。 彼らが住んでいるマンション(新築)は、2階から入って中が3階構造。日本とは違いますねぇ、お洒落。 |
Party 彼の友人が集まって、年越しのパーティ。毎年、山のコテージに行って年を越すそうですが、今年は私が来ると言うことで、自宅で開催となったそうな。迷惑かけっぱなし。ただただ感謝(苦笑)。 左からPietro、Francescaの美人夫婦。Donattera、Mattia、Vanesの一家。イタリアチョコのBacci社に勤めるCarmelo、Beatrice、Anna(彼女は英語がとても堪能でした)。 Bolognaの年越しのご馳走Zampone(豚の脚の形をしたソーセージとお金を模したレンズ豆の煮物)をいただきました。もちろんシャンパン、ワイン、ピッツァ、パスタも。19:00ごろから始まり、延々食事と楽しいおしゃべり。 初めは日本の話を披露し、カルチャーギャップを楽しんでいましたが、どの家庭も小さな子供を抱えており、気になる教育や小学校といった、段々真面目な話題に。年を越してもパーティは終わりそうにない。最後に「Triviaするか?」と訊かれ、さすがにイタリア版は無理なのでギブアップ。かくして、屋根裏はクイズ会場と化し、私は結局Mattiaの部屋で寝させてもらうことになりました。 Molte Grazie, Vanes!! |