Aswan High Dam 旧式のアスワンダムの上をバスで通過した後、昼前に有名なアスワンハイダムへ。 バスはちょっと舗装の良い真っ直ぐな道路へ。 「皆さ〜ん、今ここがアスワンハイダムの上です」 全長3.6km・・・?何てこったい。 |
Lake Nasser 琵琶湖の7.5倍の大きさ(世界第二位)を誇る、人口のナセル湖。 このハイダムができたおかげで、ナイル川は氾濫を止め、農業用灌漑と水力発電によりエジプト国民の生活を養っています。 丁度反対側の岸に巨大な水力発電所が見えました。 |
Obelisk, Unfinished 長さ42mの「切りかけのオベリスク」。 もしこのオベリスクが出来ていたら、現存する最大のものになっていたそうです。切り出しの溝に人がスッポリ入ってしまいます。 そして、ここで奇跡が。この辺りでは年間2〜3日しか降らない雨が、突如降り出したのです。 私も結構雨に祟られる方ですが、一緒に行った友人は、これまた中学校のころから数々の伝説を作ってきた男。彼いわく、 「俺が降らせた(断言)」 やるなぁ(笑) |
Faluka on the Nile アスワンのオベロイホテルに到着した我々は、ここで2日間の休息。 軽くシャワーを浴びて、午後からスーク(市場)に探検開始です。カイロの借りをここで・・・(笑) 家族への土産にカルトゥーシュのペンダントを買いたかった私は、話しかけてきた少年に案内させることにしました。着いたのは、彼の「兄」の店。 裏表に飾りのある中型のものを選んだところ、言い値は700ポンド(20000円)、「そりゃない」と200ポンドから交渉開始です。 1時間以上かけて(2回ほど店を出た)値切った末、何とか500ポンドで決着。 |
Isis Temple, Philae Island 夜になり、移動続きのスケジュールに疲れて熟睡している私の腹の調子が・・・。 ただの水当たりと思われましたが何しろ旅先のこと、色々な不安がよぎります。 症状が治まったのを良いことに、翌日のフィラエ島のイシス神殿の見学に参加しました。 しかし、ロマンティックなこの神殿を堪能する間もなく、私は再び腹痛に。 ツアーを抜け出し、トイレに急いだ私を待ち受けるのは、「トイレットペーパー係」の黒人。 ポケットの小銭を探るものの、あるのは100ポンド札(3000円)! こんなのお釣りが出るわけがない! |
Isis Temple, Philae Island 人生最大のピンチ(笑)を救ってくれたのは、日本製のライターでした。 目の前でカチカチやって、「じゃぱにーずめかにっく、いず、ぐっど」などと意味不明な説明で彼に通じたかどうかは不明ですが、交換にトイレットペーパーを受け取って何とか危機を脱出しました。 |
Isis Temple, Philae Island ホルス神のレリーフ。 腰から下が、色が異なるのは、アスワンハイダムが完成した時に半分水没してしまったからで、この神殿もユネスコの手により高台に移設されたのだそうです。 私の方は、結局腹痛は治まらず、午後からは部屋で休むことにしました。 ツアーの皆さん(半分以上年配の方々なのです)が心配して、たくさん薬を下さいました。 「きっと全部飲んだら、致死量で死ぬだろうなぁ」 と苦笑しながら、その内の抗生物質を一つ飲んで寝ました。 |
Faluka Riding 友人は、私の寝ている間に、アスワン博物館やアガカーン廟などのアスワンの見所を回って来たらしい。 ・・・うらやましい。 半日寝て、薬が効いたせいか体調も回復しました。 写真は、夕刻ファルーカに乗って舟遊びの様子。 ヌビア人の船乗りは陽気です。 |
Faluka Riding 船上では、エジプトの民歌からいつしか「幸せなら手を叩こう」に。 この時、友人の撮ったビデオに、私が元気に踊っている様子が残っています。 ホントに元気。見てて恥ずかしい位、元気。 |
Brothers? ホテルに戻り、地下のガラベーヤ屋のオヤジと。 この写真を見せると、どっちが私かわからない人が多いらしい・・・? |