Giza & Cairo 1995 part-3

Mohammed Ali Mosque カイロには多くのモスクがありますが、我々が見学したのは２本のミナレットが印象的なモハメドアリ・モスク。 正直な所、このころはモスクにあまり興味がなく、「出来たらカイロ博物館に居る時間を倍にして欲しいな〜」などと不埒なことを考えていました。が、行ってみてその予想は裏切られました。

Mohammed Ali Mosque カイロ市街は、日本の風景に見慣れた我々にとってそんなに清潔でない町なのですが、モスクの敷地の中は全く異なります。 ごみ一つ落ちていないですし、町の喧騒も遠い感じがします。

Mohammed Ali Mosque モスクの中庭にあった時計台。 現在パリのコンコルド広場にルクソール神殿のオベリスクがあります。そのお返しに、フランス国王からこの時計台をもらったそうです。 モスクに入るために靴を脱いでいると、怪しげな日本語を繰る土産物売りと遭遇しました。 「ドーゾ、ドーゾ」を連呼する（笑） 「ドーモドーモ、ドゾ！」 女性客を捕まえて「そふぃあろーれん、ドーゾ！」 「貧乏だから買えない」「ビンボービンボー、ドゾ！」 「バイバイ」「サヨナラ、ドゾ！」 意味わかってんのかい！？

Mohammed Ali Mosque 素晴らしい微細模様の天蓋に息を飲む。 さすがに「エジプト一美しいモスク」と言われるだけはあります。 これはこれで、見に来た甲斐あり！

Necropolis, Cairo カーン・アル・カーリーリー市場に向かう途中、「死者の町」と呼ばれる地域をかすめて行きました。人影も見えず、不気味な町。

Khan el-Khalili Market カーン・アル・カーリーリー市場。 「自由時間は30分です」 「ええっ！」・・・絶対無理、中東一の市場だぜ！ 昨日の飛行機遅延がこんな所にも余波を（泣）。 後で行くことになるアスワンにもスーク（市場）はあり、そちらでたっぷり時間が取れるとのこと。 「見るだけ、見るだけ」

Khan el-Khalili Market アーケードの入口近くにある衣料品店。 銀色に光るアラビア文字の看板が面白い。 エジプト綿は有名ですから、「こういう土産物も手堅いかなぁ」とか考えたり。

Khan el-Khalili Market アーケード。屋内市場です。 このあたりは、銀製品やアンティーク、宝飾品などを売っていました。

Khan el-Khalili Market ショーケースに並ぶ色とりどりの香水瓶。 店内では香水の量り売りとかしているようです。 そんなに強く勧められても、俺は香水良くわからないからなぁ。

Khan el-Khalili Market スパイス屋。 集合時間になっても、一組夫婦が帰って来ない。 旦那の方が数年前までカイロ駐在員だったそうだが、迷ったのだろうか。 20分ほどして、仕方なくガイドを残してバスが移動を始めてから現れ、事なきを得ました。