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Turfan 2006

Long Detour
今回はチケットの関係から、伊丹発→福岡経由というルートで中国に行きました。待ち時間に福岡空港でチャンポン麺。ちょっとしょっぱい。
やはり今回も「第二の故郷」張家港へ寄った後、翌日上海に戻り、一路新疆ウイグル自治区へ。
国内なのに5時間のフライトです。遠い。
LICO Theory
「初日は時間の許す限り田舎に向かう!」が私の旅の主義です。「LICO」(Local In Capital Out)の法則と言うとか言わないとか。
この日は、夕刻ウルムチに到着。そのままトルファンまでがんばってみました。結局、屋台で豆豆麺と羊肉串の晩飯にありつけたのは11時過ぎ。
しかしここは中国西部、まだ宵の口なのです。
Ancient City of Jiaohe
昨夜の屋台で知り合ったツアーガイドにお願いして、2日半でトルファン近辺を回ることに。

まずは交河故城
船のような形をした台地の上に、「掘り下げて」作られた都市の遺跡です。
Ancient City of Jiaohe

写真は、中央付近に位置する居住区と言われる一帯。
1500年前に建設され、フビライ・ハンに破壊されるまで700年もの間栄えていました。

ここでお約束の雨が。平均降水量0.3mmにも容赦がないな、この雨男パワーは。
Miyim Aji Karez
トルファンを潤しているのは、カレーズという地下水路。
現在この地下水路は、一部見学できるようになっています。外の暑さが嘘のようにひんやり。
この冷たい水は、天山山脈の雪解け水なのだそうです。もちろん地上を通すと気温の高さで蒸発してしまうため、地下を掘って人工的な水路を作ったとのこと。
Turfan Wines
世界的に有名なトルファンの葡萄と美味しいカレーズの水で作ったワインは最高だよ!ということで、試飲を勧められました。

白はまずまず。赤は・・・。
まだまだやねぇ。
Emin Minaret

蘇公塔。

塔上からはトルファンの町が一望出来るとのことでしたが、残念ながら崩れかけているため今は上れません。

ミナレットのアラベスク模様が美しい。
Xinjiang Noodle
旅行仲間から美味いと聞いていたラグメン。
麺を打つ所を見ていましたが、多分一本で全部繋がっているはず?
強いコシの麺に、肉・野菜どっさりの濃い味付けの具が美味い。食べていると、どんどんお代わりを勧められ、うっかり3玉ぐらい食べてしまいそうです。
このページ、何気に麺類の写真が3つも(笑)
Grape Valley
緑濃き葡萄溝。トルファンでは毎年8月に葡萄祭が開かれ、世界中からお客さんが集まって賑わうのだそうです。
この時期はまだ3mm程度の小さな粒で、残念ながら食べられません。その代わり土産物屋で色々な種類の干し葡萄を食べ比べ。種有りの干し葡萄が美味い。
Turfan Museum
夕刻時間が余ったので、町に戻りトルファン博物館に行ってみました。
最初、陶器や石器の展示を見て「こんなものかな」と思っていましたが、2階にはミイラの展示、別室には巨大な恐竜化石が展示されていて、歴史遺産の多さに思わず唸ってしまいました。

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