エピソード7 ワールズエンド・スーパーノヴァ
−Remix−

                                                            7.三匹の犬

突然現れたバブーンは?そしてバブーンが伝えたメッセージは何を意味するのでしょうか。

※プレイヤーとキャラクターについての説明はこちらをご覧下さい。


■パズルの謎解き

ナイロ:姫様に害がないのなら問題はなさそうですね…。それに、内密の使いみたいですし、動物なら疑われないと言ったところでしょうか…。
リリィ:そうだな。屈強な騎士よりもバブーンの方が邪悪軍の包囲から逃れる可能性は大きいかもな。ということは、このバブーンがカルの使者ということか。

ナイロ:むしろ、問題なのは羊皮紙に書かれている内容ですね。
フィルバート:何て書いてあるんだ?フィルは文字が読めなかった!
オブリビオン:「三匹の犬を射よ。地下の通路を北へ走れ。姫を仲間のもとに届けよ」…。これが何を意味するのか…。この屋敷にあった犬の絵は合計で3つ、つまり3匹。全ての絵で犬を射ているよね。
フィルバート:3枚の絵を纏めると、左前方、右、前方それぞれに弓を射て犬どもには当らない、だよな。どういうことなんだろうな?

フィルバート:実はもうプレイヤーとしては答えがわかった、と思います。
DM:なぬっ!
ナイロ:ふふふ。3枚の絵を一箇所に集めて考えませんか?今のままでは見比べるのに遠すぎて面倒ですよ。B7にあった絵(矢が隠してあった絵)を持ってきます。
フィルバート:ああ、じゃあ,俺は残り2枚の絵を持ってくるぜ。
DM:うむ。

ナイロ:この3枚の絵はそれぞれ射手と犬がいますけど、それぞれ犬には当たっていない訳ですよね。でも、手紙には「3匹の犬を射よ」と書かれています、となぜか引っ張る♪
DM:もうここまで来たら引っ張らないように!先に進めましょう!

裏コメント:本シナリオ唯一のパズルがあっさり解かれてしまうのか…。うれしいような、悲しいような。

フィルバート:わかりました(笑)。では、フィルバートが珍しくビビビッっとエレキが来た感じでひらめきます。なあ、奥の部屋(B7)に左前へ弓を撃っている絵を、この部屋の右(G7)に右へ撃っている絵を、そしてこの部屋の左(G2)に正面に撃っている絵をそれぞれ掛けると、絵同士で弓矢をぶつける形になるんじゃないか?つまり犬に当たるって感じだぜ。おお!!俺って頭いいかも!!

ナイロ:さすが、フィルさん!見直しましたよ!
フィルバート:個人的には「ウホ?」レベルがフィルにはお似合いだと思うんですけどね。
オブリビオン:なるほど。絵をその配置で掛け替えると何か変化が起きそうですね。さすがフィル。獲物を仕留める時の直感が働いたね!では早速、配置変更してみましょう。


■パズルの正解

DM:お見事!こうもあっさり謎解きされてしまうとは…。判りやすく説明すると。

3つの絵にA、B、Cと名前を付けます。それぞれの絵の内容は以下です。
A:「射手は右に矢を射る。犬どもに矢は当たらない」
B:「射手は左前方に矢を射る。犬どもに矢は当たらない」
C:「射手は前方に矢を射る。犬どもに矢は当たらない」
つまり、
“A”をG7に、“B”をB7に、“C”をG2に移動させると、それぞれの絵の射手が向かいの絵の犬を射ることが出来る配置になります。

DM:大正解〜☆
一同:おおー!!


■脱出路出現

DM:絵の配置が終わると、それぞれの絵の射手から鋭い光の矢が向かいの絵に伸びる!光が消えると、それぞれの絵の犬に矢が刺さっている!そして、ゴゴーンと床かから石が擦れるような音がする。<聞き耳>判定お願いします。

フィルバート:うお!なんだこの光は?おお、絵が変わっているぞ!<聞き耳>判定。
フィルバート:d20+6=(18)+6=24
ナイロ:気をつけて下さい。床が動き始めましたよ!!<聞き耳>判定します。
ナイロ:d20+3=(2)+3=5
ナイロ:もう…なにも言うまい。

DM:床の音はI3の辺りから聞こえる。
フィルバート:な、なんだ、この音は?おい!みんな気をつけろ!!熊の敷物の当たりから何か音がするぜ!
オブリビオン:これもノームの仕掛けか…。記憶操作、光る矢、動く床、どれもスゴイな。ボクもいずれはこんな仕掛けを作ってみたいものだ。
ナイロ:熊の敷物の当たりを見て成り行きを見守ります。
DM:熊の敷物の下で何かが動いているようだ。

オブリビオン:アンシーン、熊の敷き物を持ち上げてくれ!
DM:アンシーンまだいたのね。どうでもいいけど「アンシーン」て名前でいいの?「メイドさん」じゃなかったっけ?
オブリビオン:【アンシーン・サーヴァント】が召喚した従者は今回「メイドさん」ではなくて「魔人」ですので…。本当にどうでもいいことですね(笑)。
DM:…。
オブリビオン:熊の敷物を持ち上げる時はガーッと仁王立ちしたイメージでお願いします。
DM:そんな描写こそどうでもいいことだな。

DM:熊の敷物がどかされると、床にぽっかりと穴が空いており地下へのハシゴがある。

フィルバート:おぉ!!今度は敷物が勝手に(オブの魔法と気づいてない(笑))!…っておい、抜け道のようだぜ!!
オブリビオン:これが北へ抜ける道なのでしょうかね。

DM:そして<聞き耳>判定をもう一度お願いします。
フィルバート:<聞き耳>判定。
フィルバート:d20+6=(6)+6=12
DM:屋敷の外の遠くのほうから軍勢が迫ってくる吠え声や地響きがかすかに聞こえてくる。ズズーン、ズズーンと巨大な者の足音のようなものも聞こえてくる。

裏コメント:もう少し邪悪軍が迫ってくる緊迫感、臨場感を演出したかったのですが、ゴブリンども、アンデッド、ジャイアントの軍勢が森を蹂躙しながら屋敷に迫ってくるような場面をご想像ください。

フィルバート:む?外からかすかに音が聞こえるぞ。どうやら敵が近づいているようだぜ。おい!みんな急ごうぜ。ハジの亡骸の近くに寄りしばらく彼を眺めます。…ハジさん、あんたも一緒に帰ろうぜ。姫さんと一緒にな…。彼をおもむろに肩に抱え上げます。
DM:い、いかん。ナイスすぎるロールプレイだ。

裏コメント:フィルバートかっこいいです。

DM:ギオンが狂気を孕んだ笑い声を上げながら、「もうお前達は助からない。邪悪軍の尖兵達がここを蹂躙するだろう!はははー」と叫ぶ。
フィルバート:うるせぇ!てめぇは黙ってろ!!
ナイロ:ギオン殿はどうしますかね…。このままだと、秘密の通路で「北に向かう」と言う事がばれてしまいますね。どうしましょう?
フィルバート:無抵抗の野郎を斧で黙らせるのは気が進まないぜ。一緒に連れて行くか?
ナイロ:ギオン殿は私が連れて行きますね。

DM:さて。みなさん地下へのハシゴを降りますか?
フィルバート:なあ、俺はしんがりで一番最後に降りるぜ。最初はナイロかリリィが降りてくれないか?その後、姫さん、オブ、そして俺の順に降りようぜ。
リリィ:地下は暗いようだ。ワシがランタンを持って先に下りた方がよさそうだな。
ナイロ:私は追手の事を考えると後方が良いですね。
オブリビオン:では。ボクは姫様の後に続きます。バブーンもついてくるかな?
DM:バブーンもついて来るよ。

リリィ:では。ワシから降りるぞ。カンフーを背負ってと…。
オブリビオン:この入口はどうしたら閉まるのかな?ボクたちが入った後で隠す必要があるね。リリィさん、入口を閉める仕掛けのようなものはありますか?

リリィ:何も見当たらないな…。お?一本通路がのびているぞ。
フィルバート:おー、リリィ!そっちは大丈夫なようだな。よし、みんな早いとこ降りてくれ。
リリィ:おお!大丈夫だ。獣一匹おらんわー。がはははー。

オブリビオン:では、中に入ります。全員入り終わったら、アンシーンに命じます。「熊の敷物を穴に被せて、入口が見えないようにして」。
DM:全員が地下に降りると、見計らっていたように地下への入り口がゴオンと閉じる。
オブリビオン:…。

裏コメント:この辺りはご都合主義で♪


■ヴァーホー二世

DM:地下に降りると、マップはこんな感じ。

DM:君たちの目の前にぼうと幻影のようなものが浮かび上がる…。眼鏡をかけた小太りなノームだ。そのノームは言う。「私はテックルのヴァーホー二世である。この部屋に来れたということは、カルに災厄が起きて重要人物がカルから脱出するまさに緊迫感あふれるひととときということですな。ふむふむ…。時に、この屋敷の仕掛けは楽しめて頂けたかな?いろいろ細部にまだ心残りな部分もあるのだが…。カルの役人が建築を急かすものだからな〜」。話は永遠に続くものかと思われたが…、「この部屋から北に伸びる通路が脱出路なんだな。あとは君たちはそこから脱出するだけなのだが、それでは物足りないだろう?というのは冗談で」。
一同:…。
DM:「君たちが本当にカルの重要人物を護衛するにふさわしい者達か?はたまたこの脱出路を使用するにふさわしくない輩かもしれないからね。テストさせて頂くよ。それでは。楽しんでくれたまえ」。ノームは指をパチンと鳴らして、幻影は消えた…。

DM:赤黒い煙。というより、もう少し荒い粒子のようなものが凝り固まって、二匹の赤黒い犬のようなモンスターを形作った。「ガフッ、ガフッ!」と荒い息を吐き、同時に黒い煙と炎を噴出している。ヘル・ハウンドだ!さあ、ラストバトルだ!戦って生き残れ!

裏コメント:ヘル・ハウンドを一匹にするか、二匹にするか悩みましたが、パーティーのポテンシャルを信じて二匹にしてみました!



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