エピソード2 ノームの捜し物

                                                        5.遂に最終決戦!

ギガンのマントの持ち主は青年ウマでした。そして酒場の窓から毛皮に覆われた太い腕にギガンのマントは持ち去られてしまいました。ギガンのマントを追う冒険者たち。


■ギガンのマントを追え!

シャドウ:窓から飛び出る!
DM:窓から出るには、<登攀>でもしてみて。
シャドウ:d20+2=(3)+2=5
シャドウ:駄目ジャン…。
ダンカン:俺はちゃんと扉からでる。
ブラック:俺はもう少し酒場の中にいる。風呂に入っているクレリックも気になるし。
DM:シャドウは苦労して窓をよじ登って出ました。ダンカンと同じくらいの時間で、酒場”巨人の眠る丘亭”の横道に到着。
シャドウ:おし!辺りに誰かいる?
ダンカン:ブラック来てくれないの?戦力不足だよ。

裏コメント:行動が三人三様。各PCの個性が出るこういう場面が好きです。


■スケルトン包囲網

DM:酒場の外に出て横手に回ると、酒場の裏の方から一体のスケルトンがふらふら近づいてくる。
ダンカン:スケルトン粉砕する。
ブラック:骨なら平気だろ。
シャドウ:毛皮に覆われた太い腕は??
DM:いないね。
DM:<聞き耳>判定してみて。
シャドウ:<聞き耳>行きます。
シャドウ:d20+7=(4)+7=11
シャドウ:肝心な時に…。
DM:11なら気づいたな。
DM:なんと背後からもぎこちない足取りで二体のスケルトンが近づいてくる!
DM:さらに!極めつけは…。
DM:”巨人の眠る丘亭”の裏、二階の高さ辺りから巨大な手が出てきた。その手が壁を掴み、寄りかかるような動きで、身の丈4mはある巨大なスケルトンが姿を現した!周囲では、外にでていた町の人間が悲鳴を上げたり、逃げ惑ったりしている。
ダンカン:でかいね。本物かな?

DM:ではイニシアチブ判定に行こう。スケルトン分は裏でダイス振ります。
シャドウ:じゃぁいくよ。
シャドウ:d20+4=(7)+4=11
ダンカン:d20=(10)=10
DM:このルールのスケルトンは速いよ。行動順はこのようになりました。
シャドウ:速!!
ダンカン:速いね。骨。

DM:ジェントも風呂から出てきたよ。>ブラック
DM:ジェントの描写を…。先ほどとはまるで別人のようだった。金色に輝く長髪に透き通るような白い肌。秀麗というより妖艶な顔立ち。思わず背筋がぞっとするほど悪魔的な美しさの微笑を浮かべている。しかし何より目を引くのは、服から露出している肌に施されている刺青だ。首の辺りから下は全身に渡って刺青が施されているようだ。
ブラック:ジェントに今までの状況を説明して一緒に来てくれと言う。
DM:ジェントは了解して聖印を持って出るぞ。
シャドウ:ジェントは何者だ?

裏コメント:3Eルールだけなのか。スケルトンは≪イニシアチブ強化≫の特技を持っているので速いのです。あと、ジェントは”魅力”能力値が高い(クレリックは”魅力”が高い方が、アンデッド退散時に有利)のであえてアピールさせて頂きました。


■対スケルトン戦 第1ラウンド 〜互角の攻防〜

DM:スケルトンAはB5へ。シャドウを爪で2回攻撃。
シャドウ:おし 来い!
DM:d20=(15)=15
DM:d20=(4)=4
DM:はずれ。
シャドウ:♪

DM:スケルトンCはC9へ。ダンカンを攻撃。
ダンカン:来なさい。
DM:d20=(7)=7
DM:d20=(12)=12
DM:硬い甲羅だな。はずれたよ。
DM:スケルトンBもC10へ。ダンカンを攻撃ね。
DM:d20=(12)=12
DM:d20=(19)=19
DM:ガリ!
シャドウ:お!
ダンカン:一発来たね。
DM:d4=(2)=2
DM:ダメージ2。
ダンカン:余裕だね。

シャドウ:次、大骨ね。
DM:大型スケルトンはA3へ。間合い10フィート!シャドウを攻撃!
DM:d20=(13)=13
DM:d20=(8)=8
DM:当たらなかった。でも風圧がビューっと!
シャドウ:♪

シャドウ:じゃ俺か。二刀流ね。
シャドウ:d20+1=(4)+1=7
シャドウ:d20+2=(1)+2=3
DM:ロングソード、ショートソード共に空を斬った。
シャドウ:最低…。

ダンカン:いきまーす。さっき当てられたスケルトンBに。
DM:はーい。
ダンカン:d20+3=(14)+3=17
ダンカン:当たったでしょ?
DM:当たり〜。ドワーヴン・ウォーアックスがザックリ入った!骨には強いのか?
ダンカン:ダメージ行くよ。
ダンカン:d10+2=(3)+2=5
ダンカン:でも弱い。
DM:ダメージ5ね。あまり効いてなさげ。

裏コメント:斬撃系の武器(ソード、アックス)はスケルトンにあまり効果がないのです。オークに続き、スケルトンとも互角の勝負ですね。やはりまだ1レベル。戦闘が長引きそうな予感が…。


■対スケルトン戦 第2ラウンド 〜出るか?!アンデッド退散〜

DM:第2ラウンド!ブラック登場!イニシアチブ判定どうぞ。
ダンカン:がんばれ!ブラック。
ブラック:d20+1=(9)+1=10
DM:ジェントにアンデッド退散させる?
ダンカン:やってみてよ。
DM:じゃあ、ジェントの番にね。

DM:まずスケルトンAがシャドウを攻撃ね。
シャドウ:おし。来い!
DM:d20=(19)=19
DM:d20=(15)=15
DM:ガリ。
シャドウ:あぁ〜。
DM:d4=(1)=1
マスター:ダメージ1。シャドウは初ダメージだね。
シャドウ:ふぅ〜。

DM:次。スケルトンCがダンカンに攻撃。
ダンカン:オレは硬いよ。
DM:d20=(6)=6
DM:d20=(10)=10
DM:硬すぎる!弾かれた。

DM:次はジェント。アンデッド退散します!
DM:d20+2=(18)+2=20
DM:4HDのアンデッドまで退散可。
DM:2d6+3=(6+3)+3=12
DM:退散ダメージは12!
DM:全てのスケルトンが動きを止めた。
シャドウ:!?
ダンカン:すっげー。
DM:そして破裂した!粉砕。ジェントも驚き。
ダンカン:!!!
ブラック:すごい。
DM:辺りは粉っぽい煙が立ち込めてる…。
シャドウ:おわっちった。
ダンカン:出る幕なしだね。

裏コメント:ジェントの神格はペイロアで”太陽”の領域を選択しているため、アンデッド退散の際に一日一回アンデッド破壊ができるのです。でもこの場合は破壊しないほうが良かったかなと思います。とどめはPCに決めて貰ったほうが盛り上がったと思いますね。また反省…。



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