エピソード2 ノームの捜し物

                                                2.ギガンを待ち伏せろ

ノームの幻術師“さえずる小鳥”の依頼をうけた冒険者たち。
邪悪なクレリックのノール、ギガンから“さえずる小鳥”の「呪文の書」を無事に取り戻すことができるでしょうか。


■作戦タイム

“さえずる小鳥”は「コーン」という町のどこかの宿屋で待っていると言って先に去って行った。 報酬はそこで「呪文の書」と引き換えに渡すことになった。

ギガンはもうじきこの街道を通るとのこと。パーティーはさっそく作戦タイムに入った。

ダンカン:シャドウ、弓持ってるの?
シャドウ:すまん。買ってない…。
ダンカン:…。
ブラック:ギガンって奴が馬に乗ってすごい勢いで通り過ぎて行ったら笑うけどな。

などと話し合った結果、待ち伏せ作戦の内容が固まった。
・シャドウは木の陰に隠れる。<隠れ身>技能使用。
・ダンカンは草むらに隠れる。<隠れ身>技能使用。
・ブラックは鎧を脱いで戦意を見せない格好で休憩している態を装う。

裏コメント:当時はプレイヤーズハンドブック持っているのはniga(DM)のみ。そんな状態でオンラインでキャラクター作成をしたので、みんな最低限の装備しか持っていません。ダンカン的にはシャドウは敏捷力が高いので弓くらい持っているだろうと思ったみたいですが期待はずれでした。


■オークの一団現る

しばらくして街道を通りかかったのはオークの一団だった。炎天下の中、3匹のオークどもはスケイルメイルを着込みガチャガチャ音を立てて歩いているのでかなり暑そうにみえる。現に悪態をついて歩いているようだ。見るからに凶悪そうでいびつな形の大きな斧のような武器をそれぞれ背負ったり引き摺ったりしている。

各自<視認>判定した結果、ダンカンとシャドウは通り過ぎるオークの一団の中に、“さえずる小鳥”が見せた生地のマントを羽織った身の丈2mを超えるハイエナの頭部を持つ人型生物を認めた。まさに血の色のようなたてがみのノールだ。ギガンは一人で行動しているのではなかった!護衛のためにオークどもを雇ったのであろう。

ブラックはダイスの出目が悪くギガンに全く気づいてない。引き続きのんきに休憩している態…。

裏コメント:ブラックは隠れているわけでもなく、ゆとりを持ってオークの一団を眺めることができていたはずのわけで、DMとしては「出目10」ルールを採用するべきでしたね。そして余裕でギガンに気づいていたはずです。反省…。


■目ざといオークさん

パーティーに気づかず(ブラックのことはとりあえず無視してる)に通り過ぎるかに見えたオークどもだったが、DMの<視認>判定のダイスの目が良すぎて、オークは草むらの中のダンカンを発見して騒ぎ出した。
オーク語を解するシャドウはオークどもが「おおっとー!あいつ武器を持ってるぜ!」「なんだ!なんだ!」と騒いでるのがわかる。ギガンはニヤっと不敵な笑みを浮かべている。

ダンカン:ノールの首を頂きに来たんだよ。

ダンカンは勇ましく姿を現した。
シャドウもギガンとオークの一団に向かって走り出した。


■戦闘開始そして霧の塊出現

ついに戦闘開始。その時、突如としてギガンとオークの一団を覆い隠すように霧の塊が出現した。クレリックでもあるギガンが魔法≪オブスキュアリング・ミスト≫を使ったのだ。

シャドウは果敢に霧の中に突撃。
ブラックも重い腰を上げて鎧は着ずに霧の塊の周囲を回り始めて様子を窺い始めた。
一番遠くにいたダンカンは移動速度も少し遅い(ドワーフだし)のでまだ霧の塊には届かない。

霧の塊に翻弄されて数ラウンドが経過したが、霧の中で出会い頭にオークの一匹と遭遇したシャドウは一撃でオークを気絶させた!さらに<聞き耳>を使用して霧の中を走り去る何者かを追うシャドウ。

そして霧の塊は突如として消えた…。ギガンはいなくなっていた…。
シャドウの追う足音がギガンであったのだろう。

ブラックは鎧を着ていない状態でオーク2匹を相手に立ち回りを繰り広げていたが形成は不利だ。重いダメージを受けながらもなんとか1匹を気絶させた。そしてダンカンもやっとブラックの元に辿り着いた。

裏コメント:シャドウ絶好調ですね。
≪オブスキュアリング・ミスト≫は魔法の持続時間中でしたが、うっとおしくて話が進まないので消してしまいました!本当は途中で解除できない呪文です。
以降の展開はチャットログが残っているのでリプレイ形式で紹介していきます。



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