川端 裕人著
(読後、とっても爽やかな気分になれます)
火星に憧れる高校生だった主人公の「ぼく」も大人になり、共に宇宙を目指した天文部ロケット班の仲間達も
今はそれぞれ別の道を歩んでいた。
新聞記者として働く「ぼく」が遭遇したある事件。
そしてそれをきっかけに再び結集するロケット班の仲間たち。
目指すは高校時代ついぞ果たせなかった自作ロケットの衛星軌道投入!!
そして彼らの夏は始まる・・・
本の裏書き風に書いてみました。
少年の頃の夢を追い求める主人公達の姿がとても爽やかです。
ロケットなんかが好きな人はもちろん、特に興味がない人でも十分楽しめると思います。
あと、余談ですがこの本の中に出てくる火星探査計画が「マーズ・ダイレクト」の内容そのままでちょっと
びっくりしました。