RED BaRoNQRP
初飛行大成功です!

12/23 天皇誕生日 初飛行しました



  水上機変身プロジェクト 


QRPホームページ RC道場・作品コーナーに掲載されました(1/6)
フライトインプレッション
製作上の変更点
製作の感想 1/6コメント追加
製作〜完成までの記録
写真集まとめ


写真撮影のため、Yoさんに操縦してもらいました

パイロットは”鉄腕アトム”です。

【データ】
全備重量;585g
受信機:GWS4ch
アンプ:Speed20s
サーボ;PicoStd(エルロン)
Futaba3103(エレベータ、ラダー)
電池:7N-500AR
ペラ:スリム8*4
モーター&ギヤ:純正
         (HYPER400/35T-RV)2:1
送信機:Futaba FF-6

<フライトインプレッション>

その1:初飛行前のアクシデント

 
午前8時ちょうど飛行場に到着。一番乗りだ。
はやる気持ちを押さえて深呼吸 ”ふー!”

軽自動車の後部ハッチを目一杯持ち上げた。
今日は3機積み込んでいる。

最初にRED BARONを持ち上げる。
主翼をねじ止めして、組み立てたまま
積み込んでいたが、
あれ?なんか変だ?と、
よく見てみると・・何と・・”ガーン!!!”

垂直尾翼がぶらぶらしているではないか!

車の中で、暴れたらしくぶつけてしまったのだ。
。トホホ。。。

ねこみんさんが、奇しくも20日のメールで
こんな事を書いてくれていました。

 
>主翼が結構華奢ですよね、飛行中の加重には
充分絶えると思いますが、グランドハンドリング

つまり手持ちの時に壊します。
車に積む時も、多機のエルロンホーンとかに
気を付けないと、知らぬ間にデントホールが!・・・。

ホントにやってしまいました。
(主翼ではなかったですが・・)

今日はこれで終わったかとも思ったのだが、
瞬間接着剤で修理可能な程度なので気を
取り直して、ピットに並べて修理の準備を始めた。

と、と、と。。何と言うことだ!
今日に限って瞬間接着剤を持って来て
ないではないか!
泣きっ面に蜂、弱り目にたたり眼

意気消沈。戦意喪失。茫然自失。唯我独尊??
・・意味不明

その2:飛行前にもう修理?

その時、Ueさんが到着。
ひょっとして・・「・・持ってる?」「持ってるよ!」
助かった。早速修理開始。



折れた箇所にカッターナイフ
で溝を入れて瞬間を流し込む

(中粘度だったので、なかなか
固まらず、車の中で暖房を
効かせて固まらせた)

こうして無事?飛行準備が出来た。

それにしても一度も飛ばさずに修理するとは・・

こんなはずではなかったのに???


さて、次はいよいよフライトです。

その2:いよいよフライト

風はややあるものの、初飛行を決断!
追充電した電池を積み込み、重心位置と
送信機のプログラムNoを確認。

昨夜、設計重心位置に丸いラベルを貼っていた。
プログラムNOは1番。

さらに電波の送受信チェックと、
各舵の動きを入念にチェック。

焦ってはいけないと自分に言い聞かせて、
もう一度深呼吸。
この時既に数人の仲間が集まってきた。

『初飛行は、何度経験しても興奮するものだ』

風に正対させて、Power ON。。。。 発進!

フルパワーで2mほど走る。
やや左に曲がりつつあっけないほど
簡単に離陸した。

そのまま左旋回上昇を続ける。
ほとんど舵は切らないで
時々右に当て舵をうつ。

エレベータトリムはほぼ問題ない。
エルロンは少し左に傾くようだ。

エンコンとエレベータのミキシングは
かけてないが、ほとんど頭上げは起こさない。

第1印象 ”
早い!
 もっとゆったり飛ぶことを自分で勝手に
想像していたので少しあせる。

エルロンが効きすぎるかな?
という気がするが旋回させながら
上空にあげる。

安全高度でトリム調整をして
その後、中スロー。

すると、飛びが一変した。
何と、なんと、ゆっくり優雅に飛ぶんですよ!

>複葉機独特のシルエットを楽しみながら
・・・ゆっくり飛行を楽しむ !

パワー全開でループやロールもOK !
横安定性重視設計で小型複葉機
とは思えない落ち着きのある
飛びとすわりの良さが自慢です!!


これはQRPのRED BARONの
うたい文句です。

その通りという感じです。

5分ほど飛ばして着陸。
実にスムースな着陸だった。

すーときれいにラインに乗って
滑るような着陸であった。

パチパチ!!(自分に拍手)



その後も、舵角の調整をこまめに行って、
結局今日は5フライト無事に飛ばすことが出来た。

ループもロールもちょっとやりました。
背面飛行では、凧のようにホバリングまで
やってしまいました。

それくらい風は強かったのです。
(約6〜10m/S)

もっと、風のない時に飛ばしこんで
調整をきっちり行えば、
安定したすばらしい機体になりそうです。

今日はここまで。 シャン、シャン。


その3:ベテランに飛ばしてもらいました

飛行写真を撮りたかったので、ベテランに
ちょっと飛ばしてもらい、
その感想を教えてもらいました。

@エルロンの舵角が大きすぎる
(設計値にあわせたが、約半分に修正)

★その後のフライトではずいぶん
飛ばし易くなった。

Aエルロンの右旋回がおかしい
(理由不明。今後さらに調査。
リンケージの問題かも?)

★12/28追加★;理由判明
片方のリンケージロッドが押し側でサーボホーンの
穴から飛び出ることがあるのがわかった。

0.5oピアノ線で再度作り直した。
特にサーボホーンの穴のところは、しっかりと
折り曲げて、不具合のないよう確認した。


B軽やかな飛行をする

C降ろしやすい機体


今日は、やや風が強かったので、
もっと無風の時に良く調整することにします。



このフライトの感想は、自分の勝手な
思い込みや機体製作上の問題
なども多く含まれていると思います。

そこのところの判断をよろしく!
 12/28 フライト記事追加

 無風に近い状態で、7N500AR電池を延べ8本分フライトしました。
 フライト時間は、ちんたら飛ばして 9分、元気に飛ばして 5分でした。

 エルロンのリンケージも問題なくなり、プロポとの調整もかなり出来ました。
飛ばしやすい面白い機体です。

ロールは、ゆったりと、かったるそうに廻ります。(私好みです)
ループもきれいに廻り、今日は背面飛行もしっかり出来ました。

私の腕からすると、ほかのアクロは無理なので、
ほとんどユックリズムな遊覧飛行を楽しんでいます。

今日の飛びをみて、「水上機変身プロジェクト」が
現実味を帯びてきました。

さあ!フロートの製作にかかるぞ!
12/30 フライト記事追加

初飛行から、今日で述べ30フライト(電池30本)を超えた。
昨日ペラを交換してみた
(aero naut Carbon Elektro 8.5×5)

飛行時間は約2割減(5分〜9分→4分〜7分)
当然元気の良い飛びをします。
(電流は??計測していません)

滑走路の状態は最悪で、脚を取られて
”ゴテン!”とお辞儀してしまう。

手投げばかりも面白くないので、
少しでも状態の良いところを探して、離陸を強行。

ぐいぐい上昇してあっという間に高度を稼ぎます。

どちらのペラが自分に合っているか?
もう少し飛ばしこんでみます。

垂直尾翼補強しました。


左側(この画像側)のみ、カーボンリボンを瞬間で接着
(赤のラッカー塗装でぼやかしています)

PS;水上機プロジェクト順調に進んでいます。
フロート(2本)出来ました。

クリヤラッカーまで行ったけど、今年は残り後1日
明日は色々忙しいし、紅白でもみながら
フイルム張りをやれるかなあ???


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製作上の変更点

以下はオリジナルとの変更点です
主翼(下翼)の取り付けねじを
M3ねじ(爪つきナット)に変更・・・1本だけ


12/26 追加:
近日すべて小さい爪つきナット(M3)に変更予定
 (市販のどこでも手に入るねじにするため・・)

 細くて長い特殊ねじが付属品
尾そり部に1oの航空ベニヤ使用
そりを挟むように溝を入れてるだけです

電池取り替え用ハッチ部


ハッチの脱着に自作のロック機構を作りました。

現地では極力、工具など使わずに電池交換などが出来るように。
(・・ドジなもので良くねじを無くすのです・・・)

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製作の感想

1/6 ハッチ部について・・・ 《さらに記事追加》

 QRPの千葉さん
から、ハッチ部ねじ止めについて、
ご丁寧なメールをいただきましたのでご紹介いたします。

>機首部ハッチの件ですが、確かにビス止めですと面等くさい・・・
という御意見があるのですが、飛行中に絶対にハッチがはずれない・・・
という観点からネジ止めとしております。

 私個人としましては、ネジ止めを使用しないハッチの開閉方法も
色々と考えたのですが、キットを製作される方の
工作技術や取扱の丁寧さ等にも差がありますので、
どなたが製作されてもひっかかりや振動、風圧等により
ハッチが開くことのないようなものにした方が
良いと判断致しました。

 今後、何か良いアイデアが浮かびましたらまた改良をしたい・・・
と考えておりますが、このあたりが、
自分用の1機を製作するのと、不特定多数の方に販売するキット

の設計と大きく異なる点で、判断が難しいところです。

QRP 千葉 光信

★キットとして販売するQRPさんの苦悩が伝わってきます。

蛇足ですが、私はいろんな機体のハッチを小さなマグネット
で固定したり、スライド式にしたりと、ワンタッチで固定
出来るようにしていますが、
不測の事態に備えて、カバーをひもでつないでいます。
《12/26 電池取り替え用ハッチ部について・・・ 《記事追加》
電池取替え用のハッチ部は、設計上、ねじ2本で取り付けるようになっています。
1日に、何フライトもするにはとても面倒です。
小石混じりの草っ原に落としたねじは、なかなか見つかりません。

自作機をやるとごく当たり前に、ねじ不用の機構を作ってしまうので、
今回もロック機構を
何気なく自作してしまいましたが、
このレッドバロンはキットでした。

すばらしい機体だからこそ、QRPさんにねじ不用の構造を考えて
いただければ完璧でしたね。

これから製作される方は上の画像のようなロック機構を
参考になさっては如何でしょうか?

(以上・・このページを読んだ方から、
電池取替え用ハッチ部のねじ止めは面倒だ!

と言うご意見をいただきましたので、この記事を追加しました)


**************************

QRPの製作はこれで5機めです。
部品は小さい袋にわかりやすく分けられて
すごく丁寧な梱包です。

カット精度も高く、ほとんどプラモデル間隔で
サクサクと作れました。

RED BARONでは、ナイフ等で削るところは翼端部と、
胴上下面の角だけですかね。

QRPは主翼の作り方が独特ですね。
特に前縁材のないプランクは、慣れると面白いですよ。

私は主翼の突き合わせ部(エポキシ)以外は、
すべて瞬間接着剤で組み立てます。

ほとんど(低粘度)ですが、主翼の上面プランクは(高粘度)
を塗って一気に張ってしまいます。
手で滑らすように何度も押さえるだけです。

主翼は空中接着してもほとんどねじれは出ませんが、
今回は製図板等の平らな板の上で組み上げました。

バルサ材は厳選されていますが、ソフトバルサを
多用しているので扱いによっては、ペキッと行ってしまいますね。

今回主翼のリブを1枚折ってしまいました。
それと胴枠を1枚どうしたことか折ってしまったのです。
胴体を横から押して、しっかり溝にあわせようと力を
入れすぎたのでした

また、尾翼(特に垂直尾翼)を運搬中に折ってしまって
大変な目にあいましたが、この部分にはカーボン材などで
補強
したいところですね

RED BARONは非常に良くできた機体です。
黙ってそのまま作ればぴったり重心も合う
(当然といえば当然ですが・・・)

もう1機作りたくなるような機体です。

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機体の購入から完成までの記録


 QRPのホームページより画像拝借     【右の画像 フイルム張りました】12/21

QRPの レッドバロンを 12/15通販でGET!

昼は、飛行機を飛ばして留守だったので、宅配便屋さんに
2度手間をかけてしまったが21時ちょうどに届いた。

7月から気になってしょうがなかった。。。
いよいよ作るぞ!!定価は¥16,800円
ちょっと早いが、自分へのクリスマスプレゼントだ。
たぶん、
たぶん、近いうちに水上機に変身しそう・・


作り出すと夢中になって忘れてしまいそうだけど、
出来るだけ途中経過を報告します。

それでは、今日は 箱を眺めるだけで。。。
・・・抱いて寝ます・・・・



箱を開けて、いよいよ製作開始。
QRPキットはこれで5機めです。
いつもながらの丁寧な梱包です。

翼型はQRPのオリジナル。前縁材のない独特の工法。
QRPのエレクトラ400やクライム400で製作体験済みです。
カット精度は非常に良いですね。もうサクサク出来ます。
とっとっとっと・・

主翼(下)エルロンがつきます

主翼(上)後退角つき

私がいつも行ってる主翼の”バンザイ”防止法です。
主翼の接合にカーボンロッド(2o)廃材を使っています。
このあとエポキシで突き合わせ接着します。
上半角をきっちりと計って。。。。
計算すると 3゜のようです。


尾翼

6時間ほどでここまでできました。

尾翼の仮組みしてみました。
さて、次はいよいよ生地完成です・・・

週末に初飛行できるかな?

生地完成しました!
                                                 12/19

全  長:690o
全  幅:890o
主翼面積:24.3dm2
主翼翼型:10%厚クラークY類似
全備重量:590〜640g
      (バッテリー込み)


と、箱に書いてました

後退角がとても気に入ってます


生地完重量は?

主翼(2枚):105g
胴体    : 90g

      計 195g

生地完成部品数はこれだけ

翼端部

バッテリーハッチ部
主翼(下翼)の取り付けねじを木ねじ→M3(爪つきナット使用)に変えてみました。
抜け止め防止に”Oリング”

止めねじを、よく現地で紛失するので・・・
12/20 フイルム張り作業中です。
さあ!もうすぐ完成だ!

製作の感想は、数日後にまとめてみます。

<12/21 画像追加>

上面です

下面です
まだ赤のオラライト一色です。
お化粧はどうしよう???まだ考えていません。
フイルム張り後の重量 230g

フイルムだけで35gの重量増でした。
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機体製作・飛行記録に