そ よ 風 に 乗 っ て   (マネージャーの独り言)
                                        
吉沢 武久

第 47 回   桜    (2022年 4月 1日)

  今年も桜が咲きました。この地方の開花宣言は3月22日でした。そして桜前線も順調に北上している

 ようです。いつもの年なら、その桜を追いかける旅に出るのですが、コロナ禍で行けなくなって3回目の
 
 春です。今年は行けると思っていたのに・・・・

  私よりもがっかりしているのはアトリエ作者、年が明けると早々に「もうすぐ桜が咲く!」と血が騒ぐ

 らしいのです。追っかけの旅は断念せざるを得ませんが、その代わりに近場の桜を楽しみます。豊橋市内

 にも豊橋公園、向山公園、岩屋緑地など桜の名所は何カ所もあります。中でも作者がお気に入りの場所は

 市の北東部、朝倉川沿いの桜です。毎年、出掛けてはウォーキングも兼ねて2km程、ゆっくりと歩いて

 桜並木を楽しみます。

  また、追っかけができなかった3年前には、少し足を延ばして(車で2時間ほど)奥三河の設楽町まで

行きました。朝日新聞天声人語で紹介された八橋のウバヒガン(しだれ桜)、神田のエドヒガン(兄弟桜)

清水のコヒガンなど、皆素敵でした。今年も行ってみたいな、と思って設楽町観光協会に開花状況を尋ね

ると、見頃は4月上旬になるとのこと。ホームページ更新が終わったら、天候と相談して良い日に奥三河

へ、桜のミニ追っかけドライブに行きましょうか。

 八橋のしだれ桜は天声人語で紹介されるだけあって、とても見事ですが、豊橋にも樹齢300年以上と

言われるしだれ桜があります。野依八幡社境内の真ん前にある古木ですが、近年衰弱が激しく花の勢いも

年々弱くなっていくようです。週一練習に通う卓球場の近くなので毎年見に行きます。今年はそのしだれ

桜の写真と共に「さくらの花よ泣きなさい」とコメントをつけて知らせて下さった方がいました。本当に

専門の樹木医さんか、桜守さんに見てもらって欲しいです。豊橋市の天然記念物ですし、今年の3月には

市を代表する景観重要樹木の第1号に指定されました。また、野依八幡社の後継者Hさんと作者は、絵を

通して知り合い、20年以上ものお付き合いをしているのですから。