そ よ 風 に 乗 っ て (マネージャーの独り言)
吉沢 武久
今年も桜が咲きました。この地方の開花宣言は3月22日でした。そして桜前線も順調に北上している
ようです。いつもの年なら、その桜を追いかける旅に出るのですが、コロナ禍で行けなくなって3回目の
春です。今年は行けると思っていたのに・・・・
私よりもがっかりしているのはアトリエ作者、年が明けると早々に「もうすぐ桜が咲く!」と血が騒ぐ
らしいのです。追っかけの旅は断念せざるを得ませんが、その代わりに近場の桜を楽しみます。豊橋市内
にも豊橋公園、向山公園、岩屋緑地など桜の名所は何カ所もあります。中でも作者がお気に入りの場所は
市の北東部、朝倉川沿いの桜です。毎年、出掛けてはウォーキングも兼ねて2km程、ゆっくりと歩いて
桜並木を楽しみます。
また、追っかけができなかった3年前には、少し足を延ばして(車で2時間ほど)奥三河の設楽町まで
行きました。朝日新聞天声人語で紹介された八橋のウバヒガン(しだれ桜)、神田のエドヒガン(兄弟桜)
清水のコヒガンなど、皆素敵でした。今年も行ってみたいな、と思って設楽町観光協会に開花状況を尋ね
ると、見頃は4月上旬になるとのこと。ホームページ更新が終わったら、天候と相談して良い日に奥三河
へ、桜のミニ追っかけドライブに行きましょうか。
八橋のしだれ桜は天声人語で紹介されるだけあって、とても見事ですが、豊橋にも樹齢300年以上と
言われるしだれ桜があります。野依八幡社境内の真ん前にある古木ですが、近年衰弱が激しく花の勢いも
年々弱くなっていくようです。週一練習に通う卓球場の近くなので毎年見に行きます。今年はそのしだれ
桜の写真と共に「さくらの花よ泣きなさい」とコメントをつけて知らせて下さった方がいました。本当に
専門の樹木医さんか、桜守さんに見てもらって欲しいです。豊橋市の天然記念物ですし、今年の3月には
市を代表する景観重要樹木の第1号に指定されました。また、野依八幡社の後継者Hさんと作者は、絵を
通して知り合い、20年以上ものお付き合いをしているのですから。