そ よ 風 に 乗 っ て (マネージャーの独り言)
吉沢 武久
事前にこのありがっさまに出ると分かっていれば、それなりに話の準備も出来たのですが、当日になって初めて
私も「人生の達人」の一人としてインタビューを受けると知らされたのです。
天野さんは何年もこの番組を手がけているので、すらすらと言葉が発せられます。
「今、目標としていることは何ですか?」「一番楽しいことは何ですか?」「一番感謝している人は誰ですか?
その人に感謝のメッセージをお願いします」
ラジオ番組でインタビューを受けるという初体験、しかも何の準備も無し。公共の電波に乗る言葉なので慎重に
言葉を選びたいところですが、こうした場合は心にあることを素直に口にした方が良いようです。卓球練習の合間
のインタビューだったので、目標は毎年出場している全国大会で良い成績を残すこと、一番楽しいことは市民農園
での畑仕事、そして一番感謝しているのは、奥さんと答えました。
前立腺と胃、二つの癌の時、そして25年間の単身赴任時に私と家庭を支えてくれたので、と・・感謝の言葉は
「ありがっさま」でした。天野さんには「そよ風のアトリエマネージャー」という肩書きの名刺を渡し、ちょっぴ
りですが、このホームページをアピールしておいたことは、いうまでもありません。
NHK朝ドラ「エール」のまち、豊橋市に移り住んで、41年になります。アトリエ作者も私も人生の半分以上
をこの豊橋で過ごしたことになります。ただし、その内25年間は単身赴任でしたので、私の豊橋での生活は実質
17年ぐらいかと思います。
その豊橋に地元FM局、エフエム豊橋があります。エフエム豊橋にはお昼の番組に「ありがっさま」(三河弁で
ありがとうという意味と思います)というのがあります。地元東三河に住む65歳以上のシニアにパーソナリティ
の女性(天野ふみさん)がインタビューする番組です。インタビューが終わってからもらった放送内容のチラシに
は「65歳以上の人生の達人が毎日登場、青春時代の思い出、将来の夢などインタビュー!」とあります。
この夏のこと、毎週土曜日に卓球の練習をしている市民館にパーソナリティの天野さんがやってきました。勿論
ありがっさまのインタビュー収録のためです。