そ よ 風 に 乗 っ て   (マネージャーの独り言)
                                     
吉沢 武久

第 25 回    ベランダの花 藤  (2020年 6月 1日)

  あれだけ綺麗な花だったので、なんとか咲かせたいという意地もありましたが、諦めることにしました。その

踏ん切りをつけることが出来たのは、来年5月に予定されている我が家のマンションの大規模修繕工事でした。

工事のためにベランダの花やプランターを片付けなければならないのです。優等生のクレマチスや葡萄、ルリマ

ツリ等は、工事期間中石巻の農園に仮住まいさせる予定です。その引っ越しの手間と農園の広さから、処分しな

ければならない物も出てきます。残念ながら、長年咲かせる努力をしてきた藤ですが、お別れです。(涙、涙)

 でも、今年この藤に替わって作者がまた15年前と同じように綺麗な花をつけた藤の鉢植えを購入してきたの

です。しかも、藤の花を翌年も咲かせる方法をテレビ番組で紹介していたのです。当然録画しました。ベランダ

のベテラン藤から新米の藤へとバトンタッチの年となりました。大好きな
花のひとつである藤、来年もまた作者

のモデルとして咲いてくれることを信じています。

  前回(第24回)ベランダの優等生、クレマチスのことを紹介しました。今回は劣等生、藤についてのお話です。

  15年ほど前になるでしょうか、アトリエ作者が綺麗に咲いた藤の鉢植えを購入して来ました。それは見事な花

 をいくつも付けて、作者のモデルとなり、何枚もの作品が描かれました。(上の2枚の絵もその当時の作品です)

  やがてモデルの役目も終え、花は散りました。次の年も咲いてくれるだろう、と大切に越冬もさせました。でも

 翌春は葉が元気に成長しただけで、花は付けませんでした。まあ、そういう年もあるのだろう、来年はまた咲くだ

 ろう、という思いでいました。ところが、藤にとってはベランダの環境に不満があったのか、次の年もその次も、

 そのまた次も花を付けず、とうとう15年余が過ぎたのです。