そ よ 風 に 乗 っ て   (マネージャーの独り言)
                                     
    吉沢 武久

  石巻の次郎柿もそうですが、今年は長野のリンゴも千曲川の氾濫で大打撃を受けました。作者の故郷が佐久市

なので、心配していただきましたが、作者の実家は大丈夫でした。

 地球温暖化の影響なのでしょうか、近年異常気象による大きな自然災害が増えているように感じます。加えて

四季がはっきりしている日本ですが、そのバランスが崩れかけているようで心配です。今年は夏が長く、その分

秋が短くなりました。コスモスの花の開花がいつもと違っていたのは、そのことが影響しているのではと疑って

います。そうした令和元年もあと一ヶ月を残すのみとなりました。令和2年が良い年となりますよう願わずには

いられません。

  11月11日、1が4つ並ぶ日なので、いろいろな記念日になっているそうです。例えば、お菓子のポッキー

 真っ直ぐな1のイメージからポッキーの日、とお菓子メーカーが制定しています。また、アトリエ作者の出身地

 長野県はキノコの生産が盛んで、にょきにょきと生える姿を連想させるのでキノコの日としています。

  その11月11日、豊橋市にひょうが降りました。豊橋は全国に誇れる次郎柿という美味しい柿の生産地です。

 生産量も日本一です。ちょうどその収穫時期の11月に突然のひょう。被害額は一億円を超えました。

  豊橋でも次郎柿の栽培が盛んなのは、石巻地区です。我が家が借りている市民農園も石巻にあります。所属し

 ている私の卓球クラブは、石巻地区体育館で練習しているので、その名称は「ファミリー石巻」です。いろいろ

 な大会に出場しますが、試合には背中にゼッケンを付けます。ゼッケンには名前と所属を書くので「ファミリー

 石巻」というのを見た人から、「遠いところご苦労様です」とか「震災の時は大変でしたね」というような言葉

 を掛けられます。宮城県の石巻(いしのまき)と間違えているのです。「いや、宮城のいしのまきではなく豊橋

 のいしまきです。次郎柿で有名な・・・」というようなやりとりで、新しい人との出会いがあるのです。

第 19 回   自 然 災 害   (2019年 12月 1日)
そよ風に乗ってへ
風誘讃歌一覧へ
トップページへ