〜オーストラリアに行ってきた〜


2002年9月10日〜9月16日
「この日しかない」日程でオーストラリアにいってきた。

その6 飛行機で鯨ウオッチング
今回の旅行のメイン。小型飛行機でゆく鯨ウオッチングの朝が来た。早朝にホテルを出発しバスで南下。クーランガッタ(なぜかこの響きが気に入っている)空港に到着。20人のりの小型飛行機に乗り込む。実は私は大変なこわがり。1000万円あげるといわれても絶叫マシーンやバンジージャンプを絶対しない自信がある。SAKKOもおなじく飛行機ぎらい。日本にあまりかえってこない理由もそこにある。(しかし彼女は最近友達につきあって、スカイダイビングをしたのだ!)

ともかく飛行機に乗った。
(パイロットの助手席を獲得したSAKKO→)
ゴールドコーストを遊覧してブリスベン上空を通過。鯨が出産のため北上するというハービーベイに到着。そこからクルーザーで1時間。
船長が英語で案内してくれる。鯨がみえたら、時計の針の方向で教えてくれるという。乗船客はそろそろという頃になると一心に波間を凝視。
「アッ!」とか叫ぼうものなら,全員が同方向に移動する。
この時ばかりは英語も日本語もない。
ついに鯨親子(母子)を発見。せなかが海面にみえかくれする。そのうち子供がジャンプ!(直後の写真です)
わー パンフレットどおり!
みえかくれとジャンプを何回かくりかえし「もういい?」というかんじで母子が去っていく。

再び1時間ほど波にゆられて港にもどる。これからランチタイムというその時だった。水もしたたるダンディーなOGが私達の後ろについてくる。ふりかえると「ハーィ!鯨はどうだった?」と声をかけてきた。マリンルックのTシャツをきているがどこかでみたことのあるその風貌。
いったい彼は何者か。

「???」「???」
「さっき隣にすわってただろう?」といったかどうか私にはわからなかったが
「ハーィ!」とSAKKOが快答?した。
クーランガッタから私達を運んでくれたパイロットだった。
空港でわかれた後3時間あまり彼はどこでどうしていたのか。クルーザーには乗船しなかったはず。そして彼の髪の毛は今シャンプーしたばかりのようにぬれている。まるで鯨といれかわるように現れたのだった!!!
「さっきの鯨はパイロットか?」

ランチの時間だったらしいが不思議なことに再びバスで飛行場にもどるとそこにはもとの姿のパイロットが待ってくれていた。
              

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