11 | 12 家探し | 13 |
2004年2月 留学生活も4年をゆうに過ぎ、オーストラリアの州都、街を住み替えること計5回、引越し回数は計8回。 「そらしんどいわな。」 何度やっても苦労するのがこの「新居探し」。 「何々・・・「女二人で住んでまーす!男の人待ってます!でも誰でもいいですよー!」・・・最後の文がなんかかえってヤラシイな。」 「これはどーだ・・・「僕達はゲイです。ゲイに理解のある男の方待ってます」・・理解のある女じゃ駄目なんかい、ええおい?」 「えー、「男、一人、女の方、求ム」・・・だんだん出会い系じみてきたなあ。」 「ハイハイ、「しっかりしてて禁煙家で責任感があって自立していて家賃をきっちり払う静かで飲んだクレじゃなくて家でパーテイはしない人でウンヌン云々いつもキレイ好きな」ハイハイすいませんごめんなさい。」 小心者の私は、決して強気で「だから何や!住ませろ!ええやんけ!」とはいけずマゴマゴしてしまう。 「もしもし、〇〇さんっすか?まだ部屋空いてます?」 「あら、もう人決まっちゃったのよ。ごめんなさいね。」 この会話が何度も何度も繰り返される。学校が始まる直前のこの時期、条件の良い所はすぐ取られてしまうのだ。 ところで、これは2年前の話ですが 「忙しく働く麗しくも逞しい美しい看護婦さんとお知り合いになりたいッ。」 と期待を胸に家を見に行った。しかし 「いやっ、アンタにこそ看護婦が必要なんちゃいますか!?」 と突っ込まずにはおれないほど、今にも折れそうなヨロヨロ老婆看護婦がハローと現れたのであった。 さてこれを書いている今は向こうからの返事を待っている時です。 |