俳優の体づくり入門・呼吸と声のレッスン T&U

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1部 8月16日 参加人数31人

<前 半> ゲームなどを通して、役者に必要な要素を学びました。

◆ 自己紹介 ◆
自分が呼んでほしいニックネームや夏期講習に参加した理由などを紹介しました。演劇大学では、ニックネームで呼び合います。

◆ 名前オニ ◆
オニに追いかけられた人はつかまる前に誰かのニックネームを呼びます。呼ばれた人がオニになります。オニは一人ねらった人を追いかけます。
こんな単純なゲームですが、このゲームで、集まった皆さんのニックネームや性格なども少し知ることができ、とても親しくなったように感じました。個性的なニックネームの人は皆さんに早く覚えてもらえたようです。セブン・チッチ、姫・テリー・てっちゃん…みんな覚えましたよね?

◆ トランプ上下関係ゲーム ◆
一人1枚ずつトランプが配られます。自分に配られたトランプの数字は見てはいけません。自分のトランプを額の上に置いてたくさんの人たちが歩き回ります。歩きながら、目があった人と挨拶します。その時、自分より数字が上だと思った人にはていねいな挨拶を、自分の数字より下だと思った人にはぞんざいなあいさつをします。こうして他の人の反応から自分の数字を当てていきます。
このゲームは舞台では役は舞台にのっている人たちみんなで作るという、勉強だそうです。たとえば一人で王様を演じても王様にはなれません。周りの人たちが敬うような態度をとって初めて王様になれるということなのだそうです。

◆ ストレッチ ◆
いよいよ体のトレーニングです。からだほぐしの後、開脚して柔軟体操(ここではけっこう悲鳴が…いたたたたぁ〜)それから、二人組みになり、背中合わせになって、相手の体を背中に乗せる運動や、二人で背中合わせになり、うでを組んですわりそのまま立ち上がる運動などをしました。最後はお互いに肩もみや肩たたきなど(気持ちいい〜)をしました。
佐藤さんから「人の体で自分の体を知るのよ」「一人で芝居するなを学んでね」というご指導がありました。


<後 半> グループ別に行われる活動についての説明がありました。

グループ1 ぐず チェーホフの短編
テリーさんとさきさんが試演してくれました。
ことばに意志があって、相手に影響を与えるということを学ぶということでした。

グループ2 いまわしい話 同じくチェーホフの短編です。
セブンと姫が試演してくれました。
自分が一番言いたいと思っていて伝えられないことは何なのか、画家が簡単に言い出せなかったのはなぜか、などエネルギーがます方法をさぐるということでした。

グループ3 ジュリエットの独白 シェークスピアの有名な戯曲です。
まず、戯曲全体のストーリーの説明があり、ここで演じる場面は自分とのたたかい、どういうふうに心が動いていくのか、心のぶれを動きもつけて表現していく方法をさぐりたいとのことでした。試演はあやさんがしてくれました。

グループ4 ミニミニミュージカル
4つのテーマ曲の紹介があり、テーマ曲を使ったミュージカルを創作する、テーマ曲を入れて「おち」をつけた芝居を作る、台本のないところから作りあげる楽しさを体験してほしいということでした。

この4つのグループに別れて活動するということで、参加した人たち全員が自分でやりたいテーマを選びました。

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はじめは緊張感で少し固くなっていましたが、わずか半日ですっかりリラックスでき、演劇に大切な基礎をいろいろと学ぶことができました。これからのグループべつの活動が楽しみになりました。《ウッチー》

3部 8月17日 参加人数25人

実施内容

◆ 本日新しく参加された方の愛称を含めた自己紹介 ◆

◆ ゲーム&げーむ ◆
ゲームT:ペアになり「さようなら」「愛してる」と伝え合う。
中央から1歩づつ離れて舞台の端まで、舞台の端から1歩づつ近づきながら中央までと気持ちを言葉と仕草に乗せて伝え合う。
チョット照れちゃいますね、でも皆様真剣、愛してるに卒倒者も現れる?
ゲームU:ペアになりものを投げあう。有り得ないものを投げるな、でもそれが愉快かも?

◆ ストレッチ ◆

◆ 各班に分かれて練習 ◆ 「ぐず」「いまわしい話」「ジュリエット」「3曲挿入創作ミュージカル」それぞれに完成に向けて頑張る。外はありえない暑さでした。

《カシャ》

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