8日目

いよいよイエローストーンともお別れです。 この日はお別れをいうためか、バッファローが数頭キャビン付近をうろうろしています。 冬毛が抜けきれてなくてちょっとみすぼらしいのですが、目は優しそう。 でも前日女性がケガをしたときいているので、慎重に。 今日の朝食は別のところでアレンジしてあるため6時出発。 でも何も食べないとお腹がすいてしまうのでバスのなかでドーナツとジュースが配られました。

ノリスを通って北口ゲートからガーディナーの先にあるチコ・ホットスプリングスに向います。 マンモス・ホットスップリングス付近で車窓からみたエルクとコヨーテの駆け引きが面白かったです。 子供をねらっていたのでしょうけれど、大人のエルクがでてきてしまい未練いっぱいでした。 このあたりにビッグホーンシープがいるかもしれないので両サイドの斜面をさがしましたけれど、でてきれくれませんでした。

公園を出ると、車内で先生とっておきのショーの始まり。 今回の自然観察のまとめのあと、先生が借りてきてくれた動物たち(オオカミ、コヨーテ、グリズリー等)の毛皮や頭蓋骨を手にとって見ることができました。 ヒグマの毛皮はさすがに重かったです。

チコ・ホットスプリングス・ロッジは昔の旅篭ってイメージ。 建物の外装はどうってことないけれど、開拓時代を思わせるような凝った内装で、ここで朝食です。 バイキング形式ですけれど、いろいろあっておいしかったです。 飲み物にポット入りのココアがあったので、迷わず頼みました。 名前のとおり、ここには温泉を使用した屋外プールがあるので食事のあと1時間くらいプールでのんびり。 到着まえに雷雨があったので、おさまらないとプールは中止だったのですが、食事が終わるころには晴れだしていました。

先生とはボーズマンの空港でお別れです。 昼食はホテルで作ってもらったお弁当を各自、空港での待ち時間か機内で。 デルタ航空でソルトレークシティ経由でポートランドに行きます。 ポートランドに近づくと左側すぐ下ににMt. Hoodが見えるので、お天気のいい日に窓側にすわれたら必ず見てください。 とってもきれいで、感動します。 

ポートランドは思っていたより大きな町でした。 初めは今までの数日間との差にちょっとカルチャーショック。 でもホテル(ヒルトンです)にチェックイン後、ショッピングもかねてプラプラしていたら、いつのまにか都会のテンポになじんでました。 ホテルの近くは通りが碁盤目状に整備されているので歩き安かったです。 このころはナイキが流行っていたので、近くにあるナイキタウンに行ってみたら日本人の多さにびっくり。 この旅行者たちは何処から来たのでしょうか。 この頃は日本ではまだGAPのショップがあまりないころだったので、甥達へのお土産にシャツを買って、自分にはナイキのキャップ。 今回はあまりお金使わなかったです。


ビルの向こうに Mt. Hoodがかすかに見えます。

ホテルの23階にあるレストランで、皆さんドレスアップして最後のディナー。 だんだんと日が落ちていき、夕景がきれいでした。 添乗員さんからいろいろな体験談を聞いて楽しいひとときでした。 集合時間ぎりぎりにホテルにもどったので、部屋を散らかしたままレストランに行ったのですが、ここは夜ベッドメークにメイドさんが入ります。 部屋にもどったらタオルが替えてあるし、ベットサイドにマットみたいなのを敷いてありました。 しまったと思いました。 きっと、女性なのになんて部屋!って思われたでしょうね。


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