3日目

今日は川下りの日。 でも、6時頃起きて外を見ると、ガーン! 雨!
天気予報では、雨雲は夜のうちに通りすぎるということだったのに。 雨でも川下りするの? どんな用意をすればいいの? と悩んでいたら、日ごろの行いがいいのか出発時間ちかくになったら止んで、晴れてきました。 この種の旅行では、今まで雨で日程が変わったことがないという運の強さが自慢な私です。

Flathead Riverの川下りですけれど、この場所は映画の撮影に使われたことがあるとか。 どの映画でしょうか。 受け付けを済ませて、事故の際の責任に関する承諾書のようなものにサインをします。 海外ではボートとかカヌーに乗る際によく書きますけれど、きちんと内容を読んだことがないのは問題? このあと、水をかぶってもいいように服の上から着るオーバーズボン、ヤッケとゴム靴をもらいます。 他のグループとバスで川上に向い、注意事項をきいてからボートに乗ります。 自分達で漕ぐラフティングコースもありますが、私達は去年と同じようなボートでスタッフの人に漕いでもらいます。 どんなコースをとるかはこの方次第。 川の流れはそんなに速くなく、段差もそんなにないので初めに思ったような怖さはありませんでした。 慣れてくると、もうちょっとスリルがあってもいいかもなんて思ったり。 ここでは動物には出会いませんでしたけれど、川の両側の景色はきれいでした。 もうコースの終わり近く、みんな気が緩んでお喋りしていたところで最後にちょっとした段差、前にいた私はここでもろに水をかぶりました。 上はほとんど濡れませんでしたけれど、オーバーズボンをはいていてもみんなお尻のあたりが濡れていました。

昼食付きのツアーで、川辺でバーベキューです。 ビッグサイズのビーフステーキ、サラダはポテトサラダと生野菜(ブロッコリーとにんじん。にんじんはともかく、私はブロッコリーは生では食べられないな)、デザートはぶどう。 ただ網の上で焼いて、好みのソースをかけるだけですけれど、雰囲気で美味しく食べれちゃいます。 濡れるといわれたので、カメラを置いてきましたけれど、事前にわかっていたら使い捨てカメラを持っていったのにと、それが残念でした。

食事のあとは、Apgar Visitor Centerへ。 湖畔に行くと、正面にGarden Wallが見えます。 ここで買い物やアイスクリームを食べたりで自由時間を過ごした後(自由時間にはアイスクリームがつきものです)、短いハイキングをしました。 森の中にはいると一面Oxeye Daisyの花畑。 蚊がいなければいうことなしですが。 川にでると大きなビーバーの巣があり、どんなものなのか巣の上に降りてみることに。 中に居たら、さぞ、迷惑だったでしょうね。 大人が数人乗ってもびくともしない、頑丈な作りでした。

今日からの2泊はLake Mcdonald Lodge。 本館に泊まってみたかったけれど、私達はモーテルタイプの方です。 こちらのほうが行動する上では格段に便利ですけれど。 部屋はとりたてていうことなし。 荷物の片付けが済んだら本館の探険です。 ラウンジにはいろいろな動物の剥製がかけられていて、暖炉には夕方になると火が入ります。 ピアノが置いてあり、行ったときはガーシュイン(曲名は思い出せません)を弾いている人がいました。 Many Glacier Hotelでもラウンジにピアノがありましたけれど、アメリカのリゾートホテルにはよくおいてあるんでしょうか?

本館のレストランで食事をしましたけれど、ガイドブックの紹介文でちょっと期待しすぎたカンジ。 レストランの雰囲気はいいんだけれど、テーブル担当のボーイが2日間ともイマイチでした。 この日のボーイはとにかくサービスが遅い。 日本人ツアーでよくあるような個室での食事ではなく、数人まとまったら空いているテーブルについてメニューから好きなものをオーダーします。 最初に席についたのに、他の人達はもう食事が終わって部屋に戻る頃、私達のテーブルはやっとデザートでした。 食事の量は、やはり日本人には多すぎるようです。 チキンのローストをオーダーしたのですが、お皿に腿肉が2つ載ってきたのにはびっくり。 それにたっぷりの付け合せ野菜。 これをこちらの人は全部たべてしまうんでしょうか? 残すのはもったいないのですが、とても食べきれないのです。 


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