2日目

9時集合。 朝食の前にまずお弁当作りです。 サンドイッチですけれど、パンは食パンかブラウンブレッド、具はハム、チーズが2種類、レタス、たまねぎ、トマト、ピクルス、好みでマスタードとマヨネーズ。 いまからはさんでしまうとべちゃっとしてしまうのでパンと具と別々に分けておきます。 他にはバナナ、クッキー、ジュース、お水。 用意ができたら出発。 モーテルでは食事ができないので、公園入り口付近にあるレストランで食事です。 時間がかかるけど、一般的なツアーと違ってメニューから選べるのが楽しいです。 プルーンのジュースがあったので飲んでみました。 見かけは敬遠しちゃいそうなすごい色でしたけれど、味は○。 牛乳は濃い味だったそうです。 大きくカットしたハムが美味しかったです。 

Going-to-the-Sun-Roadは大型バスは通れません。 そのため今回のツアーはバン2台に分乗して移動します。 スティーブ先生と仕事仲間のゲーリーさんがドライバー。 乗車中の先生の説明はトランシーバーでききます。 添乗員さんがはゲーリーさんの車に、現地アシスタントのマキさんが先生の車に、私達は日替わりで乗る車を交替。 ゲーリーさんはツアー会社を経営しているそうで、釣りが専門。 アルコール好きはうなずけるけれど、外見より繊細、見せていただいた手作りの小冊子は手が込んでいました。

今日は足ならしで、Avalanche Lakeへのハイキング。  Lake Mcdonald沿いに行きますが、途中景色のいいところで降りて自己紹介。 湖水はきれいですが、魚はほとんどいないそうです。

初めはTrail of the Ceders Nature Trail。 ここは車イスでも回れるようになっています。 樹齢600〜800年くらいのred cederが主の森で、歩いていると心地よかったです。 Avalanche Gorgeに行くと、ちょうど光がはいっていて、水が輝いてきれいでした。 ここから湖まで、ほとんど森の中を歩くコースで登り下りの連続。 森のあちこちでQueen's Cupの白い花をみることができます。 今年は例年以上に蒸し暑いそうで、汗びっしょりになりました。 足ならしといっても旅行前に体調をくずしていた私には登りがきつかったです。

横道に入ると、突然視界が開けて湖に出ます。 「わーっ、きれい!」とみな感動。 湖畔で昼食です。 お弁当を食べているとリスたちが寄ってきます。 先生から、動物に食物を与えるのは禁止されているといわれているのでしらんぷりをしますが、それでも寄ってくるのは習性? 湖水は日光の加減でいろいろな色に見えます。 澄んだきれいな水ですけれど、うっかり飲んでしまうと、このあたりの湖水に棲むバクテリア(ジラリアとかいう名前だったと思います)のせいで後になって腹痛をおこすことがあるそうです。 帰国後腹痛をおこして、身に覚えがあったら病院で言うように、とのこと。 別の時に、湖水でりんごを洗った人がいて、先生が目ざとく見つけてミネラルウォーターで洗ってあげていました。

帰りは同じ道を戻ります。 駐車場でちょっと休憩。 ここで出てきたのが、麦茶と凍らせた苺。 ジュースと違い、さっぱりした麦茶はすっきりするし、苺はちょうど食べやすいかたさに戻っていて美味しかったです。 近くのベンチにうっかり腰をかけたらたいへんなことに。 まだ新しいベンチで、水滴と思って(よく考えたら水滴のわけないのに)かまわず座ったら、この暑さでヤニが出ていたようで、パンツについてしまいました。 若いくせに、やたら腰かけてはいけないということでしょうか。

一度モーテルに戻って休んだあと、食事の前にレストラン横のショップで買い物。 ここでで見つけたピーナッツバタークッキーにはまって、帰国後はソニープラザや輸入菓子の売り場に行くといつも探してしまいます。 夕食もメニューから好きなものを選ぶことができ、この近くでとれるホワイトフィッシュというお魚を頼みました。 出てきたのは軽い白身のお魚のムニエル、味が単調なので、お醤油をかけてしまいました(キッコーマンのお醤油をよくみかけましたけれど、日本のよりちょっと濃い感じがしました)。 外国には日本のような魚の塩焼きってないんでしょうか。 デザートはハックルベリー・アイスクリーム。 ハックルベリーはこの地方の特産品。 機会があれば、必ずこれを食べていました。 毎日歩き回ったわりに太ってしまったのはたぶんこのせい?


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