5日目(インビオ)

コテージの前に大きなマンゴーの木があります。 実が沢山ついているけれど残念ながらまだ青くて食べられません。収穫期はいつなんでしょう。 私がハチドリを観たがっていると今井先生がフリオさんに話してくれていたので、出発前に庭へ出てみました。 ハイビスカスとか花が咲いているので、気をつけていれば自分で見つけられるはずなのですが、どうも私はバードウォッチングには向かないようです。

昨日来たルートを空港まで戻ります。 川では、この日はモルフォチョウが1匹ヒラヒラ飛んできたり、ホエザルやノドジロオマキザルを近くでみることができました。 カラスはいないけれど、そのかわりにコンドルの仲間がいます。頭の赤いTurkey Vulture や灰色のBlack Vulture。 ロッジのキッチンの裏とか、道端でみましたけれど、やはり黒く大きい鳥は嫌いです。

パルマ・スールからサンホセへは飛行機で移動します。 定期便とチャーター機(定員20人くらいでしょうか、他の乗客もいて乗りきれないので)に分かれました。 この日は他にも数機チャーター機がきていました。 待合所の横にスターフルーツの木があって、パイロットが子供にチップを渡して実を獲らせていました。 いいなーって見ていたら、あとでその子が一枝とってくれました。 飾りが目的だからか、日本でだされるスターフルーツは青っぽくて味がなく美味しいと思ったことがありませんけれど、水道水で洗ってかじってみると、よく色づいたものにはほのかな甘さがありました。

下左はパルマ・スール空港近くのヤシ畑。 このあたりは食用ではなくパームオイル用です。 下右は途中で見た山。 森林率の上がっているコスタリカですけれど、このようなところもまだまだあります。

今日はINBioparque(生物多様性研究所)の見学です。 新しい施設で、まだ一部は整備中でした。 はじめに15分くらいのビデオ(英語ですが、画面をみていれば内容はまあ半分くらいはわかります)を見てから、ガイドといっしょに見学します。 ここを訪れるグループはそんなに多くないようで、この日はもうひとグループ(名札をみるとYale Universityとあったので専門家達でしょうか)だけでした。 私達のガイドはかわいい女性の方、英語での説明なので今日は朝田さんが通訳です。 ここではコスタリカの生態系のモデルを見ることができます。 Dry Forest, Central Valley Forest, Humid Forest, Lagoon というグループ分けで、実際にいろいろな植物を観ることができます。 リスとかナマケモノもはなされているそうです(ここでもナマケモノにフラレました)。 タランチュラ(大きいです)やヤドクガエルを飼育しているケースや、昆虫採取のための仕掛けの見本とかもコースの途中にあります。 トレイルの最後には展示室があり、コスタリカ各地のスライドが見れる部屋もありました。 ここにはレストランとギフトショップもあり、図鑑は重いので、地域別の動植物のチャートや民芸品などを買ってきました。

このあとはBrittoの売店とスーパーマーケットで買い物をして、初日と同じホテル−エラドゥーラにもどりました。 ホテルでするの?と驚きましたけれど, 何かの(たぶん建設機械)見本市がひらかれていて、ホテルは混んでいました。夕食時のワインのおかげか、この日はじめてぐっすり眠ることができました。 モーニングコールを頼んでおいてよかった(このホテルのモーニングコールはちゃんと人がかけてきます)。


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