3日目(マヌエル・アントニオ国立公園)

今日はまず、プンタレナスまで飛行機で移動。 雨期が近づいてきているからでしょうか、昨日から雨がしとしと降り続いています。 朝食後、6時半出発。 雨具をつけてボートで飛行場まで行きます。 早朝だからか、昨日以上にあちこちで水鳥を見ることができました。 ローカル空港だからか特に施設はなく、バス停の待合所みたいなものしか目にはいりませんでした。 こんなお天気だけど来ているかしらと思いながら行くと、2機ちゃんと待機していました。 チャーター機は待ち時間なく乗れるのでとても便利。 小型機に乗るのは初めてで、はじめはドキドキ、でも曇っていたわりにはゆれませんでした。 雲で下の様子が見れなかったのが残念でした。 中央の山地を越えて太平洋側に出ると、快晴。 見るからに乾燥した地域とわかります。 着陸態勢に入る前に、急旋回するけれど怖がらないでと丁寧に説明があり、さあ着陸と思ったら急に高度を上げるのでどうしたのかなと思ったら、滑走路に馬がいたようです。 この飛行場も滑走路のみのようで、馬も人も横断自由でした。

ここで森林政策研修コースの方達、ガイドのフリオさん、通訳の朝田さんと合流して、小型バスで移動します。 カラーラへ向う途中、タルコレス川にかかる橋の手前でバスから降り、橋上から川辺でひなたぼっこをしているワニ見物をしました。 私達が行ったときはもう一組ツアー客がいただけですが、人がいると気になるのが、だんだんその数が増えてきました。 でも、じっとしているワニはつまらない。 なぜ、ここがお昼寝スポットなんでしょう。

カラーラ国立公園は乾燥林と熱帯雨林両方の要素のまじったところだそうです。 ここを訪れたのはコンゴウインコが目的でしたけれど、お昼近いためか声が聴けただけでした(とってもかわいくない声です)。 トレイルを一週しましたけれど、ここはあまり収穫のないところでした(最後尾をゆっくり歩いていた方達は緑色のヘビを観れたそうです)。 キバラオオタイランチョウ(Great Kiskadee)はへんな鳥。 まわりに木がたくさんあるのに、駐車場の電柱に巣を作っています。 こういう所が好きだそうですが、では昔はどんなところに巣を作っていたんでしょう。 昼食は海辺のレストラン、そのあとマヌエル・アントニオ国立公園へ行きました。

夜眠れないからか、バスに乗るとすぐ眠くなってしまいます。 目をさますと辺りの様子が変わっていて、ヤシ畑が多くなってきました。 マヌエル・アントニオ国立公園へは、以前は川を歩いて渡って入たそうです(今は違います)。 ルートの突き当たりはビーチになっていて、水着姿の人が多かった理由がわかりました。 ここではAgouti、 リスザル(Squirrel Monkey)、 ノドジロオマキザル(White-faced Monkey)を観ることができました。 ナマケモノがいるはずとフリオさんがさがしていましたけれど、残念がらこの旅では初日にであっただけでした。 公園の閉園時間は4時と早いです。 でも、帰り際にサルに出会ってしまいかなり時間オーバー。 フリオさんは内心ヤキモキしていたでしょう。 カラーラは省くか、時間を短くしてここでゆっくりしたかったです。


<ピンボケしてますが、左がリスザル、右がノドジロオマキザルです>

この日の宿はケポスのKarahe、海沿いのホテルです。 暑い1日だったのでエアコンの効いた部屋が気持ち良く、横になったらつい寝入ってしまい、危うく夕食に遅れるところでした。 いつもはそうでもないけれど、今回のメンバーは集まりが早くて, 最後になることが多かったです。 ここで、マグロのお刺身がでてきたのは以外でした。 どうせなら生でなくてもいいからわさびが欲しかった。 ここはメインを肉か魚、選ぶことができました。 ぽん酢しょうゆを1パック持ってきている方がいて、これが食事の時はいつもひっぱりだこ。 味付けの物足りないものも、これがあればなんとか。 これからは私も海外へもっていこうと思いました。


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