3日目

I さんは動物好きの方。 早起きして写真を撮りに行きました。
私はノンビリ髪を洗ってから散歩の用意。 ふと窓から外をみると茶色いものがうろちょろ。
メガネをかけてよく見ると、ワラビーが数匹。 ティーツリーやマートルビーチの若葉をたべていました。

朝食はビュッフェ。 定番の卵料理、ベーコン、ハム、ソーセージのほかに、焼きトマトやマッシュルームがありました。
ヨーグルト、シリアル、パン、ペストリー、フルーツも色々。 健さんからすすめられたレザーウッドのハチミツはさわやかな
香りのハチミツでした。

今日はタブ湖サーキットのハイキング。
その前にビジターセンターによって、希望者はお花のガイドブック等を購入。
A Guide to Flowers & Plants of Tasmania という写真入りの図鑑を買いました。 
ほかにも、イラスト入りの地域、分類別の小冊子とかもありました。
展示物をさっとみてから、Pencil Pine Falls までのちょっとしたボードウォークを歩きました。

タブ湖までバスで移動。
途中から道の両側がもこもこしたボタングラスの湿原になります。 これからでるタンニンによって、
このあたりの川の水は赤茶けた色がついています(先日NHKでバサースト湾の赤い海の放送があったけれど、
この海水の色もボタングラスの影響だそう)。 ロッジにも説明書きがありましたけれど、朝一とか
使いはじめは水道水に色がついているのがよくわかります。

ダブ湖を時計回りに一週しますが、後半にちょっとした登りがある以外ほとんど平坦で、木道も中央にワイヤーの網を
はって滑りにくくしてあり、歩きやすいコースでした。 
ボタングラスの湿原、ユーカリが主の森、レインフォレストと変化のある景色の中、色々な植物を観ることができました。

主なものは

ボロニア2種
メラルーカ
モウセンゴケ2種 
クリスマスベル
ティーツリー
ピングマウンテンベリー
ワラタ
パンダニ
マートルビーチ
ファガス
ペンシルパイン
ワラタ

ロッジに戻り小休憩のあと、ロッジ周辺の散策に。
最初は King Billi Track。 
タスマニアで見た森は、日当りのいいカラッとしたユーカリの森かレインフォレスト(南、又は南東向きの斜面に見られる
そうです)が主。 
コースの最初はレインフォレスト内を歩きます。 ここで目に付いたのはマートルビーチに寄生するマートルオレンジ。 
オレンジ色の球状のものがいくつか固まりになって枝についています。
後半はコーラルファーンが主の開けた所やロープを使った遊具のある広場があり、コースの終点は私達のコテージの
横でした。



時間も早いしみんな元気だったのでそのまま Waterfalls Walk へ。 こちらもレインフォレストを歩くコースで、名前のとおり、
朝見たPencil Pine Falls と Knyvet Falls へのコースです。

戻ってからわかったんだけれど、5時からロッジでワインとチーズのテスティングとういプログラムがありました。
到着時にもらったロッジのパンフレットにしっかり載っていて、チェック不足を後悔。
いろいろなプログラムがあるので、個人旅行のかたは要チェック。

この日の夕食はビュッフェ。 前日はセッティングされてませんでしたけれど、翌日もあったから、ほぼ毎日あるんでしょうか。
おいしかったけれど、お料理の内容は記憶なし。
部屋に戻る途中、ウォンバットに遭遇。 道端の草をたべてましたけれど、ころころしてカワイイ。 でもシャイですぐに
逃げちゃう。 みんなで追いまわしちゃったからさぞ迷惑だったでしょうね。 カメラを持っていなかったのが残念。

10時から希望者のみで夜行性動物の観察会。 
ロッジにも同じプログラムがあり、9時半頃車で出かけていきました。 何処へいくんだろ。
私達はメインロッジ周辺を歩いてみました。 最初がワラビー、そしてウォンバット。タスマニアデビルを探してあちこち
まわりましたけれど、最後にメインロッジの裏で観る事ができました。 子供のデビルで、首の白いラインが鮮やか。
子供は警戒心が弱いから観るチャンスが多いそうです。 一番でてきそうなポッサムだけ出てきませんでした。
でも、これはあとで納得。
部屋に戻る途中、あるコテージの前に何かいるなと行ってみたら、ポッサムが5匹くらい。
餌をあげてはいけないいだけど、みんなパンをかじってました。 ここに集まっちゃってたんですね。

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