2日目

メルボルンで入国手続き。
入国審査はいとも簡単、質問もなく書類チェックだけ。 でもこのあとの検疫がたいへん。
該当品を持っていかなければいいのだけれど、ちょっとしたお菓子とかもっていきたいし。
旅行会社からも出発前、正直に申告をと念押しあり。 到着便が多い時は長蛇の列で、タイミング悪いと
1時間以上かかりそう。 途中、係員が書類チェックにきて、問題なさそうな人には申告なしの方へ行っていいと
さばいてました。 聞いてはいたけれど、私達のグループにもハイキングシューズについていた土を洗ってもらった方が
いました。 様子を見ていると、スーツケースを開けてもささっと見るだけで、何を基準にチェックしてるんだか?

約1時間のフライトでロンセストンへ。 
ガイドは千々石さん(旅行中は皆「健さん」とよばせていただきました)、ドライバーはジョンさん(口髭がみごと)。
ロンセストンはかわいらしい木造の家場多く、100年以上たっているものもあるようです。 
町は素通りして、近郊のカタラクト渓谷へ行き、散策路を一回り。 日曜日、快晴という事もあって
水遊びをしている子供達が多かったです。 
孔雀が放し飼いされてましたけれど、餌をくれる人には羽を広げてみせてたけれど、私達が近くに行くと
そっぽ向いて閉じてしまいました。 しっかりしてる。

このあと、壁絵で有名なシェフィールドで休憩してからクレイドルマウンテンロッジへ。
途中よく見かけたのがケシ畑。 花は白、もう種になっている畑が多かったけれど、これは医療用だそう。
クレイドルに近くなって、道路沿いによくみかけたのがティーツリ−とドーリーブッシュ(こちらは名前に自信なし。
健さんに確認するのを忘れた)。 白い花が固まりで咲いていてきれいでした。 そして今一番見頃なのが
マウンテンロケット。 白い花と赤い実と両方楽しめます。

5時過ぎにロッジ着。 メインロッジを中心にコテージが点在しています。
私のお部屋は33番、同じく一人参加の I さんと同室。 各部屋には番号のほかにお花とかタスマニアに因んだ
名前がつけられていて、私達は"Ossa"、タスマニア最高峰オサ山でした。
部屋のタイプはいくつかあるようですが、私達のグループが使用したのは、ダブルベッド1つと2段ベッドのお部屋。
説明会できいていた薪ストーブがありました。 スーツケースがくるまで、外に積んであった薪割りに挑戦したけれど、
斧が食い込むだけで、なかなか割れませんでした。 バスルームはシャワーのみだけれど、広く、ヒーターもあって
使いやすかったです。 欲をいえば、部屋に引出しのある整理タンスのようなものがあればいうことなし。
今回泊まったことろは全て湯沸しポット、インスタントコーヒー、ティーバック、そして冷蔵庫に牛乳(ココアやクッキーを
置いてある所もあり)が用意されていたけれど、オーストラリアではこれが普通なんでしょうか。 

ロッジの夕食は時間がかかります。 団体は苦手なのか、3コースで2時間半。
人手が足りないのか、何皿も同時にだすのがたいへんなのか、料理はおいしいのに、これでちょっと評価が下がります。
個人でいったらこんなにかからないんでしょうか。
前菜、メイン、デザート各3種あって、各自好きなものをオーダーします。 初日のメニューは

前菜
Cream of Celery and Pepper Berry Cheese Soup,
Six East Coast Oyster or
double Baked Ashgrove Farm Fetta Cheese Souffle

メイン
Grillede Eye Fillet of Spreyton Beef and Mushroom Ragout,
"Off the one" Roasted Spatchcock or
Crispy Potato Skinned Trevalla Fillet

デサート
Ginger Custard and Crisp Almond Wafers,
Warm Molten Chocolate Pudding or
Finest Tasmanian Cheese

暗くなるのは9時過ぎ、照明灯が点在しているけれど、懐中電灯があったほうが歩きやすいです。
持って来てない場合、ちょっと大きいけれど、ロッジにも置いてあります。

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