寛文6年(1666年)に大阪の町人、生白堂行風により編集された狂歌集たる「古今夷曲集」には沢庵和尚(江戸初期の禅僧)の名を冠した和歌も数多く収められています。仮託されたものかも知れません。禅の「無一物無尽蔵」が和歌に仕立てられています。