マサラ日記　　　　　previous«　　»next

１月３０日（火)　　　　　　　　　　　

　昼すぎ、紀尾井町の「オー・バカナル」にて知人の編集者と会食。
　昔、元祖「日本のカフェ」(最近の薄っぺらなやつではなく、本格的なフレンチ・カフェという意味)として原宿パレフランスにあったときには行ったが、移転後は入ったことがない。
　経営母体も変わったし大丈夫かとも思ったが杞憂。１，０００円以下のランチとしてはかなりのコストパフォーマンスだ。ふたりで、「やんばる島豚のロースト　シャルキィティエソース」「マトウタイのブレゼ　タプナードソース」をシェアしつつ、別に「カマンベールのオムレツ」も頼んだ。


　これはやんばる島豚のロースト。きちんと火は通っていて中はピンクの沖縄産豚自体はもちろん、ソースもおいしかった。

　ビストロスタイルの店でいい料理に出会うと、何だかとてもうれしい気分になるのは私だけか。

　この後、落合から高田馬場あたりを、とある商品のマーケティング・リサーチを兼ねてブラブラ。
　高田馬場でも早稲田大学のある方向とは逆だと、「鳥やす」以外ほとんど行かないのでけっこう新鮮な感じだ。
　吉祥寺の「ぶぶか」、光麺、中野の大勝軒などの各系列など有名ラーメン店がやたら多い。「坦々麺で東京一」などという看板を掲げる店もある。ホントにうまいのか？

　夜、昨日のアジャンタの砂肝マサラがおいしかったので、私も負けずに私の知る砂肝のマサラを作ってみた。


　私の方がグレービーが多い。味つけは南インドの「チキン・ペッパー・フライ」や「チキン・チリ」と呼ばれるメニューに近い。ポイントは砂肝は切らずにそのまま大きな塊で煮込むことか。
　ともあれ、おいしくできたのでバンザイ。

日記を書いているときのＢＧＭ：ザ・カルトの『ソニック・テンプル』(１９８９年)。