マサラ日記     previous«  »next

1月25日(木)           

 昨日の夜、トマト・パプを食べるときのこと。
 金芽米という日本米を炊いてみた(たしか荒川静香嬢が宣伝して有名になったヤツだ)。それも精米してから3ヶ月以上経過しているもの。去年10月の引越しのドサクサ時に買ったものの、封を切ってからろくに使わず、ほったらかしにしていたためのようだ。普段買わない2キロ袋で残りは1キロ程度。

 で、炊いてみたら、インド米的にパラリとした出来映え。日本米としてはどうかと思ったが、カレーにはこちらの方が合う。

 そのとき「さすが3ヶ月前の精米。インドのように古米並みの食感となったか(インドでは、新米より1年以上置いた古米が好まれる。水分調整ができてパラリと仕上がるからか?)」と考えたのだが、本日、米の袋を見て驚いた。金芽米は無洗米なのである。知らなかった。昨夜、私はシャカシャカと普通の日本米のようにといでしまった。だからパラリとしたのだ。

 無洗米をとぐとは我ながら格好悪い失敗だが、結果的になかなか面白い発見となった。カレーマニアは日本米でカレーを食べるとき、無洗米を買ってとげばいい。そうすればカレー向きのパラパラとしたご飯が出来上がる。

 昼、葉唐辛子の佃煮をロールパンにはさんだものを食べる。私には無理だ、この組み合わせ。

 夜、飯を食わずあれこれ用を足していたら、午後9時過ぎ。冷蔵庫にあった白菜を千切りにして梅酢を絡めたもの、ゆで卵を2つ、それに缶ビール(当然500ミリのロング缶)を一本つけて夕食とする。ゆで卵は塩ではなく、小豆島産本醸造醤油をかけて食べた。美味。

日記を書いているときのBGM:じゃがたら『それから』(1989年)。27日はじゃかたらのボーカル、江戸アケミ氏の命日だ。